夜の火を口に含んでうがいかな
非のかけらどこまでも否の非のかけら
凧いつつ揚げつづけているひとりかな
目も耳も氷の如く陰はなつ
ただ軽い死に ...
この雲は 秋コレクション 網目織り
水死体すいしたいって言ってるけど避妊すべきか考えている
水族館すいぞくってだれだろうできればぼくを愛してほしい
てつさびのにおいがするねむかしわたし植物園で死んだとおもう
雨のふる遊 ...
君は 青い鳥を追いかけ
僕は 新たなる月を追いかけている
同じ空の下でも
二人が駆け抜けるのは別の道
自然の摂理か
背中を向き合いながら走っていく
振り向く仕草を思い出させる魔法は ...
週末だから酒を飲みにいく。週末でなくても飲みにいくが、週末はことさら大量の酒を
詰め込む。僕らはつまらない仕事に飽き飽きしていた。それを酒で昇華する日々にも、
いつもと変わらない顔ぶれにも。けれど ...
ぶつかってははじけ沈みこまれてく/見えない傷を時は置き去りに
雨の黒さを見上げる葉月の今も/あの娘はきっと放ちきれない愛を胸いっぱいに抱きしめて
僕は不埒で浅はかで疾しいまま/嘘にまみれ退屈に灼か ...
昨日アイパッドを買った
昨日コールマンの折りたたみ自転車を買った
昨日しょこたん似の女の子と知り合った
彼女はメガネ店の店員でメガネを作ってもらった
目の前に彼女のかわいい顔が間近 ...
「おまえなんかイスになれ!!」
「おまえこそイスになれ!!」
「やめてください!! イスならぼくがなりますから、やめてください!!」
天国じゃなくても楽園じゃなくても
イスになりた ...
踏み付けてやりたい、この臆病な息遣いを
土のまないたに寝かせて
10本の指で隠しただけの双眸を
なまぬるい血を寄せあつめただけの心臓を
どうせくくりつけられた調理台から逃げることなんて ...
誰にも知られてはならない
耳をそばだてて
この地面の奥深くには
川のように赤い血が流れていて
少女だけがその流れる音を
聞くことができるのです
でも聞き続けていてはいけません
自 ...
何を恐れているの?
明日を恐れているの
今日はまだ終わらないのに
今日より明日がこわいの
今日起こったいろいろなことは
今日のあたしが乗り越えたから
でも
今のあたしがまた
...
ゆうひがうみに
しずんでいく
ちいさな
しょうてんがいの
あかりがともる
ろうじんのために
ろうじんがはたらく
まちがここにある
ときどき
だがしをかいに
...
かぎりある人生に
なにかひとつでも情熱や永遠の痕跡を
残してやらなきゃ
後進たちに
情熱や永遠といったものの存在を
信じさせてやらなきゃ
傷つけあい困らせあい
疲れさせあうくらいなら
...
汲み置いた澄明になお念を入れ
氷砂糖のようなカルキ抜きの粒を一つ二つ
一パーセント濃度に計算された塩を狂いなく量り投じ
溶かし
晩夏のあかるい日差しの中で
すきとおった病室に赤い尾をひるがえ ...
息を転がして
そして
その息にケ躓いて
-------
ひとりと一つは
冠を被った泡の髑髏
-------
二重が物語るものは
今からを懐かしむための銀幕
-------
飛び ...
太陽、わたしだけの
視ずのなかで
小さくなる
その文字の行方
太陽、
ここへ来て
一緒に落ちる
いけふくろうには逆らわないで
ギョロリとした目で
心を見抜く
いけふくろうには逆らわないで
鋭い爪が
狙っているぞ
あいつはいつでも飛び立てる
ハチ公の目を盗んでね
いけふ ...
こじれっちまった哀しみに
今日も正義を振りかざす
私はガチガチ
剥がれっちまった壁紙に
今日も吐息を吹きかける
私はピラピラ
初出:ことばCAN 2011/01/02 を改訂
とても嫌なことがあって
気晴らしにいつもと違う道を帰ったら
スーパーの裏にあった調剤薬局
何気なく見た張り紙に
「日にち薬あります」と書いてあった
店内はごく普通の薬局で
笑顔の職員が ...
手を伸ばせば
やさしく握り返してくれる
壊れそうなときは
そっと寄り添ってくれる
文句も言わずに
あなたはいつもわたしの傍にいる
折れそうな心
抱えているわたしだけど
太陽 ...
君という名の旗
おんなじさ今日が始まっても またかって思うだけで
特別な事は何もない 本質的にはそうなのだ
あっと言う間に未来は今に 今は過去へと変わってゆく
始まりも無ければ 終わりも無 ...
世界の食虫植物展
てのひらはそそと、ほたるのあかり
贓物をてらすと
くびれた腰の民族思想
わたしも生きものよ、
かずらを隠す種の保存が餌をうかがうふしだらな生足
挫いた関与が助けを求 ...
大切にするということは
永遠のものまねなんだ
大切にするということで
永遠のものまねをする
僕はそうやって秋に行く
晴れているのに水の匂いがした
光があたる腕だけが暖かだった
大切に ...
夏が その終わりを青空に そっと差し伸べるころ
僕たちの 眺める雲は ずっと 遠くなって いった
あの吹き渡る 風にゆられた 秋を 待つ 君の影
長く長く 土の中には 9月の セミ ...
台風一過の翌朝の校庭の如く
塵ひとつなく整然としていた
生まれてきた理由は混沌から放たれていた
存在するもの全てが精緻なその回答だった
絶好調だったのは小三のときのような気 ...
オーガズムとは、性的興奮、快感、精神的刺激がピークに達した時のことを意味します。
一般的に分かりやすく使われている言葉として「イク」とも表現されています。
これは、女性に生まれた事に感謝する瞬間で ...
捨てられた砂漠と
魚釣りにいく
嵐が来たらしく
船が幾つも 幾つも
夏の虫のすべての死を
並べたように
海を埋めつくしている
防波堤から
最初の船 ...
森になれ、
森になれと
実を落とす
森にわけ入る。
馬舎のなかで
干し草を
はむように
からだを脱ぎ
うまれたばかりの
子馬と
父の帰りを
待っていたような
待って ...
いくつかのよりどころが
いつのまに
消えたり増えたりしている
かけがえのない場所だって
もっともらしい理由をつけて
帰りたくない日がある
ラビのパンの話を覚えている
僕の気持 ...
秋のある日
日本には目立つものが3つあり震災円高なでしこ・ジャパン
妻とともなでしこジャパンを喜んで秋の一日は爽やかなりき
清潔とは一切を拒否しつづけそして不満がないそうかも
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ノート(夜漠)
木立 悟
川柳
2
11/9/7 2:58
秋物
subaru...
川柳
6*
11/9/7 2:52
水死体すいしたい
魚屋スイソ
短歌
5
11/9/7 2:49
道
subaru...
自由詩
11*
11/9/7 2:25
目の前のグラス
haniwa
自由詩
5
11/9/7 0:39
さいごの凪
フミタケ
自由詩
5
11/9/7 0:38
アイパッド
梅昆布茶
自由詩
3
11/9/7 0:28
なぜ、彼らはイスなどになりたがるのか?
どちらかとい...
自由詩
4
11/9/7 0:12
四季渡り
四帰
自由詩
2
11/9/6 23:39
横たわる少女
三条麗菜
自由詩
7*
11/9/6 23:18
明日
朧月
自由詩
0
11/9/6 23:05
くらし
小川 葉
自由詩
4
11/9/6 22:50
96
吉岡ペペロ
携帯写真+...
0
11/9/6 22:42
金魚
つむ
自由詩
7*
11/9/6 22:24
七部丈の疑念
yuugao
自由詩
0
11/9/6 21:54
戸張
杳
自由詩
1
11/9/6 21:40
いけふくろう
うずら豆
自由詩
2*
11/9/6 21:28
剥がれっちまった壁紙に
イオン
自由詩
0
11/9/6 21:17
日にち薬あります
〃
自由詩
3*
11/9/6 21:15
向日葵
洞野いちる
自由詩
7
11/9/6 20:26
君という名の旗
itukam...
自由詩
1
11/9/6 19:40
まほろばとえし
乾 加津也
自由詩
6*
11/9/6 17:10
秋に行く
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
11/9/6 16:19
エレガント・サマー
アヤメ
自由詩
0
11/9/6 15:53
台風一過
吉岡ペペロ
自由詩
1
11/9/6 15:35
女性のオーガズム
梅昆布茶
散文(批評...
2
11/9/6 13:36
さかなつり
古代 透
自由詩
5*
11/9/6 13:15
無題
ズー
自由詩
1*
11/9/6 12:25
ドロップとマッコリ
AB(なかほ...
自由詩
2*
11/9/6 12:17
秋のある日
生田 稔
短歌
2
11/9/6 11:09
3324
3325
3326
3327
3328
3329
3330
3331
3332
3333
3334
3335
3336
3337
3338
3339
3340
3341
3342
3343
3344
3345
3346
3347
3348
3349
3350
3351
3352
3353
3354
3355
3356
3357
3358
3359
3360
3361
3362
3363
3364
4.78sec.