もう萎れてしまったけれど
風は丘を越えて吹いている
丘を覆い尽くす向日葵は
風に吹かれていくらか首を傾げ
黄色い丸顔を撫ぜる風
道の下は荒れ地
昔昔その昔
そこは大きな畑 だった
広大な綿花畑 だった
コッ ...
キャベツむくとき
裏がわの水分があるでしょう
それをすくいとるように
いつも触れてくれた
あなた
晴れわたるほど影は濃く
それにかくれて口づけた
陽のもとでなく
影の落ちる場所に恋はあったね
頼りなげな黒い煙は
空に還ることもなく
密閉された風景の中へ
呆気なく取り込まれていった
昨日の端から一刀両断に
切り離された時空に
冬物の黒い服を着せ
ひたすら透明な汗をかいて ...
ハリーポッターを用意して
あなたはぼくとお話しした
つかれているから
ハリーポッターを用意して
つかれで応対できなくなるまで
あなたはぼくとお話しした
(崩落する車輪
から滲み出た
暗い空 が二つに
わかれ
水星の前輪と金星の後輪で
疾駆する 子盗りの
群れ)
お ...
{引用= ――Raymond Carverに}
男の頭を
少し傾けるとレイに
もう少し傾けるとアル中患者になる
注意深く
あなたは頭を傾ける
朝
...
ぼくたちは知らないうちに だれかの心をふんずけている
ふんずけられた人は たくさんの血がでて怒ってる
これだけ流れたら どれだけ辛いかわかっているのかと
そうだ あんなやつ殺してしまおうと
...
つめたい指で そっとすくって
両手の隙間から バイバイ
おばあちゃんのエプロン洗って
ごめんなさいって返しにいくの
でておいで 今日の太陽
あなただけが正しいのかもね
ここでの全てが終 ...
愛しているよ。
何度でも君に伝えたい。
有り触れたラブソングに
思いを馳せた。
初めて。
愛していると実感した。
愛していると伝えた。
愛されているのが判った。
愛なんて、空想 ...
カフェテラスの入口で
傘をパタパタしている
それは羽を休める鳥のよう
パタパタするのは
翼にあこがれているから?
風を感じてみたいから?
みんな
雨が降ると
パタパタしてい ...
10秒・・・・
20秒・・
25秒・
6、7、8・・
真行寺三級、9回目の考慮時間です
残り1分です
さあ、真行寺三級、持ち時間が
残すところあと1分になりました
終盤のかなり ...
夏はとつぜん、空から襲ってくる。
風がきらきらと光って、薄いガラス片の、トンボの羽が降ってくる。
少年のこころが奮いたった夏。
トンボを逐うことが、なぜあんなに歓喜だったのか。
細い竹の鞭 ...
僕らの時代は再び春の陽射しに芽吹いた大きな花びら
(ひらひら)と蝶々は飛びかい
星空をあの輝く太陽のように見つめていたんだね 。
それでも(根性)とか(努力)とか、涙を汗のように拭いな ...
私の場合 全ての軸は
楽しめるかどうかに有るんだけど、
こと朗読に於いては
本気で楽しめるようになってから
関東を離れるまでが早かったな、
と言う気がしているよ。
テンションに ...
自分を切り売りする年でもないと
4年前に言って
それから
ほんとうにそうなったら
いったい
どうすれば
ちきこに ひとかべ そそうのことせ
のにかむ つきはむ そこゆにこごせ
ちりきに ましらお にながし とねすに
つつるに なめよお さしとせ わにうな
ちきりん ちきりん なそひに お ...
...
ちきりん ちきりん 角踏み立つ身に
ちきりん ちきりん 指混む夜更けの
ツル草 仕留めた 雷様を
腕も 巻き持ち まだ眠る
残る 一房 渇かぬうちに
暇をとらせた 赤闇 小屋 身に
...
ささくれの知れた痛み。
今、あなたに構っている場合じゃないの。
もうすぐ石積みのポストマンが来るのだから。
(知れた痛みなのに、疼き始めるささくれ)
ちょっとばかり待ちなさいな。
事が済 ...
夜空をみると
ごめんねって言いたくなる
それは黒が諭すから
夜の空気に触れるとぜんぶ
さらけだしたくなる
それは月がみつめているから
自分は正しいと信じながら
間違ってると感じて ...
その日いつもなら
それぞれが
それぞれの場所で
夕飯を摂っている時間
私はおとこと向かい合って
注文したパスタとピザを待っていた
いつもより私はよくしゃべった
髪をきれいに固めた店員が
...
ぼくはいびきをかくらしい。
知らなかった。
なぜ、知らなかったかといえば、
ずっと、
ひとりで眠っていたから。
ふたりで眠ってみたら、
ぼくが、夜中に、
なんどもおしっこにいくの ...
蜘蛛の子のように飛び散った字で書いてあった
あなたという人のために書いてあった
ぼくの水色のバンのワイパーにはさまっていた、かみきれに、
ぴらろーん、んぴらろーんと、揺れていた、その ...
京都なあ
京都はなんかなあ
久しぶりのあいつらしい台詞
なつかしくて
すぐあたりまえになった
ひまわりばたけをぬけたさきに
りんごのきがあって
きのまわりをさんかいまわると
みぎてにりんごがおちている
ひまわりというゆめ
ひだりにひまわり
みぎてにりんご ...
内輪の模様に困ったのなら
うちわに手を通してみると良いです。
不意な質問はいりませんよ。
私、不意に立ち回るの得意ではないのです。
あぁ
はみ出してしまった余分なものなんて
いっそ ...
器から食み出した料理。
(注文をつけようとするあなた)
形が決まらないものを
私は好まない。
(控えめ、少食なあなた)
こんな量は、とても頂けません。
私の場合、小皿ひとつで十分で ...
吹き荒れる灰色の風
立ち上がれなくて何度も膝をついた
拳に食い込むのは砂の痛さじゃなくて君の悔しさ
俯かないで空を見上げて
嵐がいつか止むように
君の世界も光差す日が来るから ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
向日葵
アラガイs
携帯写真+...
2*
11/7/23 15:36
上を向いて歩く
……とある蛙
自由詩
8*
11/7/23 14:28
あなた
はるな
自由詩
3
11/7/23 14:01
快晴
〃
自由詩
4
11/7/23 13:56
モラトリアムの夏
nonya
自由詩
15*
11/7/23 13:38
ハリーポッターの用意
吉岡ペペロ
自由詩
0
11/7/23 12:07
野球の規則
DNA
自由詩
3
11/7/23 12:02
傾ける
草野春心
自由詩
6*
11/7/23 9:34
優しくありますように
麒麟
自由詩
2
11/7/23 8:55
天竜川
nick
自由詩
4*
11/7/23 8:53
あなたに。
とら
自由詩
0
11/7/23 7:48
傘
沢村 俊輔
自由詩
2
11/7/23 7:22
名人戦
花形新次
自由詩
3*
11/7/23 7:03
蜻蛉の空
yo-yo
自由詩
7*
11/7/23 6:20
通告
アラガイs
自由詩
1*
11/7/23 5:51
楽しめること
藤鈴呼
自由詩
2*
11/7/22 23:53
スカルミ リオーネ
6
自由詩
1
11/7/22 23:52
すず やみ
砂木
自由詩
5*
11/7/22 22:44
無料な訳が無い
TAT
短歌
1*
11/7/22 22:34
やみまどり
砂木
自由詩
7*
11/7/22 22:26
赤らみが引いた後で
yuugao
自由詩
0
11/7/22 22:11
夜に逃げる影
朧月
自由詩
3
11/7/22 21:24
上出来な夜
blue
自由詩
5*
11/7/22 21:05
ぼくはいびきをかくらしい
はだいろ
自由詩
8
11/7/22 20:49
さいなら
ズー
自由詩
3*
11/7/22 20:21
京都なあ
吉岡ペペロ
自由詩
2
11/7/22 20:15
ひまわりというゆめ
Seia
自由詩
4
11/7/22 20:04
肉付き御免!風さらい!いざ行かん!
yuugao
自由詩
1*
11/7/22 18:41
余白の内は
〃
自由詩
1*
11/7/22 18:40
空は晴
洞野いちる
自由詩
2*
11/7/22 17:56
3401
3402
3403
3404
3405
3406
3407
3408
3409
3410
3411
3412
3413
3414
3415
3416
3417
3418
3419
3420
3421
3422
3423
3424
3425
3426
3427
3428
3429
3430
3431
3432
3433
3434
3435
3436
3437
3438
3439
3440
3441
5.81sec.