四の並びを避けたい一心の
番狂わせな四隅の角。
帯状の試験管に潜む
冷たい仕打ち。
隔たりに、突き上げられている事実は
送り手の番に
どうしても従ってくれない。
注意が反れて ...
この夕暮れの雲が
ルドンの色彩で描いたシャガールの
女性の像に見えるのはなぜだろう
こころは世界と
こじつけあっていた
手を見つめているあなたに見えるよ
ものま ...
湿度にとらわれた熱量が
肌にまとわりついている
エアコンは嫌いだ
あの冷やりとした
微かにカビ臭い風は
地下の駐車場を思い出す
軟らかにしなだれる
段ボールを思い出す
寝苦しさ ...
原点回帰、という言葉がしっくりくるような気がします。
中学生のころ毎日のようにこの場所、すなわち現代詩フォーラムに通っていました。しかし高校生になってからでしょうか、忙しくなったこ ...
忘れないで
と言うには
遠すぎるし
忘れて
と言うには
近すぎる
出会わなければ
と思うには
おだやかすぎたし
会いたい
と口に出すほど
捨て身にも
なれなかっ ...
妊娠悪阻ということで、
一週間ぶりに病院へ行くと、
点滴は、24時間で、
4本取り替えるらしい。
彼女は、ほとんど、口も聞けないほど衰弱している。
「なんか話して」と言うので、
...
She said to me.
“They will know what you did and do.”
安心感がある。
裏切らない。
義理堅い。
テスト前夜
共に苦しい時を持つ ...
永遠の誓い
永遠の印
永遠の愛
永遠の土地
同情心により
可哀想に思い
受け入れてしまう
罪人よ
自分の命を差し出し
代わりに手に入れるものは
なにか?
林檎を食べさせら ...
海のように
とおくに流れる風をさらってきたりはしないけど
湖のように
ずっとおなじそらを映しつづけるわけでもない
川のように
あふれたものが自由になるぐらいがちょうどいいね
...
外付けの階段で子供たちが
ナフタリン遊びをしている
前の道路を走って行った腰痛のバスは
小さな水たまりの側
もの静かなバッタになる
このアパートには冷蔵庫の幽霊が出る
隣室の人 ...
井戸の底が
ぼくには
霊的な汚濁にしか見えなかった
上から降りそそぐ光や雨
ぼくには
汚濁が降るようにしか見えなかった
ひろがる闇を測るにも
永遠なんて長 ...
感受せよ
目で耳で肌で
感受せよ
全身を媒介にして
詩を書くということは
何かを感じて
何かを受け取って
言葉へとまとめていくことだ
身の回りの世界
一行目の言葉
差し出さ ...
僕はこの中国の猥雑な街で
現実世界と適合する為のリハビリをしている
語学の勉強をしているのも
体力を回復させるために歩こうとしているのも
いわゆるリハビリに相当するだろう
...
大切にしているつもりが
大切に出来ていなくてごめんね
日差しの強い日は
さぞかし調子が良いだろうと思って
直射日光の下に置き去りにし
干乾びて
雨の続く日には
さぞかし栄養が行き ...
あなたとさようならをした日
最初はとても晴れた日で
いなくなる日は
ほんとうにたくさんの雨が降った
{引用=
ばいばい
ばいばい
}
あなたはたぶん
そんな言葉知らなかっ ...
そは純なる夜明けの色彩を湛え
鍾乳洞のごとき我が体内の昏がりから湧
き上がる有機の湖
薄くすきとおった魂の衣を押し上げ
いびつにも愛(かな)しき人の子の輪郭を
つくる預言の海流
我 ...
今日は…
兄貴に…
守るべき家族が…
出来た日。
いつもは…
頼りなく見えた…
そんな兄貴が…
今日ばかりは…
凛々しく見える。
君の言葉を…
兄貴に伝えました。
君 ...
まんたもん
もう まんたもん やん ゆうたもん
みやてと まに もに たむいやな
よのやも やのまい ねをめたもん
たんなんね やんとんよ
( ねねねねね 笑 ねねねねね )
...
どこへ行っても
自分からは逃げられないから
今日も俺は俺と付き合っている
土曜日の漫画喫茶から
詩を投稿するのも悪くない
でも
俺自身が地獄なら
漫画喫茶も
どこへ行っても地獄だ
こ ...
よくみられたい
よくおもわれたい
少なくとも嫌われたくない
そんな鎧は
いったん着てしまったら
脱げないよ
いらなかったのに
そんな鎧をいつから
着てたんだろう
重いのに
脱げ ...
あなたのことは好きだけど
あの子のかわりには絶対なりたくないし
だから慰めないよ
存在には理由がある
本当に大切なこと
今夜こそ教えてほしい
言い換えるのなら
存在には使命がある
いつも存在は
この世で何かを果たすために
生まれてきた
どんな小さなものでも
存 ...
ことばで上手く伝えられないことを
どうやって今 君に伝えよう
はるか昔はるか彼方の国の山の上で
あの尊き御方が
弟子達に伝えたように
傍らの花に触れて微笑んで君を見ようか
君はその尊き ...
熱がある時に観る
テレビのような現実が
頭の端っこで丸くなって
きれいに瘡蓋になる前に
剥がして/痛がって/泣いている
なつのおわりのはれたひに
むしゃりむしゃりと
なしをたべている
かわをむいて
じゅうにとうぶんにきりわけ
しんをとったきれいなかたちのなしが
あとじゅういっこ
おさらにわをつくってな ...
ぼく、
透明な夜をみあげます
半透明のたましいを宿して
伸びていく木になります
ほしかったものが、なかなか
みたされないから
ほしくないって嘘をつく
あんなもの、いらない ...
あなたが目の前にいると
僕はとっても嬉しいんだ
何故だかわからないけど
僕はとっても嬉しいんだ
あなたはとってもフローラルな香りがする
ファブリーズを服にかけているの ...
ぽとり
と
つぶやきをひとつ
落としてきた
苔の生えた出会いのテクニックのように
ぽとり
と
つぶやきをひとつ
落としてきた
迷子猫のような写真まで貼りつ ...
動物を視観察する
花粉を視観察する
放射性物質を視観察する
自分を視観察する
なぜこんなことになったのか
なぜこんなことをしてしまったのか
動物や花粉や放射性物質や ...
孤独な家である
夜になると
独り言のように明かりがぽつんと灯る
人の気配はするのだが
玄関がない ことりともしない
死んでいる ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
自室にて
yuugao
自由詩
1*
11/9/10 23:58
夕暮れのあなた
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
11/9/10 23:50
月の夜、幻の空(未詩・独白)
プル式
自由詩
11*
11/9/10 23:32
原点回帰
ゆみやま
散文(批評...
3+
11/9/10 22:12
失恋
はるな
自由詩
5
11/9/10 21:56
ピンクのハートマーク
はだいろ
自由詩
15
11/9/10 21:50
再生と破滅の意味するもの
ペポパンプ
自由詩
1*
11/9/10 21:41
エターニティ
〃
自由詩
1*
11/9/10 20:53
青のように
四帰
自由詩
4
11/9/10 20:50
新婚
たもつ
自由詩
1
11/9/10 20:30
汚濁した胸のいたみ
吉岡ペペロ
自由詩
4
11/9/10 18:55
感受性
木屋 亞万
自由詩
1*
11/9/10 18:10
僕はかなりちゃんと生きています
ジム・プリマ...
自由詩
2*
11/9/10 17:57
植物が育てられない
なぎね
自由詩
3
11/9/10 17:42
still
寿
自由詩
4
11/9/10 17:18
再生
つむ
自由詩
2*
11/9/10 17:11
結婚式
清風三日月
自由詩
1
11/9/10 15:16
まんたもん
乾 加津也
自由詩
9*
11/9/10 15:03
やくざな俺との24時
渡辺亘
自由詩
2
11/9/10 14:36
あたしのまま
朧月
自由詩
8
11/9/10 14:36
無題#
くろきた
自由詩
2*
11/9/10 14:03
丁寧に書こう
渡辺亘
自由詩
2
11/9/10 13:51
ことばで上手く伝えられないことを
相差 遠波
自由詩
4*
11/9/10 13:42
頭の端っこ磨り減らして
つみき
自由詩
9
11/9/10 11:37
静かな午前
村上 和
自由詩
4
11/9/10 11:26
秋の夜はいつわりを許さない
あまね
自由詩
12
11/9/10 10:51
あなたがいると
yamada...
自由詩
1
11/9/10 10:08
ぽとり
nonya
自由詩
15*
11/9/10 10:02
視観察
吉岡ペペロ
自由詩
6
11/9/10 9:41
家
花キリン
自由詩
6*
11/9/10 7:16
3336
3337
3338
3339
3340
3341
3342
3343
3344
3345
3346
3347
3348
3349
3350
3351
3352
3353
3354
3355
3356
3357
3358
3359
3360
3361
3362
3363
3364
3365
3366
3367
3368
3369
3370
3371
3372
3373
3374
3375
3376
5.82sec.