コンビニの
100円スイーツを食べて
心に膜を張る
むき出しのものに
触れないように
誰のせいでもないことを
誰かのせいにするみたいに

のどがかわいたって
いつも用意されている
 ....
 ある三人兄弟は、みんなそろって大金持ちだった。
 あるとき一番上のお兄さんが子どもを三人もらってきたので、きいてみた。
「三人の子どもをどうするんですか?」
「子どものうちから楽器を教えて、楽 ....
 ぼくの友人K君は隔週水曜日の資源ゴミの日に古本古雑誌の束を拾ってくるのが得意な男で、切り貼りしてノートにコレクションしている。しかし、K君は活字を読むことには興味がないみたいだ、ぼくは思う。刻まれて ....   ノイズ
ゆびさきが触れるすべてのものから
  ノイズ(遠くから)
愛のようなものを
  ノイズ(破裂)
すいあげる
  ノイズ(低め)
骨と血管によって
  ノイズ(低め)
あた ....
音をはずした
指先が曲がり
おこがましい
眠気へと倒れ
込んでしまう

彼女は私に嘘を吐きました。その嘘はあまりにもたくみでありましたから、私はその嘘を見破ることなど、したくなかった。した ....
                 110108



乗っていったオート三輪車は実在していた
探しに行くなら今だ
悟りの足りない賢者が叫ぶ!
ひらひらと雪が舞い散る前に
腹ごしらえ ....
届かなかったと
落ちた空 みつめて
眠りこむ 雪を
春が 起こして連れて行く

ここにも そこにも
次の夜が朝から待っている

影で隠している
風の遊び道具

石に座っていた凍り ....
                  101225


幸運の女神は猫の顔をしているのだと
いくつもの変数を宣言しながら彼はいぶかしげに首を振る
尻尾も振りたいところだが
のっぺりした尾 ....
黒い斑点がちらほらと
真っ赤に燃えさかる太陽には
黒い斑点がある

斑点の中には子が六人
六人の子供たちが手を繋ぎ結び合い
縫い合わせる。密かに匂いを嗅ぐ
かをりのしないあなたは
いっ ....
 月間公募ガイド、という雑誌をご存知でしょうか。電子メディアとしてもあるようですがまずは紙媒体、自治体や企業がやってる各種標語や川柳・俳句から小説・小論文までの色々文学賞やキャラクターデザインや曲や写 .... 旦過市場を抜けたはいいが
山を越え
谷を過ぎ
ここはどこやねん
ぐるぐるぐるぐる
廻る道
これがニーチェの言っていた
永劫回帰か
あほんだら


天と地におけるありとあらゆるも ....
盗作するのを見たことがある。
十代の頃 その人は たまたま入った文化部で
たまたま詩集に作品を出す必要にせまられて
それなりに気に入ったものを書き写していた。
非売品の学校の文化祭でだけの詩集 ....
今年最後の林檎もぎの日は晴れて
山に建つ我が家では霜が降り冷たかったけど
生まれた家の近くの林檎畑に長靴で行くと
陽気で 草露になっている

十月の葉取りから会社の休みには手伝い
雨の日は ....
そうやってまだ父親を使うのか



父の目におまえはかけらも映らない



言えぬまま逝くものをまだ汚すのか



死んだとて父はおまえを許さない



 ....
誰にも話さないで
誰にも聞かないで
ゆめなど散り散りにもえてく
そして貧しくなっていくこころ
指も開けば寒い
瞼はディープな森とかし
捜査難航、回顧困難 わたしたちは落ち葉
そこからとび ....
そうぞう、する

あの ほしは ての とどくところに ある

むそう、する

ぼくは あの ほしと ともに そらに ある


まいにち を ころがし ながら

なないろに ぬる
 ....
リモコンがリモコンを喰う朝ぼらけ



アマゾンの箱をひらくと射る瞳



ピンどめの天使の影の浮く便所



ぐぬぬより二文字多いぐぬぬぬぬ


 ....
あ、まただこの感じ
お茶をかさねてたら
くたびれて伏せてたら
歩いてあるいてたら
とどかない
とんでって
ひっかかる喉元のハンカチ

善いことはないのに
どうしてまた
離れ離れにし ....
松の枝みれんみれんと撓むなり

ほんとうのせかいがわかる病気です

どちらかの指が多いか少ないか

にんげんの水位を上げる遊びする

野の首を焼いた野火子のみがわりに
ひとつずつ気づいてゆきたい 気働き 新しい芸術とは、本来、違和感が伴うものだ、なぜなら、私たちが、見慣れている既成のものから、逸脱している部分が作品上、多分に見られるからだ。それを言葉にすれば、欠損および不足、過剰、単調、複雑、奇妙な美 .... 数年前のことであるが、東京・新宿の某所で
在る人道主義を標榜する学者の講演があり、僕は、たまたま聴く機会があった。
そこで講演者は、「人間はうまれる時は、一人ではないのである、少なくても、 ....
読んでない人は







面倒でごめん













要参照な



 ....
僕たちは見ていた
星を
  夜の
    空の
それぞれの 星を
見ることで
何かが晴れ渡るわけではないけれど
僕たちは星を見ていた

夜の暗さのどこにも
それぞれの気持ちを投影す ....
さっき
セックスをしながら
メールをうってて
いきそうに
なったときに
「イク」

送信
して
しまった
ことが
ある人とは


ひらいて
話しを
しても
いー ....
{引用=
中途半端な気持ちで
ハウ・ドゥー・ユー・フィール?
と問えば
こぶしがかえってきた

涙が流れ出る夏
涙があふれる夏

みんなからだがおかしい
脳のどこかもおかしい
 ....
鹿沼公園 梶ヶ谷第一公園 あさやら公園 じゅん菜池緑地
こうえんらはその下で ゆるく手をにぎってつながっているという

きょうも
ひとりの女(ひと)がだまってベンチに座ったままだ
こうえんは ....
コンクリートが濡れていた
僕は朝からの買い物でせわしなく移動していた
掌で抱えた袋には
甘い匂いのストロベリーがたくさん入っていた
老婆が向こうの道路で
子供の手を引いていた
子供は小さす ....
高速道路からみえる
一番目立つ集合住宅
おそらく
ここは
八王子あたり
名前を
つける

マツリハイツ

窓のひとつ
ひとつに
すき 
きらい 

はりつける
頭だけ ....
{引用=

今、なんとなく、デル・シャノンがハンク・ウィリアムスを歌ったレコードを聴いている。
だからタイトルは曲名のもじりだ。
意味は特にない。
でも気分は、怖いほどに共通している… ....
ふるるさんのおすすめリスト(5825)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アイスコーヒーの日- めー自由詩611-2-19
三幕- ああああ自由詩3*11-2-12
読書ノート- ああああ散文(批評 ...4*11-2-11
愛のようなものを- nm6自由詩411-1-31
ず____れ____- 久石ソナ自由詩2611-1-19
あったそこにあった- あおば自由詩4*11-1-8
捧げる- 砂木自由詩15*11-1-3
ラビッツフット- あおば自由詩5*10-12-25
星々のそれぞれの子供たち- within自由詩4*10-12-24
とっとと落選したい公募応募らいふ。- 小池房枝散文(批評 ...910-12-19
イン・ザ・祭り- 真山義一 ...自由詩18+10-11-28
なんだろう- 砂木散文(批評 ...6*10-11-26
林檎もぎ- 砂木自由詩14*10-11-21
父とおまえ- 木立 悟川柳210-11-21
三日月夜- 唐草フウ自由詩10*10-11-11
びゅん、と_ふく_かぜ_- 玉兎自由詩310-11-4
さわぎ_さざめき- 木立 悟川柳610-10-23
時差中継- 唐草フウ自由詩6*10-10-12
ほんとうのせかい(習作五句)- 古月川柳2*10-10-10
地味だけど- 佐和川柳410-10-2
新しさと、詩と__mixi日記より- 前田ふむ ...散文(批評 ...11*10-9-28
死について___mixi日記より- 前田ふむ ...散文(批評 ...4*10-9-17
要参照- TAT自由詩1+*10-9-10
星を見る人- 岡部淳太 ...自由詩910-9-7
「イク」- モリマサ ...自由詩2810-9-5
みんな、おしまい。- 真島正人自由詩7*10-9-4
公園の手- 乾 加津 ...自由詩10*10-8-30
天使ちゃん1回100円- 真島正人自由詩5*10-8-29
148歳- イシダユ ...自由詩2110-8-23
渋谷HMV閉店に寄せて〜ロングゴーン&ロンサムブルー- 真島正人散文(批評 ...6*10-8-23

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