批評だ批評だ批評が必要だとネットで吠え続けて、おそらく数年になる。私自身は、地方同人詩誌での合評会や蘭の会内部でのわずかな批評と、詩集そのものに対するいくつかの批評をのぞき、自分の作品に長文の批評をネ .... つぶやくように
こみあげて
ながれて は
いかない

さからいなさい と
て をにぎりしめる

つけっぱなし の
けいこうとう 

うすい かげり

たたまれ ....
家にある薬箱のなかの服用薬を全部飲んでしまったことがある。19のときだ。頭痛薬からキャベジンから風邪薬から、とにかく服用薬は全部飲んだが、水虫の薬など外用薬は飲まなかった。死にたくはなかったのだと、思 .... ずっと
風をさがして
生きてきた

たとえば
こんな
よく晴れた日には
釣り竿を担いで
山に行くのがいい

頂に着くと
{ルビ草原=くさはら}に寝ころんで
釣り糸を垂れるのがい ....
彼女と喧嘩して
いい加減にしろ
と怒鳴るつもりが

いい加減にすれ
と言ってしまった

こらえたがやっぱだめで
吹き出してしまった僕の
少し後に吹き出した君

ふたりで涙を流して ....
いじめっ子と
いじめられっ子のあいだに入り
次の日結局かれらは生涯のともだちになって
幼稚園のころ
オレは磁石であそぶのにあきてはじっこで、
下敷きに光を反射させ、

なるほどずっとわか ....
弱気になってみるのもありだろう
強気になってみるのもありだろう

涙するのもありだろう
涙こらえるのもありだろう

はしゃぎまわるのもありだろう
部屋で物思いにふけるのもありだろう

 ....
思い出になれば
美しく見えるなんて嘘だ
それは僕らが
過去を飾るから美しく見えるんだ

思い出を
本当の思い出を
上手に思い出すことは難しい
現在にいたる時の流れは
飴のように延びき ....
ちゅんちゅん

すずめが鳴くんだって

ほんとかな

でもたぶんほんとだ

わたしの1メートル先を
飛び回り
バカにしたように鳴き続けてる
あれは
すずめ?

わたしが本 ....
どろどろのホットケーキミックス
ぐちゃぐちゃにかき混ぜて

喉が痛いので
電話には一切出ない

ベランダで睡蓮の花が咲いたので
こどもたちと眺めよう

まだもう少し
もう少しだけ
 ....
曲がり角に沿う壁を
鳥の影がすぎてゆく
風のない午後
一羽の午後



少ない雨が来ては去り
灰は薄く街にひろがる
置き去りの光
置き去りの火



黄緑 ....
商店街で見かけた女の子
オムツで丸いお尻を振りながら
パパに手を引かれて歩く

ただ
歩くことの夢中
自分の足が
交互に前に出てくることの不思議
パパに手を引かれていることの
無意識 ....
電線に止まって
人を見下ろす鴉
でさえ貴女の
髪の黒さに憧れる
夜空のように
貴女の黒髪は深く
そして遠い川のように
流れている


無邪気な子供達が
笑いながら
貴女の黒髪を ....
海沿いに走る防砂林を抜けると
右手に岬が見える
あの岬へ行こう
いつか交わした約束みたいなものだった



続いてる道は防砂林の中を
くねくねと曲がって上って下りて
右手に見えない海 ....
名前は?

いちおうクサノダイゴという記号はある。

どこから来た?

あの空のむこう。

歳は?

知らない。

仕事は?

ささくれ屋本舗

具体的には?

心 ....
 葉はどれも光っていた

 雨粒は露になって残り
 雲の向こうの空のずっと高い向こうの
 姿の見えない太陽の光を集めていた

 雨あがりの空気は澄んでいる
 埃だとかスモッグだとか
 ....
ほそい みどり の
うすい あし

こそり すみ に
より あって

どなた でしょうか

で きっと ね
つと つと そうっ と
すき に いく

だけど かた  ....
その日はいつも不幸だった
あの時期と重なっていた
分泌物に支配された
私の脳は 
ときどき我を忘れて暴走する
きっかけは 
あのデジタルの時計の
『カチッ』
っという音

マッチを ....
ジャムを作ろう

そう思って
準備を始めたのに

いちごに砂糖をまぶすと
目から大粒の水滴が落ち
その涙はいちごに零れて
涙に濡れたいちごが
輝いて見えた

ジャムができて
い ....
現代詩の復興とか、詩がもう少し広まる為に とかの意味がわからない。
根本的に違うのは
オレは人間の復興にはせめて興味があって、つまり
詩の復興とかにまったく興味がないということだ。
己の何を復 ....
今の日本において「詩人」は既に職業として成立しないと言っても過言ではない。職業として成立しないとは言い換えれば需要がないということだ。

私はかつて詩人が果たしていた役割を(エモーションの供給)今 ....
薄曇の中途半端な昼下がりです


どうにかなるとつぶやいたあなたと
なんとかなると空を仰いだ僕と
いかがお過しでしょう
青混じりの雲は風に流れて
それでも僕等の真上です

少しずつ足 ....
こういう無駄なことに労力を捧げる人たちって素敵です。
私も参加してみようとやってみたけど、無駄でした。鬼教官。

「ジョジョの奇妙な冒険・決めポーズ教室」
http://homepage2.n ....
秋のあいだ
ひとり山に引きこもって
ギンナンギンナンって踊っています
つま先で立って
小さい冠をかぶって
麗しの八合目で
姫です



真っ赤に猛る裾を尻目に
ギンナンギンナ ....
本当のことを言いましょうか。たまには、ね。

私が本当の本当に愛しているものは、ひとつの作品ではなく、ひとりの詩人ではなく、私自身ですらなく、詩そのもの。私という小さな詩人と、私という小さな詩人が ....
朝、いつもの時間に目がさめる
今日は休みだというのに  もっとねていたいのに

こういうとき、晴天がちょっと嫌い

そしてまた布団にもぐる

気がつくと時計は正午をさしている
風が強い ....
批評は愛(詩や詩人のためを思っての行動)なのか。
批評はエゴイズム(己の利益だけを考えた行動)なのか。

私は、その人によって違うし、その時々によっても違うと思う。

どんなに酷評したって、 ....
未来への道を歩いている

時々、過去へ向かって歩いてみるけれど

自転の速さに負けてしまう


何とか逆らってやりたいと立ち止まってみても

やっぱり未来へ進んでしまう


諦 ....
私は一年ほどまえに勤めていた会社を退き失業保険となけなしの貯金にてパソコンを購入、偶然にもこの現代詩フォーラムに漂着、以来やっとこさ、人様に読んでいただくためにものを書くという行為に目覚めつつある寝坊 .... 背 に 迎える
宙 の 蔦

絡み
吊る

しろく 月 回り

てて の 無邪気な 
微苦熱 に

じりり
途絶えていく
ふるるさんのおすすめリスト(5825)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
やりたいことがあるんです- 佐々宝砂散文(批評 ...30+*04-5-20
どうか- 砂木自由詩10*04-5-18
自己を愛するための- 佐々宝砂散文(批評 ...1404-5-18
風を釣る- 草野大悟自由詩7*04-5-18
すれ- ミサイル ...自由詩62+04-5-18
5月18日(火)_「下敷きで光を」- 馬野ミキ自由詩14*04-5-18
時には- もこもこ ...自由詩3*04-5-17
思い出は- 春日野佐 ...自由詩404-5-17
すずめの餌付け- チアーヌ自由詩404-5-17
こころの一部分- チアーヌ自由詩404-5-17
黄緑- 木立 悟自由詩704-5-17
- さち自由詩8*04-5-17
黒髪- 和泉 輪自由詩1204-5-16
岬へ- 霜天自由詩904-5-16
職務質問には- 草野大悟自由詩9*04-5-16
透明な朝に- マッドビ ...自由詩904-5-16
ふふ- 砂木自由詩11*04-5-16
壊す- 蒼木りん自由詩1*04-5-15
甘くて苦くて- クラウン自由詩404-5-14
21世紀の現実_〜俺たちは隣人の名前さえ知らない〜- 馬野ミキ散文(批評 ...8*04-5-14
職業としての詩人- 和泉 輪散文(批評 ...1704-5-13
曇のち晴の世界- 霜天自由詩1204-5-13
無駄無駄無駄っ- 山内緋呂 ...おすすめリ ...1704-5-13
ペチカ- 嘉村奈緒未詩・独白1904-5-13
危険な話- 佐々宝砂散文(批評 ...1004-5-13
本日は晴天なり- もこもこ ...自由詩6*04-5-12
批評は愛か、それともエゴか。- 宮前のん散文(批評 ...2004-5-12
そのスピードで- あとら自由詩1104-5-12
独白・書くこと、と、読むこと- 石原大介未詩・独白8*04-5-12
- 砂木自由詩7*04-5-12

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