大道芸人が見た風景
自分の名も忘れた浮浪者か それとも今の暮らしに落ち着くか
恐らく成れの果ては せいぜいそんなところだろう
いつか絶対に 目を覚まさないといけない時が来る
期間限定の夢を ...
追加の勘定を弾ませて帰る還り道。
黒ずんだ木の隙間から
偽者のような、嘘のような小動物。
伺い知れないでいるのは
どことどこの
どちら様だろうか。
挨拶を証明するような時期は
と ...
月のきれいな公園で
偽物の手品師が
偽物の練習をする
隣のブランコでは
飼い猫が眠っている
昔から偽物だから
何も出せないし
何も消せない
しかも猫すら
なついてくれな ...
ぼくの精神は
いまも中二の秋でとまったままだ
実力テストが終わって
文化祭の準備で部活もなくて
高校生が制作するモザイクを手伝っていた
肌色のところたくさんちぎっとい ...
花満ちる丘 風見守る下で
永遠の誓い あなたに囁く
明日が見えなくて
押し潰されそうな日々
自分さえ信じられない
凍てつく心を
そっと抱き締めてくれたね
信じれば 織り成せる ...
愛の可視化?
そんなもののために君を抱いたんじゃない
同じ海 同じ空
同じ愛 違う人
流れに逆らう様には待てはしない
完璧な空間 完璧な時間
流れに逆らう様には待てはしない
同じ距離 同じ質量
同じ愛 違う人
...
{画像=110911183602.jpg}
心を写す鏡のようだ
朝のsoraを見てそう思った
自分の心持ちが分かるような気した
元気がある時
後ろ向きな時
強い時
弱い時
so ...
お前の頭の中はスポンジ穴だらけ
瞳孔がひらいて
よだれたらして
ヘラヘラ笑いっぱなしで
隔離隔離隔離隔離隔離病棟
人類みな人類みな不平等
...
{引用= 銀色のスーツを身に纏った男が浜辺でギターの
死体を検分している。場違いなセンチメントが、
五十六種類ほど波間に明滅しているが、男は勿論
意に介さない。鉄の壁。ク ...
私は必要ですか
私はだれかにとって
そうです
というこたえがほしい
意味を知りたい
いつかのために生きるのではなく
だれもが知りたいこの言葉を
声にならない声で叫ぶ
いつものエスカレーター
朝の陽の中、目の前で
細い髪が揺れる
思わず手を伸ばして
触れてしまいそうになる
記憶が輪廻する
九月最初の日
通勤客の人の波
蓮の花のように ...
君の眼はいつも遠くをさまよっている
夢の中を旋回するように生きる君の日常
その頃僕は断頭台の上で道化を演じるんだ
そんなの誰も見ていなくてね
すると君に手をひかれていくみたいに
遠く 遠くな ...
過ぎ去る匂い
置く光
地と地の無音
指ひたす空
はじまりの水
灰と青の花
影の無い道
陽の無い朝
どの曲がり角にも
人は居ない
曇と足音
曇と足音 ...
あの日
世界が一様に
劣等感を持った
でなければ911以降
あれほどの性急な
清濁の認め合いは
なかったんじゃないか
あの日
世界が一様に
...
空港のインフォメーションを知らせる音がする
人生はひとつの感傷旅行のようなものだ
ぼくは何処へも行きたくなかった
みんな普通に歩いている
それが羨ましくて淋しかった
ぼく ...
私は無力です。
私は無意味です。
私は透明で空っぽです。
まるで生きていないみたいに。
― みんな、似たようなもんさ。
『ホイミ』
・
休日の ...
夏が去ったあとのがらんどうに
いつしか白く大きな九月階段が出現していて
そして僕らはその段々の上に
蒔かれたように腰かけていた
ただそこで空を見あげていたり
何かを読んでいたり
歌をうたっ ...
秋になったのに
秋を受け入れられなくて
半袖の腕を
抱きしめて立っている
もうそこに
真っ白な季節をみてしまい
ゆれる木々の
変化すらみていない
まだこない季節でばかり
過ご ...
ポコチン疼くよ
川崎キッド
駅の東側
競馬場の傍
右のポッケにゃ
3万円
左によってる
ポコチンの位置直し
吉原に次ぐ
関東二番目のソープランド街(wiki調べ)
溜まってきたら
...
光が白いので
裸体だけが空気にうかび
瞳の深みをもとめて
幾度も反射されている
暗くなる前から隠れる所を捜した
冷たい風を避けて 二人は草の茂みに潜んだ
ざああ ざああ 荒れ気味の風が林檎畑を走る
強い風に羽があおられて もっと草の奥へと
二人は入り込んだ
夜空 ...
古くて重いげき鉄を
引き起こして打つ単発銃を
最新の銃だと陸軍上等兵は誇らしげに説明しながら
天皇陛下という四文字を並べる前には
最上級の姿勢でしかも深々と頭を垂れる姿は絵になった
桜 ...
どうにも悲しみで凹んでいるので
エポキシで盛ってみたが
今一つ盛り上がらない
平坦に戻すために
400番をかけてみたが
今度は荒れてしまった
目を細かくして
ゆっくりと順番に
...
軍隊 兵役拒否 烙印
夢遊病患者 絵
行進 発砲 死者 ペニス
死者と生者がダンスを踊る死者は妙に捩じ繰れた爪先で
顔を覆う男
病院 癲狂 怒声 パジャマ
死者 ...
バッタがぴょん
土手道よこぎる
バッタばったり
ぴょんぴょんと
とんぼがスイ
稲刈る田んぼに
とんぼとんで
スイスイと
小石がぽちゃ
静かな川面
小石濃い清水に
ぽっ ...
ひとりぶんの棺桶
そこに闇はうまれず すこしばかりの それでもたしかなひかりが 吊されている
夜があしたに沈むころ
ぼくは蓋をあけなければならない
燦燦と照りつけるほとぼりに
狂喜 ...
誰もいない
そこに何もなくなったのかもしれないと思う
何故だろう
言葉は無力だ
詩はどこにある
詩は どこに
だけどこうしていることに意味は何もない
そして 詩は書かれる
...
鳥が啼いている
黄金色の影が
そこかしこに
あした晴れるかなって
胸の痛みが汚れている
鳥が幻のふりをして
地球の影絵に落書きする
鳥が啼いている
黄金色の影が
そこかしこに
...
四の並びを避けたい一心の
番狂わせな四隅の角。
帯状の試験管に潜む
冷たい仕打ち。
隔たりに、突き上げられている事実は
送り手の番に
どうしても従ってくれない。
注意が反れて ...
日付順文書リスト
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日付
大道芸人が見た風景
itukam...
自由詩
0
11/9/11 21:22
裏の挿し木で
yuugao
自由詩
2*
11/9/11 21:19
月夜の偽物
たもつ
自由詩
2
11/9/11 20:21
中二の秋のころ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
11/9/11 20:06
刻の彩り
洞野いちる
自由詩
6
11/9/11 19:18
矛盾
徘徊メガネ
自由詩
2
11/9/11 19:03
等号
〃
自由詩
2
11/9/11 19:00
朝のsoraと太陽
beebee
自由詩
24+*
11/9/11 18:34
スポンジ大作戦
ぶらっくす ...
自由詩
3
11/9/11 18:15
浜辺へのコラージュ
草野春心
自由詩
2*
11/9/11 18:02
だいじなひと
朧月
自由詩
2
11/9/11 17:27
視線
御笠川マコト
自由詩
2
11/9/11 17:13
壺中の天
マチムラ
自由詩
2*
11/9/11 17:06
ひとり はざま
木立 悟
自由詩
2
11/9/11 16:40
911
吉岡ペペロ
自由詩
1
11/9/11 16:27
空港のひかり
〃
自由詩
5
11/9/11 16:16
ホイミ
村上 和
自由詩
2
11/9/11 15:15
九月階段
塔野夏子
自由詩
22*
11/9/11 12:19
秋
朧月
自由詩
3
11/9/11 10:10
川崎キッド
花形新次
自由詩
0
11/9/11 8:02
裸体
草野春心
自由詩
4*
11/9/11 7:49
銀河の下で
砂木
自由詩
13*
11/9/11 7:08
桜
花キリン
自由詩
3*
11/9/11 6:26
ほしゅう
ねなぎ
自由詩
3
11/9/11 6:05
隔離棟
高濱
自由詩
2
11/9/11 5:53
歩いてゆこう
シホ.N
自由詩
4
11/9/11 5:20
ねむりの箱
四帰
自由詩
2
11/9/11 2:50
雨のどこかで
番田
自由詩
2
11/9/11 1:57
黄昏の秋
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3
11/9/11 1:29
自室にて
yuugao
自由詩
1*
11/9/10 23:58
3319
3320
3321
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4.71sec.