雨が降っている。わたしは埋葬する。恋のような、後悔のようなものをを埋葬する。小さなものを。浴槽に腰掛けてひやりとした刃をあてられる。剃り落とされる。粟立つ。あなたの顔が見えない。膝元に屈み刃をあて ...
どちらかと言えば
雨を思い出す
そういえば
どこだったっけな
あれは
ほら
おいしいカレーライスを食べた時
確か
雨が降っていたよね
他にも
そうだ
日光でそばを食べた時
雨が ...
信心の目的は
幸福になることではない
不幸に立ち向かい
不幸を断ち切るために
信心はあるのだ
感謝や奉仕とは
そのやり方に過ぎない
幸福とは
その道標に過ぎない
立派な人格とは
...
生きているということは
まともにやると
契約することばかりだ
洗脳された馬鹿どものお守りを
なんで俺様がしなきゃならないのだ
ペットショップで
運命的な視線を交 ...
切ない声も
切ないうたも
簡単に胸をしめつける
音 全部なくしたとしたら
あたし切なさなくすの?
文字は残るけど
温度 感じない
君が残してくれた永遠って文字は
何度触れても乾 ...
いま、私は砂時計
頭に溜めていた沢山の記憶
楽しかったこと
辛かったこと
恥ずかしかったこと
どうでもよいこと
砂粒となって手足へと
みんなみんな流れてゆく
ただただ時間だ ...
る の形の漏斗へと滑り落ちていくように
ぼくは明るい駅へと吸い込まれる
窓に青蛙が張り付く
濡れた松葉が張り付く
滲むいくつかの家の灯りが
黒い木立に十字を掛けて
すいと横に流れたかと見る ...
いすは
ひとがすわらなくても
それじたい
ひとのようである
だれもすわらないいす
それじたいが
まるでひとのように
みずからにちんざしている
やかれたひとも
まだ ...
今日も病院へ行った
お水とティッシュを買って行った
廊下ではもうお腹の大きい妊婦さんが
痛い痛いふうふう言いながら
旦那さんに背中をさすってもらっていた
彼女は具合がやはりよくないよ ...
街も人もびしょ濡れで
だれもきみにかまうもんか
いいから
こっちに来なよ
休日の朝
ふぅわりとした意識のなか
あともぅ少しだけ
と
お布団にすがり付く
そんなとき
君の夢が見たくって
心がキュウンと鳴くんです
耳元で意地悪な言葉
囁いて
優しく後 ...
きみの喉に
さっきから{ルビ痞=つか}えているものがある
注意深く
確かめるんだ
そうでなければそれは
ただのつまらないジョーク
いいかい
...
しぜんはとても
ふまじめだ
こどもができたら
そだてるおかねどうしよう
がくれきは
しゅうしょくは
せきにんは
なんて
まったくおもわない
ふりょうほど
し ...
胸の鼓動は止まない
例え君が嫌っても
例え君が叩いても
例え君が殺しても
胸の鼓動は止まない
君が生きている限り
それは止まない
頭を縦に振り
リズムに乗り
拳を振り上げ
声をあげ騒ぐ
めげない
まけない
くさらない
いじけない
c・o・f・f・e・e
気持ちよくなる
興奮を覚える
いぶした快感。
...
お笑いは
人を傷つけ
秘密を暴露し
人を不幸にする。
私は嫌いだ。
私はつまらない人かも
しれない
でも他の事で楽しい事がある。
アルフォンス・デーケンは
自分の失敗談で笑わ ...
良い事もあれば
悪い事もある
頑張っても
結果が出ない事もある。
希望を失わずに
笑顔で明日を歩めば
伝わる事もある。
未来を変えてゆく。
愛を信じて
愛に生きて
愛に死ん ...
W.K.第五回。もう、粛々といきます。もう。牛。今回は趣向を変えて、サックスプレイヤーのポール・デスモンドについて語ります。といっても、そんなにJAZZに詳しくわけではありません。ブルー・ノート、何 ...
過去というものは記憶の積み重ねで
時間というベールを幾重にも重ねてゆけば
どんな経験もセピア色に染まり
綺麗なオブジェの出来上がり
過去を溜め込んだ洗面器に
右手を突っ込んでみる
つめ ...
死をそんなに簡単に
書くな
語るな
考えるな
生を受ける困難に
見みえて
負けるな
間違うな
精神の見様は
生を活する
性質もつか
死を見る者は
真なるものを
...
夜中になれば静寂の火が灯る
何もかもが去っていき
あるものが忘れられる
時計の規則正しい針の音が響き
時折救急車のサイレン音が割り込んで
誰かを連れ去っていくのだが
私の背中を刺すものに出 ...
できる
できる
なんだってできるもん
田んぼのよこの小川だって
ひとっとび
とんぼだって
つかまえられる
このまえなんか
でっかいたいよう
手の中につかまえちゃった
あ ...
美しいからだろうか
若いからだろうか
優しいからだろうか
ちがう
ぼくよりも孤独を決意した
きみがたましいの持ち主だからだ
ぼくの特別席に座るのはきみだ
美しいからだろうか
若いか ...
はじめて
おそらに
なりたい って
おもったの
そうしたら
みんなに
あいされると
おもって
だから
おそらに
なりたい
この星に住むぼくたちに
オセロがすべて裏返しになるような
裏切りやもてあそびが訪れないことを
心底はぼくは祈りもしなかったのだ
心底はぼくは願いもしなかったのだ
そうだっ ...
岬の突端にある一本杉
その根元に猫の額ほどの草原
崖下に望める港町は
なだらかな坂のある町で
火の見櫓以外高い建物もなく
斜面にへばりついた
小さな小さな灰色の箱の集落
漁船が停 ...
「僕んちは、4丁目のレゾンデートルの403号室」です。
君、それって「メゾンデーモン」の間違いじゃないですか?「メゾン」はすみかのこと。「デーモン」は悪魔。でも「悪魔のすみか」というマ
ンション ...
その部屋には
水いろと黄緑いろのセキセイインコがいた
暖かなてのりだった
鳥にも性格や表情があるようで
水いろのほうが人懐こかった
そのさえずりを聞きながら玄関をでた
...
ひたひたと雨のふる夜の路地に小さな女の子が立っていた
女の子は少し屈んだかと思うと
黒いアスファルトの上でおしっこを始めた
雨とおしっこは混ざりあい低いほうへ流れていった
マンション三階の ...
青灰色のひかり
彼女のマンション
まだ5時だ
九月のセミが鳴いている
秋が混じっている
手を繋いでいた
ぼくよりも孤独を決意した
若くて暖かい手だった
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
埋葬
はるな
自由詩
6
11/9/4 1:10
引き立てる
中川達矢
自由詩
4
11/9/4 0:18
不幸な信者たち
吉岡ペペロ
携帯写真+...
0
11/9/4 0:17
ペットショップにて
〃
自由詩
0
11/9/3 23:48
無音
朧月
自由詩
2
11/9/3 23:44
砂時計
佐倉 潮
自由詩
1
11/9/3 23:40
お帰りの少年
オイタル
自由詩
4*
11/9/3 23:06
椅子
小川 葉
自由詩
5
11/9/3 21:40
Baby もうおやすみ
はだいろ
自由詩
5
11/9/3 21:21
雨
はるな
自由詩
4
11/9/3 20:51
_
こころゆくま...
自由詩
2
11/9/3 20:36
注意深く
草野春心
自由詩
2
11/9/3 20:19
自然
小川 葉
自由詩
3
11/9/3 20:03
胸の鼓動
yamada...
自由詩
0
11/9/3 19:32
コーヒー
ペポパンプ
自由詩
1*
11/9/3 19:10
お笑い
〃
自由詩
3*
11/9/3 19:10
Live in a love
〃
自由詩
3*
11/9/3 19:10
W.K.第五回「ポール・デスモンド『ファースト・プレイス・ア ...
たもつ
散文(批評...
1*
11/9/3 16:56
記憶の帰郷
なぎね
自由詩
2
11/9/3 16:13
簡単な困難
シホ.N
自由詩
1
11/9/3 16:07
夜光虫
乱太郎
自由詩
20*
11/9/3 13:07
こども
マチムラ
自由詩
1*
11/9/3 12:58
人生得意時
吉岡ペペロ
携帯写真+...
0
11/9/3 12:45
あいして
森未
自由詩
3*
11/9/3 12:21
幸福な経験
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
11/9/3 12:03
野良猫その0
……とある蛙
自由詩
7*
11/9/3 11:53
メゾンデーモン
梅昆布茶
自由詩
3
11/9/3 11:46
セキセイインコ
吉岡ペペロ
自由詩
2
11/9/3 10:11
おしっこ
夜明けまえの...
自由詩
3
11/9/3 9:34
秋
吉岡ペペロ
自由詩
2
11/9/3 9:23
3328
3329
3330
3331
3332
3333
3334
3335
3336
3337
3338
3339
3340
3341
3342
3343
3344
3345
3346
3347
3348
3349
3350
3351
3352
3353
3354
3355
3356
3357
3358
3359
3360
3361
3362
3363
3364
3365
3366
3367
3368
5.4sec.