匂いで誰なのか解るから
目をつむってでも歩ける街中を
ふらつきながら皆で歩いて
出来損ないのボツコレが集まっては
それぞれに
それぞれに煙草を吸うから
誰がどいつだか
解らなくな ...
君に伝えたい事がある
君を失った私は
廃人だった
先月こんな私にも
遅い春が来ました
彼に君の笑顔が
大好きだと言われます
君が大好きだった
ハンバーグや
カレーを作って
あげました
等身大 ...
朽ち果てた 自分の体を支えながら 私は歩いた!
巨大な野球場が 河原の向こうに 見えてきた!
きっと ここは 訪れたことのない街だ!!
時の全ては あまりにも 速すぎたのだ!
私は ...
最初は誰もがただの雨だと思った
それは空の破片だった
乾いてひび割れて
ぱらぱらと空が
降ってきたのだ
空のすべてが落ちてくるかもしれない
どうやって己を守ろうか
頑丈の建物を作っ ...
いまは欲しくないのに
近づいてきて膨らんで
私はその中に はいって 忘れ物をする
いろんな言い方があるでしょう
いちばん鋭い牙をえらんで
分厚い本をつらぬいて
さくらさくらあおによ ...
負け犬は社会からはじき出されて
今日も部屋に籠って
「芸術」という免罪符を貼った
自慰行為に走る
そうやって世間に
ひそかに楯突くことしかできず
負けを認めずに空威張り
それが ...
うしろめたいなら嫌ってね
すきやなんて絶対言わんといて
ちょっとの電話もいらんから
無理して合わしたりせんといて
12年間なんて埋めれっこな ...
むんとたちこめる
空気の塊
固まりをほぐす
風のかざめき
きゅんとつきあげる
胸裡の高なり
耳鳴りをほどく
指のかぎさき
一筋の広大な
天空の川のように
星ぼしはかがや ...
君がいた あの夏の日
遠い日の記憶を
真夏の太陽が 揺らめき
目の前に浮かべる
蜃気楼
トーストを
やや焼き過ぎて償いに
少し厚めに
マーガリン塗る
...
マンデイ朝陽は来たか
チューズデイ雨か
...
たぶんなんか
手の甲に
くちづけをすると
罪があがなわれるという
話が
中世ヨーロッパ
あった
だから
毎日考えています
というと
きもちわるいといわれた
明日
貴方に
逢えなかった
昨日
貴方に
逢えるかな
さっき
貴方の夢を
見れるかも
きっと
貴方の夢を
見れた
矛盾が
溢れている
空想に
満ちている
...
高い高い空
目指してさ
羽ばたいていこうよ
遠い遠い空
忘れちゃいけない
どこまでも続いていること
私たちには翼はないけれど
一歩踏み出せば、
数センチ
確実に近づいている
...
1
わたしには
青空
きれいすぎると
青空の下
おもった
2
青空の下
かけまわるのが
好きだった あなた
3
青空に映える
あなたの翼を
青空の ...
背中が砂漠のように痒い
掻いた手を見ると
爪の間に砂が詰まっている
山高帽の男が笑いながら
建物の扉を閉める
短い一生の
一日がとても長い
フランス語でリフレインのことらしい。
花の名前かと想像していた。その花言葉が「終わりのない言葉」なのではないかと。
たしかに「反復」は世界の基本かもしれない。
『さよならの夏』 ...
視認性に欠ける水色は、ひたすら直進する境界線の色。どこかに背びれを伸ばすわたしに、そのどちらにも泳げない六番目のセンスがこみあげる。周期表(periodic table)の薄い領域。
いずれは呼 ...
鼓動はクリーンなアルペジオ
君の血管はエレキギターの弦、
錆び付いた弦。
テクニカルなエレクトロは君の装備
歪んだディレイは君の叫び
アンプラグドで君の声をきく
君は錆び付いた ...
真っ白な歯で
梨の実をかじるとあなたは
ゆっくりと透き通り
青空とひとつになった
僕のそばを
一人の子どもが駆け去ってゆく
おそろしくひたむ ...
あなた、どうか、軽蔑してくれるかな
できることってみんな違って
そういうことわかったように風をうけています
与えられたことには
過敏な反応をして
なにをもらっているのかわから ...
授業の出席率は1/3。
担当教師はむっつりはげ。
前の席では男の子2人
横の席のメガネ君に話かけまくる。
見るからにネクラでマジメ
なメガネ君は困った顔で ...
疲れいて午睡の妻の日焼けせし肌は日頃の伝道奉仕の
我妻よただ我妻よただ一人吾と共ゆき果つるまでもと
神に在り共に誓いて三十三年忘るまじその聖なる誓い
僕が死んだら
シフトに一つ穴が開くだけ
彼女は直ぐに別の男を見つけ
友達は一瞬で僕の事を忘れる
僕が死んだら
シフトに一つ穴が開くだけ
店長が頑張って一ヶ月だけ埋めて
その後は僕 ...
道を歩くと つい最近まで、卯の花や すいかづらの匂いがしていたけれど、季節は進み 香の蒸散するスピードも早くなり、このごろでは すっかり緑の陰ばかり探してしまいます。神社の石段下っていると 眼下に鳥居 ...
雨の朝 鳥の声
傘を持つ手 昇る色
影の奥を
巡る色
水に呼ばれ
振り返り 見つめる
風の上をすぎる風
こすれては撒く光
お という声に
動く紙の森
...
私たち二人 広い湖に
浮かべたカヌー
広くて広くて
向かう先など見えずに
ただひたすらに 進む
見えるのは過去
二人 築き上げた時間
遠 ...
草の実は、苦くて酸っぱい。
子供の頃から、虫は好きだった。
うつむく生活を続けていたら、とうとう草むらの中に、顔を突っ込んでしまった。
緑色の空気がいっぱいだ。これで虫になれるかもしれない。そう ...
およそバンドのネームヴァリューには似つかわしくないような
北の地の小さなライブハウスのスポットに照らされて
紡がれていく最後のグルーヴ
オーディエンスはただ確かな高揚感を胸に秘める
目の前 ...
気の毒だな
女にすっかり支配されちまって
本名も電話番号もとっくにバレちまって
お前のやる事は何でも戒められ
伸ばす枝葉を根こそぎ剪定するように
女のご機嫌を気にするあまりもう
自分のすべ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
十七歳の夏
長押 新
自由詩
1*
11/7/13 10:31
遅い春
ちゃんこ
自由詩
2
11/7/13 7:22
虹色が見えた日
番田
自由詩
3
11/7/13 2:23
杞憂
木屋 亞万
自由詩
6+*
11/7/13 1:35
ぜんぶ
nick
自由詩
0*
11/7/13 1:33
loser's song
れもん
自由詩
7
11/7/13 1:16
ロリコントローラー
サワメ
自由詩
2
11/7/13 0:25
七月
シホ.N
自由詩
2
11/7/12 23:57
無題
綾瀬たかし
自由詩
0
11/7/12 23:46
勿論フォークで貫けばイエローを垂らす目玉焼きとミルクを添えて
TAT
短歌
3*
11/7/12 23:01
チョコレート・ジーザス
〃
自由詩
2*
11/7/12 22:37
皿回しは失敗
6
自由詩
1
11/7/12 22:37
詩
りり
自由詩
2*
11/7/12 22:05
3,2,1...
涼深
自由詩
5
11/7/12 21:53
青空の下で(1/2/3)
73
自由詩
0
11/7/12 21:13
一日
たもつ
自由詩
5
11/7/12 21:02
明日の愛 それはルフラン
A-29
散文(批評...
1*
11/7/12 18:16
呼気の魚の棲む (生体反応の設計)
乾 加津也
自由詩
11*
11/7/12 17:35
たったひとつの協奏
01
自由詩
0
11/7/12 16:27
梨
草野春心
自由詩
2*
11/7/12 14:11
I love you. の
あぐり
自由詩
3
11/7/12 13:49
教室のなかみ
サワメ
自由詩
2
11/7/12 13:32
眠りいる妻をみて
生田 稔
短歌
2
11/7/12 13:29
サヨナラ
yamada...
自由詩
1
11/7/12 9:52
【批評祭遅刻作品】自分の体臭で書かれた詩
るるりら
自由詩
15+*
11/7/12 9:40
ひとつ 透る
木立 悟
自由詩
3
11/7/12 9:16
カヌー
一酸化炭素
自由詩
2
11/7/12 9:11
インセクトライフ
yo-yo
自由詩
8*
11/7/12 5:54
【気まぐれようつべ紀行FILE1】NUMBER GIRL/O ...
只野亜峰
自由詩
0
11/7/12 2:33
短髪とカーリー
フミタケ
自由詩
2*
11/7/12 2:23
3413
3414
3415
3416
3417
3418
3419
3420
3421
3422
3423
3424
3425
3426
3427
3428
3429
3430
3431
3432
3433
3434
3435
3436
3437
3438
3439
3440
3441
3442
3443
3444
3445
3446
3447
3448
3449
3450
3451
3452
3453
加筆訂正:
出したい手紙
/
佐和
[11/7/12 4:06]
修正しました
5.43sec.