雪降る夜の静寂も
夜降る雪の輝きも
夜空の下の人々は
独り籠って共有してる
望みはないよと言う人の
凍ってしまった星空に
取り残された絶望は
...
腐った樹木に自転車が腰掛けていた
秋の日差しは柔らかく土を暖めている
君の空には手が届かない
遠くに踏み切りの音が響いては、消えていく
その旅に置き去りにさ ...
わたしは昧爽にいきる動物だった。さしこむ気配にうるむ肉体だった。青藤のドームにとけこめる呼吸をしていた。
わたしは街になじみ、独りで睡り、本を手放した。さみしさを知覚するよりすりぬけることがおお ...
赤く濁った水の中で
泳ぐ気力は尽きてきて
揺らいでいるのは君なのか
霞んでいくのはぼくなのか
深く潜った海の中で
肌は冷たくなってゆく
おぼれているのは ...
ソーダ飲む代わりに「そうだ」と言う。桜の蒼朶は散る、ソード亡きペン
世代の因果は次世代に?常に責任の及ぶ果てはある。
死後がなければ人は生きない?永遠(とわ)の喪失は ...
水晶の天空薔薇薔薇に異世界
城尖塔逆回転のアポロ
アタランテ絶命豹の毛皮婦人
密室殺人消失E,S女史の化粧ポーチ
兵役拒否蝶の幻想斧の一撃
金貸婆非主体的な死のイコ ...
最新の動物が目を見張る出来で
暗い夜のネオンサインに目を光らせている
ある並行世界のあったかもしれない新宿で
客引きのタキシードの皺が川の流れのようで
ぼくは田舎の水面にゆらめく波紋を思い出し ...
感傷を鼻で笑って
逝った君
こんな歌詠む
親父をわらえ
人生をなめてる親父
思い知れ
ざらり血の味
これが現実
そらにはりつく ひしゃく星
すくっておくれよ
ちっちゃな、ちっちゃな、うちの祈り
似た言葉を 繰り返して しまうのは
きっと 本当に
そう思って いるからなのでしょう
或いは 本当に そうでなければ良いと
信じたいからなのでしょう
そんな風に 確認作業をし ...
このきもこうよう
するんだね
そういわれるひまで
どれだけの
つきひをついやしたのか
たくさんの
ごかいがあった
このきは
きではないのかと
いわれた
ひも ...
ああ、あの秋の中にある春の園の公園の中に
俺をそっと一人にしておいてほしい
彼女たちを俺の周りで
永遠に遊ばせておいてほしい
彼女たちを絶対かつ
永遠に大人にしないでほしい
人 ...
母さん
新しい父は死神ドア閉める
母さんが夜なべで証拠隠滅中
父さん
超す前に見透かされるは父の高
父が曳く襤褸舟泥舟幽霊船
両親
忍耐と諦念敷いた空巣箱
テ ...
ないしょのことは
ないしょにするから
それまではあそぼうね
夢でも会えるし
いますぐにあいに行くこともできるよ
のぞめば
のぞめば
いつでも
現実は直角に交わるし ...
{引用=祝婚歌2}
ラブを書く
2文字か4文字
ラブを飲む
ただの森永ラブ
ラブを食べる
痩せて肥える
ラブを着用に及ぶ
ブラの逆さま
ラブを歌う
他人が作った ...
海のなか
鉄の手は結びあい
夜を吹く森のそば
街に灯は無く
山は燃え
褪せた冬をゆく瞳
橋から橋へ雨は渡る
枝が照らす道を
海へ海へ下りる
嵐が野 ...
韓国旅行のお土産でもらったタレ
何につけても美味しい
とにかくごはんがすすむ
タレだけでもごはんが食べれる
もういっそのことタレだけでよくなる
四六時中タレを舐めてばかり ...
ことばを選んできた
いいえ、
ことばに選ばれてきた
いずれにせよ
日は進んでゆくけれど
なにかしらの軽重に
傾かざるを得ない
そらを仰いで
いいえ、
そらに仰 ...
空をじぃっと見上げ目を閉じると
もこもこと雲が生まれて
意識が雲の流れを追って
ゆっくりと動き離れていく
少し流されていくとあちこちに
以前の自分の意識が再生され
...
白と黒に
なる前の色だってあるはずなのに
認めない
認めたくない
そんな権利どこにあるっていうんだろう
確かに夜の暗い空
すきな場所で光ってる
星をうらやまし ...
眼鏡をはずした
あなたがかすんだ
笑っているのか
泣いているのか
私にはもうわからない
眼鏡をはずした
足元がかすんだ
指先すら見えない
自分が ...
ふたまたかけると
だめになるという
ことをいわれたとして
それは
さいしゅうてきに
わかれてみえても
ひとつにごうりゅうするばあいは
いっせきにちょうだからと
いう
ふうにいえて
...
羽織ったパーカーでは少し寒い
不作法だった自販機も
夜を抜けて可愛らしい
ここは、灰色のまち
「からだ」には「すみか」
「たましい」には「いのち」
「からだ」は「こころ」のすみか
「たましい」は「こころ」のいのち
「すみか」と「いのち」は《むかし》
「からだ」と「たましい」は ...
僕が歌えなくなったら 代わりに歌ってくれる?
「ばかね。それじゃ意味ないじゃない。」
ウィスキー カランコロン鳴らして 君は笑った
小さなBAR 僕はJAZZ SINGER
だけど時々思う
...
海は海胆の汗であるような朝
飛翔する磁石の精液が女の膝を削る
なぜなら雨の棺の中で太陽は折檻された砂であるから
玉虫がパンの眼を愛撫すると
僕の涙は羽毛に覆われた流線型の鏡になる
愛の形 ...
遊園地に「回転しない木馬」があった
妻と娘が乗り
僕が写真を撮ることになった
バーにおつかまりください
というアナウンスの後にブザーが鳴り
回転しない木馬が
回転し始めなかっ ...
緑色多いパステルアートには黄昏時の光が刺さる
平凡な時間はただの飾り物溶けて無くなる夢は哀しい
物事を風に例えて遊びたいオリジナリティ追求したい
飛び跳ねて喜ぶ僕はまだ子供好きな ...
争って潜り込もうとしたものか
互いに庇いあった末にか
何気なく陽向に出した水槽に
重なって死ぬ鈴虫の山
ありがとう
ありがとう
散らばったお米を一か所に集める
花弁をお米に見立てて菊という文字にはそんな意味がある
そして菊の花言葉は高潔、清浄、真の愛だ
散らばってしまった愛 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
雪
mortal...
自由詩
2
11/10/19 4:11
秋は遠く、近く
うめぜき
自由詩
2
11/10/19 2:59
19
佐古
自由詩
1
11/10/19 2:48
遠泳するぼくらは永遠の幻をみる
空中分解
自由詩
4
11/10/19 2:24
青透明
西行桜
自由詩
1
11/10/19 2:17
なりかわり願望説
高濱
俳句
1
11/10/19 1:55
ライフ・ゴーズ・オン
nm6
自由詩
5
11/10/19 1:16
銘
シャドウ ウ...
短歌
0
11/10/19 1:14
ひしゃく星
殿上 童
自由詩
17*
11/10/19 1:09
似た言葉
藤鈴呼
自由詩
2*
11/10/19 0:51
紅葉
小川 葉
自由詩
7
11/10/19 0:42
患っている
一 二
自由詩
4*
11/10/19 0:33
母さん
salco
川柳
3*
11/10/19 0:30
ざくろ
はるな
自由詩
8
11/10/19 0:23
無登録商標
salco
自由詩
6*
11/10/19 0:22
黙礼
木立 悟
自由詩
3
11/10/18 23:51
魔法のタレ
灰泥軽茶
自由詩
2*
11/10/18 23:48
シーソー
千波 一也
自由詩
4*
11/10/18 23:38
幽体もこもこ
灰泥軽茶
自由詩
3*
11/10/18 23:37
点在
朧月
自由詩
1
11/10/18 23:34
自分をみつめて
みふみ
自由詩
3
11/10/18 23:24
メスカリン犬うばたま2号
6
自由詩
1
11/10/18 23:18
青年
さひ
自由詩
2
11/10/18 23:12
時の成り立ち
吉岡孝次
自由詩
0
11/10/18 22:00
BARにて
凪 ちひろ
自由詩
0
11/10/18 21:55
詩
ぎよ
自由詩
0
11/10/18 21:44
回転しない木馬
たもつ
自由詩
17
11/10/18 21:33
緑色
夏川ゆう
短歌
2
11/10/18 19:56
鈴生り
シャドウ ウ...
短歌
3
11/10/18 19:49
10月の花
吉岡ペペロ
自由詩
3
11/10/18 19:38
3342
3343
3344
3345
3346
3347
3348
3349
3350
3351
3352
3353
3354
3355
3356
3357
3358
3359
3360
3361
3362
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3365
3366
3367
3368
3369
3370
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3373
3374
3375
3376
3377
3378
3379
3380
3381
3382
6.39sec.