止まらない電車がある
一本乗り遅れると一日待っても電車は来ない
行き先は右か左か
悲しみを時間の中に置いて
見送るもののその先を考えている
長い読経が終わった
乗り遅れないようにと位牌 ...
紫のタツノオトシゴのような銀河と
青色の古代貝のような銀河が
衝突しているという新聞写真

深淵の黒い場所の
手の届かないドラマ
何百万年か後には一つに溶け合うという

地球が属する銀 ...
カウンターの木目の数をかぞえて
自分の歳をかぞえ忘れたお馬鹿な阿呆鳥は今日だってきっと
酔いつぶれてしまうのさ

君の秘密のぬくもりを思い出しながらね
官能の風は背筋をつたい
神経を縦断し ...
焼かれていく存在しなかったいくつもの文字と文字の間に幼い泣き声がきこえる
遠くから迫ってくる争いの騒音と
でたらめな正義と、ぬかりない計画と、冷めた目線と、緩んだ声と、
手放さなければならなかっ ...
I can't understand myself,
The sky is clear and blue today,
Most Japanese will be able to understa ...
約束の荒野にてマナ摘む人よカニバリズムの禁忌とは何

わが前に門扉は閉ざされゆく次々と門扉の中に門扉の目眩

そのとき天使も悪魔も御亡くなりエデンの園には瓦礫花菱

永遠の樹木が枯れる時の ...
『食物連鎖なんて終わってしまえ』
呪いの言葉をつぶやいて、
足元のジャリを雑草に投げつける。

ジャリを投げつけることだけが、
わたしの心と体をつないでいる。

『食物連鎖なんて根っ子か ...
すいへいの

ばらんすで

らくえんを

しっていた


きぎにふれ

いのちをみ

つちをかき

しごとみつ

ようようと

うみあふれ

おうこらも

...
... こうそくバスのりばで
わかものがははに
みおくられている

ふりょうに
からまれんなよ

ははにそういわれて
わかものはうつむき
てれてわらった

それをみてわたしは ...
流れ出た量と同じだけの血が
体の中で作られる
それが生きているということだと
悟った日から
私はいつでも全身から血を流し続ける
生きものとなりました

私の体で血を流さないところは
背 ...
カウンターでモーニングを
こうして毎日摂れるのは
四十年間働き続けたおかげ
払って来た厚生年金の余禄
震える指で煙草をつまみ、吸い
灰皿に戻して
まったりの店内を吹き抜けるウェイトレスが
...
アドレスを教えてくれた女に

ふっと

特急列車みたいになって

連絡してしまうような感じで

さっきGoogleで

陸前高田市を見つめてしまった

油断していた

何年もまえの風景を

見つめるつ ...
みどり児と会話してゐる猫がゐるくだらないこと話すんぢやない 生温かき血潮のごとく溢れ出る妻の暴言猫に食はせろ 水溜まりへ金魚放つ誘惑に負けさうになる三十五の夏 人間にはそれぞれ魂を貫く ... 主婦たちは口に体裁詰め込んでザクロのような笑い方する


歩道から車道に伸びた我が影が轢死しているそんな日常


振り向けば職場へ続く一本の鎖に見えし雪の足跡
赤の鎖が 手足に食い込んでゆく
薔薇のうみのなか
催淫はもう身体を支配している

胸の上にのしかかってくる重圧感
息を吸い込めば 香る 甘美
薔薇の棘の痕 舐めるざらついた舌
拒否したい ...
冬の彼らは
さながら磔刑にされた聖人
葉の仮衣を落として裸をさらし
いつの間にか澄んできた空を
悟りきった瞳で仰ぎ
死にゆく夕日の断末魔の叫びに応えて
沈黙のうちにあらわな本性になる

...
ぼくはずっと、
ぼくという人間が、夢見たことや、
苦しみが報われたり、
いつか救われたいと願うことが、
すべて、
恋愛によって明らかになるものだと、
信じてきたようなところがある。
...
恋は永遠の存在を教え

永遠なんて存在しないことも教え

この世に<ただひとつ>があると教え

<ただひとつ>なんてないことも教え

ありふれた茶番劇を演じ終えると

また

おなじように

ぼくらに ...
もう二ヶ月も別れている

そのあいだ

ふたりはそれに慣れてゆく

ありふれた愛のおわり


もう戻らないこころ

もう届かないことば

こうしたら

狂ってしまうという ...
{引用=




一 花の身軽さ



花弁のような裸体になって
柔らかくも冷ややかな
草むらに横たわると
この黒髪は
匂いに濡れる

花咲く野辺には
見つかりがたい陰 ...
追放された園方。
左目に溜まったものを
指で払い退ける。

失った部分が
期待へと変貌する。

赤茶けた横腹を擦ることが
楽しくて仕方がない。

預め言っておいた者(物)が
先回 ...
電気はちゃんとつけているか

テーブルは片付けてあるか

新聞はまいにち捨てているか

羽をぬらしてふるえていないか

冷蔵庫にはなにか入っているか

人間関係はうまくいっているか ...
どれほど歳を重ねたにしても
夏の終りは感傷的で

どこかしらか和太鼓を叩く音が聞こえてくる

リズムを刻んでいるようであり
生の在り様を現そうとでもしているのか

小刻みに
あえて無 ...
今回、日本エロジジー党代表選に
立候補いたしました
道玄坂源一郎です
チェリーボーイです
好きなお酒は芋焼酎です

私、道玄坂源一郎はその名の通り
茨城県は坂東市で生まれました
別名、 ...
ここは、テーマにそって詩を書くところです。

                  ― 決まり事 ―

1.部員を募ります。
 部員は勿論、現代詩フォーラムの人なら誰でも入れます。入りたい方は ...
濡れる針葉樹林
 ひいて、ひいて、
  灰色の空にサラ砂を流して
 よせて、よせて、
濡れた針葉樹林
 すべる、すべる、
  
  シュラリモン・キン
 シュラリモン・キン
キン・リ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
花キリン自由詩111/8/30 7:28
VV340北 VV340南 銀河砂木自由詩6*11/8/30 4:54
待ちくたびれて梅昆布茶自由詩211/8/30 4:47
無題遠藤杏自由詩2*11/8/30 2:23
Stagnated culture番田 自由詩011/8/30 2:18
天体高濱短歌111/8/30 1:33
孤独な生き物そよ風自由詩3*11/8/29 23:55
5月6日/2011麦穂の海自由詩3*11/8/29 23:51
あしたてんきにTAT短歌111/8/29 23:47
小川 葉自由詩411/8/29 23:24
血を流す生きもの三条麗菜自由詩1*11/8/29 23:23
朝デニーズsalco自由詩7*11/8/29 23:20
Google吉岡ペペロ携帯写真+...111/8/29 23:16
仲間はずれ冬野 凪短歌1*11/8/29 23:00
猫も食わん短歌011/8/29 22:46
金魚放つ短歌011/8/29 22:43
食いもん礼賛TAT自由詩1*11/8/29 22:39
マチムラ短歌0*11/8/29 21:45
薔薇のうみ洞野いちる自由詩411/8/29 21:41
街路樹マチムラ自由詩2*11/8/29 21:35
恵比寿へ行ったのはだいろ自由詩811/8/29 21:04
だいじょうぶ吉岡ペペロ携帯写真+...111/8/29 21:01
ありふれた愛のおわり自由詩111/8/29 20:51
小詩集【花鳥風月】千波 一也自由詩6*11/8/29 20:20
拡散する期待のようにyuugao自由詩2*11/8/29 20:18
きれいだよ吉岡ペペロ自由詩111/8/29 19:36
異心のひと恋月 ぴの自由詩2311/8/29 19:34
代表選演説花形新次自由詩1+*11/8/29 17:13
創書日和(二)過去ログ倉庫11/8/29 17:12
雨乞い伊月りさ自由詩4*11/8/29 17:08

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