パンパカパーン

重大発表決定!
バカ男の考案した幻の獣についてしゃべっちゃいます

頭はシマウマ!おおっ!

身体はペンギン!ステキ!

右のハサミはカニ!
左のハサミは ....
いつのことでしたか
忘れてしまいましたが
絶句したその無言の先に
あの日がちらついていたのは、確かです

日溜りの微笑む
静けさのなか
涙は花ひそめ
無表情に泣いていました
それはか ....
朝晴レ昼晴レのち曇ル。
晴レレのル?。






ほーら。
カミナリさんだよ。
いちにの、
さんだぁーあ。


「むぅぅぅーん。」
あらあなた、 ....
未来に向かい、
書き残しておこう。

わたしが、
まだ。

音楽に対し、
純粋な今のうちに。

やがて時が経てば、
忘れてしまう。

こんな感情など。
 ....
ふたりは出会う
雛連れの野鴨憩う山郷の水面は茜に染まり
 

  ほら手をつなご
  これから暫くふたりして
  同じ水脈を流れ行くのだから


ふたりのささ舟は
透き通る冬の気象 ....
(下記の文章中には話の流れ上、性的な表現が多数含まれます。18歳未満の方はご遠慮頂いた方がいいかもしれません。)

 今から15年も前の話である。
 私はその頃、大阪の堺市にある大病院の研修医を ....
{ルビ烏=からす}と{ルビ鳩=はと}は向き合い
静止したまま じっと {ルビ睨=にら}み合っていた

空から舞い降りた一羽の白鳥
両者の間に立ち{ルビ嘴=くちばし}を天に向け
広げた翼はそれ ....


昼休みの男子休憩室の扉を開くと
新婚三ヶ月のM君の後ろ姿は正座して
愛妻弁当を黙々と食べていた

「 おいしいかい?
  結婚してみて、どうよ・・・? 」

と買ってきたコンビ ....
空は碧くて

空は高くて

幼い僕には届かなかった




今でも空は

高くて 碧くて

届かないのは 変わらない


でも


僕にとってのホントの『ソラ ....
限界を越えてもしくは臨界を越えてあなたに会いにゆくゆめ


水槽に金魚は泳ぐぼくたちの裏切りさえも刻めよ螺旋


ファルセットヴォイスできみが歌うから胸が鼓動ではじけてしまふ


 ....
あほほほ、ほぃ。ウほほの国から参ります。




へいへいほー。分かっちゃいるけど、へいへいロゥ。


はらほろり。ひれはりるれロ。ほろほろル。


くに ....
月の滴り糧にして、
傾くが儘に流れ征く。

果ての浄夜は音も亡く、
地を這う我影、
唯ひとつ。
たとえば
カーテン越しの陽だまりに
できるだけぽつんと
たよりなく座ってみる

時計の針の
こちこちという音だけが
胸にひびくように
明るみの中で目をとじる

いつの日かお ....
絶望さえ透けていく
初夏の陽射しのもと
雲へ手をふり
永遠する未完の涙

生れ立ての傷が
{ルビ鎖状=さじょう}に結晶し
{ルビ手鞠唄=てまりうた}に弾む午後
幼き声の純粋にひそむ響き ....
{ルビ穏=おだや}かな初春の陽射しを{ルビ額=ひたい}にあびて
目を細め のんびりと自転車をこいでいた

狭い歩道の向こうから
杖をついたお{ルビ爺=じい}さんがびっこをひいて
ゆっくり ゆ ....
歩道の残雪を
踏みしめる律動
声でもなく
音でもなく
歌でもなく

  白い吐息に飽きて
  見上げる
  大気の天蓋
  一弦の
  その楽器

  透明におびえ
   ....
アライグマに石鹸をわたしたら
小さな手をちょこちょこ動かして
とても楽しそうにしていた

まるまるとした石鹸は
みるみるうちに小さくなり
無数の泡だけを残して
アライグマの視 ....
ういうい ういうい
あひゃー ばれたか
はずかしい あひゃー あひゃー
どうしようかな
そうだ おどろう
ういういダンスを
ういうい ういうい
やった おどったぜ
ういういダンス
理科教室のカーテンの陰
ビーカーに入れられた
子供の悪戯とクロッカスの球根
こっそりと 育つ日々



昼の太陽 夜の月
揺れる隙間から漏れる
光りの栄養を貪りながら
薄情な薄明か ....
驚くほどのことはない
わたしは、空中に髪をほどき
視線を結着させている
あこがれは、あこがれ

先天的な太陽は、この時
肺の浮沈までも漂白して
果ての分裂を結晶化している
わたしは、今 ....
先輩が威勢良く{ルビ梯子=はしご}を駆け上がり
天井近くの狭い{ルビ頂=いただき}に腹を乗せ
{ルビ扇子=せんす}を指に挟んだ両手・両足を広げて

「 {ルビ鷹=たか}・・・! 」 

と ....
大阪駅
十一番線

遠い目をした
電気機関車

  彼方への思いだけで
  切符を買いはしなかったか?
  帰るという意味を
  部屋に忘れてこなかったか?

いつもどこかに
 ....
美しいものを見るとき
ドキンとからだのどこかで音がして
ぼくはハッとふりかえる
遠い昔のあるときに
捨て去ってしまった故郷がそこにあるかのような気がして
なぜだろう

美しい人を見るとき ....
悲しみをことばにするとき
そのことばを捧げる人の顔が浮かんできて
切なくて 
からだがひきさかれるような痛みの中で
しょぼくれた顔をする私にむかって
彼女は静かに話してくれる
ただ何も言わ ....
ポストがあんまり赤く誘うから
こっそり仕組んだ悪戯めかして
宛名にきみの名前を書いた


雪があんまりひっきりなしに
きみの傍に寄り添うから
水晶の珠を割って
ちいさな虹で
憂欝の左 ....
花に触れるとき

手のひらは
香りにも触れている

手のひらでは
匂い
感じられないけれども


花に触れるとき

手のひらは
色にも触れているのかどうか

手のひらで
 ....
引き出しのなかでちいさな人が読むおおきな人のつくる天体





鱗粉を撒く蝶々を姉が追いその鱗粉を舐める妹


珈琲の苦さも世界のおしまいもかみさまのサディスムだからごめん ....
つめたい指をしている 
と あなたは言って
ふたまわりほど大きな掌で
包みこんでくれた

ゆきうさぎの見る夢は
ほのかに甘い想い出ばかりで
わたしは人のぬくもりに
慣れていないから ....
このはれた
けれどもとてもさむいひに
うみにあらわれたはまべで
きみというこどもは
いたずらをくりかえす

うみねこたちがなきながら
きみのいたずらをみている



きみがした ....
何かをめざして
のそりのそりと
地面をはいつくばり
首を寝違えでもしたのか
大空を見上げるそぶりを
見せることもなく
のしりのしりと
あるときはあぶら汗をにじませながら
あるときはうれ ....
ふるるさんのおすすめリスト(5825)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
幻の獣- バカ男自由詩4*06-1-21
忘れ花- こしごえ自由詩30*06-1-20
「_阿呆句。_-_阿レレのホ。_-_」- PULL.俳句1*06-1-20
「_みゅーじっく・らいふ。_-_その、いち。_-_」- PULL.散文(批評 ...17*06-1-19
冬空の輪舞曲- 恋月 ぴ ...自由詩29*06-1-18
セックスボランティア(R18)- 宮前のん散文(批評 ...53+*06-1-18
翼を広げた白鳥- 服部 剛自由詩7*06-1-17
「結婚」についての考察- 服部 剛自由詩15*06-1-17
僕の『ソラ』- 凍雲 月 ...未詩・独白1*06-1-17
らすとふらいとろすとらいふ- 本木はじ ...短歌506-1-16
「_阿呆句。_-_阿呆囈。_-_」- PULL.俳句3*06-1-16
「_夜旅。_」- PULL.自由詩12*06-1-16
Lesson- 落合朱美自由詩40*06-1-15
遠雷- こしごえ自由詩13*06-1-15
そらにひびくこえ- 服部 剛自由詩8*06-1-15
オクターブの双月夜。- たりぽん ...自由詩12*06-1-15
アライグマと石鹸- ベンジャ ...自由詩11*06-1-14
ういういダンス- けんご自由詩406-1-14
花監禁- 千月 話 ...自由詩14+*06-1-14
偽りなき髪- こしごえ自由詩10*06-1-13
穴の中_〜冬眠の詩〜- 服部 剛自由詩9*06-1-13
駅・十一番線- たりぽん ...自由詩12*06-1-12
感情をことばにすることの圧力がぼくを押し殺してしまってからも ...- 七尾きよ ...自由詩5*06-1-12
家族を失った君へ- 七尾きよ ...自由詩2*06-1-12
プリズム- 銀猫自由詩17*06-1-12
花と手のひら- 小池房枝自由詩1206-1-11
【mix&remix】かみさまのサディスム- ピッピ短歌1006-1-11
ゆきうさぎ- 落合朱美自由詩23*06-1-10
このはれた_さむいひに- 岡部淳太 ...自由詩13*06-1-10
はいまわり- 七尾きよ ...自由詩2*06-1-10

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