怖いのは 


死ぬことよりも 


死にたくないと 


のたうつ心地
夏に
瞼を虫にさされたので
片目があきません

いくらか黄色を
強めに帯び始めた
八月のカーブ
片目で町を走れば
遠近感がなくって
前の車も
白線も
ドアーも
濡れたボトルや
...
夜の声の中で

俺が帳を開ける

・・・人々はもう眠っている

もう死んだ者達を想って

神様が風を広げる

「もう誰もいないのだ!」

「もう誰もいなくなったのだ!」

...
どんでん返しの日常の繰り返しで
あわてて僕は
鍋から落ちそうになったこんにゃくを拾おうとする
わかっているのかな
この僕を
こんにゃくはぬゆりと簡単には掴めない
のっぺらぼうで無愛想
角 ...
  序―夜を歩く

私がつむぎだした言葉たちは、果たして私を救うのだろうか。暗鬱の底にある私の精神をそれらは果たして白日のもとに連れ出すのであろうか。私は語り出す。ゆるやかに、徹頭徹尾、あざや ...
鮮やかな黄緑色 水の蒼さに
うっとりとする季節

赤いトラクターが 行き過ぎる
アスファルトではない 畦道

遠い昔 笑顔で乗りこんでた
妹と 従兄弟を 思い出します

盆の帰省 ...
窓辺に置いた
籐の椅子(エマニエル夫人みたいな)にもたれ
あなたはM字開脚してた
挑発的でエロエロな気配を
全身に漂わせ

わたしの視線は
当然のことながら
その部分に注がれ
目を凝 ...
マッサージから帰る道すがら南国の落日の光景にお客さんは皆さん感激してくれた

今夜は今回のマレーシア企業視察団の第ニ陣との交流夕食会だった

第ニ陣にはイガタアヤコがついていた

職場のように挨拶をす ...
企業視察を終えて一度ホテルに戻り2時間ほど休憩してから有志でフットマッサージに出かけた

お客さんたちを座らせシンゴもマッサージを受けた

幅広の籐椅子に半分寝転がって愛想のよい男に足を触らせた

マ ...
クアラルンプールからまたさらに飛行機で2時間半揺られて現着したときにはもう夜の10時になっていた

お客さんたちも少々疲れている

シンゴたち一行が空港から出ると小雨が降りはじめた

きつい排気ガスの ...
目がさめて
自分が変わっていないことにがっかりする

今日は曇り空で
少しひんやりしている
まるで
太陽だって疲れてるみたいに

癒されたいと願うから
だれかに優しくしたい
そんな ...
たくさんある答えの中から
わたしに相応しい答えを探し出そうとしてみる
わたしに頼まれたわけではないのだが
わたしは何故かそうしたかったのだ

わたしにとっては迷惑なことなのかも知れないが
...
もっともらしい音を立てて
近づいてくるものを

振り払うことができない

高く高くあげてしまった凧を

地へ降ろす勇気がない

すべては死に向かう

そんなことは百も承知で
...
すこしずつ除け者になってゆくab間の距離に追いつけなくて

2009年に停止しましたそこからは私が狂い始めたのですヘッジストーン

囁きに鳥を殺します囁く名札をつけて レジにて

敵は敵静 ...
だれのせいでもなく、反射していきている
闘いの後を、追っていく
握り締めた手をかおをほうっておく
泥にも草にもなれず太陽に勝てず
お前のもとにいかないと心と話し
幸せだったととけてゆく。
あなたのうしろを
追いかけずとも
こうして傍にいるよ
あなたを想って
泣きだすほど
弱りきることもなく
いつか時間を越える
振り返らずとも
やがて朽ちる
そのときまで
わたしが傍に ...
精神のスパイクは
今日も効かない
彼女はマインスイーパーに夢中
世界は今日も半分だけ

かびの生えた海の中
知らない言葉
知らない気持ち
錆が崩れて
彼女はマインスイーパーの中
...
冷たく懐かれた
幾星霜の旅をさまよってたどり着いた

流れ星の
ふる夜は

君の面影をやさしく
思い出すだろう

この世が無常な
仮の宿りだとしても
僕は永遠に
手紙を書き ...
それから
すこしだけはなしをした

核心の
すこし手前をうめていくように

ほんとうは
言葉も
いらなかったけど

なんとなく
そうしたほうがいいような気がして

す ...
I must punch myself to be real man. it make me happy, but my life is too very sad.

私は、本当の男性になるよ ...
夏過ぎて

恋に落ち行く

比良の顔

紅葉と共に

散りし恋かも
甲羅を脱げない亀でよい 脱皮の空に泣く蝉よりも

ワンパタンアニメ アンパンマンの歌詞で泣く

「ソーラーで回ってるのよ」 ショーケースのガラスに映るひと
?



あなたに話をしたかった
私達がすっかり醒めてしまうまでに
いつか、あの透かし模様に浮かべていた
神様を
横たわらせた小指の こと


遙か 一瞬で過ぎ去ったものを
か ...
ひとつの錐と
ひとつの傷
その間にあるものすべてが
錐により傷に押し込まれてゆく
錐により 錐により 錐により


奏でる前に
降っていた
奏でられるはずのものが
...
ねえ、あなた
おい、きみ
なあ、おまえ


よびかけてはみたけれど
こたえる声は なかった
花火、風。立ち尽くす夏 陸橋で麦わら帽子は抑えずにいた




日に焼けた腕に食い込む荷の持ち手 両てのひらで生かした金魚




向日葵が燃えない程度に咲いていて息継ぎの度ちらり ...
 金之助

小さい時かかったインフルエンザが元で
鼻茸ができた金ちゃんは
いつも 右の鼻腔がピーピーしていた
(インターフェロン3本打っても治らなかったんだぜ?)
(するうち自然治癒で解熱 ...
物々交換では 互いに価値観が違い
交渉決裂する場合も有った

故に 取引材料で有る 現金が出来た
そう考えると

紙幣は 「気の効く」存在と
言うことに なるでしょう

果たして 本 ...
止むことを知らない汚れた雨は
幾層もの大地のフィルターで
クリスタルな輝きの水に

止むことを知らない悪意の視線は
守られるもののない
むきだしの心を容赦なく貫く

浄化されぬ禍禍しい ...
行き止まりバラスト積んだ荷車のあり
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
そのさびしさD-driv...自由詩011/8/19 14:37
片目は閉じられ時間は消えて水町綜助自由詩411/8/19 13:35
   寝返りyamada...自由詩111/8/19 12:30
こんにゃく乱太郎自由詩19+*11/8/19 12:21
言葉のゆくえ——夜のめるへん佐々木青自由詩3*11/8/19 11:14
* 水田の 苗の隙間に 実る夢藤鈴呼自由詩2*11/8/19 8:23
翳りゆくヘア花形新次自由詩3*11/8/19 7:42
音のない洞窟( 落日編)吉岡ペペロ携帯写真+...711/8/19 7:02
音のない洞窟( 足裏マッサージ編)携帯写真+...211/8/19 7:01
音のない洞窟( マレーシア到着編)携帯写真+...311/8/19 7:00
曇り空の処方箋朧月自由詩211/8/19 6:42
わたし花キリン自由詩2*11/8/19 6:29
それらしく燃えるものもずず自由詩111/8/19 2:24
すこしずつ高濱短歌111/8/19 2:12
_十二支蝶自由詩311/8/19 1:40
夢枕自由詩111/8/19 1:38
半分モザイク竜門勇気自由詩1*11/8/19 1:38
憧憬梅昆布茶自由詩711/8/19 1:30
それからはるな自由詩4*11/8/19 1:30
Word is song番田 自由詩111/8/19 1:05
比良の秋うたたね短歌011/8/19 1:03
佑木短歌2*11/8/19 0:47
イギリス梶谷あや子自由詩611/8/19 0:46
Earthbound(VCS3)木立 悟自由詩311/8/19 0:39
青井とり自由詩211/8/19 0:08
summer佐藤真夏短歌2*11/8/19 0:02
師匠salco自由詩7*11/8/18 23:44
* 今日までの常識、明日は非常識藤鈴呼自由詩1*11/8/18 23:42
ルビーうずら豆自由詩6*11/8/18 23:39
海峡salco俳句2*11/8/18 23:34

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