いくらねむっても
そこにはいけません

ねむらなくても
ここはここのまま

あさになると
めざめます

よるになると
ねむります

さみしいそこは
どこなのか
...
ふと なぞる記憶
あの日みた 風景が
最後になるなどと
誰が考えよう…
眩い その笑顔の先に
変わらない
夏の陽

またね

が、こだましてゆく
fallin', fallin', fallin'

夢に堕ちていくのか
現実に落とされていくのか

曖昧な境界線は
貴方の体温だけを明確にする


スパークする光
流星の歌声
...
どこから生まれてきたのか
どこまでゆくのか

なにが正しいのか
間違っているのか

なにをしていればいいのか
なにをしなくていいのか

だれも知らないのに
どうしてあせるんだろう
...
 
 
ホタル、採れたよ
光の点滅する虫かごを掲げて
妻と娘が遠くから走ってくる
遅かったじゃないか、心配したんだぞ
そう言って犬と駆け寄る
月明かりの下
家族で手を取り合う
(犬は ...
振り向けば銀鼠
雨の格子に閉じ込められた独りよがり
メリーゴーランドから逃げ出した木馬の
回転しか知らない走り
雨の日のベランダで
列になって群れないパレード

眠らせてハモンドオルガン ...
 
まるいあかりって
ぼくの檻を揺り起こすぐらいのやさしさしかない
だってほら 一枚ガラスの向こう側はもう寝静まっている

やわらかなひかりに背を向ける
それは 朝も 昼だっておなじこと
...
  
青い薔薇の花の実は何色だろう

仙石原ノーストリリアの羊たち

東雲にオリオンと冬の大三角

夕焼けが夕映えを連れてやって来た

栗、クルミ、君らの双葉は分厚かろう

ウデ ...
私は生きている
ここに生きている
でもここにいない気がする
なぜなんだろう

幸せであるはずなのに
そんな幸せさえ手放してしまうような
思いに駆られるのはなぜだろう

人を愛すること ...
わたしたちはそこに腰掛けて
ふたりで缶入りのウーロン茶を飲むの
素敵でしょう

すべての終わりに

そしてそれから
あなたはわたしに傷つけられる

信じられないかもしれないけど
...
赤く濡れた月の蜜
追憶の茎から垂れ下がり
これから弄ばれることを夢想する

酸味の残った薄い唇
僕の指が軽くなぞると
風のせいにして髪に隠れようとする

火照って潰れそうな肉体
甘い香水の匂いが肌を ...
気づいたら体が痛かった

黒いガムがへばりついた
アスファルトの臭いが鼻をついた




あぁ 僕 ぶっ倒れたのか





自然と込み上げたのは
自嘲するような笑みだった

周りの人間がそっと遠退い ...
空いた
椅子の上には
ゆうぐれが降っていて

絵描きになれない風たちは
せめてもの代わりに
言葉を混ぜて
去っていく


取り残された場所に
おそらく施錠は
必要ない
...
散り塗る
おお
若い透明の

刺している血管に
その水分と大気の結婚に
同盟している国と国との間に
苛まれる一つの遠心の雫、

透明の心情、
新事実が解かれる度に額怒する、
瞑 ...
絶望して

かすれたような希望に

しがみつくのも

哀しくなるようなとき

呪文をとなえるようになって

もうずいぶんがたつ


このこころ癖とさよならできそうだ

9 ...
今日の夕方 あなたに 逢いに行くよ
傘をさして 秋雨に肩を貸して 

くたびれた花 疲れた川のほとりに
あなたを休ませる 大きな木があるから
 
愛すること それはとても簡単
難しい ...
着信気づかなかった

今 地下鉄

今日 外は金木犀の匂いがしてる


ぼくよりも

孤独を決意したたましいから

メールがきた

金木犀ははまだ

埃っぽくなった葉のま ...
夏の陽射しの中

曲がりくねった道を
君と一緒に歩いていると
丘一面に黄色い向日葵

僕はスケッチブックとクレヨンを取り出し
道の傍らに座り込んで
丘一面の黄色い向日葵をスケッチブック ...
ロージー
なあ
いらないよな
しあわせなんて
いらないよな

ロージー
金なんて
いらないよな

ロージー
なあ
季節なんて
いらないよな

いらないよな

ロー ...
不細工な親父にも人並みに四季は巡る

ただ親父には微妙な四季の移ろいを感じ分けるだけの感性がない
知性もないあるのは水虫と借金ぐらいだ
夏はあじ〜
冬はさぶっ

しか言わない

語彙 ...
太陽が頭上から燦々と分身を振りまいています
黒い影はいつもと変わらず仏頂面のままでいます


風が急ぎ足でぼくの脇を駆け抜けています
撫でられた頬は感触を喜んでいます


雨が ...
         

そうですねと 軽く合槌を打ちながら
何を話していたのだろうか

まだ余熱はあるのだが
その方に出会ったのは偶然なのかも知れない
私の心は少し疲れていて
絵便りの中 ...
いたるところで
青い火が燃えている
人を探しにきたのに
こんな悪所に迷いこんで
やっぱり座敷を
出なければよかった
険しい山道を足さぐりで進み
骨の橋を渡って
廃寺を通り過ぎる
火は ...
  するどく、狂おしく


 燃えるものはなんでも燃やせ
 沈むものはなんでも沈めろ
 飛び立つものはどこでも飛び立て
 足があるならひたすら走れ
 腕があるなら意地でも掴め
 頭があ ...
  できうるかぎり、ゆるやかに


矛盾を打毀すには
ひたすら主観的になれ、ひたすら主観的になれ
すべて我をもってして行動に及べ
どうせ雨にうたれてしまうのなら
そのまま海で泳いでくるが ...
  徹頭徹尾、疾走して


しかし敵は言葉そのものにちがいなかった
いちばん近くにありすぎて
誰も言葉が脳みそのジュースを
ストローでおいしく啜っているとは
思いもしなかったのだ
それ ...
(缶詰めか
砂が先かと
)猫を踏む 。




森のなか
(猫踏んじゃった
漁るひと
扇風機は空を飛ぶ
   ちょっと角度を変えてあげれば

扇風機は空を飛ぶ
   ちょっと力を強くすれば

扇風機は空を飛ぶ
   ちょっと羽を大きくすれば

扇風機は空を飛ぶ
   ...
額の血 殺人 模式 洗礼 受戒

金具 シリンダー 希毒 

安楽死 椅子の楽器 聾唖

差別 手話 鳥類 亜型

偏移曲線 光 符丁 

連鍵符 漂白

更地
17の夏、あの子と
ブラブラ、ブラブラしてた

大学受験も考えなきゃならんしさ
そろそろ、真面目になんないと
ああ、わかってるよ、わかってる

何もかもに集中できず
机に向かえば脱力し ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
眠り小川 葉自由詩111/9/9 0:18
ひかり李伍 翔自由詩411/9/8 23:01
fallin'涼深自由詩511/9/8 22:13
だれも知らない朧月自由詩111/9/8 22:10
月明かりの家族たもつ自由詩311/9/8 22:00
雨の格子テシノ自由詩111/9/8 21:50
水の檻四帰自由詩411/9/8 20:12
長命な九月小池房枝俳句1*11/9/8 19:46
葛藤桜 歩美自由詩1*11/9/8 19:10
すべての終わりにはるな自由詩511/9/8 18:11
さくらんぼ乱太郎携帯写真+...14*11/9/8 17:08
精神崩壊ダウンロード愛心携帯写真+...111/9/8 17:04
埃まみれ千波 一也自由詩20*11/9/8 14:58
変わる、滴る具善、狩心自由詩011/9/8 14:41
9月のテスト吉岡ペペロ自由詩311/9/8 14:10
ローリエアヤメ自由詩211/9/8 13:53
9月の決意吉岡ペペロ自由詩411/9/8 12:16
黄色の想い出……とある蛙自由詩9*11/9/8 11:29
ロージーはるな自由詩511/9/8 11:19
親父の四季梅昆布茶自由詩211/9/8 10:59
暮れていく日々寒雪自由詩011/9/8 10:24
偶然花キリン自由詩0*11/9/8 7:24
悪所春日線香自由詩111/9/8 5:09
言葉をめぐる熱狂 第三楽章佐々木青自由詩1*11/9/8 5:03
言葉をめぐる熱狂 第二楽章自由詩1*11/9/8 4:09
言葉をめぐる熱狂 第一楽章自由詩1*11/9/8 4:01
お世話さまアラガイs川柳2*11/9/8 3:50
扇風機は空を飛ぶ御飯できた代自由詩7*11/9/8 3:47
台形高濱自由詩011/9/8 1:43
17の夏、あの子とうめバア自由詩7*11/9/8 0:01

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