ごくり、
わたしは
きみのたましいをなぞった朝に
虚無感と目が合った

アスファルトがおひさまで埋まり
おもむろに
手のひらでくしゃっとした夏を
あつくて溶けてしまうと言う言葉は
た ...
                   110714


単純な気候に憧れた猫の眼を考案して真空管ラジオに付けてみた
電源を入れるとみるみるうちに緑色に光り、選局する度に眩しそうに瞬く
これは ...
{画像=110715000430.jpg}


陽炎のゆれる炎の一日
草は夏の息をかみしめ
熱く重たい目蓋を降ろす
紅い夕日よ

それは陽炎のゆれる炎の一日の終わりの
時の流れの流 ...
あの子の態度が気に入らないから皆でハブりましょう
あの子は男子に媚売ってるから皆でハブりましょう
あなたがあの子をハブにしないならあなたもハブりましょう
みんなで仲良くやっていくためにあの子をハ ...
その家に入ると
今しがた誰かがいたかのように
明かりが灯されていて
食事までも用意されているのです
でもそこに
人は誰もいないのです

これは深い森で迷った果てに
たどり着くという
...
人ってきっとドロドロしてる
液体たっぷんが人なんだ
皮膚でささえていなくっちゃ
こぼれてみんな溺れてしまう

たいていそれはいやな言葉
いやな気持
キタナイ
引き金になって

アフ ...
痛む前からわかってる

夏の陽光(ひかり)は石つぶて

風呂に入ればシリシリと

明後日までは治らない


ふと気がつくと ペロリと剥ける

あの日の僕が落ちていく


よ ...
うすくれないの 浴衣のきみの
片手に提げた ちいさなふくろ
朱色のさかなが たゆたうなかに
夜空と揃いの花が咲く。

ピーヒョロピーヒョロ どっこど・こ・どん、か・か
ピーヒョロピーヒョロ ...
夏の朝は早く光に包まれる
草むらの緑に残る
小さな水滴
頭上では
木々も深い呼吸をしている


夜が明けたら急ぎ足で
太陽の光は強くなる
人々も駆け足で支度を始める
セミが鳴き始め ...
何度も目が覚めてぼやぼやした頭

着信を告げる点滅

張り付いた前髪

浮遊感

返信

落ちる意識

点滅

返信

ぴかぴか

かちかち

夢なのか
...
犬が死に
それに巣食った蟲も死に
絞めてやるから
































...
梅干の転がる先の卵焼き

群青の布引いて気持ちだけ海

雨の日の青菜は少しだけ薄味

のり弁の日はいつもよりいいお茶で

蓋をするときのひそかな緊張感
冷めた目で見つめるから
月が青くみえるのだろうか
ひんやりしてるね
の あなたの言葉に
どきっとしたのは

透き通ってしまったのかしらん

そんなわけはないと知りながら
胸元に触れて ...
あおぞら
とうめいな鍵盤に
ちいさな指 滑らせた
まじり気のない風に乗り
どこまでも飛んでゆく旋律
まるで あの夏の日差し、
みたいに
 
うすめたインク、
キングズブルーのかき氷
...
 
 
影を連れて出かける
ふとした拍子に
私と繋がっている唯一の
糸のようなものが切れて
影はどこかに飛んで行ってしまった
影の無い私は
午後三時くらいの腕時計を見る
 
 
  透明な空に
  透明な取っ手



  空を開けると草原があった
  草原を開けると発電所があった
  発電所を開けると僕があった
  僕を開けると藍色があった
  藍色 ...
捧げるほど
じゃない
いくつもの縁で絡み合ったこの地で
たまたま
出会ってしまって
今日は地球の重力がいくらか強い
だから
すこし伝えてみたい

月が見える
冷えた夏の夕刻に浮 ...
ひとり ただ唄っていた
どこのだれに 宛てるでもなく
きみに出会えたから
大切なこと、わかったの。

またね、って言えることが
どれほどまでに幸せなことか
わたし 今まで生きてきて
こ ...
火宅、忍土、穢土 

憂き世、苦界、六道界・・・

現し世を表す言葉の群れ
生きることはすなわち
耐え忍ぶこと



包丁を左手首に当てた時は
そんな言葉達も忘れていた
何も
...
「死にたきゃ死ねよ」と声がする

本当に死ねば哄笑が起こる

僕はそのことを知っている

それで僕はどうしようもない

僕は書斎にいて夢を描いている

夢の中で君は輝いている
リンネルを着たバイオリン弾きが

ゆったりとフォオクを取って月をうかべてゐます

ああ、

そうしてきょうも月が出て

そのぼんぼりのやうな薄明かりが

わたしとわたしのミニマリズ ...
寄る辺なく
君を想うことなかれ
寄る辺なく
君に恋することなかれ


朝露零れて
透いた柔肌の朝顔
吐息に揉まれし


けふ
文月小暑
忘れがたき
夕でるまでの


...
影の濃くなる季節には男物のシャツを着て立っていた君

アスファルトさえ色づいて騒がしいから両の耳ふさぎたくなる

日に一個積む諦めの白々しくかがやく三百六十個目
九橋街道六時半
本当のぼくを探して歩いた
自分探し六時半
ぼくは空っぽだっただったのだけれど
なんの問題もなく生きていた

九橋街道六時半前
空っぽを支えて限界がきた
自分探し前夜 ...
迷って生きてるって
聞いたよ
さっきと今は違うものだから
自分は一人なんだって
さっきの友達は今は違う人の友達
さっきの恋人は今は誰かの恋人
今がさっき過去はさっき
あさってしあさってや ...
草いきれ雲のむこうへあいさつを トラックを 黙々と 走る
「さぁ 練習しましょう」

先生の 声が 聞こえて
私達は 束になって 走る

犬の散歩をしている
通行人が 眺めたら
私達は 群れて居る

けれど
実 ...
毎日ぼくは、琵琶湖の水を飲んでいる。
といっても、湖水を掬って飲んでいるわけではない。
琵琶湖の水は、瀬田川から宇治川へ、そして淀川となって大阪湾に流れ込んでいる。その途中で取水され浄化されたもの ...
夢を 見たことがある…
きっと 言葉も 何も知らない…
あまりにも 遠い日…


サンディエゴの夕日が沈んでいった
子供だった頃に戻ること…
街を 流れていった…


あれはい ...
きちんと席について
氷をからkらと優越感に浸ったら
ブラッドオレンジの血液が
冷やかに夏を持ってきた

おじいさんとしりとりをはじめた
「    」 「  ×××  。」「     ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
強くなるみい自由詩411/7/15 0:32
窒素ガスあおば自由詩4*11/7/15 0:05
時の流れbeebee自由詩18*11/7/15 0:01
女子中学生のうた只野亜峰自由詩111/7/14 23:58
マヨヒガ三条麗菜自由詩3*11/7/14 23:45
ヒトのカラダ朧月自由詩411/7/14 23:15
日焼け加古川少年自由詩011/7/14 22:52
まつりうたaria28...自由詩311/7/14 21:53
朝露と夜のブルー自由詩111/7/14 21:51
熱帯夜るい自由詩011/7/14 21:48
凍てついた十番街TAT短歌211/7/14 21:44
弁当箱とはるな川柳511/7/14 21:23
青い月朧月自由詩111/7/14 21:00
ラストノートaria28...自由詩3*11/7/14 20:40
腕時計たもつ自由詩511/7/14 18:56
抽斗草野春心自由詩6*11/7/14 17:49
りょうかんな自由詩8*11/7/14 17:36
わかれのうたaria28...自由詩1*11/7/14 16:15
「自殺未遂」桐ヶ谷忍自由詩10*11/7/14 16:08
君はyamada...自由詩011/7/14 15:55
夜をよく眠る甲斐マイク自由詩2*11/7/14 14:26
七夕乱太郎自由詩14*11/7/14 14:01
もういないのにはるな短歌111/7/14 13:49
九橋街道六時半竜門勇気自由詩011/7/14 12:29
毒薬売りはそうして彼方に消えた自由詩011/7/14 12:10
草いきれこしごえ俳句2*11/7/14 10:18
トラック藤鈴呼自由詩1*11/7/14 9:25
水を飲むyo-yo自由詩6*11/7/14 6:31
イトーヨーカドーのベンチで生まれた詩番田 自由詩011/7/14 2:30
世界を、たべるc自由詩011/7/14 1:33

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