私は一体何をしているのだろう?
私の見ているこの世界の中には何もないのだ!
出すべき 言葉の一つも 深い海の底で 忘れて
目をそこでいつまでも静かに閉じていたかった
一 ...
手繰る気配
目を瞑り
唯唯
手繰り寄せる
しっかりと立つ
じっと待つ
大声を出したくなる衝動は
小さなネズミに
くれてやる
走って転んでも
ふっと笑う
...
地平線にぼんやり見えるのが隣町
だだっ広い草原の上には
流れの早い雲
鳥が止まり木を探して飛んでいます
一軒だけ建った
大きな屋根の小さな家
花壇には草やら花やらが
ごっちゃにな ...
110712
紫外線防御を完璧にしなくてはなりませんから
フルカバーのバイクに乗って
夏の海に行ってみよう
2サイクルでも構わない
4サイ ...
得意げに作ったものが
ゴミだと
いわれなくても
おもったときは
どうなのか
最近つめたいのは
同棲しているから
反火力発電というのは
ピントがずれている
「俺は火が嫌いなんだ」
火力発電所は
どんな力によって動いているか
もちろん、火の精霊の力によってだ
八百年前 ...
言葉なんて話すんじゃなかった
言葉より優しいものがあること知っていたはずなのに
何故言葉から、そして何を求めるのだ
君よ
「わかっているだろ、の後に
君は忘れてしまったようだね。
...
青い星の表面の、いちばん青いあたりに
ただよっているたまゆら、
暑さのせいでだいぶひしゃげて
じくじく、いじけた音を出してる
真昼の夢がさめやらぬまま、
うとうと動いてごろごろ働いて、
...
愛してただの
此の世で一番だっ ...
コチドリが呼びに来るチチチこっちだよ
午前五時オオカナダモはまだつぼみ
新しく朝日に光る蜘蛛の糸
降交点目掛けて月が駆け下る
大気圏光学現象コンテスト
薄雲をものともせず ...
蜘蛛の仔を風に散らせよラプンツェル
ベレニケの髪の毛あふれて銀河かな
ラプンツェル オオミズアオの繭を編む
ラプンツェル オオミズアオの繭つむぐ
そよ風がそよ吹くたびにネムの花 ...
ここを
登りきれば
何年も
椅子に座って
ばかりで
運動なんて
これっぽっちも
してなかった
ふくらはぎが
太ももが
体全体が
思い返せば
大したことなかった
...
手をあげる
流しのシーソーが停まる
どちらまで行かれますか?
上まで
反対側に運転手が座る
到着する
料金を支払って降りる
いくつかの用事を済ませる
再びシーソーを拾う
...
出棺を待つ君は安らかな表情で
首筋にあるべき索状痕は目立たぬよう化粧を施され
凄惨な最期を遂げたようには見えなかった
呼びかければ目を覚ますのではとか
冗談が過ぎたかな
頭を掻きながら棺 ...
たばこ好きの女が
たばこ嫌いの人達に
よく言われる台詞
「生まれてくる子供に悪いよ」
そうか
そうだったのか
わたしの身体は未来の誰かの物でもあって
今こうしてだらだら生きている ...
燃え{ルビ滾=たぎ}る汽車が
青白い草原の海を駆け抜ける
焼き切れぬ想いを馳せた
米粒ほどの露の身を乗せ
今日も間引くことなく 汽車が走る
私達では この手で{ルビ掬=すく}えなく
...
俺達の言葉は
射程を持たぬ(山本太郎「行方不明の言葉」から)
詩は
言葉の意味が
無限定に使われて過ぎている。
しかし、
僕は詩を書く。仕事の合間
苦しみ楽しみある時は
...
ねえ、あなた
ワタシ
出会いの旅に出ます
ええ、わかっています
あなたがワタシを
好いていてくれてる事
なんでも分かってくれようと
熱心な所
これまでの御恩は忘れません
忘れ ...
仕事を終えて部屋に戻ると
ベッドの上に死人が載っかっていたのだが
その耳朶があまりに綺麗だったので
ぺりりと剥がして自分のと取り替えた
ワイングラスを揺 ...
すき?って聞くから
すきだからすきってゆう
うしろめたい気持ちの中に
ぐるぐるぐるぐる
きっと言葉が弾になって
私の頭を直撃し ...
夏、炎天下
デブ、はしる
すごい 勢いで
デブ、はしる
デブ、汗、噴き出る
すごい量の
デブ、汗、噴き出る
デブ、汗、飛び散らせる
通りすがりの人全部に
デブ、汗、飛び散 ...
放射線上に描かれた銀色に
夏の太陽が輝きを与える
人は高架線やトンネルの中に暗闇を求め
白と黒が相まって
ほら、ご覧
色が消えてゆくよ
この真昼
かいま見る
白日のさなかに
真夜中の闇
見てはならぬものを見て
見ぬふりをしたくなる
光の中に
あってはならないはずの
漆黒のかげ
光はあるのだ
たしかにあるのだ ...
扉のチェーンをかけなかった。
それが、せめてもの優しさだった。
燃えはじめていた曲線が
少しずつぶれ
カーブでころっと転倒した原付き
キョトンと路上に突っ伏して
ケラケラ笑っていられた
小遣い程度の稼ぎを握りしめて
水が欲しいと騒いでいた
夜 ...
世界が小さな球だとして
人間がその中を泳ぐ更に小さなピンボールだとして
さて、どうして毎日こんなにいがみあっている?
君には失う物がそんなにあるのか?
生まれた時は素っ裸だったというのに
...
ココハ 芝芝! 応答願います!!
ジジーッ・・・
ここは歯の間の聖なる矢
夜の嘘を見抱く
絶縁湿地帯美病!! 応答願います!!!
ジジーッ・・・
夕暮れの公園にて、
ひ ...
暗い街灯はくらいままシャッター商店街を抱え埋められた運河を踏みつけながらだましだましつづいていく沈みかけた灰色のこの街みたいに自分をだまし言い訳ばかりする口の動きと言葉の響きがずれる人々が低気圧と湿気 ...
実り多き夏を私は愛する。
むせかえる暑さに眠れない夜、透き通る藍色の空に浮かぶ五つの星にあなたの幸せを願う。
魂の繋がりを信じて。
夏に実ったものを私は愛する。
手に何も持っていなかった
何もないままに 私は 生きてきたのだ
そうして 歩いていた
遠い風景を目指して風の中を一人で歩いてきた
何のためだろう
わからないけれど 歩き続 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
私がまだ、18だった日
番田
自由詩
2
11/7/12 1:27
あ ネズミ
もずず
自由詩
0
11/7/12 1:17
たとえば
やや
自由詩
3*
11/7/12 0:33
マリーンスポーツ
あおば
自由詩
2*
11/7/12 0:31
冷たいのは同棲しているから
6
自由詩
2
11/7/12 0:09
反火力発電
馬野ミキ
自由詩
2
11/7/11 23:48
言葉なんて話すんじゃなかった。
吉澤 未来
自由詩
3
11/7/11 23:47
即興
あまね
自由詩
9
11/7/11 23:28
どうせ昔の女
TAT
自由詩
5*
11/7/11 21:46
ジュライシック公園
小池房枝
俳句
3*
11/7/11 21:39
みみず水無月
〃
俳句
2*
11/7/11 21:39
坂
りり
自由詩
3*
11/7/11 21:06
出張
たもつ
自由詩
3
11/7/11 20:46
饗宴のひと
恋月 ぴの
自由詩
23
11/7/11 19:04
煙に巻く
三原千尋
自由詩
10*
11/7/11 18:11
火の国へ
subaru...
自由詩
16*
11/7/11 17:59
現代詩人
……とある蛙
自由詩
8+*
11/7/11 17:08
出したい手紙
佐和
自由詩
7
11/7/11 17:02
死人
草野春心
自由詩
2
11/7/11 16:25
1826
サワメ
自由詩
2
11/7/11 13:33
さわやかな夏の日
花形新次
自由詩
8*
11/7/11 13:12
_
真坂木
自由詩
4*
11/7/11 13:12
狂気の冷徹
シホ.N
自由詩
5
11/7/11 12:55
葛藤
邦秋
自由詩
4*
11/7/11 12:42
十六歳の夏
長押 新
自由詩
1*
11/7/11 12:35
裸で
yamada...
自由詩
1
11/7/11 9:42
営利案 引き裂く。
狩心
自由詩
2*
11/7/11 7:19
あらゆる場所が不可思議であふれている
フミタケ
自由詩
3
11/7/11 2:59
震える魂。
ヒヤシンス
自由詩
2*
11/7/11 2:55
絵の帆船に漂って
番田
自由詩
4
11/7/11 1:13
3414
3415
3416
3417
3418
3419
3420
3421
3422
3423
3424
3425
3426
3427
3428
3429
3430
3431
3432
3433
3434
3435
3436
3437
3438
3439
3440
3441
3442
3443
3444
3445
3446
3447
3448
3449
3450
3451
3452
3453
3454
5.53sec.