僕の自転車が
僕から離れて
砂漠を横断する
暑くないように
ハンドルに括りつけておいた
涼しい模様の日傘を
ボロボロにして
それでも自転車は
たった一台で
砂漠を横断し続 ...
心からだきしめていたい


心の中までだきしめて



いたい





あなたの心の痛み感じられるくらいに。
I love you が言えない僕
でも安心していられる。
Nothing to fear 怖くない
虐待された猫を飼う。

幼すぎた二人の心
人を傷つけあい
でも繋がっているものが
...
前に出る
その一歩に躊躇している
エスカレータは音もなく上ってくる
そして何事もなかったように
音もなく下りていく
その一瞬だけ誰にも気づかれず
時間の中に取り残されていく
どんと老いの ...
この場所は異常
もう何ヶ月前の過ぎた記憶が
未だに残る

感覚と匂い
引き金がまとわりつく
空気の楔

寝床からあがる蜘蛛
携帯電話にまとまわりつく
白い糸

白と青のストライ ...
友へ

こころを寄せて
手紙をしたためています
わたしのうしろで書かれないものたちが
茶化して耳をくすぐります
フェルメールの筆は光の代用
ずっと見ていたかったのに
わたしは弁明しなけ ...
このうつくしい国で たった一呼吸のあいまに 人々が死んだ

どうしてだろう 

だいじな人を殺した この大地は 
どうしてなお 
今日の朝日に照らされることができるのだろう
たくさんの人 ...
とうに日付は越えた
あの日あの時あの場所で
僕は そうすか って
答えてた
決別じゃねーよ
思い出じゃねーよ
違う 違ってて
ズレた理解
コヒーレントな
ただの寂しい爆発

...
君を僕の部屋に入れてあげる
小さなドアですけど
秘密の合図がないとあかない
中指なんかたてたってだめだよ
メロイックサイン?
お隣へどうぞ
短パンの奴と暴れといで

部屋の中はすごく狭 ...
「このシャツ2枚セットで2000円だったよ」、へぇ
わたしが今着ているスウェットは確か、上下セットで1980円だったよ

だぼついた裾を引き摺って過ごす1日
ウサギは巣で猫はわたしのベッド ...
旅立ちは賑やかだ

大皿に盛り付けられた笑顔と
色とりどりの激励の前で
あくまでも清々しく感謝を歌い
覚悟の靴紐を適当に結んだら
潔く見えるように出発しよう

旅立つ者の不安は誰も ...
      

狼が孤高の動物だったとは
群れをなして狩りをする
知恵者であることはわかっていたのだが
青い月に向って吼える姿が
孤高だと一度も思ったことがなかった

気高さなどという ...
囁きのような極彩色の
ベッドに横たわり
レム睡眠とノンレム睡眠の
波に支配される時間は 
どんな時間だろう
記憶との関係で言うと 
忘れ去られた色彩

轟音のような
モノトーンの目覚 ...
独立の叫びこだまするソカロにて遠くへ去りし貴女を想う

亡骸の傍を通り過ぎる時人の命の儚さを知る

名も知らぬサボテンを我が落ちぶれた姿に重ね砂漠を過ぎる
鏡像段階 理想自我 模倣建築

鐘楼群 自棄 現象界 

ステンドグラス

僕は僕はあり僕にさえなれず

僕は僕はあり僕にさえなれず

僕は僕はあり僕にさえなれず

想像界 ...
緑道公園の木の上で

最後の蝉が鳴いている


ジリジリ・・・
ジリジリ・・・


今にも力つきそうな声で鳴いている

その声は一瞬一瞬過ぎるごとに
確かに弱々しくなっ ...
世界が壊れて
拡散していく私たちはそれを
全身で受け止めた
放射能の雨

あの光の咲く園
大きく息を吸い
鮮烈に燃える火を盗み
走った 
走った

恐れるものはなにもないし
明 ...
{画像=110917004242.jpg}



わたしはひかり / わたしはしずく

ふようして / こうかする


あなたはやみ / あなたはこうずい

かくさんして / ...
私にもかけてかけてかけてかけてかけて
塩塩塩塩塩


あなたと一緒に
溶けていたいの
真夏の夜に
溶けていたいの
このわたくしは






塩が一番いいの
...
許せる、許せんっていうのはおこがましいからいつも怒ったあと死にたいくらいの絶望とダムの放流のような感情が竜巻になり、許せる許せんっていうのはやっぱり自分がヒステリックになってしまったからでてきた感情で ... むずかしい言葉の意味を知らなくても
人を愛することは出来るはずだった

暗闇の中で掴んだ葦は
美しさだ
やさしい歌は
祈りだ
自転、公転
引力
その正しさ
土から ...
掘り起こされた土は
持ち上げようとする僕に抵抗するように
重く

何をすればいいのか
何を蒔けばいいのか
高鳴る鼓動と絶えだえの息を整えながら
僕は鍬に寄りかかる

産まれる前の記憶 ...
やがて
色彩の和声も荼毘(だび)に伏されよう
弔鐘すでに熔けおち
あるいは
ふるびた博物館で骨組みをさらす古代魚
の、夢にすぎぬかもしれない夜の訪れ
時の基底膜を無音が
うち鳴らす。
...
はじけるから雨なんだね

ぽたり

静かな夜に

ぽたり

私の心にも

おちてこい

どうして

瞳が濡れるの
                 110916




○○地方は120ミリ
新たな水害も予想されますから
雨の降り方にはご注意ください
天気図の指し示す先には
2つの台風が同心円を ...
前がグリーンからどくまで

アイアン一本たまに素振りなどしながら

青空の宇宙のところ眺めていた


(昨日まで)

気に食わない奴らがのほほんと

幸せなふりしているのが気に食わなかった

(昨日か ...
わたくし 妖怪 おもてなし と申します
わたくしの体のほとんどの部分は 水なのでございます
人間の水分量は六割だそうですね 人って よくそれで生きておれますわね

たわいのないことを地獄 ...
朝の浜辺を散歩する 
夏休みの終わりに 
金髪の青年が2人、遊び疲れて 
またを開いてぐっすり寝ていた 

ある意味遊ぶということは 
若人の仕事でもあり 

大人と言われる{ルビ年齢 ...
いきみつつ
尻をちょっと浮かしかげんで
腰をゆっくり回しながら
のの字を書いてみる
ゆっくり
うんと、ゆっくり
切れないように、慎重に
慎重に、慎重に
「こうして、こうして、こう書くの ...
宇宙のかなたの秘めごとに
聞き耳を立ててみたくなるような
わたしの夜は

透きとおるほどに汚れてしまう
汚れるほどにもろさを甘受する
もろくなるほどに
他を傷つける


  ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
かげろうたもつ自由詩611/9/17 19:01
_ぶらっくす ...携帯写真+...311/9/17 17:49
怖くないペポパンプ自由詩5*11/9/17 17:48
老いの一歩花キリン自由詩2*11/9/17 15:25
異常な9月の片隅に転がる話酸素の枷自由詩011/9/17 15:11
つくせぬ手紙乾 加津也自由詩16*11/9/17 14:39
うつくしい国の鎮魂歌 3.11かみの子自由詩011/9/17 14:12
ペイロード竜門勇気自由詩011/9/17 13:14
ロックンロール・キングダム自由詩011/9/17 12:49
GOING CRAZYつみき自由詩011/9/17 12:44
旅立ちnonya自由詩18*11/9/17 11:48
孤高花キリン自由詩1*11/9/17 7:20
囁きと轟音小川麻由美自由詩4*11/9/17 6:36
名も知らぬサボテン山寺直樹短歌111/9/17 4:18
絶対人物空想界高濱自由詩111/9/17 2:17
宇宙の一員COCO自由詩1311/9/17 2:13
ひまわりが咲く季節佐藤伊織自由詩211/9/17 0:51
わたしはひかりbeebee自由詩29+*11/9/17 0:50
ぶらっくす ...自由詩2+11/9/17 0:39
いちにちのおわりいとうゆうや自由詩111/9/16 23:43
やさしいいっと自由詩111/9/16 23:25
もう外は秋雨within自由詩5*11/9/16 23:14
挽歌つむ自由詩3*11/9/16 23:10
朧月自由詩3+11/9/16 22:46
呪文あおば自由詩8*11/9/16 22:17
青空の宇宙のところ吉岡ペペロ携帯写真+...211/9/16 22:07
おもてなしぃ妖怪るるりら自由詩22*11/9/16 21:19
青春遠望 服部 剛自由詩711/9/16 21:12
とぐろを巻く花形新次自由詩1+*11/9/16 20:13
ガラス戦争千波 一也自由詩8*11/9/16 19:26

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加筆訂正:
おもてなしぃ妖怪/るるりら[11/9/17 13:55]
四連目のみを 主語を私、そのほかは わたくしに 統一しました。
4.07sec.