遊園地に「回転しない木馬」があった
妻と娘が乗り
僕が写真を撮ることになった
バーにおつかまりください
というアナウンスの後にブザーが鳴り
回転しない木馬が
回転し始めなかっ ...
緑色多いパステルアートには黄昏時の光が刺さる

平凡な時間はただの飾り物溶けて無くなる夢は哀しい

物事を風に例えて遊びたいオリジナリティ追求したい

飛び跳ねて喜ぶ僕はまだ子供好きな ...
争って潜り込もうとしたものか
互いに庇いあった末にか


何気なく陽向に出した水槽に
重なって死ぬ鈴虫の山
ありがとう

ありがとう

散らばったお米を一か所に集める

花弁をお米に見立てて菊という文字にはそんな意味がある

そして菊の花言葉は高潔、清浄、真の愛だ

散らばってしまった愛 ...
君が押し花してくれた
葉もつけてくれた
すぐに覚えられた

これを見ると
君を思い出す。
結婚を諦めた
そう言った君を
思い出す。

君は入院してしまった。
家族はバラバラになり ...
師匠はニャンダフル
頭が働かない
理解できない
強く言えない。

まー諦めるしかない
それの方がいいかも
評価してくれる。
味方をしてくれる。

しょうがないけど
もどかしい。
...
空を見上げると
晴れだった。
何も心配する事は
なかった。

もっともてる男に
産まれれば
もっと楽しかった
はずだと思った。

のろけると男は皆
逃げてゆく
そんな年なのか
...
  ぽっかりと口をあけて
  君はねむっている
  愛さずにいられない
  その唇が
  ときに嘲ることもあるというのに



  睫毛をしんとさせて
  ねむっている
  ...
まるで腐った死体みたいな顔してる奴等が増えてんな
ほらほらどうした? 根性無しが
それで終わりか? なら好きにしな


多種多様の花犇くジャングルの中でも異彩を放つ

サバイバルゲーム這 ...
選ばれる そんな夢想にとり憑かれ
髪も梳かずに誰そ彼を行く
君が大好きだった…
アメリカンドック

久しぶりに…
買って食べたよ

一口かじった瞬間
君との時間が…
思い出されて…
涙がポロリ

ソーセージを
衣で包んだ
アメリカンド ...
夕暮れの海
東はステンレスのように冷ややかな薄いブルー
西は白熱した銅線のようなオレンジ
お前は美しい
限りない数の表情を持ち
いつもどこかを目指している
お前は優しい
あるゆる色を映す ...
電気でできた僕らは

吐き気と目眩の海の中で

青白い体を横たえて

血を吐き

その血を夢に透かしてみては

奇麗だとうなずく

そして

波しぶきを散りばめた街の

...
ゆうちゃんは無口な転校生だった

四年生の春に
ぼくのクラスにやってきた
ゆうちゃんと、ぼくは
なぜか気があって放課後はいつも一緒にあそんだ

がっこうは友だちできへんからきらいや。
...
あなたは言い放った

私には関係ないから
好きにすれば?


ずっと信じてた
あなたは私のことを
心配してくれる人だと

私は今まで本気で
あなたが好きだったよ

愚痴も相談 ...
俺はうんざりしている
ジャパニーズドリームなんて
どこにもありはしないんだ
奴らは真実に目を瞑って
ガムシャラになって
突っ走っている気になっている
贅沢な食い物を爛れた臓物に詰め込んだり ...
今朝の風が運んできた
遠くの君のことのは

くすぐったくて
うれしくて
大事に大事に胸にしまう

どんなに苦しくっても
歩いてく
今の私のままで

君との思い出
いつか薄れてゆ ...
やさしい光の数々は レントの風に乗って
流れていきます
どこへ向かうのか 知ることはできないけれど
きっと幸福があると推測するので
ぼくはこの身を任せて 光と一緒に
流れていこうと ...
 

ほむらだまりに蝶が来て

口をのばしてほむら呑む

青く輝く羽色は

ほむら呑むほど ほむらに染まる


ほむらだまりが巻き上げる

風にほむらを羽ばたかせ

蝶は ...
バカなのに数学物理に憧れる

才能が無いのかな上手く書けない習字

砂場遊びなんかしたっけひとりでに

かけくらべいつでもビリで日がな駆けてた

学芸会「走れメロス」の王のヒゲ
躁鬱なる迷宮刻を告ぐ鳥喰刑

素朴な死爪跡の死異様な死

残虐刑僣主統治が目前の

血の薔薇が咲くそれも陳腐に地下道に

革命へ至る行進虐殺すべし

飾り窓扉を開き鳩時計

...
 

ほむら月夜の三日月は

あかく夜空に揺らめいて

うるしのように黒い竜

ほむら月夜の三日月に

巻きつき爪たてかじりつく

揺らめくほむらの端っこを

うるしのよう ...
街の中に確かなものは何もなかった
生きていることだけ
長いぼんやりとした毎日の中を
ぼんやりと 糸を 伝うように

忘れられたらと思う
今までのぼんやりとした苦しみの類を
私の見ている頭 ...
 

ほむらのほなみはかぜそよぎ

さむさのにおいをひがてらし

ほむらのほなみはかりとられ

まちわびはじまるあきまつり

ちょうじゃのたたくおおだいこ

みんなたわらはいっ ...
お盆の上に
ラーメン丼、ふちまでお汁をこれでもかと
お汁の上に炒めた肉を積み上げて
肉の上にレッドペッパーこれでもかと
横にはまっかな林檎一個

しずしずと持ち運ぶ
長い廊下を
食べた ...
哀愁のコートを纏い

感傷の中を走り抜けて

憂鬱の煙を吸い

恍惚のため息を吐き


嘲りのヒールを鳴らすと

マゾヒックな水溜りが弾けた




煩わし ...
ギャルの目で嫌にギラつく偽物の瞳

粉っぽい瞼で今宵も肉感を乞い

反り返る喉に浮き出るあでやかな笛

すれ違う人に疚しさ 下を向き

何かから隠れるように歩く夜
他の女の子よりも、
三千円高い女を呼んでみた
出勤表から消えていたので、
てっきりキャンセルだと思って、
他の女の子を写真であたっていたら、
ふつうに22時過ぎに行きますということだった ...
ひかってたのは
真珠じゃない
水滴じゃない
耳飾りじゃないし
ドアノブでもない

疲れていた
疲れていたし
悲しかった

ひかってたのは
真珠じゃない
泣いていたのは
君 ...
当たり前に動く この体も
ずいぶん使い果たしたものだ
これは借り物の器
自分の物であるのは魂だけ

それすら神に与えられた奇跡なら
空気に漂う気配だけが
己自身なのかもしれな ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
回転しない木馬たもつ自由詩1711/10/18 21:33
緑色夏川ゆう短歌211/10/18 19:56
鈴生りシャドウ ウ...短歌311/10/18 19:49
10月の花吉岡ペペロ自由詩311/10/18 19:38
にちにち草ペポパンプ自由詩8*11/10/18 19:30
ニャンダフル自由詩1*11/10/18 19:30
Only one自由詩2*11/10/18 19:30
寝顔草野春心自由詩6*11/10/18 18:47
ラフレシア1486 1...自由詩011/10/18 18:36
盆暗行脚faik短歌1*11/10/18 17:20
アメリカンドック清風三日月自由詩211/10/18 16:51
海へさすらいのま...自由詩4*11/10/18 13:38
白いクジラ空中分解自由詩3*11/10/18 12:27
陽だまり 2011たま自由詩37*11/10/18 11:45
バイバイみふみ自由詩311/10/18 9:47
Assなき暴走花形新次自由詩2*11/10/18 8:53
風の香り朧月自由詩211/10/18 8:22
きみの名はあまね自由詩2111/10/18 8:13
ほむらだまりに蝶が来てmortal...自由詩111/10/18 3:57
さみしさ高濱川柳011/10/18 2:19
過去形俳句011/10/18 2:10
ほむら月夜の三日月はmortal...自由詩111/10/18 1:42
俺の心にはいつも番田 自由詩111/10/18 1:28
あきまつりmortal...自由詩111/10/18 1:28
こんな流れもある木原東子自由詩5*11/10/18 1:09
道化faik自由詩7*11/10/18 0:26
何かから隠れるように歩く夜川柳1*11/10/18 0:25
三千円高い女はだいろ自由詩711/10/18 0:07
ひかってたのははるな自由詩211/10/18 0:05
魂の行方菜穂自由詩1*11/10/17 23:56

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