まっすぐに伸びた楡の根元に座って
視界に収まらない空を見ていた
眼球の限界―
やはり人間は限界のある生きものらしい
銀色の飛行機が頭上高くを過ぎる
遠ざかってゆく機影に憧 ...
顔に傷が出来たなら
部分仮面で隠さなければ。
抱える傷が広がったなら
部分仮面を大きくしましょう。
顔が傷しかなくなったなら
部分仮面はただの仮面。
仮面が自然になりすぎた ...
先週
友人の通夜のあと
これ幸いと
「フクシマ」
であれでしょう?部長
とかいって
一週間会社から
はやめの
「節電」夏休みをとって
で南米を
ヒッチハイクでう ...
自分とはぜんぜん似ていないものを あつめて暮らす 花とか夢とか
雨を赤く染めて、
山形から、小さな恋人たちがやってきた。
久しぶりに口づけをする。
いっときの、ほのかな甘み。
こんどは、いつ会えるかわからない。
小学校の校庭の、
熟して落ちていた、 ...
センチメートル、ミリメートル
なんでもいいから測りなさい
ああ神さま、仏さま
定規はうちに置いてきた
あたしは定規を忘れたの
あたしの隣の男の子
吾は戦国武将なり
いざセップクつかま ...
{引用= これはインド北部で採集されたというナンセンス詩の試訳です。定本には、David McCullough (1981) "The Complete Indian Folk Songs& ...
子宮の壁を誰が叩いているの?
子宮の涙がつたって
海へ戻る
子宮にわすれてきたわたし
少女のわたし
子どもができたら
わたしと一緒に産まれるだろうか
夜に産まれた ...
ちか道を知っているけどおしえない 君との時間が縮まるようで
はえ際に濡れるうぶ毛を ひそやかなものにたとえる ばれないように
百年が経てば僕たちも街も無くなることだし 遠まわりしよう
...
だってさ
バカだから
難しいことはわからないし
引き算は計算機ないとだめだめ
漢字が沢山だと新聞読みながら
うとうとしちゃう
バカだから
マンガやアニメは大好きだけど
小説やムズカシイ ...
色々な路地を巡り歩きながら街にいた
水色のジーンズを探しに出てはみたのはいいものの
過去に訪れたことのあるような 街の中にいた
それは 一体 何故だったのだろう
水色のジーンズを探 ...
「なつかしい」そう言うあなたの笑いじわ なつかしくないブログあるもの
天下分け目の天王山で行司がしたい 強気ごうまん弱気うじうじ
真っ暗の部屋より暗いものはなし 窓から見える灰色の夜
雪の上の戦争が生をふみつけにする
街路樹の影という影に湛えられた海が
カラスたちを痙攣させる
水晶は汗をかき
光は素早く分解される
青空めいた少年の白昼夢が
空気に曲線を描く
私は夏の淵 ...
活動しない雲は
たいてい灰色をしている
海の上に
面倒くさそうな
固形物が
存在する
白い犬
がそれを見ている
黒い少年
がそれを見ている
そんな淀みの中の
なんでも ...
あがきを止める
そして融け合い始める内と外
閉じた内は詰まっていく
開く外には主体がない
内と外の融合は
宇宙一体いだき込む
すべてのものは有るがまま
ひいてはすべて ...
誰からも相手にされない。
やはり私は勉強を一生涯する
運命にあるのか?
試験を受け、人の為に使いたい。
来年からは猛勉強します。
また人との関係を絶って
沢山資格をとります。
勉強す ...
朝を彩って間もない星たちが
一枚また一枚と
淡い光を重ねる空へ
微笑みながらゆっくりと溶けてゆく
あの頃は楽しかったねと
懐かしい唄で
結んだ小指ほどいたら
まだ始まったばかりの ...
風が吹けばゆれる
雨が降ればたたかれる
太陽に照らされれば微笑み返す
水が無ければ干からびる
役目が終われば終わりを待つ
命が尽きれば死んでいく
そんな"正しさ"と ...
好きといってもらうことすらできない
まっすぐな目で
否定された1月後に
そいつが
別の男と付き合って
ドライブする
公務員試験におちたらいいと思った
日が暮れる前に家に帰ろう
森の中で夜を迎えてしまったら
僕らはもう家をみつけられない
だれかここまで探しに来て
一滴の灯りを携えながら
気味が悪いほど空に
星が散らばっている
人間の ...
あのね
どうしたら 良いかって
ずっと 考えたんだ
頭だけは 何時も
近くに 有ったから
伸ばせる筈の
手だって
本当は こんな風に
好きな 文字を
打ち込んで
踊って ...
あの時
すれちがった知恵の輪
さすらいの風にふと
さよならって言おうとおもったけれどどうやらはじまりらしいね
ふとわらったよ
いつものように家の近くを散歩して
いつものようにため息をついて ...
光のカーテン
ハープの音
今ひとつ星が降る
美しい空
全てから解放され
全てが自由で
何も縛るものがない
好きなだけ好きな事
私をお許し下さい。
私も全て許します。
癒され ...
あ、義父さん
ハンカチを一枚お借りします
+ + +
初めて会うひとはわたしのすべてを見透かしたあとに
無学なバイトの若造が生活(いちにんまえ)を語るのかと息巻きながらも
そ ...
生徒はある日グレて
朝な夕なに
教師のところへ
暴れに来るの
教育委員会が心配するけれど
愛があるから大丈夫なの
体罰反対とさよならするのよ
ハゲの校長辞めろ ...
昔々のその昔
葛城山の頂(いただき)に
崩落しそうな崖を臨み
奇形な巨岩(おおいわ)に注連縄(しめなわ)が
その巨岩(おおいわ)のその上に
みずらに勾玉(まがたま)
直刀を佩(は)く 弥生 ...
黒い
八肢を載せた
白さが
恰も肌だ
呼ぶな、
呼ぶな。
肌は、
危うさの面だ
息を
潜らせ、
探ってい ...
誰も自分の事しか
考えていない。
人の為と書いて
偽りと読む。
人なんてどうでもよい。
自分の都合の悪い奴は消す。
都合のいい奴には嫌われる。
裏切りや嘲りに生きる。
なんて思 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
遠景
宮岡絵美
自由詩
5
11/7/10 11:13
飛び降りの仕組み
邦秋
自由詩
2*
11/7/10 10:17
「やっぱチョッパーっすね」
モリマサ公
自由詩
9
11/7/10 9:16
生活
はるな
短歌
6
11/7/10 8:41
小さな恋人たち
yo-yo
自由詩
3*
11/7/10 7:45
あたしは定規を忘れたの
K・フラグメ...
自由詩
3
11/7/10 7:07
とうがらしの数え歌
ああああ
自由詩
1
11/7/10 6:21
わすれもの
c
自由詩
1
11/7/10 2:29
ちか道
はるな
短歌
1
11/7/10 2:16
だって
こころゆくま...
自由詩
5*
11/7/10 2:08
恐怖を言葉に感じる
番田
自由詩
2
11/7/10 1:09
閲覧者A
kawaus...
短歌
1
11/7/10 0:20
ちょうどいい性格
〃
短歌
0
11/7/10 0:17
部屋
〃
短歌
1
11/7/10 0:16
夏
ぎよ
自由詩
3
11/7/9 21:53
コンクリィト製の堤防から見渡す故郷の印象
塩崎みあき
自由詩
8*
11/7/9 21:53
生きる勘
シホ.N
自由詩
2
11/7/9 21:38
私の恋人〜それは勉強〜
ペポパンプ
自由詩
4*
11/7/9 21:37
7月8日 夜明け
村上 和
自由詩
3
11/7/9 20:57
_
戒途
自由詩
1
11/7/9 20:37
グリム グリモア
6
自由詩
1
11/7/9 19:42
停電の夜に
木屋 亞万
自由詩
1*
11/7/9 16:42
あのね
藤鈴呼
自由詩
4*
11/7/9 15:30
メモリーズ
たそがれ龍生
自由詩
4
11/7/9 15:27
夢と希望とファンタジー
ペポパンプ
自由詩
1*
11/7/9 15:06
ハンカチ
乾 加津也
自由詩
20*
11/7/9 15:05
生徒の鼻折れ
花形新次
自由詩
1
11/7/9 14:38
一言主2
……とある蛙
自由詩
6
11/7/9 14:28
蜘蛛
草野春心
自由詩
0
11/7/9 12:05
幸せは...
ペポパンプ
自由詩
3*
11/7/9 11:51
3400
3401
3402
3403
3404
3405
3406
3407
3408
3409
3410
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3412
3413
3414
3415
3416
3417
3418
3419
3420
3421
3422
3423
3424
3425
3426
3427
3428
3429
3430
3431
3432
3433
3434
3435
3436
3437
3438
3439
3440
加筆訂正:
一言主2
/
……とある蛙
[11/7/10 8:43]
くがたま→まがたま 明らかな誤りなので訂正します。
4.36sec.