暗闇で
カリリ カリリと
餌を食む音
もうそろそろ、
みんなが同じひとりの人間だと
考えてみてもいいですか?
神様
 
 
頭からキノコが生えている
抜いて良いものかどうか
水や肥料をやるべきかどうか
などと迷っているうちに
毎日少しずつ
キノコは大きくなっていく
キノコ生えてるよ
と心配していた ...
気に入らないから、
きみの死だけを考えているよ。
死ぬことについて。
死ぬことについて。
死んでほしいことについて。

いっしょに遺書をかこうか。
きみが死んでもいいように。

...
美しい歌を歌えば

人は集まってくる

人々の美しさにつれて


汚い歌を歌えば

人は集まってくる

人々の汚さにつれて


今、空に星は閃き

それを人はガスの塊だ ...
獰猛で

狡猾で

臆病で

暗闇で

血がにじむ左足は引きずって走れ

傲慢で

厄介で

不潔で

空腹で

欲しいものは奪って逃げろ

無情で

貧弱 ...
打ち上げられた
鯨みたいに

疑問符は
すべもなく
空の青さを映しだしている



怒号も慟哭も、祝福も
みな同じ音ならば

この
広い世界に満ちるものは
みな同じ水だ ...
気持ちを放る

それを避けられる

遮断される

それで気づけよということなのだろう

でも

放った気持ちは

どこへゆけばいいのだろう

放った相手の

コレクショ ...
潮風は青い海からの贈り物まだ青臭い恋も会話も

昭和から平成になり次は何?本棚にある「バブルの肖像」

島国で生まれ育ったこの命若草色の癒やしを好む

土曜日は青春色が顔を出す文庫本か ...
死にたい奴らの行く所は大抵同じさ
純度に満ち足りている 許されない存在の宿る所

考えることの必要としない 現象の連なる 気持ちいいと引き換えに得た辛さ

何処にも行けないと言えるまでの言い ...
靖国通りの先に大きく聳える
東京スカイツリーの展望台から上部ユニット
メタル素材の三つの顔が浮かんでいます
陽光を反射するでもなく
ぎらりぎらぎら照り光っています。

ゆっく ...
今日、秋の日は暮れ

世界は己が回転をやめる

今日、秋の日は暮れ

僕達は自分達の世界(ワールド)へといそいそと

今日、秋の日は暮れ

君の髪はその風に揺れ・・・

今日、 ...
八月の森のいちれつは
空や雲や水平線がつらなって
やがて終わりの景色のなか
白い波の輪郭にしずんでいった。
泡と光をとじこめて
ヤギの背中のようにあたたかく
そして
引き返せ ...
みずのいちばん深いところから
ららるら、ららるら
と、音がなっている。
どこがはじまりで
どこがおわりだったのかわからなくなった世界で
祝福は洪水になってあふれていた。
夏のに ...
白い砂浜をあるいていると
神さまがいらしてね
あたしのあたまんなかに
鳥をおいてった。
その鳥がいうには
夜のむこうがわには
せかいのおわりがあってね
あいする
ひとともの ...
男ですもの
人並みに
風俗通いを
したものよ
そこで私は
知らされた
前立腺の
重要さ

初の経験
緊張で
普段元気な
マイボーイも
縮み上がって
役立たず
顔も上げずに ...
ほそい喉から、くらい胃へ
くらい胃から、からっぽの湖にほとばしる閃光
さかなたちの皮膚はただれて
潤える草花は焼かれていく
けむりは静かにたちのぼる

聞こえるか、曇りにおびえる青空よ ...
季節外れの
風鈴が
ベランダで
鳴っている

カラリカラリ…

一人で作った
江戸風鈴
横浜の花火の
絵を描いて作った
江戸風鈴

風鈴の音が鳴る度に
君と過ごした夏を
...
複葉天使記録植物ムクサレス

飛行船破裂メタノール灯煮沸

実験動物ラット皮膜補綴針

海星燃焼機関飛行機史消失

擬人万象即ち人為淘汰

終末論空洞天使セラフリム

六対 ...
アカンサス天使盲目棕櫚枝列

エクソダス堕天使朱の翼暁星に

二つの個体鏡合せに夢魔の羽根

少年の裂け易き口羽根を産み

天の瞳瞬き星呑む空の闇

ルシフェの眼月のからくり燈 ...
夜風が強く吹いています

あなたの町でも風は強いですか

月が外灯よりも明るいです

あなたの町でも月は明るいですか


木々が夜風に鳴っています

ぼくを風がなぶっています
...
多くの言葉
多くの 感情
友人ではない人の群れ
すくなからずの自分自身

旅は果てしない
君はどこにいく
昔はどこにいた



長い長い流れの中で
紙片に詩を綴る
儚い ...
電線のすき間に光る欠け月
本当の私は いつも煙草を手に思いを口にしてた
風のあたたかさや
寒さ
楽しさ切なさを
今朝の風はあの日に似ていたよ 悲しみの模倣のように
冷たく
日差しゆるく
...
つばがじわりと溢れる
喉ぼとけを鳴らし梅干しを予感する
大きな瓶に詰められた
肉厚の梅干しは
弾けそうなほど丸みを帯び

さあひと口でおやんなさいと
口をまんまる放り投げれば

すっ ...
ゴルフ場に紅葉を見る

紅や黄や茶はまだ淡い

いい匂いがほんのりと

地球の隅でほんのりと

遠い空を見つめている


文字を連ねあって

声を交わしあって

瞳に映しあって

互いにたてる音を

...
84歳の母に蛍光灯の豆電球が2つとも切れているのに

と言われた


そうなのだたぶんちょとおかしい彼女とデートするよりも

よっぽど切実なもんだいなのだけれど


ぼくは恣意 ...
イラついて
鬱血した脳髄をガリガリ齧りたくて、どうしてもそうしたくて
釘抜きで顎を削っていたら鈍臭い音がして
俺の口腔には脳漿の雨だ
舌の上に降るたびに目映い光が…
...
壁が有るなら 穴開けて
風通りダケ 良くします

風が 吹かぬなら 息 吸って
そう 思い切り 吐き出して
自ら 風を 作ります

嗚呼 だけど 
どうしたことでしょう

寝冷えし ...
雲が如く
雷が如く






街道をゆく拙者でござる









てくくぶらぶら峠の三吉屋に着いたのが宵で



団子な気分でもなかったが腰掛け ...
愚鰉頌獯は馬鹿なんですかと
いいながら
キャベツをいためると
あまみがまして
でも
あまみがましても
まずい

あと本当に馬鹿だから
重ねて指摘することは
無粋
考 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
無題木下レモン俳句111/11/9 20:49
_自由詩011/11/9 20:44
見守るキノコたもつ自由詩711/11/9 19:33
過去の遺書ゆうと自由詩111/11/9 19:25
光の一条yamada...自由詩111/11/9 19:22
ハイエナの下着空中分解自由詩211/11/9 17:34
花散る里千波 一也自由詩6*11/11/9 17:30
宇宙のものまね吉岡ペペロ自由詩1111/11/9 17:29
青臭い夏川ゆう短歌011/11/9 15:32
両応狩心自由詩011/11/9 14:38
靖国通点描……とある蛙自由詩1611/11/9 10:01
秋の日は暮れyamada...自由詩211/11/9 9:27
コーラルLily P...自由詩7+11/11/9 7:24
リベルテ自由詩411/11/9 7:23
貝殻のような夜自由詩511/11/9 7:21
男心の唄花形新次自由詩1*11/11/9 7:15
にごり四帰自由詩011/11/9 3:25
夢に向かって清風三日月自由詩111/11/9 2:53
セラフリム高濱俳句111/11/9 2:00
ルシフェの眼俳句011/11/9 1:54
クレヨンしんちゃん吉岡ペペロ自由詩711/11/9 1:38
ウスバカゲロウ番田 自由詩311/11/9 1:15
欠け月凛々椿自由詩1811/11/9 0:30
梅干しの予感灰泥軽茶自由詩4*11/11/9 0:18
慕情吉岡ペペロ携帯写真+...511/11/8 23:52
豆電球梅昆布茶自由詩211/11/8 23:47
脳男・マストダイホロウ・シカ...自由詩5*11/11/8 23:13
壁が有るなら藤鈴呼自由詩2*11/11/8 22:49
雨が如くTAT自由詩1*11/11/8 22:21
収奪の歴史6自由詩211/11/8 21:18

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4.5sec.