怒りの嵐がやみ
穏やかになる
笑顔に戻る
素足になる。
風呂の前に
足浴してから入る
全てを忘れ
全てを流す
君の嬉しそうな顔を
見ていると
元気になる
また明日もと ...
ブーブー
キャンキャン
コケコッコー
ニャー
カーカー
メーメー
ゴロスケホーホー
ホェーホェー
デッデポッポ
ワンワン
モーモー
メェェェ〜
入道雲の浮かぶ
背丈ほどもある草むらの
風の抜けていく
ふかみどりに、時折
沈むようになった鉄条網
(U地区)と
わたしが、そう
呼びつづけた街の住人
たちが、みなで立てた
鉄の ...
こんにちは。ちょっと前に現代ホラー50選なるものを独断と偏見で選んだんですけど、このたび土屋 怜さんから「この夏を乗り切る、ホラー10選とか、載せて下さったら、非常に嬉しいのですが…」というリクエスト ...
家計簿つけて、ため息ついて
数字とにらめっこ、にらめっこ
ああいやだ
世間のあれこれ素知らぬ顔で
きれいな言葉しか紡がない
詩人になりたいのに
いつの間にか口をついて出る
お財布 ...
潮
明るすぎる崖
やけに落ち着いた たたずまいで立つ
青すぎる空が 海の照り返しで
光が私に立ち上ってくる
憎悪 わたしの憎悪
おもいだせない
憎悪から ここまで ...
崖の下から海がひろがる。
寄せてくる波が、激しく岩に砕けている。
風に押し出されそうになって、岩場を踏ん張る足に力がはいる。
ぼくにはまだ、奈落に逆らう力が残っている。
それが生きる力であ ...
鎧を身に纏った老夫が戦場へ向かう
群集は彼を「英雄」と称えた
裸の将軍が陣地で決断を鈍らせる
群集は彼を「愚将」と非難した
裸の参謀は指揮権を奪うために策を考え込む
群集は彼を「泥棒」と蔑ん ...
街はコップの中にあった
人々は皆
銀色の言葉で話をしていた
消しゴムの形をした像が
中央広場に置かれていた
教訓めいたことが刻まれていた
僕は草色の列車に乗った
寒天の匂いが ...
僕の肉体は (フィーバー)
脂に覆われている (フィーバー)
どんな時だって (フィーバー)
冷房がないと
挫けちゃう男
フィーバーそうさ
僕らのヒーローさ
エアコン工事のおっちゃん ...
嫌い、
それは速い。
あっという間に届くから
いつも取りもどせないんだ
嫌い、
それはウサギ。
いじわるなウサギ。
好き、
それ ...
すうっと染みてくる
とても自然で
ひんやりとして
あたしの
脳細胞に
刻まれる
なめらかな言葉
遠くから
キラキラとした
あなたの姿を
見つめていたの
だんだ ...
セックスのあと
べたべたしたキスをくれる男よりも
冷えたビールを寄越す男のほうが好き
もしそれが
火傷しそうに香るコーヒーだったら
きっと愛してしまう
セックスの前に
愛を口にする男 ...
靴はかるくて
空は青色
人もまばらな
枯れた海辺で
飴玉がわりの太陽を
半分こして舐めながら
横切る不幸を指差して
かなしい色を
指にともして
柔らかい絵を
ふたりで描 ...
1
朝九時にニコライ堂を右手に見
下りる坂の街路樹は
銀杏のくせに輝く緑
2
靖国通が
花満開だなんて
だれが信じるものだろうか
でも事実なのだから
3
湿気の多いビル ...
昼寝する{ルビ鬼灯=ほおずき}の花風の色
雨蛙一輪咲いて縁に在る
悲しいね
だけど
いつか死ぬの
一人残らず
(肉体とか)衰えたように烈しく感じる季節ですね、今。
十七歳の夏はこのままわからないまま過ぎていくのかと思うけど、俺の夏なんて毎年こんなもんでした。去年なんて、今頃食中毒で入院だった気がする ...
都合のいいやつで甘んずる
そいつを俺は女王様と呼んでいる。
足の細さ
と、腰の細さ、
きをつけるのだよ
脱いだらたいていひどいんだ
足と、
ウエスト、
以外
けど ...
そのとき
歌うのをやめていた
いっせいに
目蓋も
胸に泡立つ
つたない血球も
もう歌うのをやめていた
きみが
心をこめて笑ったとき
...
かつてロンドンにおける講演会で、ステファン・マラルメは、フランスにおける詩の定型からの解放の始まりを、ふかい驚きをもって伝えていた。それから100年以上の時が過ぎ、日本においてさえ現在では、 ...
すぐ気づいても
遠ざかる距離が悲しくて
どこにあるって確信があった
なのに
その確信もプラスチックの虹玉のように
くしゃくしゃとしぼみ
ちっぽけな捨てられるガムみたいな
塊になってしまう ...
息を詰めろ
あしたは晴れますように
在るべき物を
在るべき所へ
ならば
死の匂いを求める俺の
在るべき所は何処だ
休みたい
狩の原理に委ねたい
在るべき物を
在るべき所 ...
ほんとうは日曜日が好きなのに
いざ日曜日になってしまうと
日曜日なんてあっという間に過ぎてしまうから
日曜ほど悲しい日はないと思う
それでみんなとりあえず土曜日が好きなんだけど
待ち ...
自動世界の歪みに落ち窪んで漏電
浮遊する未浄化のたましいたちが天井に残す曲線は
首吊り縄の正確な模写のようだ
水面の波紋のようないのちの明滅
電気仕掛けとおなじ ...
三角錐の収斂点が三つ
夜の底を穿ち
針の先が落ちて響く
音
□衝動
にきび 待機 わたし 廃棄 さすが 宇宙 ほんと コロしたい
ときに 衝動 レモン 齧る ムシが 居たら あっさり 死にたい
ウソを つかず 生活し ていると あなた ...
私が見ている風景は
きっとここには無いのかもしれない
そして ぼんやりと時の中を流れていく
流れる風景を 私は見た
鳥が鳴いている
遥か彼方に見えてきた 風景の中で
私 ...
雑誌の記事を鵜呑みにして
夏を代名詞する都道府県を
アバンチュールの篩いにかける。
クーラーを27℃辺りに設定し
冷気をどうにか扇風機で拡げて
缶と鳴るビールがごきゅごきゅと
食道を通 ...
点鼻薬 実は怖いぞ 副作用
バイナス錠 飲んだはいいけど 効き目なし
ティッシュをね こう、先っぽ細めて 鼻の奥
一日で ティッシュ一箱 思春期か
知ってるよ やることなすこと 逆効果
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
嵐がおさまり
ペポパンプ
自由詩
3*
11/6/28 23:55
ワンワン
〃
自由詩
1*
11/6/28 23:55
(U地区)の青
ズー
自由詩
6*
11/6/28 23:29
現代ホラー映画 2011年 夏の10選
古月
散文(批評...
10*
11/6/28 23:05
梅雨の晴れ間は
うめバア
自由詩
4
11/6/28 22:49
潮
るるりら
自由詩
9*
11/6/28 21:13
崖
yo-yo
自由詩
3*
11/6/28 20:54
亡国
うたたね
自由詩
0*
11/6/28 19:47
憧憬
たもつ
自由詩
6
11/6/28 19:23
熱中時代 熱中症篇
花形新次
自由詩
4*
11/6/28 18:39
ウサギとカメ
草野春心
自由詩
1*
11/6/28 18:34
好きな人の言葉って
森の猫
自由詩
11*
11/6/28 16:34
愛とか
はるな
自由詩
5
11/6/28 16:00
空は青色
〃
自由詩
4
11/6/28 15:48
初夏の神田の六つの詩
……とある蛙
自由詩
13*
11/6/28 15:33
花と
こしごえ
俳句
2*
11/6/28 14:37
限りあるもの
れもん
自由詩
2
11/6/28 14:35
熱中症
榊 慧
散文(批評...
1
11/6/28 13:14
夏の日って。
〃
自由詩
2
11/6/28 12:47
休符
草野春心
自由詩
3*
11/6/28 12:33
雑感的に 1
るか
散文(批評...
3
11/6/28 9:23
忘れ物
真坂木
自由詩
6
11/6/28 7:58
淘汰
gy0.jp
自由詩
1
11/6/28 2:22
日曜日の切なさについて
シャドウ ウ...
自由詩
2*
11/6/28 2:02
邪魔にならないところに放っておいてくれ
ホロウ・シカ...
自由詩
5*
11/6/28 1:43
三角錐の収斂点
吉澤 未来
自由詩
1
11/6/28 1:14
衝動、抑えて、微笑、
c
自由詩
3*
11/6/28 1:13
私の出るときの中から
番田
自由詩
2
11/6/28 1:13
僕の夏
電灯虫
自由詩
4*
11/6/28 1:03
鼻づまり
只野亜峰
川柳
1
11/6/28 0:14
3412
3413
3414
3415
3416
3417
3418
3419
3420
3421
3422
3423
3424
3425
3426
3427
3428
3429
3430
3431
3432
3433
3434
3435
3436
3437
3438
3439
3440
3441
3442
3443
3444
3445
3446
3447
3448
3449
3450
3451
3452
4.9sec.