冬は冬に臥せ
川を見る
灰のうしろ足に咲く
花を見る


滴を追いかける
滴の靴
一閃の
緑の爪


光は光を踏みしめる
氷の上に燃える青
海へ海へむかう道 ...
招ばれていないのに
招ばれているのなら
指を二本咬む


招ばれているほうの
指を二本咬む
ノスタルジーでふるさとの家に「帰る」

リハビリで転居した庭園に「還る」

だったら・・・・・・     
    ほんとに「帰」「還」する
    
      ところは どこなのよ
...
俺はもう一生

ひとにかわいいなんて言わない

光よ、

たのむから返事をしてくれよ


脳をだまして

こころを騒がす

光よ、おまえは脳をだますのか

こころを騒がせるのか


俺はもう一生

ひ ...
テキトーなことを言って

ごまかしているつもりになっているのだろうか

そういうひとを叩きつぶすために

数年まえまでのオレは生きていた

今は

今は煤けたおっさんになった今は

テキトーなことを言 ...
前に進むのに

どうしたらいいのかわからない

前に進むのに

おまえがあたりまえにいてくれた

前に進むのに

どこへゆけばわからなくなった


はしごを外された訳ではない ...
さびれた屋上の遊園地では
もう二度と動かないパンダの乗り物が
片隅に追いやられていた

大きな看板が目の前に見える
さっきまで雨が降っていた

空がどんどん黒くなっていく
インクを塗り ...
アー族 

1980年代に忽然と姿を消した、アマゾン奥地(ブラジル北西部)の未開部族。
1984年、接触を図って来たフランスの人類学者と現地通訳(隣接部族)の惨殺遺体
が集落跡で発見されて以来 ...
6月の中旬

いつもと感じが違うメールがあった

いつもだったら

<いまおきた>だったのが

<いまおきましたよ>だった

ぼくは勝手にひどく傷ついて

それから

<〜 ...
ちか頃では
傷ついたほうが
えらいので

みんなずたずた

わたしは
Tシャツに
「まんこ野郎」

プリントして

まちをあるく
  

  黄金の季節
  老夫婦が小屋の中で
  夕餉をはさんで向かい合っている
  アイリーン
  それはハリケーンの名
  土間には
  几帳面に並べられた
  いくつかの古い ...
吸いこんだ空気が必ず吐きだされるように

求めたものは何れ使い果たされ 遠ざかる

それが雨上がりの澄んだ森の空気でも

君もそうなのでしょうか

二人の関係とは

空気を吐くまい ...
泣いてもいいから

どうか
自分を傷つけないで



わからなくても
いいから

わかろうと
しなくてもいいから

どうか
しあわせに



 すべてが見え ...
悲しみは蒸発する。
悲しみは乾いた空気に弱い。
悲しみは降る。
雨のように。
雪のように。
悲しみは太陽で乾く。
そして空気の中に溶け込む。
悲しみは降る。
水が繰り返し降るように ...
紫の残暑が湧き出る。コンクリートの硬質を嘲笑うように。明るいところとそうでないところをたがいちがいに踏みつけながらきのう見たテレビを思い出している。
それはせみの羽化の映像で、ナレーションは ...
もうずっと充たされないだろう

ひとのしあわせは願えても

ひとのしあわせは喜べないだろう

もうずっと

充たされることはないのだから


こころから

愛しあっていた
...
言葉から心根を理解出来ているとはかぎらない

君はまるでオウム

チャーチルのと同じ様に長生きするんだろうな
 
いつの間にか
消えていた


もうずっと
言葉を失くしていた


大事なものが
人ごみにのまれていた


ぎこちない優しさが
哀しみになった





そ ...
 
 
縄跳び遊びをしていると
友だちの山村さんがやってきて
それ、ヘビだよ、と
声をあげて笑う
よく見るとわたしの握っているのは
ヘビの頭と尻尾
地面に何度も打ちつけられたヘビは
...
彼女と一緒にココスへ行ったよ
入ってすぐにレジ前の玩具がちょっと欲しくなったけど言えなかった
特にこれだという物は見当たらなかったけれど玩具を買ってもらいたかった
ランチにチーズハンバーグとライ ...
晩夏の空に
立つ雲は
白さと翳り
あわせもつ

晩夏の風の
吹く川は
渦巻きうねり
流れゆく

空も雲も
風も川も
うたう挽歌に
色そえる

光も陰も
宙も時も
...
それは遠い遠い記憶
石に刻まれた古代の物語

混沌とエントロピーが宇宙のホメオスタシスとせめぎあっていたころ

僕たちは小さな種子のなかのさらに小さな生命だった

星の海の波打ち際には浮 ...
恋する君よ
浮世の花よ
世は沈んでも
君は咲く


******

恋する君よ
浮世の花よ
泥より咲ける
蓮の花
(猫)
  おれが歩き始めた港町
 鴎が去って、鴉だけがうようよいる
 古臭い歌しか唄わない詩人たちが
 古臭いことこそ正しいことだと
 言わんばかりにおれたちの居場所で寛いでいやがる。
...
不安はあるで!
迷いもあれば…
戸惑いも隠せへん!

良いイメージだけでは
居られへんよ!

新しい一歩を…
踏み出すって…
大変やもん!

だけどね…

だからこそ
頑張 ...
不安はあるで!
迷いもあれば…
戸惑いも隠せへん!

良いイメージだけでは
居られへんよ!

新しい一歩を…
踏み出すって…
大変やもん!

だけどね…

だからこそ
頑張 ...
失ったものはあまりにも大きい
そう 俺は気づいていた
ニューヨークの薄暗い地下鉄にもたれながら
いつも 俺は 思っていた
きっと帰るべき場所があったはずだった
終わりのない連日の度重なる ...
 狩りを楽しむテレビゲームの、獲物の部位を剥ぐ仕草を見て『怖い』と君は言う。
君の感覚は正しい。
君は優しい人だ。

 だけど狩人(わたし)を蔑ずんだ目で扱き下ろすのは、止めてくれないか。ホン ...
この志の先には果てしない距離があり
今の自分にはとても超えることは出来ないということを
僕は知っている。
馬鹿なことだと誰もが指差して嘲笑する
誰もが言う
そんなことが出来るわけがない
今 ...
光の速度より速く走ると
きっと「宇宙」が見えてくるのだろう
その中で時を巡る輪が輝き出し
人々の信仰は輪廻となるのだ
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
ノート(紙ひるがえる紙)木立 悟自由詩511/8/30 22:58
ノート(48Y.8・30)自由詩211/8/30 22:56
時のまどろみ⑦信天翁自由詩111/8/30 22:29
さわがしい夕陽吉岡ペペロ携帯写真+...311/8/30 22:28
今は今携帯写真+...111/8/30 22:12
わからない自由詩011/8/30 22:04
黒い空チアーヌ自由詩811/8/30 21:59
[a:]salco散文(批評...3*11/8/30 21:29
ぼくはあなたをうしなっている吉岡ペペロ自由詩311/8/30 20:53
まちをあるくはるな自由詩811/8/30 20:32
ハリケーン草野春心自由詩211/8/30 20:27
呼吸甲斐シンイチ自由詩011/8/30 19:51
泣いてもいいから千波 一也自由詩3*11/8/30 19:47
悲しみの行方長押 新自由詩1*11/8/30 19:34
蝉は二度死ぬはるな散文(批評...2*11/8/30 19:30
こころ吉岡ペペロ自由詩111/8/30 19:08
理解力徘徊メガネ自由詩111/8/30 18:24
幸福論COCO自由詩211/8/30 18:09
迷子たもつ自由詩511/8/30 18:05
音楽が欲しい光井 新自由詩011/8/30 17:14
晩夏シホ.N自由詩111/8/30 17:12
星のコンサート梅昆布茶自由詩311/8/30 16:50
都都逸? 1ガマパックン伝統定型各...111/8/30 16:44
野良猫その4……とある蛙自由詩611/8/30 14:47
スタート清風三日月自由詩011/8/30 14:37
自由詩111/8/30 14:37
東京を離れて番田 自由詩211/8/30 14:19
常識人の君へ、逸脱者の私より。相差 遠波散文(批評...2*11/8/30 12:03
野望へジム・プリマ...自由詩2*11/8/30 12:00
輪廻yamada...自由詩111/8/30 11:23

Home 戻る 最新へ 次へ
3333 3334 3335 3336 3337 3338 3339 3340 3341 3342 3343 3344 3345 3346 3347 3348 3349 3350 3351 3352 3353 3354 3355 3356 3357 3358 3359 3360 3361 3362 3363 3364 3365 3366 3367 3368 3369 3370 3371 3372 3373 
4.34sec.