夕べの酒が残っている
なぜあんな風に酒を飲むのか
昨日からまた新たに左上の奥歯が痛み出した
トマトジュースを一気飲みしながら四歳の息子を起こす
糞だ
真夏の下痢は最悪だ
遅刻してもいいから ...
キミは嫌いじゃないの
でもキミは
言葉を尽くしても信じないでしょう・・・
行動で示せと暗に語るキミの沈黙

嫌いなのはキミじゃないの
解って欲しい
痛いのがイヤなの
どうかそれを受け入 ...
  僕たちは、
  同情で。



  僕たちは、
  どこまでも
  青く、
  青く、
  終わっているだけな。
  ダンボール詰めの、
  ぎゅうぎゅうの果実みたい ...
おくり火や夜の静かに澄む星へ 離れている

離れている


離れていることは
また仲良くなりたいから

遠いのか
近いのか

あたしの目線で
追っている

離れてみる
離れてみよ

縁があったら
...
夏の
夏の欠片が
こぼれ落ちてた
あの日

僕は
名前も知らない
通りすがりの公園の木陰
芝生に体をあずけながら

空が青く
突くように青く
僕を包む
空に包まれていると
...
       
狩の始まりは静かだ
かさこそと通り過ぎる雑念は
思考の奥底に置いて
計算され尽した引き金の先端に
鋭利な極限を置く

そこに目標が生まれ
葛藤するものが死へのルートを
...
エス・ピー・オー・ツー
85・86・85・84・・・

分かっていた
{ルビ他人前=ひとまえ}では我慢してたこと

だけど
私達の前では子供みたいにワガママになって

うん
あなた ...
死ね

としか言われなかったけれども

今は

死ねよ

とよく言われる

そうですね

ぼくは答える

橋の欄干から落っこちたなら額ぐらいは割れるし
脳漿を飛び散らしな ...
  .
ひとが歩けばみちは出来る
あてどなくさまようてもみちは出来る
みちと迷いみち見分けるすべもなく
どこへ誘いゆくのか迷い人のそま
  .
みちがあるから人が往き来するのではなく
人 ...
とおくに住む
あの人はきのう
のいち、になった
十万分だか百万分だか
分からない
のいち、という
数字になった
みんながみんな
ごっちゃになって
失われてゆく
いちどきに
とおく ...
理由があって
朝まで駅で過ごした
ベンチの下に
甲虫が死んでいた
裏返っていた
始発まで眠り
目を覚ますと
甲虫が裏返ったまま
手足を動かしていた
生きていたのだ
理由 ...
私はしばしばロックギターを弾く、
私の心はあなたの言葉で傷ついています。
それで、私は昨日も今日もギターを弾きます。
顔がなぜ現在非常に悲しいか私に言ってください。
そして、理由を、
地 ...
身近な人間が全て死ぬボタンがあればたぶん押す


自分が死ぬボタンがあれば先に押す

俺に殺されるのを哀れだと思うくらいには身近な人々の日常は愛しい

ボタンじゃなくて刃物の類いな ...
うだる夏

蔓をのばし 背をのばす
巻きつく ぐるぐる
行き先はどちらですか 
天ですか それとも天国ですか はたまた地獄
 
我が家は関東と東北の血筋が強いもので
ゴーヤなんてそんな ...
新しい職場の老人ホームで 
初めて司会のマイクを持った日 
お年寄りの皆さんに 
塗り絵用の色鉛筆を渡した 

十二色の鉛筆の先っぽは 
どれもきれいに尖っていたので 
今日は鉛筆削りの ...
雨は静かに世界を
洗っていった
この僕を清めてくれたかな

罪なんてだれでも
おかしてるのに
だれより自分が許せなくなった
壊れてしまえと願う

だれかが僕の
ために流した涙が雨に ...
ありきたりの日常に頬杖をつく人が 
目玉を丸めて、飛びあがる 
手造りのびっくり箱を 
日々の暮らしに、仕掛けよう 
僕は憂鬱って言葉が大好きで
でもそのもの自体は大嫌いなんだ
孤独の仲間入りしてみたくて
それっぽいふりして
そんな風なそぶり

僕は不器用ってのに憧れてて
でも実際は極力器用に生きてるつ ...
8.6、広島。原爆犠牲者慰霊平和記念式典
同日、三里塚。天神峰現地闘争本部(通称・団結小屋)、強制撤去
同日、ロンドン。警察に射殺された男の追悼集会

8.7、お台場。反「韓流」非合法デモ
...
防風林を挟んで海
時おり見える青があって
暑い暑い夏のまっすぐな道は揺らめいて

あの水たまりみたいなものは何?
たまに見るよね すごく不思議
あれは逃げ水
蜃気楼の一種さ

逃げ水 ...
粗食・外食続きでスタミナを欲する体が
ずぼらでストイックな私のマインドに
今日はカレーを作らせた
大量のみじん切り玉ネギを飴色になるまで炒め
コリアンダー、カルダモン、クミンシードを挽き
ニ ...
そんなことがあったなんて
知らなくて ごめんなさいね

気負わない心使いの言葉が流れ
私のおどおどした心境は去った
代わりに目前の2人の
懐の暖かみが入り込んだ

仲人さんにお会いした ...
吐き出したいきでつくる

まあるい世界があって

けわしい亜熱帯のまんなかを

半ば溶けた自動車が走る


虹に飾られたハイウェイ

信号はすべて青


彼女はリンゴを ...
ワタシの心は
東京ドーム2個分ぐらいあるから
許してあげようかなぁ
でも、入口は狭いから
入れたらだけどね
自分より若い人は
後ろからついてくる
未熟者と思っていたが
自分より先に死んでいて
生まれ変わってきているとしたら
自分は周回遅れなのかもしれない

現代の基盤を苦しんで作って死んだから ...
額ぶちを
ばさりと
鳥が斜めに横ぎった
びくりと
骨ばった視線の止まる
瞬間

空腹も満腹も
傷口もかさぶたも
窓の光に
照らされる

額ぶちの
向こうからの光に

...
手を広げ、伸ばして
指は五本ずつ
手の平や腕の、
サイズはそのまま
だから、空を切る
たいがい、さらうのは
大まかな、感触のみ、だが

あたるなら、求める
見当たらないからか、
...
いくつもの時間と
太陽を横切り


窓辺の中で
影だけが遊ぶ





その足音は
騒がしくも心地よさのうちに

正午を過ぎて
風を忘れた頃、


幾重もの雲を
たち上げ

躊躇わず
夕立ち ...
  
 
海へと下りていく小道に
一匹のセミがいた
地面にしがみつくように
じっと静かにしていた
指で摘んでも動かない
すでに命は失われていた
次から間違えないよう
ひっくり返してお ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
2011-08-17馬野ミキ自由詩311/8/17 10:04
アイノアカシ相差 遠波自由詩6*11/8/17 9:10
同情で草野春心自由詩611/8/17 8:57
おくり火こしごえ俳句1*11/8/17 8:52
離れている森の猫自由詩8*11/8/17 7:31
5cm前の記憶ぶるーびっと自由詩611/8/17 6:50
花キリン自由詩011/8/17 6:23
共有subaru...自由詩14+*11/8/17 3:23
自分が薄汚い人間だといまさらに気付いた高濱自由詩011/8/17 3:12
みちGiton自由詩1*11/8/17 2:22
数字佐倉 潮自由詩311/8/17 1:56
理由小川 葉自由詩611/8/17 1:48
今は、あなたと離れていたい番田 自由詩011/8/17 1:34
ボタンガマパックン自由詩111/8/17 0:56
黄色い庭緋月 衣瑠香自由詩8*11/8/17 0:02
無数の手 服部 剛自由詩511/8/16 23:56
雨は静かに朧月自由詩311/8/16 23:45
箱を置く 服部 剛自由詩411/8/16 23:42
静脈は動脈よりも動脈逆鱗社長自由詩111/8/16 23:40
真夏のシュプレヒコールならぢゅん(...自由詩211/8/16 23:18
夏の日にささやま ひ...自由詩8*11/8/16 23:06
今日はカレーsalco自由詩7*11/8/16 22:00
わからないものはわからない小川麻由美自由詩2*11/8/16 21:54
夏、未明に甲斐マイク自由詩2*11/8/16 21:27
等心大イオン自由詩1*11/8/16 21:26
周回遅れ自由詩1*11/8/16 21:24
シホ.N自由詩411/8/16 21:14
溜め息ついてふるみ自由詩111/8/16 21:13
休暇の日常オリーヴ携帯写真+...811/8/16 20:33
夏の終わりたもつ自由詩911/8/16 20:06

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