午後にいきなり降りだした冷たい雨の中に
溶けて混じって落ちてくる、真理
言葉を操作することに飽いた人々は
不可視の世界に絶対の存在を求めようとする

ここで啓示、

空白を生きる ...
意味のない愛が煙の影のように揺れている
見捨てられた男が一人 三日月で首を吊る
それは深夜の美しい時を告げている
女は朝日をほおばる
手に入らないのならいらない

矛盾した
考えだった子どもの頃

どうしてそこまで強気で
いられたのだろう
なんにも持ってなかったせいかな

涙さえ敵におもえた
自分の瞳を叱ったり ...
夜な夜な
あなたが台所から
空のボウルを持ってきて
食卓に置いた
私を人差し指でさして
「空だ」と言う為に

白のテーブルクロスに
私を寝かせて
殴り始める
夜な夜な
ボウル ...
働きもしないのに
飯を食うのは卑しいだろうと
箸を持つことが出来ない
胃袋の中身が空であっても
そこには模倣する
数々の碑が立ち並ぶ
体ごと全部閉じ込めて
おくべきだったと今も念 ...
歩いている。
あてもなく歩いている。
すっからかんの着のみ着のままで
歩いている。

足下には星屑が輝き
頭上には異様に大きな月が
幾つものクレーターを見せて
垂れ下がっている。

...
陸のなかにもうとうと被して 毒の針が朱くなるのを待つ
ためつすがめつ 手を合わせ 祈りの中を 穴まで開け放て
岸下を刀を真っ赤にさら長く白くして
聴こえて来る、朝と夜の喧嘩のなき声 ためつすがめ ...
僕の中に何がいるのだろう 暖かな日が照らし冷たくなっていく両手の内側
耳元で金髪のおじさんが、とても切ない歌を零している
何もいらないとのぞんでいる。

僕はそれをみて 涙を垂らしながら知るの ...
あんたはもっと笑って、ないてほしい。 プリズムの
宝石が飛び出したの
のぞいてみて こころ
晴れの日は
青空と雲よりも
退屈そうな蛙と目が合うの

きいてみて こころ
雨に打たれたても
雷鳴と鳥達の慌だたしい羽音よりも
...
脳味噌に
プラスマイナス稲妻が
疾る感覚
理科準備室



































...
... 式もひととおり終わり
厳粛な空気も抜けて
片付け始められた斎場の一隅では
親戚連中がくつろいでおしゃべりしているところで
ちょうど叔母さんが
   うちのおじいさんがガンで死ん ...
いくつもの賭けをした

あの坂道を
はやくのぼりきった方が勝ちだ
瓶入りのコーラを賭けて

角の犬に吠えられたら負け
一杯の牛丼を賭けて

先に恋人のできたほうが勝ちね
きれい ...
ねえ

もうためらわずに

道路のまん中を歩こう
祝祭をかたどる歌が
背面にひろがる
真っ黒の水面に
跳ねる

雨を待つ暗がりの眼窩から
月がふたつ
とろり、
こぼれおちて
まぐわう男女の
たかまりゆく濃度に似た
風がとても ...
リモコンで
操作するきかいの中で
おどらされる主人公
ゲームといえども
そのせかいは枠の中
飛び出してしまえば
バグだと言われてしまい
不正物あつかい
リモコンで
操作するじぶんの中 ...
甘い蜜に沈んでゆく

背中から

腕を 脚を

包みこんで


ああ、

息ができない


温かくて

柔らかくて


まるで君の中みたい

...
優しいふりする馬鹿が多くて
もう、嫌んなる世代です

大事に守ってもすぐ破棄する
もう、嫌んなる世間です

吐き気がする
汚染してる
目眩がする
感染してる

強がれば弱くなる
...
安楽の地
安息の地
天空の青
夕陽の赤

純粋な心
正直な話
嘘はない
素朴な顔

もしもこの世に
言葉がなかったら
複雑な気持ちを
表現できないだろう
マイケルシェンカー
ジミーペイジ
デニスデヤング
ボンジョビ

ゲーリームーア
リッチーブラックモア
コージーパウエル
エディバンヘイレン

デビットカバーデル
サミー・ヘイガー ...
クルーシマイラブ
アイムOK
ユーアーOK
共に作ろうドラマを

明るい未来
暗い過去
楽しい毎日
苦しい時代

人間は物じゃない
心を持っている。
心を大切に
意志の確認を ...
人望の無い三成は
ピッケルで頭を殴られるなどして
脳を
挫傷して
しぬ

ころりと
ねこがめしのうえを
とびはねていったとき
そのめしが
毒にかわる
毒と
書いてあった

...
試験に
うかるためだといって
あごを
のばしている
おとこがいて
そいつは
あごに
栄養をためると
脳の
切れが
よくなると
しんじて
あごを

のばして
いたり
ちょ ...
何もかも捨てて
笑おうじゃないか
地獄の底からの笑いを
この世に響かせようではないか
人々の軽すぎる笑いを笑って
この世に地獄を打ち立てようではないか
その後で天国を夢見ようではないか
 
 
ビルの隣にビルが立っていた。
ひどく咳き込んでいた。
ビルは私に煙草を請うた。
煙草は吸わないのでその旨を告げた。
ビルの隣に建っているビルに入った。
壁の薄汚れたビルだった。
...
もう1回だけちゃんと生きてみよう

ちゃんともくそもあるもんか

雨浴びる白いあじさい

追い抜く黒いスクーター

誰かが今日も死んでいく

そのうち僕が死んでも

生きてても ...

たくさん降ってじとじとするから
梅雨はイヤだねって

けど雨
たくさん降って
こんな時がいちばん
紫陽花がキレイ

花に見えるのは
ホントは花じゃないんだよって
そんなの ...
「ショート」の意味も分からずに
スポンジとクリームに
苺のしっかりとした感触と
ジュっと感じる酸味も一緒に
一回に二個は味わうショートケーキ。
チョコケーキのほんのりした苦味も
少しば ...
歩き疲れ…
家に帰り…

小さな…
バスタブに
少しだけ…
水をはる…

バスタブの縁に
二人で腰をかけ

ジンジンする…
足を浸ける

パチャパチャ♪
パチャパチャ♪
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
覚醒する前にゆえ自由詩2*11/6/27 18:34
無情ぎよ自由詩011/6/27 17:59
手に入れたい世界朧月自由詩011/6/27 16:00
食卓に飾る花ズー自由詩3*11/6/27 15:30
少女でなく女長押 新自由詩4*11/6/27 13:10
月夜……とある蛙自由詩16*11/6/27 12:37
さら十二支蝶自由詩011/6/27 8:15
僕場自由詩011/6/27 7:44
自由詩011/6/27 7:29
こころまきび自由詩211/6/27 2:12
フェラの唄TAT短歌211/6/27 2:06
俺と出会うな自由詩5*11/6/27 1:43
とむらいの逸話シホ.N自由詩411/6/27 1:26
坂道はるな自由詩511/6/27 0:31
middle ofれもん自由詩4*11/6/27 0:15
にじみ出す夜あまね自由詩1511/6/27 0:10
せかいのせかい中川達矢自由詩2*11/6/27 0:00
独り一酸化炭素自由詩011/6/26 23:37
吐き気逆鱗社長自由詩111/6/26 23:03
瞳に映るものペポパンプ自由詩1*11/6/26 22:55
マジカル・ミステリー・ツアー自由詩2*11/6/26 22:55
ホップ・ステップ・ジャンプ自由詩1*11/6/26 22:55
人望の無い三成は6自由詩111/6/26 22:30
ルナール デ シャティヨン自由詩211/6/26 20:32
夢見yamada...自由詩011/6/26 20:15
ビルのことたもつ自由詩411/6/26 20:00
不細工三田九郎自由詩111/6/26 19:59
あじさいささやま ひ...自由詩4*11/6/26 19:16
洋菓子党宣言電灯虫自由詩6*11/6/26 16:55
♪パチャパチャ♪清風三日月自由詩211/6/26 15:53

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