人一倍寂しがり屋なはずなのに
気がつくと、いつもひとりぼっちになってしまう
これも運命ってやつなのかな
※
みんなはひとつの輪になっている
それなのにわたしだけ一歩後ろに下が ...
本当に好きだったんだって
手をつないで歩く
後ろ姿を見て思った
言葉でなく物でなく
金の有無に関わらず
愛撫でなく交わりでもない
絶えてしまう前提を排し受け伝える試みか?
可視化された愛に
気付けたらの話し
可視化された愛が
存在るならの ...
いらない人など
どこにもいないと云うのなら
いらない悲しみもきっと
どこにもない
いらない人というものが
もしもどこかに在るならば
目の前の喜びに怯える日々は
ずっと積もってしま ...
さなぎの原はそらの土地
とうめいな樹木のつづらおり
千丈の根にうおの骨、
絡まるたおやかなうおの骨。
おまえを祝ってしんだのです。
さなぎの原は海のそら
わたる針金の雁の群れ
うすみ ...
一ヶ月の自由をもらった子供たちが
真っ黒になって 川を渡っている
学び舎があるからこそ
八月の子らは 輝いているのでしょう
どんなに澄んだ空気であっても
風が吹かなか ...
庭木ょ ごめん
手術の破目にあわせてしまって
たとえ ひっそりとでも
隣家をお前さんが 覗きこむから
お前さんの将来をおもって
居場所を決めてやっていれば ...
森へ
つづく道は
つめたくて
きもちいいんだ
冬の
シーツみたいに
白くないし
深く
濡れているけど
たとえば
ビリジアンって
色が好きだった
絵の具
...
走って行こう、どこまでも
この世の境を見極めるまで
走って行こう、どこまでも
人々が無理だという敷居を越えて
走って行こう、どこまでも
今、この瞬間を走ることに意味がある ...
さわるな
しゃべんな
息すんな
息はくな
息抜くな
ぼーっとすんな
歩くな
走るな
わらうな
泣くな
ほんのちょっとでも触れるなよ
汚いから
目を合わせることす ...
玄関の中には母が待っている。大きな声を出し始めたので、急いで玄関の扉を開けなければならないのだが、鍵が見つからない。ぽっこりと膨らんだ小銭入れの奥深くにしまい込んでいるのだが、慌てているから手許が ...
さわやかな朝さわやかになれずにぼーっと見てる空中のひび
朝の風胸の毒素を吐ききって濁る自分を脱がせて剥いで
丸もる身体空いた頭は寝不足あと一寸の涼をただ待つ
車道から通行音だけ響いて ...
広いベッドに残された淋しさを
埋め尽くす事なんて出来るわけが無い
八月の夜は不潔すぎて
僕のナイフは錆びている
母が泣いていて
父が笑っていた
テレビが光っていた
日曜日は誰もいない
消えない傷について考えよう
せっかくなら背中に知らない誰かの名前 ...
納得いかないことが
いっぱいあっても
わたしは31個並べて
片っ端から食べるの。
時々頭がキーンとするけど
ママが怖いから
半分だけお話するの。
いつ ...
勇気 さんの発言:
はじめまして、今回インタビュアーを努めさせて頂きます、竜門勇気です。
早速ですが、寝てる時ってどんなかんじですか?
寝てる人 さんの発言:
寝てる感じ
勇気 さんの発 ...
こどもでかい=ひるねむい
あかいこども=深爪
こどものみず=あさ
公平なこども=全智無能
こども店長=社会の病理
白い帆布 こども=山崎邦正
こども油=猛毒
この男
牛車の番人にして
我詩人と名乗る
牛は立ち止まり
男は押し引きするが
びくともせず
飼い葉を与えれば
食い尽くし動かず
流行りの歌を唄えば
聴き入り眠 ...
素直によが明けて 本当の朝を新しい風が連れてくる
外へ出て 足下には影がうしろへと伸びる
いつも旨いことしてこようとしてきたと思う
ふとした時々に 忘れものが ある
それが思い出せないこと ...
タクシーの車窓から…
慣れ親しんだこの街を出る
バックパックには
使い古したメモ帳
何の気無しに横たわる筆記具達
暗さを彩る子供染みたお菓子達
……
大した物は無い
何だか馴染 ...
今日も太陽は僕らを照らす
それは第一声から始まり
僕らは走り出す
流れる街を横目に
意気揚々と飛び出したのも束の間
嫌気がさして早々に棄権する仲間がいる
悪く言う奴もいるけど
ア ...
そうだ
禁煙なんだ
脳が気持ちよかっただけなんだから
魂ではなかったんだから
禁煙なんだから
生きているあいだ
ずっと
禁煙できてるひとなんか
いっぱい ...
手紙の花
咲いては咲き
見えなくなる
花の花のなか
山すその音
読めない文字の
背を伝う音
すぐに 冬が来る
蒼に臥したまま
朝が来ていた
盲目の昼 ...
薔薇色が
咲くべき場所は
薔薇のなかだから
薔薇色に
飽きたければ
薔薇として咲き誇りなさい
深紅の香も
深紅の刺も
深紅の愛も
深紅の涙も
嬉々として示しなさい
...
きらきらひかる
ほしをさがした
ありがとう
わすれてないよ
こうして
あたたかいてを
うばわなかった
おほしさまは
ふりそそぐ
なかないで、
暦は秋に変わっても 空気は蒸し暑さを残していた
遠くで蝉が
近くでコオロギが啼く
時計の針が かしゃり かしゃり
普段は気にならない音が 勘に障る
暑くて 煩くて 眠れない
...
菜の花畑
咲きさかり
やまぶき色とみどり色
そよ風と土のかおり
織りあわされる
やわらかな茎の
なかほどで
てんとう虫は
僅かのあいだ
同朋の仔を
確かに見守る
てんとう ...
それはいつもとおなじ散歩道
いつもとおなじ日曜日の
気だるい午後に
わたしは、
歩いているわたしの背中を
見つけてしまった
(あれはもうひとりのわたし?
それともいつもの白昼夢?
...
梨を剥く間にバスは図書館へ 風の果てには悪魔が待つ
司書の目を盗んで書架を渡り歩く 本は野菜のように選ぶ
ノートにはただ星屑が並ぶだけ 孤独を星の言語で記す
錆びついた巨大な鋏が待ち ...
かくのうようきのなかで
おばけをぞうしょくさせた
おばけは
ふのエネルギーで
わたしたちのくらしを
うるおした
しかし
おばけたちはにげだした
かくのうようきを
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
許されたひと
恋月 ぴの
自由詩
28+
11/9/12 19:38
今更素直になる自分を疎む19時26分の私
徘徊メガネ
自由詩
3
11/9/12 19:29
愛の可視化
〃
自由詩
1
11/9/12 19:07
メロウ
千波 一也
自由詩
3*
11/9/12 18:51
さなぎのはら
つむ
自由詩
4*
11/9/12 18:37
純夏
甲斐シンイチ
自由詩
2
11/9/12 14:29
贖罪
信天翁
自由詩
2
11/9/12 11:12
ビリジアン
水町綜助
自由詩
16*
11/9/12 10:53
走って行こう
yamada...
自由詩
0
11/9/12 10:36
女
ぶらっくす ...
自由詩
3
11/9/12 10:11
玄関
花キリン
自由詩
4*
11/9/12 6:02
11911(朝)
唐草フウ
短歌
6*
11/9/12 2:32
フェアリーミニ
れもん
自由詩
2
11/9/12 2:31
リストカット日和
竜門勇気
自由詩
2
11/9/12 2:10
サーティワン
あきひめ
自由詩
1
11/9/12 2:02
本邦初公開!寝てる人へのインタビュー
竜門勇気
散文(批評...
0
11/9/12 1:41
こどもの効果のノート
〃
散文(批評...
0
11/9/12 1:24
牛と番人
三之森寛容
自由詩
1
11/9/12 1:23
淋しさの帰る場所
唐草フウ
自由詩
6*
11/9/12 1:22
あなたにもわたしにも…
三之森寛容
自由詩
1
11/9/12 1:18
喝采への道程は遠く短い
〃
自由詩
0
11/9/12 1:14
禁煙
吉岡ペペロ
自由詩
0
11/9/12 1:13
ノート(庭と風)
木立 悟
自由詩
3
11/9/12 0:38
薔薇色
千波 一也
自由詩
5*
11/9/11 23:55
夜鷹
杳
自由詩
1
11/9/11 23:53
眠れない夜
アマメ庵
自由詩
0
11/9/11 23:45
菜の花畑
あまね
自由詩
12*
11/9/11 23:08
二重歩行
〃
自由詩
9*
11/9/11 23:04
夜間閲覧室
春日線香
短歌
2
11/9/11 23:01
棺桶
小川 葉
自由詩
0
11/9/11 22:54
3334
3335
3336
3337
3338
3339
3340
3341
3342
3343
3344
3345
3346
3347
3348
3349
3350
3351
3352
3353
3354
3355
3356
3357
3358
3359
3360
3361
3362
3363
3364
3365
3366
3367
3368
3369
3370
3371
3372
3373
3374
8.09sec.