何も応えない貴方は
私にとって死んだも同然。
武器の形をした島
地球上で最も凶暴な住民、ただしあくまで、潜在的に
ありふれてはいるが、空から見下ろせばその島は太平洋に浮かぶ拳銃にみえる、シリンダーのあたりから山となって人工の針葉樹林が ...
液体で生まれる
混ざりながら/ゆっくりと凝固する
凝固したら溶ける
液体になる
蒸発する
液体で生まれる
あいということ
いきること/しぬこと
中秋や林檎齧る音響きをり
今日
万の人が
死にました
今日
千の人が
死にました
今日
百の人が
死にました
今日
十の人が
死にました
今日
人が
死にました
...
こねこね
こねこね
小さな手に余る
大きな生地
こねこね
こねこね
非力な手に余る
硬い生地
ママが作った生地
ママが丸めた生地
ママがくれた生地
こねこ ...
ああ
うん、
ちょっと待ってくれ
考えているんだ
ええ
もちろん、
聞いているけれど
考えているんだ
感想を
箇条書きにし ...
シーラカンス
何処にも居場所が 無いっていうことは
何処へだって 行ってしまえるってことなんだ
どんな風になりたいか 望んでないってことは
どんな風にだって なれてしまうってことなんだ
...
咲き忘れたという曖昧が実を結ぼうとしている
ここに月夜の一滴の滴を置いた悪戯が
昨日のように蘇ってきた
悲しみなどという言葉の甘さに
蛍の群れは誘われて死んでいった夏は過ぎた
...
縄が切れた首吊り月のころんころん転がってゆく先の湖
黒猫を振り回している友達と目を合わせないように歩く
容疑者は「月がきれいですね」などと供述しており
日記には月齢を書く欄がある そ ...
人間蜘蛛 空洞回帰 地球卵
永劫孤独 極上下 ラビリントスの孤児毛布
円形劇場 エディプス口唇期
夢の先端 イドの眼底 逆さに写る反射鏡
コンタクトレンズ
宇宙収束 ...
言葉は槍だ
たった一言で…
人の心を…
傷つけてしまう。
言葉は花だ
たった一言で…
人の心を…
癒す事が出来る。
何気ない一言で…
泣いて笑って…
言葉って…
難し ...
ロックとは何なのかを考えてみよう。ロックの形式は一つであり、それはビートルズの登場によって完成された。ロックはムード音楽の形式の一つだが、それが、歌が歌われるものが代表的なものであるとする以上、実 ...
月夜に
クロール
前進は
藍を割って
どこにも
届かない
それでいて
暖かい
指先は
ゆっくり
夜に染まる
目を瞑り月の女の名を呼ばう 指に安らう蛾のやわらかさ
梟の灯りを頼りに船は進む 翼は煙 心は砂糖
銀の盆 兎が行き来するたびに紫色の林檎が落ちる
不死の父を時計の中に閉じこめて蠢く鍵 ...
110912
祈りたいならば
どこか遠く
だれにも見えないところで
おやりなさい
異教徒の群れの中では
声を立てたり
十字を切ったりしたら
命にかか ...
NHK{ルビ何某=なにがし}局 午前8時12分
気象予報士 {ルビ大菅=おおすげ}伝次郎はハ
いや、照っている 照っている
月並みな予報を伝える人柄の
実直な紳士感がまばゆいね
気象予報士 ...
あの日以来
ぼくらは国家的大義を伴った目標というものを
久しぶりに取り戻せたのではないか
傍観者ではいられない
そのことに感謝していた
夏のあいだずっと
ぼくは ...
画廊でブラマンクやユトリロやルオーを眺めた
地下鉄と環状線を乗り継いでやってくる女を待っていた
待ち合わせ時間が迫っていた
しかし慌てて地下駐車場に向かった
ダッシュボードからコンドームを四つ ...
童話の蟻とキリギリスのお話は
もともと蟻と蝉だったんだと知った
この童話が発端で
キリギリスってチャラ男の代表だと思っていたけれど
凄い勢いで快楽のみを追求するのが
地上に出て1週間
...
ちりちり、ちりん
しゃりしゃらん
秋のはじまりの夜は澄んで
いくつもの水面に映し出される
まるい光を数えて歩きます
ふくらんでいく気持ちが
ぼくの肋骨を、内側から
甘く、うずかせ ...
ゼロ弾きのはな
悲しい歌を歌っている
あの感動をもう一度
追い詰められた
文化祭室
逃げ出した僕
水の音
ピアノの声
野球部のない高校
雨の中
一人で傘を差し
涙の声
初めてじゃない
温もりを求めて
彷徨う眼
移ろう視線
優しい声の
方を向く
振られた明日を
振り向き
えられた昨日を
抱締める
一人でトボトボ
道を歩いている
焦点が合わない
ふらふら千鳥足
誰も振り向かない
孤独な一人旅
地球が回る
時間が回る
コバルトブルーの空の下
虚無を感じる
砂粒のように
...
カマキリ会社のカマキリ社長は
用件が済むと電話を切る
鎌で電話のコードを切る
以下、カマキリ専務、カマキリ部長、
カマキリ課長、カマキリ平社員
みんな電話のコードを切る
だから ...
いえなかった
言葉は
勇気をふりしぼれば
人を
喜ばす
言葉に変わる
秋風に
どうしてか白き花咲く蕎麦の花食料になる花は素朴だ
萩の花庭に散りいてゆうこくの秋風が吹き妻と帰宅す
ローマ書を書き写しつつ楽しみて次は更級日記写さむ
未来には何が待つか ...
灼熱する夏の大地に
長くつらなるアリの行列
その列をたどると
いっぴきのセミの死にゆきあたる
地上にこぼれた命を
食らいつくすアリの集団
哀しみはなく
厳かさはなく
叫びはきこ ...
人一倍寂しがり屋なはずなのに
気がつくと、いつもひとりぼっちになってしまう
これも運命ってやつなのかな
※
みんなはひとつの輪になっている
それなのにわたしだけ一歩後ろに下が ...
本当に好きだったんだって
手をつないで歩く
後ろ姿を見て思った
日付順文書リスト
タイトル
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日付
返事がない。ただのしかばねのようだ。
れもん
自由詩
2
11/9/13 12:33
メロンアイランド
乾 加津也
自由詩
8*
11/9/13 11:45
あいということ
つみき
自由詩
6
11/9/13 10:23
9月12日夜
冬野 凪
俳句
0
11/9/13 10:00
命の距離
三之森寛容
自由詩
1
11/9/13 9:54
小さな手の大きな想い
〃
自由詩
1
11/9/13 9:34
相槌
草野春心
自由詩
2
11/9/13 7:07
シーラカンス
itukam...
自由詩
5
11/9/13 6:32
月下美人
花キリン
自由詩
3
11/9/13 6:22
月世界にて
春日線香
短歌
2+
11/9/13 3:34
世界変容連続体
高濱
自由詩
1
11/9/13 2:55
たった一言
清風三日月
自由詩
1
11/9/13 2:38
日本人に、ロックはできるかVol3
番田
散文(批評...
0
11/9/13 1:19
クロール
はるな
自由詩
5
11/9/13 1:16
月と不死
春日線香
短歌
2
11/9/13 0:27
のぼる夕日
あおば
自由詩
4*
11/9/12 23:42
気象予報士 大菅伝次郎
salco
自由詩
6*
11/9/12 23:24
311
吉岡ペペロ
自由詩
1
11/9/12 23:06
中秋の月
〃
携帯写真+...
4
11/9/12 22:59
キリギリスと蝉
なぎね
自由詩
1
11/9/12 22:46
明月によせる
あまね
自由詩
8
11/9/12 22:08
昔々のその昔
ペポパンプ
自由詩
1*
11/9/12 21:44
オルゴール
〃
自由詩
5*
11/9/12 21:43
一人旅
〃
自由詩
5*
11/9/12 21:25
カマキリ会社の皆さん
たもつ
自由詩
10
11/9/12 21:16
_
ぶらっくす ...
携帯写真+...
1
11/9/12 21:15
秋風に
生田 稔
短歌
7*
11/9/12 20:12
夏の葬列
寅午
自由詩
2
11/9/12 19:47
許されたひと
恋月 ぴの
自由詩
28+
11/9/12 19:38
今更素直になる自分を疎む19時26分の私
徘徊メガネ
自由詩
3
11/9/12 19:29
3317
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5.55sec.