石畳歩けば遠い過去になる刻み込まれた歴史の模様

酒を飲み心を緩くした後で君の引力受け入れている

たぶん君ここへ走って来たのかな「愛している」の言葉が熱い

コーヒーの渦に飲まれた ...
季節のかわりめには、どうしてこうも感傷的になってしまうのだろう。晴れていても、雨が降っていても涙が出てしまう。
あの人はわたしのことを忘れることにしたのだろう。来なくなった連絡と、日々と。忘れる ...
海辺のウニ
山にはキノコ
僕の闘争
とても 昔の 日本

魚を釣りたい
言葉ではない 本物を
車の中から
僕は 街を 眺めた
人が歩き回っている
今日も 黒い コーヒーが 湯気 ...
廃バスの窓に無数の烏瓜 血に滲む街を
ひとり見ていた
おんぼろトラックの
荷台に座って
泣いたらあかん
叫んだらあかん
奴等の思うつぼ
Hold me tight
トリポリベイブルース
「俺ってまだ権力者? ...
箱のなか人々が踊る 砂になる
音楽を絶やさず人の形を忘れて
夜の湿度を 完璧に奪いに行く
一滴の水分さえ拒んで踊り続け
かかとが少しずつ崩れて ポゴ
ダンスできない それでも踊る
ことを止 ...
嫌だったら、逃げればいいよ。
あの坂道を登って一人自分の体がどうなっているか聞きに行くのはこりごりだ。
今、生きているんだからそれだけでいいじゃないか。

嫌だったら逃げればいいよ。
街角ご ...
何者にもなりたく無かった僕は闇のなかでそっと生まれた

認識の外の世界で生成する螢のように浮遊する外惑星だ


新しい地平線は空っぽの世界に灯をともす微笑み

漆黒の壁さえもよじ登れる気 ...
彼らは 退屈している

何を楽しめるのかと尋ね そんなものはもう楽しめないという
退屈していることを 実は不安がっている

何かが退屈なら それが退屈だというだけ ただそれだけのこと

...
気がつくと こんなものが ここにある

              いつのまにか

そして 分かち難く感じている
  
              いつのまにか
過ぎていく時間を 小さな手で ギュッと握れる分だけ そばに置く
小さく握りしめられて きゅっと固まった綿あめのような そんな時間を
ぽこぽこと積み上げて。

ほのかに甘いにおいのする 綿あめを ...
絶対不変の法則発動人死なず

神意の賜物石胎星座十二車種

第三帝国脆弱な夢ナイチンゲール

瓦礫に染まり記憶を忘れ紐育の薔薇

灰色都市世紀初頭に頭打

緩慢な死へとあなたの炎の ...
それは突然浮いていた
偶然斜め左から眺めた
モネの睡蓮は左目に浮かびあがり
そのまま浮いていた

美術館を出ても
淡く小さな睡蓮は左斜めに浮遊し
それにだんだん焦点が合わさると
どこか ...
太陽が血を流し

邪悪な夢をばらまいている

裸の夜は孤独を空に

亡霊の昼は日陰で眠る

虚ろにみえる遠くの人影は

思い出の中とその外を行き来し

手を振る過去は泥の舌で
...
谷底にこがねの雨がわだかまり見るものは泣き見るものは去る



ゆうるりと暮れあおぎみてまわる虹うた連れてゆくひと連れてゆく



冬の木が冬の木を呼ぶあいだにも白 ...
悲しい顔をした岩が
森をのせてつづきゆく
触れると消える
左まわりの虹


指を握り返しそこねた朝に
ふたたび夜を見そめ 見そめる
崖の王国
響きはけして 返ることな ...
少しだけ昔のこと
日本は鉄腕アトムと手を携えて
まるで一体だった
今ではその肝心の心臓が病んでしまったようだ
科学に憧れた日本のダイナモは
脈打つリズムに変調をきたしている

鉄腕アトム ...
宙返りしゃぼんだま弾けた心は

空に消え

余韻に耳奥こだまする

仄かに光る泡沫は

奏でる魂

漂う魚はそれを口にし

閃光ほとばしり

雨を降らす
私は、水没した一つの古代都市、
そしてその記憶を、子宮に、抱いて
産み落とすための機関全体の名前
私は副産物、男が生み出された後に
破棄された一つの悲しみ
悲しみは退屈
椅子に座ったままの ...
いつの間にか
ひどい太陽が照りつける砂丘を
歩いている
その光は熱くはないけれど
肌を痛めつける
きっとこのまま
倒れてしまうのだろうけど
この痛さでは
安らかな死を迎えることはなさそ ...
前をむきましょう
って
どこをみればいいですか

上にはいつも空がある

ぐるっとまわれば地になることも
知っているけど知ってはいない

顔をあげましょう
って
明日はどっちの方 ...
 世界中のバラードが歌われなくなったら大変だわ。そう、きっと、誰もがアルファベットをちゃんと正確に発音できなくなって、苦笑いしながら恋を歌わなくちゃいけなくなるかもしれないから。くだらない男達は相変ら ... 日が陰った午後
高く伸びたセイタカアワダチソウが
風に吹かれて揺れている。

子供のころ、空き地で自分の背丈よりはるかに高い黄色いセイタカアワダチソウに
分け入って遊んでいた。あの頃の日差し ...
 私がまだ貯水槽の底に沈んだ都市の中で眠っていた頃に、母が私の頭に血をたらして、私は裂けた。泣く前に、裂ける事を覚えた私の体は、ゆっくりと沈んで起き上がることが無かった。20歳でケータイを傘につるした ... *白昼夢

私は夢を見る
想像する
かなえられない夢を 白昼夢のように
そのうちそこから抜け出せなくなる
現実と隣り合わせの世界
私はそこの住人になる
悲しい仮面は現実に脱ぎ捨てて・・ ...
私は、幼稚園の年中クラスの頃から、家の近くの新体操クラブ「NAKAMURA RG]に通っていた。全日本や世界選手権でメダルを取ったことのある中村良子先生が、私に付きっきりで指導してくれた。
 長椅子 ...
夜中目を覚ますと
私の喉は笛ラムネになっていた

ぴい ぴい ぴい ぴい ぴい ぴい
情けなく繰り返す
ラムネをさっさと溶かすべく
コップの水を飲み干した
未だ夕暮れ来ない街在りそうだろう誰も其処へと居ないのならば


福島が日本の首都 秋雨に冷えてゆく炉と冬へと向う


水葬楽、やっていたっけ 集まって うん、私たち未来への供物
飲めないと嘘吐きましたあんたらと一緒におんのがもう嫌やねん


食堂で食べる胡麻和え不味くってため息ついでに冷めた味噌汁
真夜中に乗る千代田線御茶ノ水社会の澱のような僕たち

さみしいと凍 ...
アンケート用紙に 油性ボールペンで
泣かない程度に 息を吐きだして
文庫本の中身写してはばたく
ODする夢だけみる 夢だけ
だからこんなんでもいいの
だからこんなんでもいいの


連絡 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
石畳夏川ゆう短歌011/10/27 13:51
シクラメンのことはるな散文(批評...111/10/27 13:30
現代詩の無い国 バラード番田 自由詩411/10/27 9:19
烏瓜春日線香俳句311/10/27 8:17
カダフィ色やねん花形新次自由詩4*11/10/27 6:39
ポゴかいぶつ自由詩111/10/27 3:51
逃げる人そよ風自由詩3*11/10/27 3:42
ふりそそぐ陽光のしたで梅昆布茶自由詩211/10/27 3:10
寄る辺のない人々やーぶらか自由詩311/10/27 2:53
ある秋の気づき短歌111/10/27 2:32
時がふる自由詩611/10/27 2:21
醒めない夢高濱俳句111/10/27 1:58
左目に可視化された睡蓮灰泥軽茶自由詩411/10/27 0:41
夜の始まり、昼の終わり空中分解自由詩211/10/27 0:32
骨を見る私木立 悟短歌211/10/27 0:03
夜 いない夜自由詩211/10/27 0:00
2011年8月日本ではないアジアにて鉄腕アトムを弔うN.K.自由詩7*11/10/26 23:40
ウランバナ灰泥軽茶自由詩211/10/26 23:36
痛みballad自由詩411/10/26 23:23
砂丘の花三条麗菜自由詩5*11/10/26 23:20
歩道橋の上より朧月自由詩311/10/26 23:13
世界中のバラードについてballad自由詩111/10/26 22:56
セイタカアワダチソウM&...自由詩211/10/26 22:45
手を握り秘めていたものをballad自由詩211/10/26 22:41
心の欠片菜穂自由詩1*11/10/26 22:37
好き、好き、好き、大ぁ〜い好きー2草野大悟自由詩2*11/10/26 22:21
喘鳴照留セレン自由詩4*11/10/26 22:20
福島参首かぐら短歌111/10/26 22:05
デイリーライフ滝沢勇一短歌511/10/26 21:54
初歌詞榊 慧自由詩2+*11/10/26 21:40

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