雄弁という言葉持つ石はアゲート,古びたセピア色はカフェのレコード
{引用=(きみはやさしいね)
(いつだってそうね)
(そう、ぼくら共犯者さ)
(頼りなくてごめんね)
(信じれなくてごめんね)
(でも、ぼくら共犯者さ)
(やめちゃいないよ)
(いち ...
振り出した手形の期日をさきに延ばしてもらおうとアポもとらずにユキは仕入先の材料屋さんに朝駆けをした
その建物に入るとき一瞬ホアシトオルのことを思い浮かべてユキはクスッとほどけたような気持ちになっ ...
君の季節
君の季節
君の季節がやってきた
君色に吹く風は
あの頃のいさかいとはまったく違って
とても優しくて
だから余計に寂しい
君と一緒にいた頃より
君と別れてからの方が
君を ...
赤い朝顔の種をまいた
心からその色に憧れて
でもそれは涙ぐんだ白い朝の顔
からたちの木をみつけて
白秋とともに歌った
芋虫とも戦った
でもそれは金柑の樹
根っこから変な葉っぱが
...
家人と他人を区別した時
小さな恋の芽がとんがってくる
知らない人だから知りたいと
恋の芽は好奇心
たとえば竹が一本輝いて見えたなら
誰でも中を知りたがる
どんな人?
あんな時こんな時 ...
嘘をつきました
要らぬ心配をかけました
しばらく会えません
また嘘をついてしまうから
本当の事はいえません
あなたを傷つけてしまうから
ごめんな ...
雲が流れるように
私の心も留まることなく
常に流れ 常に薄れゆき
地上を眺めているのだろう
多くを求める人間には
幸せを感じる時間などなく
小さな幸せに 気づこうともしない
あぁ ...
吸い込んだ息を見えないまま吐き出した
手をかけられてはふくらみ
手をかけられては萎む
ひとは風船のようなもの
宇宙服を着ている
砂漠のどこかを歩いている
汗は服の中にたまり
暑さは極度の疲労をうむ
ぼくはもうだめだ
先に行っておくれ
彼女は何も言わずに手を差し伸べる
...
移動は主に徒歩 もしくはバス
もしくは自転車
あまねく地上を忙しく移動しながら
伝言を残すのが魔女の仕事
図書館の本にメモを挟む
(決してページに書き込んではいけない)
日記に連絡帳、職場 ...
世界は認識の中にある
平面に沿ったGのみの世界
天井が眼下に
床が頭上に
滑り落ちながら
眼下に床が
離れた鉄棒の上から
回転しながら上昇し
そのまま落下する
視点から眺める部屋 ...
最初からそこに確かにあった
遠くから見上げる立ち姿は
あまりに機能的で無駄がなく
目に映るほかの風景を邪魔しなかったから
ほかのものばかりに目が奪われ
それを意識することがなかった
...
制とする時 生徒はしないのだ 学習を
教師は死の先で 股を開いている 淫乱に
そこに突っ込めば食われる 宇宙の始まりとやらに
記憶するな
すべて忘れろ
すべて気にしなくても
残ってしま ...
というわけで、これから他愛もないことをつらつら書き連ねていこうと考えています。多くのことは、殆どの人にとって興味のないことになると思いますが、題名の通りですので、何卒ご容赦下さい。
さて、ボクは競馬 ...
取り引きしよう
取り引きしよう
おおきな船を空に浮かべて
むずかしければなんとしょう
いい考えがありますよ
青い芝生にねころんで
片手をくるくるまわします
たちまち現る巨大な姿
...
私が見ようとしているものは
きっと 小さなものだ
この世界の中で 私が見ている
目の前を通りすぎていく出来事は
とてもわずかなものでしかない
日曜日、妻が駐車場に面したわが家の塀を指さす。そこにコンクリートの粉が詰まった袋がたてかけてある。
近所の男がゴミ置き場にだしたものだ。しかし、ゴミ回収車がもっていかなかった。別の近所の人が、それを ...
カラフルな電気の粉をすいこんでヴァーチャれデジタれエレクトリカれ
流星を見送るきみの部屋の前に信号機いっこ盗んできて立てたい
遠い国の禁煙区域に葉巻型のミサイルが落ちたニュースを見ている
...
せんこうねんの
ほしからは
せんねんまえの
つなみが
みえることだろう
きこえるだろうか
せんこうねんのほしに
わたしたちのこえは
とどかない
まだ
う ...
固まったディスプレイを解いて
内に流れる言葉の数々
増減を繰り返すカウント、繰り返す、言葉返す返す、帰る場所もなく箱庭を飛び交う雑多、淘汰。
「友達になってください」
固まったディ ...
座右の銘 唯我独尊傍若無人 登場曲はダースベーダー
やべ、バレた!緊急避難! 階段を上る足音ティラノサウルス
「コンビニに今行きたいでしょ? 今、すぐに。プリン食べたいな。10分内に」 ...
あなたを愛して死のう
その瞳に 私が映る事は無くても
私はあなたを愛して死のう
与えられた時のすべてを
あなたを想って過ごし
あなたの幸せを願って生きる
深い闇の道の先に
明かり ...
中央分離帯
空缶の果実畑で
産卵する番いの蝶
シャカシャカと
土かぶせたい一心に
アスファルト掻く犬の後足
超高層インテリジェントビル
スーツ姿行き交うフ ...
描ききれない、シンプル
単体のような集合体の
単体として
重厚に、
繊細に、
幸福に、
横顔の個性とやらを
際立たせる
まぼろしみたいに
贅沢に
準備もないのに
褒め殺された
挙げ句
罰ゲームなような仕事を選ばされた
さては
喫煙所に仕掛けられた盗聴機
陰謀は千里を走る
もはや
夢で魘された私は
辱しめられ灰だらけ
いつ ...
箱をそっと開ける
そろそろと中から抜け出して
表情をうかがっている
もういいの
自由にしてあげる
嬉しそうに羽を伸ばし
あたりを飛び回る
手を伸ばすと
おずおずとキスを ...
握りしめた手の中で
ならない鈴を想ってる
思い出せない音色なら
失くした方がいいと思う
行間の旅に飽きた頃
君のさよならがきこえたよ
秋風の音
カーテンで知る
さよなら ...
ひらひらと葉は落ち
栄華必衰の理を表す
地に落ちた種を啄む
霜は体を芯から冷す
もう頑張ろうと思わない。
全て成すがままに任せる。
血は止まる事を知らない。
癒すものはもう何もない。 ...
ゆっくりと風呂につかる
ゆっくりと時間が流れる。
ゆっくりとビールを飲む。
ゆっくりと夜空を眺める。
身の上の境遇を嘆き
一人涙をする。
人生が狂った。
こんなはずではなかったのに
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
おまけ
西行桜
短歌
0
11/10/20 18:58
両手
ゆうと
自由詩
2
11/10/20 18:53
ユキの階段(1)
吉岡ペペロ
自由詩
3
11/10/20 18:53
君の季節
真山義一郎
自由詩
21
11/10/20 18:22
まちがいだらけだ
木原東子
自由詩
6*
11/10/20 18:15
詩になじまない仲
〃
自由詩
3*
11/10/20 17:31
嘘つき
みふみ
自由詩
6
11/10/20 16:50
流れゆく心
菜穂
自由詩
2*
11/10/20 15:46
今日の歳時記 ( )
アラガイs
自由詩
3*
11/10/20 14:24
足跡
空中分解
自由詩
3
11/10/20 14:16
魔法と非魔法の間で
なを
自由詩
3
11/10/20 13:41
鉄棒
……とある蛙
自由詩
12
11/10/20 13:15
塔
深水遊脚
自由詩
8*
11/10/20 12:44
制とする時
狩心
自由詩
0
11/10/20 12:34
ボクのマスターベーション(2) オルフェーヴルについて
花形新次
散文(批評...
2*
11/10/20 11:15
空の下
宮岡絵美
自由詩
2
11/10/20 10:59
影の中で
番田
自由詩
3
11/10/20 9:16
近所での小さな争い
殿岡秀秋
自由詩
4
11/10/20 6:04
エレクトリカれ
魚屋スイソ
短歌
4
11/10/20 2:57
千光年の星
小川 葉
自由詩
5
11/10/20 2:23
友達依存症
相羽 柚希
自由詩
1*
11/10/20 1:29
我が姉
ゆべし
短歌
2*
11/10/20 0:21
愛する事
菜穂
自由詩
1*
11/10/20 0:15
ありふれた風景
シャドウ ウ...
短歌
1
11/10/20 0:05
シャンデリア
千波 一也
自由詩
3*
11/10/19 23:49
新しい仕事
蒼木りん
自由詩
0
11/10/19 23:38
失恋
暗闇れもん
自由詩
0
11/10/19 23:36
さよなら
朧月
自由詩
3
11/10/19 23:14
落葉
ペポパンプ
自由詩
2*
11/10/19 22:16
身上話
〃
自由詩
2*
11/10/19 22:16
3340
3341
3342
3343
3344
3345
3346
3347
3348
3349
3350
3351
3352
3353
3354
3355
3356
3357
3358
3359
3360
3361
3362
3363
3364
3365
3366
3367
3368
3369
3370
3371
3372
3373
3374
3375
3376
3377
3378
3379
3380
加筆訂正:
ボクのマスターベーション(2) オルフェーヴルについて
/
花形新次
[11/10/20 17:03]
題名変更
4.76sec.