馬鹿ターボ
全開で帰宅する俺
髭をたくわえ少しワイルドな俺に
おかえり、を言う娘は少しワイルドな俺に少し慣れ
一番星が出始めた空の下で縄跳びの練習中
綺麗でしょ、綺麗でしょ
いや、 ....
天気のいい日はたまらない

家からは出ない
窓も開けない

 (つらいのだ)

去年の夏は猛暑で
「来年の花粉はひどいでしょうね」と
誰かが言っていた


   *


 ....
アイスチャイが作る船の
端に立ってごらんよ
スミレの花の
花弁の奥に顔を背けてしまう
因果とシナモン
刺激が感化する乗ってゆくJR
遠くへ行こうと人波が蠢く改札へと
吸い込まれてゆくキッ ....
人を殺すのは
言葉と沈黙と
ナタと細い針と
1パックのインシュリンや
わずかな水や
砂漠

何でもどこでも凶器

笑われていろ
泣いてやる
勘弁してやる
許されない
開き直 ....
僕の好きな井上陽水は、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の替え歌と言うより、返歌「ワカンナイ」を作っている。


雨にも風にも負けないでね
暑さや寒さに勝ちつづけて
一日、すこしのパンとミルクだけで ....
  メロンが食べたい
  風呂上り
  缶コーヒーは2杯飲んだ
  パイナップルでもいい
  きょうは冷える
  パソコンの文字が見にくくなって来た
  電気をつけた
  外を見たが ....
{引用=ぼくらは起きることを待っている偶然そのもの    by Thom e Yorke}


サジ加減まちがえないでね甘すぎるコーヒーなんて甘いだけだわ


狭すぎる棺桶だから埋められる ....
瑞々しい感情など
とうの昔に失くしたと思っていた

ワイシャツの襟汚れに
靴下の泥汚れに
石鹸を塗りつけ
揉み洗いをする手

夕飯の買出しに行っては
20円の値引きに目が留ま ....
宮沢賢治の詩を読むのは、とても辛い
自分の苦に、まといついてくるみたいだから
彼は、いつもじたばたしている「デクノボー」であるから

辛いけど、あざとい詩もあるけど、美しいから困る
日本語が ....
荒れ野が荒れ野に流れ込み
丘の上の空へと打ち寄せている
冬に冬が接ぎ木され
咲く花は記憶の色をしている


脚から生まれた羽を育てて
小さな小さな双つの稲妻
夜の窓 ....
今回は読む話ではありません。申し訳ない。
最近、調子が悪い。活字が読めない。。。自分の中の課題図書に手を付けれない状態です。
現代詩フォーラムのお気に入りも「new!」だらけ。精神的なものだから、 ....
   

   押し出されてゆく
   押し出されてゆく
   波打ち際を
   海へ
   風が背中を押す
   バルチック海ではない
   鎌倉の海でだ
   実朝が幻の建造船を ....
サンボール
煌く窓辺
髪が頬にかかり
数本は口元まで寄りかかる
白壁のビルが空と一枚になって
雲は遠慮がちに薄い
揺らぐ陰まで淡く香る
ペチコートカーテン
ひらり
青いスニーカーが似 ....
ふと気が付いたら もう2日もシャワー浴びてねぇんだな
頭痒い痒い痒い がりがりがりがり

がりがり勉強なんてしてませんよ 全くもってしてません
ごめんなさい父さん母さん 最低ラインに俺は立って ....
かかっていた淵が
木の内側から
咲き 産まれ

飛翔と
知る時間もおかずに
闇のまま 飛び立つ

雲は まだ眠る
陽は あちら側

凍結した 雫が
おちない 純情
 ....
忘れてる憶えていない僕たちはいつからここにひとりでいるの


真っ二つに裂ける桃です落下して蟻がたかって朽ちてさよなら


この場所からもっとも遠いところとはたとえばあなたの微笑むところ
 ....
この背中に
烏のような
黒い翼
つけて下さい…


気が狂いそうな
激しい歌が好きで さぁ!
でもお前には聞かせてやんない
俺の大好きな歌 だよ

生きている事が
楽しくて仕方 ....
若く情熱があり頭の回転の早い人たちは、はやく自分が何者であるかを定義したがる
早く世界に出て自分の態度を説明しようとする
どれだけ自分が一人前であるのかを社会に認めてもらおうとしている
分かる、 ....
もう一度白い世界さ何もない何もないのさすべて以外に


聴こえるかい草原をゆくぼくたちの忘れたすべての木々のざわめき


もぎ取った翼を売ってぼくたちは生まれたのだときみに言われた

 ....
城に迷う
古城
朝から

指が動きにくい

触っている感じが薄い朝
遠い朝

朝の雲の城
飛竜、城を囲む朝
巻かれてタバコの煙
指がすきとおり、幻想界から
想像階へ、ふるえ ....
          1.後進としての「私」

http://www.ittsy.net/academy/instructor/sumio2_1.htm
発達心理学の浜田寿美男氏の文より ....
愛しんでいるのか
こわしてしまいたいのか
このからだ
誰のからだ
ある、からだ
だ、からだ
涙が感情とずれて
頬を官能的に滑っていく
私が悲しいなんてことは無い
ただ、からだの構造上 ....
朝から、青い陽に、
波シブトガラスが
割れそうもない節理を抱いて
泣いているぞ
かあハア

丸山薫よ

くあーっ

轍の臭いだ
草の遠く
それが、銀河より遠く
発泡スチロー ....
私は眠る
掛け蒲団の左右を身体の下に折りこみ
脚をやや開きぎみにし
両手を身体の脇にぴったりとつけた
直立不動の姿勢で
寝袋にくるまる旅人のように
防腐処理を施され
身体中を布で巻かれた ....
何でそんなにがんばるの? 何か、ひとつ書いたらテンション上がってしまった。
腹も減った。米を水にひたしてる間に、もうひとつ書こうと思う。
日本人シリーズ、行くぜ!

知っている人は知っているが、現在俺は英語圏に住んでい ....
  ぼちぼち本を読もうという気になった
  うつ症状からの脱出だ
  現代詩手帖2005年の年鑑
  拾い読みしていたら
  昔の仲間がこぞって
  2004年代表詩選に選ばれていた
   ....
先日、女の子と喋っていたところ、意外な事を言われたのだ。
「男の子って、みんな外人好きなんだと思ってた」

この発言を受けて、本日も逝ってみませう。
リョウちゃんのー!独り言コーナー!!パフパ ....
その道は
街灯の小さな明るみの中に
白く浮かび上がっていた

様々な思いが通り過ぎていった
その白い舞台の上を
今日は
消え残る足跡がひとつ
闇の中に後ずさる

風が
粉雪と共に ....
丸山薫の詩を声に出して読むとたのしい。
なかなか他人の詩を声に出して最後まで読み通すには、自分の体力だけでなく、相手の詩にも
言葉を口にするのに「恥じなくていいよ」という「一押しの力」が要る。
 ....
ふるるさんのおすすめリスト(5825)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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