あなたではない、友達がいます。
そんな当たり前のことを口にすると、彼は手の平でわたしを見るかのようにそっと近づけて、近づけた手の平をそっと引っ込めました。誰でもそんなことを言われたら、さみしくな ...
だれよりも先に
世界がなくなって
ジミイチュウのバッグから
あたしのみじかい想い出があふれて
あたしの部屋を飾る一輪の花にもそのインクがにじんで、
あの様に
赤いの ...
蹴っ飛ばすには丁度良い間合いだと思うと
ふいにジェットバスが画で思い浮かんで我に返って
蹴っ飛ばすのは南無阿弥陀仏の意味を調べてからにしようと考えた
部屋を振り返ると
小日向さんのようだと ...
丸まるな
そこは加減式の地帯だ
まずは垂直に伸び、
ヒョー皮 削ぎ取り
棒人間になれ”!
天空への発火力”!
地下への念動力”1
同時に伸ばして”2
永遠の壁となれ”#
早ま ...
君が教えてくれた
僕はねじれていると
苦しそうに身をよじる
君の姿は
細いけど強いもじ
いっぽんのもじ
人はひとり苦しんで
ねじれてゆくうち
いっぽんのもじになり
想いを奏で ...
{引用= そこには、ひとつもない
うらがえしてみると
ふたつもある
ななめからみようとすると
たくさんのかげにはばまれて
くちをとじられる
...
ここから見えるのは 青
均等に延ばされた 青
浮き沈みする気持ちを
連ねて
本当は声が聞きたいなんて
浮かぶことなどない
青
最初から変わら ...
きょう、詩を投稿した。
もう、あとは何もない。空っぽ。空虚。おしまい。
そのたびに、もうあとは何も書けないと思う。今まではなんとかなった。だが、この先はなんともならないだろう。いつも、そう思う。
...
あなたの笑う顔には
不思議な海が広がって
水平線を目の前にした時のような
永遠がそこにはあったのです
(永遠なんて
信じていないくせに )
あなたの顔には永遠が広がって
わた ...
この部屋の中の事は僕にしか分からないだろう
どれくらい狭いか暗いか散らかっているか
君には分かるはずもないのに知りたがる
鍵穴から覗いているの気付いているんだよ
僕が鍵を掛けた理由など事実 ...
遠くの方を見ていた
疲れていた 私は
恋人がいるわけではなかった いないのに
この街をぼんやりと流れた
いつのまにか夢を見ていた
ああ 足りなかった 読みとることが
だけど ...
暇だったので詩でも書こうと思った
寝付けないのでなんとなくキーボードを叩いてみようと思った
なんとなく体が気だるいので興味の無いテニスの試合なんかをそのままテレビで流しながら
それだけでなん ...
わたしは、思い出す。
緑青色に変化する刹那に
わたしは、思い出す。
貴賎の値札を貼らないと不安な人々が
まだ陽気だったころ
西欧の文化道理の規範と日本とは別であったころ
学 ...
光は闇を奪おうとするね
本物の夜の明るさじゃないね
スイッチを切れば消えてしまう僕を隠して
闇は光を飾ろうとするね
明かりを常に中心に置くね
スイッチを入れて光ろうとする僕を ...
期待したいからメガネをかける
まるでよくはみえないメガネを
遠くの方だけみえればいい
できたら君の居場所以外を
手に取るようにみえるなんて
そんな恐ろしいことはいやだよ
真実なんて ...
今夜は、大好きなあなたのために、カプリッチオを・・・
同じ大学病院に、医師として二人で勤務するようになって六年目にやっと、妻と同じ日程で夏休みが取れ、家族旅行に出かけようとしていたその日、チャイ ...
ない
などの
ことばを
つらねて
ない ない ない ない ない ない ない ない ない
ない ない ない
といった場合
その中のいずれかは
地震(ない)
である
ことが
あったと ...
薔薇の花弁の道から
幼子は現われてくるのだ
父の一滴の涙と
母のうめき声のもとに
遠いはるかなところから
一つの言葉はやってくるのだ
父なるものの死と
母なるものの無のもとに
...
縦に裂く指のひとつの行方には夕暮れのみの魚よこたわる
一歩めで柱二歩めで廊下燃し三歩で天地の境またぎゆく
「まとも」とは何を指すのかわからずにここまでは ...
いくつもの風が過ぎた
いくつもの雨が過ぎた
いつ結んだ思い出だったろう?
僕の地平をゆく青い旅人に
君の塔に棲む白い少年が手を振る
日と月とがめぐる 星座がめぐる
幾重 ...
カレーにかびが
ういていたので
かきまわして食べた
わたしは
いったい
どのくらいのかびで
出来ているのだろう
ある日の授業で先生が言った
宇宙を暗唱してください
興奮したように
エントロピーやら引力やら
べらべらと捲くしたてた委員長は
廊下に立たされた
...
煤トレナイノ
頭皮ノ付着ヤ髪ノ付着
爪先ノ付着ヤ目尻ノ付着
アセルナ アセルナ
カビクサイ
煤ラ
変幻ノ
水平線カラ襲ッテキテハ
永イ年月ヲ
生キルコトニシタ
田螺ラノ角笛 ...
曇も空も
濁りの水色
髪も 笑みも
午後も 火も
うねり 夕方
浪と夕方
音を窓から放つ鍵
水色の ひとつの指
背骨 階段
背骨 階段
一瞬消えかけ ...
まるでマグマのようなほとばしる熱いエナジー
君の顔はおかしいよ
ぼくは三千回も笑ったよ
君の声はやわらかいよ
ぼくは体中の力が抜けてしまったよ
君の体は魅力的
ほっそりとしたラ ...
ゆるやかな光の中で
ただなんとなく、カーテンが揺れる
じめじめした空気の流れ
ただぼんやりと、部屋の隅を見つめる
ほら、ここにいるよって
あなたが笑った気がして
そっと「おはよ ...
シヨウスルとは
二つの矛盾した概念を
矛盾を抱えつつ
さらに高い段階に統一すること
らしい
例えば臆病な人間が時に無謀な行いをするのをキレるという
これは短絡しているので
臆病と ...
トラックが
女の子を後輪で
柔らかく轢いていくのを
交差点にいる
私たちは
あちこちにある
空のせいにしようと
縫うように歩くのだ
信号を見失って
瞬きを繰り返す
そのまま目を ...
ひんがしの のに かぎろいの たつみえて
かえりみずにバイクをふかす
かぎろいのみを まなこにうつし
はねのとけるも かえりみず
まっすぐな道で
気分上々 音鳴らせ
はらをふる ...
いうならば
生きるということは
世間に向かって眼を開き
自分の矮小さを自覚することだ
そうだ。だからみんなびっくりする
自分が本当に小さいことを
だから僕は酒を呑んで
へべれけに ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
木々の家々
長押 新
自由詩
4*
11/6/30 15:09
万年筆 あるいは かさなる造花
甲斐マイク
自由詩
0*
11/6/30 13:11
このやろー
村上 和
自由詩
3
11/6/30 12:51
のろし ホーリー乱数
狩心
自由詩
2*
11/6/30 11:41
ひとはねじれた線になって
朧月
自由詩
3
11/6/30 10:29
会話
山中 烏流
自由詩
3*
11/6/30 10:11
窓
一酸化炭素
自由詩
0
11/6/30 8:53
あとは何もない
yo-yo
自由詩
4*
11/6/30 7:51
ビル街に覗く水平線
c
自由詩
1*
11/6/30 2:43
鍵
1486 1...
自由詩
0
11/6/30 2:21
いつかの日
番田
自由詩
1
11/6/30 2:14
例えばこんなふうに
只野亜峰
自由詩
2
11/6/30 2:12
燐光
るるりら
自由詩
12+*
11/6/30 1:56
フィラメント
1486 1...
自由詩
1
11/6/30 1:50
懇願鏡
朧月
自由詩
1
11/6/29 22:55
ぼくの大好きなあなたのための狂想曲(カプリッチオ)
草野大悟
自由詩
1*
11/6/29 22:08
サンソン カルラスコ
6
自由詩
1
11/6/29 22:01
一つの言葉
シホ.N
自由詩
3+
11/6/29 21:09
水無月粒
木立 悟
短歌
2+
11/6/29 21:07
僕らの日々
塔野夏子
自由詩
7*
11/6/29 21:04
かび
はるな
自由詩
4
11/6/29 21:01
風
草野春心
自由詩
7*
11/6/29 18:40
煤トレナイノ (ご利用は計画的に)
乾 加津也
自由詩
6*
11/6/29 17:46
ひとり うつわ
木立 悟
自由詩
3
11/6/29 17:13
君への詩
黒髪
自由詩
2
11/6/29 16:51
消失
YuLia
自由詩
3
11/6/29 16:31
止揚する
シャドウ ウ...
自由詩
1
11/6/29 16:04
クラクション
長押 新
自由詩
2*
11/6/29 12:20
メダカリズム
ガマパックン
自由詩
2
11/6/29 11:53
僕たちはあまり難しい詩を書かなくともよいのではないか
……とある蛙
自由詩
6*
11/6/29 10:11
3411
3412
3413
3414
3415
3416
3417
3418
3419
3420
3421
3422
3423
3424
3425
3426
3427
3428
3429
3430
3431
3432
3433
3434
3435
3436
3437
3438
3439
3440
3441
3442
3443
3444
3445
3446
3447
3448
3449
3450
3451
4.86sec.