喧騒から逃れて
唯 静謐な箱庭の中で
君は自由を求めて翔ぶのだろう
あらゆる時の定め
亡者の懇親
日々餓死餓死と
尿状に
伝えうる
神
あり
神束の山
日々紙
威嚇しようにも発疹
洗われ 降る 現れ
霰(あられ)のように欲情
浴心
信じら ...
哀しかった夏
八月もさいごの日
ぼくのこれからを示すように
ひとりぼっちだ
車のなかで夜
なん時間も過ごすようになって
もうどのくらいたつだろう
...
青い葉っぱが 嘆きを含み 涙を落とした
赤い葉っぱは 花と一緒に 慰めて
白い葉っぱが 初心に還れと 背を押した
滴たちが 黄色に 輝いた後
紫の夕日が落ちる
黒い世界に 支配される そ ...
孤独のナイフを
ふところに隠し
獲物を狙っている
血に飢えた男
信頼関係がない
誰も信じられない
怖くて仕方ない
安心できない。
敵を見つけるのが好きで
味方には目を向けない ...
見ないわけにはいかなかった。
人前に出て行くためには身だしなみを整えるのは最低限のマナーであったし、鼻の下のにきびがどうにもうっとうしくって、そういったものを確認しておくためにも、一日に何回かは ...
生きることが怖くなって
現実から逃げたら
暖かい太陽の下についた
ふっと思い出した
「おはよう」と声を掛けてくれる
私は「おはよう」と控えめに答える
天使は ...
さびれた町だけど、さ
コンビニ袋なんかを
シャリシャリいわせて
きみと歩いて、さ
きょうのことを
懐かしく思う日が
来るんだろうな、
って
真夏のくせに
...
それはきっと些細な事で
幾重にも続く過程の先に
変わらない未来だけがまざまざと在り続けるだけ
変化が在ったと云う妄想だけの私は耐えきれずに崩れる
それはきっと些細な事で
幾重 ...
テレビで野球中継を見ていると
ボールを渡される
九回裏ツーアウト・スリーボール・ツーストライク
最後の一球を投げるのがぼくの役目らしい
キャッチャーの構えたところに渾身の直球を投げ ...
いつも何もない
夕暮れを私は見ていた
私の心のどこかで
いつも この世の中は 空っぽだった
季節が過ぎた
長い この夜の中
ベッドの上で
私は 眠りに 落ちていく
そして ...
スタートラインにさえ立てない
そんな人生真っ只中
資格の一つもない 学歴もない
そんな人間でさあ 僕は
それでも僕は歌いたいことがあるんだ!
人は笑って聴くまいと耳をふさ ...
かゆい
ボタンがある
誰が押すんだと昨日まで思っていたのだが
すこしだけでも忘れさせてくれるのなら
かゆくてもいいかと思う
今は そう思う
それなら
その横のボタンのほう ...
小さい時から、人の背中に蛇口が見えた。
それは、僕が小学校に上がるか上がらないかぐらいの頃だったと思う。
その日はとても暑くて、公園で一日中友達と駆け回って遊んだ僕は、夕方、皆が帰ってしま ...
君はポロシャツを着ている
襟のところから三つボタンがあって
君は一番下しか留めていない
君はだぼっとしたジーンズを履いていて
その膨らみの中にまだ春を隠していた
もうすぐ夏も逃げ込んでく ...
記憶だけが眠る小高い丘
透明な壁の稜線をちぎれ雲は通りすぎて
M字と書けなかった夏
(突然)きみは荒れ地に姿をくらました
夕立は今も土底を洗い流して気ままに
と、とひと月と打ち消された ...
君は僕の流星群
流れて墜ちて
焼き尽くす
ギターを弾いている場合じゃないぜ
君は双子座流星群
こぼれる笑顔で
男を駄目にする
ダサいバイクもけっこう
汗臭いメットで
真夜 ...
好きなひとに
ぶしつけな手紙を
送りつけた
喜劇のような悲劇的予感
一線を踏み超えた僕に
僕の女神は微笑んでくれるだろうか
このことで
あのひととの関係が
気まずくなっても
後悔はし ...
一ヶ月と一週間が並べられていて
レジの横には揚げたての一昨日
握りしめた過去を払って
少しばかりの現在を手に入れた
耳から聞こえる一寸を繰り返して
片手じゃ足りない隙間を集めて
...
どうして
そんな簡単なことが
できないの?
と君は泣く
どうして
できないんだろう?
と私はおもう
相手を思いやって
言葉を選ぶ
口にする前に ...
亀の甲羅のまわり
走りまわる
杖を持って毛を生やして
ナイフがあれば誰かを殺せるだろう
そんな簡単じゃないって?
じゃ君にゃ無理さ
水の中にいる
呼吸を何かが守っている
周りの ...
少しだけ遠くにいるキミと
夜中にネットの雲の上
寝静まった部屋にキーの音
キミの声を思い出しながらメールを読む
同じもの見て感想言って
距離感ゼロ
...
できる
けどしない
あなたは
わたしに
なんでも
けど
しない
私はどう足掻いた所で
スッテンコロリン
女以外のなににもなれない。
生まれて死ぬまで哺乳類の
女とゆう生き物なのだ。
その女って生き物を時折ウザく
感じるときがある ...
皮膜だけで感知するヴァイブレィション、崩落する外壁の中に
差出人すらすでに忘れた封をされた手紙、ごらんよ
それはもう俺たちの知っている言葉とは変わってしまった
ただ真っ当な憧 ...
{画像=110831002002.jpg}
夜の
瑠璃色の涼気に
夏は
フゥとため息をつき
頬杖をついて
浅い眠りを眠る
薄青い羽虫は
闇の中を飛翔するであろう
夏の夜に
...
こっち
へ
おいで。
抱き
締めて
あげる。
無条件
で。
そのままで
いい。
何
にも
いらない。
沢山を
手放せば
いいよ。
抱き
締めて ...
マイナスのこころは 似たような レベェルのマイナスの心を
呼ぶのかな
そんな はずはない
マイナスのこころは 似たような レベェルのプラスの心を
呼びたがるはず
あの晴 ...
一陣の風に
吹き飛ばされて
舞い上がるよ
俺の人生
無常の豆腐の上の薬味みたいだなんて
君はわらう
藁のつとのなかで発酵する納豆のように
銀色の糸をひく人生もいいね
ぼくは ...
「昨年の父の日には
おやじと蛍を見に行きました。
丁度、一年後の同じ日に、このように
いなくなった、おやじの偲ぶ会を開いている
なんてことは、夢にも思っていませんでした」
伯父さんと叔母 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
butterfly.
れもん
自由詩
2*
11/8/31 22:57
煌めく露 some肌の直下
狩心
自由詩
0
11/8/31 21:58
哀夏
吉岡ペペロ
自由詩
4
11/8/31 21:39
もうひとカラー
藤鈴呼
自由詩
1*
11/8/31 21:07
孤独のナイフ
ペポパンプ
自由詩
6*
11/8/31 20:40
ホームステイ
北村 守通
散文(批評...
2
11/8/31 20:33
天使の羽
こころ
自由詩
1
11/8/31 20:30
星屑みたいな夜に
千波 一也
自由詩
4*
11/8/31 19:12
ミルフィーユ
徘徊メガネ
自由詩
2
11/8/31 18:52
さよなら中継
たもつ
自由詩
7
11/8/31 17:59
森の中から
番田
自由詩
2
11/8/31 17:31
゛再発見゛
yamada...
自由詩
0
11/8/31 17:20
ボタンを押したら
AB(なかほ...
自由詩
3
11/8/31 15:06
蛇口
ときこ
散文(批評...
4
11/8/31 14:30
ボタンを押したら
木屋 亞万
自由詩
5*
11/8/31 12:13
すべての記憶を失ったMなひといきのために… (序)
アラガイs
自由詩
2*
11/8/31 5:59
夏絵流星群
梅昆布茶
自由詩
1
11/8/31 5:25
好きなひと
ジム・プリマ...
自由詩
4*
11/8/31 4:14
光陰
Seia
自由詩
5
11/8/31 3:56
過ち
佐和
自由詩
4
11/8/31 3:52
スタブ・フォー・ファインデイ
竜門勇気
自由詩
0
11/8/31 3:26
つながりは雲の上
mac
自由詩
1
11/8/31 2:59
けど
はるな
自由詩
5*
11/8/31 2:38
スッテンコロリン
サワメ
自由詩
1
11/8/31 1:44
俺の一日にはずっと同じ形の染みが記されてゆく
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
11/8/31 1:18
夏の夜に
beebee
自由詩
17*
11/8/31 0:21
てのひら
もずず
自由詩
0
11/8/31 0:18
わたしが わたしで あるために
るるりら
自由詩
22*
11/8/31 0:17
愚かな蜘蛛の物語
梅昆布茶
自由詩
4
11/8/31 0:15
メメントモリ
麦穂の海
自由詩
6*
11/8/30 23:54
3401
3402
3403
3404
3405
3406
3407
3408
3409
3410
3411
3412
3413
3414
3415
3416
3417
3418
3419
3420
3421
3422
3423
3424
3425
3426
3427
3428
3429
3430
3431
3432
3433
3434
3435
3436
3437
3438
3439
3440
3441
4.78sec.