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昨日はある種の
速度を持つ元素としてここに
いた
今日は光の
粒子に貫かれることもなく
膨張する淡い影として徐々に
体積から解放される

 シーツの皺の奥に
 隠された温度のように
 ....
開け放たれた門の前を
数匹の猫が退屈
そうに通り過ぎた
門の内側で金切り声をあげる
子供達の服に
ざらざらとした灰が付着していた
門を叩く音がするが
気にする者はいない
まだ少し早かっ ....
わずかな時間の中で
何度も
何度も訪れ、もう
その存在を信じることも
できなくなった情景
静かだった場所はそうでなくなり
またすぐに静かな場所に戻

誰かがいたことに
気づくの ....
アラガイsさんのnomanさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
その色を裂く手立て- noman自由詩221-3-14
向こう側から来る人はいない- noman自由詩216-2-28
明るいところはどこにでもある- noman自由詩215-6-26

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