遠くに咲く
    桜の写真
浮かべて 流れて
 さらに さらに 霞みゆく
Gが高めの空気
    追いかけていきそうになる沈黙へ

花びらが散る

クリスマス、雪に見立てた紙吹雪。 ....
マジか ネタかって なんだろ
本気か 遊びかって ことかな

それは でも

いったん 言葉にした時から
すでに 詩にした時から

言の葉 の 受け継ぎの中に 展開されて
ひとり ....
夜の空気は光を磨くので
光も鳴るように笑います
心臓は崖へとつながっている
推定二百メートル
くらいでしょうか
そこから下を覗きこむのも可ですが
寧ろ僕は
ヤッホー
の魅力にとりつかれいつまでも
ヤッホー
ヤッホー
と繰り ....
ごくどうの
ぼうけんかが
ふゆのさんみゃく
こおりのあらし
そうなんちゅう 

さむくてさむくて
うんこけんきゅうかになったら
あったたかった
ひげはこおりつきそうだけど

うん ....
なんか官公庁みたい。
えーと、大学のゼミとかでよくつかわれる脅しの言葉「君〜は読んだかね?」この攻撃なんどもくらいました。泣かされました。泣く泣く読みました。追いつかなくて睡眠時間を削りました。確か ....
寒 椿 迷 路 の ご と き 義 母 の 髪



約 束 を 破 り し 枯 れ 野 後 悔 や



梟 や お ま え の 瞳 に 映 る 森



み ぞ れ 降 ....
ねむらない 転回
の上

めざめようと 立つ

剥がれていく 
瞼 こすれ

短くとも

大破 の 孤独
燃やしたい
果てしない葉の落下
星は脱獄囚のように走り出す
ヤニ臭い黄色い歯が喉笛に噛みつく
もう二度と
歌など歌えないように
新しい蝕の始まりだ
みんなが赤い声を上げて君を待っている

またひと ....
悲しさと淋しさを
試験管に注いで
反応させたら
恋になるかしら?

手をすべらせて
ビーカーを取り落とすほど
白い煙をたちのぼらせて
恋になるかしら?
通勤カバンの中身が
巨大なネコの昼寝だらけ
暴発、し、俺!走り!抜ける!
山形屋とトヨタの間の路地を
あらぬ方へよからぬ方へ
俺の影を位牌にしてくれ
俺の位牌をKIOSKで売ってくれ
 ....
ぼくはよく考えるということをしようと思って
正座をして
ジーンズが電気ストーブで焦げないようにして
冷めた珈琲をすすり彼を真似る


素敵なことが起こってきたので
このまま勘で行こうと
 ....
卵二個とひきかえに
体を売った 女の子

てびきした 少年
十代らしい

権力のある大人が
相手 らしい
新聞記事 外国の記事

よいわるいではなく
よわい立場で

 ....
腕に映る
影が熱い
揺れ動く羽が
胸をのぼる



淡く濃いもの
避けられぬもの
肩から飛び立つ
こころ失きもの



冬の小さな虫たちが
茶碗のあたたかさ ....
下駄箱の中
君はいったいどれくらいの間
神と呼ぶものに祈っていたというの
十七歳だったころの
愛されていた少年よ
牛皮の匂いがする両手で
夕日のたまごを包み込んで
ポエムとマンガは非常に密接なつながりを持っているので、私の視点なんぞ、慧眼というほどすごいものじゃあありません。でも、ポエムに親しまなかった読者がここを見ていらっしゃるかも知れず、そうした方には「ポエ .... ここまで書いたことと矛盾するようですが、「詩がわかる/わからない」に関しての私の結論は、「詩の意味なんてわかんなくてもいいやんけ」という無責任なものです。一般読者が詩を「わかる」必要は全くなくて、その .... 私の詩(「ポエム」と銘打っていない詩)は、よくわかりにくいと言われます。詩の世界のひとが言うのではなく、詩の世界のそとのひと――私の友人や同僚――がよくそう言います。何がわからないのかと訊ねると、言葉 .... 私の水がぽたりと落ち
この冬に凍えてしまいました

ひっかかる予定は無かったのに
遠 巻 き に 見 て い る 鯨 う ろ こ な し


冬 晴 れ の 仁 王 立 ち な る 廃 車 か な


低 血 圧 に わ と り 産 卵 終 え し あ と


は ....
道は渋滞で
バスの中は混み合っていて
みんな一日の疲労でうつらうつらしていて
外はもう真っ暗で
バスはなかなか進まなかった

ドアの側に坐って
ぼんやりと前を見ていた
ふと目に留まった ....
本論にうつる前に、まず文章についての私の考え方の一端を述べたいと思います。私は、たいていの主題はわかりやすい文章で書くことができると考え、わかりにくい文章に出くわしたら、執筆者の腕が悪いのではないかと .... 批評書きます
ラーメン屋には最近行きません
夜の空気は、見慣れなきものになりつづけ
脂っこいものは、
もうごめんなさいよ

空がまばらな光線にけぶるし
いのちの100当番にはかけたことな ....
よき うた は
みむき も しない

のど の うえ

こち から くひ ゆき
こい すず はせ よに

ふれ も せず 
とん で ゆく
人ひとり
やっと通れる狭い森の道で
ひらひらと
枯葉が舞っている
ひらひらと
枯葉が落ちている

冷たくなり始めた風に押し流されて
ひらひらと
枯葉が舞うのは当然のこと
ひらひらと ....
夏のかかとは海を渡る
渡って向こう側の大陸へとたどりつく
潮くさいにおいに魚どもも逃げ出し
伸びる砂浜ほどの清潔さを持たない

夏のかかとは山を渡る
渡って峰から峰へと踏み越える
傲慢な ....
  夕暮れの図書館で
  あなたは時間を忘れて頬杖をついていましたね
  わたしは夕焼けに見惚れるふりをして
  ずっとあなたを待っていたのですよ
  あなたがわたしを思い出すまで
   ....
リンダ お前は顔が小さいな
リンダ お前は顔が小さいな…

白いラバァソゥルでこの街を闊歩
成人して踏み出すその感動をもう一歩
思わず進む煙草 合法喫煙もう一本
ってな具合で進んでく変わら ....
おそらく兄だ

拳銃がかくしてあった
モデルガンじゃない
重み 鈍色

ライラックピンクのスカートに押し込んだ

まずは倉庫だ
こんな時は倉庫
死ぬのか
あほか
こんなときに ....
公園の片隅で花が咲き
人びとの心の中にも花が咲き

そよそよと
良い香りの風が吹き
そわそわと
気のはやりがちな人はあせり出し

山の斜面にも花が咲き
人びとのくらしの中にも花が咲き ....
ふるるさんのおすすめリスト(5825)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 湾鶴自由詩705-1-20
読者としては- 砂木自由詩9*05-1-20
冬の空気光る空気- ふく携帯写真+ ...11*05-1-19
転落- たもつ自由詩1005-1-19
ひょうてんかのぼうけんか- 銀馬車で ...自由詩5*05-1-19
読書スタイルについて- ななひと散文(批評 ...605-1-19
冬のたはむれ- 本木はじ ...俳句805-1-19
ひらく- 砂木自由詩4*05-1-18
境界線をまたぐ- 岡部淳太 ...自由詩2*05-1-18
恋の化学反応- 春日野佐 ...自由詩5*05-1-18
静物- たもつ自由詩1005-1-18
旅は、その程度の- nm6自由詩1105-1-18
新聞記事から- 砂木自由詩7*05-1-18
病鳥軌- 木立 悟自由詩205-1-17
たまご- たもつ自由詩905-1-17
ポエム派宣言4「ポエムの歴史」- 佐々宝砂散文(批評 ...11+05-1-17
ポエム派宣言3「ポエム進化形」- 佐々宝砂散文(批評 ...1005-1-17
ポエム派宣言2「わからないから○○」- 佐々宝砂散文(批評 ...705-1-17
氷る- ふく携帯写真+ ...4*05-1-16
十七病- 本木はじ ...俳句7*05-1-16
求めています- 岡部淳太 ...自由詩10*05-1-16
ポエム派宣言1「詩のわかりにくさ」- 佐々宝砂散文(批評 ...19*05-1-16
夜のあてつけ、終電、ああそれから批評- 石川和広自由詩6*05-1-16
みち_みち- 砂木自由詩3*05-1-16
歌_4- 岡部淳太 ...自由詩3*05-1-15
歌_3- 岡部淳太 ...自由詩3*05-1-15
夕暮れの頃- 嘉野千尋自由詩12*05-1-15
リンダ_連打_乱打_リンダ!!ラバァソゥル- 虹村 凌自由詩4*05-1-15
銃はスカートの中- 山内緋呂 ...自由詩805-1-15
歌_2- 岡部淳太 ...自由詩3*05-1-14

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