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身籠って 産み落として
遠のいていった 円の扇子

縹色に染めた夜空を次元のフィルターに通して
オパールが形を整えてゆく 円から欠け円へ満ちる

側面と円柱と竹のよう

東へ西へ梯子に ....
寝返りして ぶーぶぶ おならも出るよ
首をぐーんして でへへ よだれも出るよ

一日うんちくんが出なかったら 次の日

 グション!ってママ音にびっくりしてたよ

寝返りして パリ子をパ ....
一日の終わりに感謝が募る
愚痴の可愛さは勝手に元の圏外に戻る
感謝は勝る 何よりも勝る

意図にせよ能動の自然にせよ
一日の終わりに感謝は募る
感謝はべきではなく完璧の地球色の空

  ....
恋とは
とびきりの恋愛詩を
異性同性親子兄弟姉妹親友友人同僚知人 人間愛とは

第一章として
男女の恋愛詩を
恋とは 何だろうと自身を振り返る 紫色の羽根から桃色に変わる粉が瞬く
そんな ....
此岸のこの世に 深みにふけず 軽はずみに挫くこともなく
ただ受け取る 両手が無くても その形を補う

 強さしか滲み出ない エネルギーの みなぎ

此岸は彷徨いの足跡を己の銀漢を巻くDNAに ....
佇んでいるだけで受け取って欲しい 
阿吽と 目と目をぼかして
オブラートを貫いて直立に佇む 鑑を増やし
優しさにふやかし 手のひらも筋の通る表側もバイリンガルに

動かない手を振る

佇 ....
磨ぎ研究を澄ます この頭を傾けずに
切磋卓越魔物

比較ほど死んだものもなかろう ひひひ

真面目に面と向かうお面もリアルさ ひひひ

笑いの壷に油も混ざる そんな卓越魔物切断の清らかな ....
冬の先輩が太陽を白く吐く

先輩がもうすぐ卒業する 天道虫の校章をつけて
思い出の扉を瞼で閉じ 積る雪で熟成させる

また冬の先輩に逢う日まで

冬の真ん中の冬の先輩 祭る行事に揺れてい ....
いちご

私は舌を疑う

包まれたいちご 瑞々しく 飲み物いらずの 片手にいちご

甘さの加減のきいた されど棘のない 巧み搗かれた

小さな雪だるまたち

いちご

私は舌を ....
逆さまに曲がったて その角には君にしか見えない導
聴く耳にイヤーマフラー 持ってるよ耳
雪のBGMを逆さまに 折れながらやってくる声の温もり

らしさの次のらしさの因

現実に耳を抓る 在 ....
浅黒い皮膚の色 その足
足首に 色褪せた鈴つけて 何を呼び出すの

貴女がコマ送りで踊れば 揺るがす影響

ブレイズが時をかける様に弾む 弾力に緩めた苦しみを放ち
瞳の縁に貴女だけの境界線 ....
そうよ歩いて行って
分かれ道は両手を広げて ますっぐ渡ればいい

イメージの運命を耕しながら 開拓を営め
そうよ歩いて行くの
重力は あと100億年は繋いでくれるイメージだから
そうよ歩い ....
後味の悪い夢を見た
夢で良かった夢を見た

分析結果の探せない夢世界からの遮断
気になる蒲公英の根から 無駄な栄養素を摂取したかのよう

 現実の現状の手がかりにたすきを投げかけたであろう ....
動けばプラスにもマイナスにも成る
マイナスをかき消す爪が欲しい

私が動けばプラスにもマイナスにも巻き込んでしまう
プラスを描く賢者の杖で 魔法をかけたいあの人に

味方になって欲しい さ ....
死ぬまでに 鳴らしたい響かせがある
きっと きっと 誰しもに

私はまだ受け取っていない 
私だけのギフト

 本当に欲する欲ではないギフト
 的がずれているのか 天を片目で見開く

 ....
明るさに越える 華やかな人生を進む
時に小さな石ころを山と見積もっても 積るのは徳だけ

迷いなんて解ける糸なんだ 解かなくても
一歩引いて望めば オーロラに映える等身大の雪の結晶

一粒 ....
あみだで負けて お正月に当番の旦那さん
私は初日の出を夢の中で拝み 目を覚ます

御節のレシピを何度も見るが お付き合いで売買
田舎なのかテレビの特別番組が遠い

福袋買いに行こうか 透視 ....
水色の瞳に黒が大きい
いつも獲物を狙う 鼻くそ模様をつけた うちの次男

血の繋がりのない拾った子供
アパートの下で必死でアピールしていた 健気な子
頭にコーヒーの染みつけた けれど匂いは獣 ....
茶色の液体を溜めている 冬の間
白く染まるわけでもなく 雪が積る

 この冬はコタツは出さない
 丸くなるのは 代わりのマイクロファイバーのチビモーフ
 君サイズ

本物の毛皮身につけて ....
クリスマスツリーを折りたたみ
鏡餅を拓く

雨と雪の間の空気の粒が空に見える
コトコト煮込むなら今から始めなければ

またの支度
清々しく生きる支度

時の巡りを艶濃ゆく打ちのめされ ....
煩わしさは 私が呼んだ
せっかくの余裕をもてあそぶ愚かさが
煩わしさを 愛する風が連れて来た

私に敬意を払い 見返りも生まれることなく
愛する風が 連れて来た

煩わしさは 私が呼んだ ....
大河にそそぐ 透明に聡明さを探し続けた時代
印を押し朱肉の色と血族の色を太陽に染め

土踏まずの窪みの隙間に 大きな壮大を登ってゆく
大地の感触を胸に 常識の中の非 変わる変わる非常識へと
 ....
まだ桜がやって来ない 四季感の先取りの華は雪

手先のハンドクリーム 指紋は前科を消し去る

イミテーションの綿を積もらせ本物のキラリは星に鳴るムードは勝つ

 曇り空の午後の始まりに 何 ....
蛇がとぐろを解き始める まっすぐ進む為に

山々は賢者の年月を重ね 黒髪の若さを絶つ

純白の息を積もらせる この冬

 爪垢の取れない曇り空 目に入る雪の棘

 名残の竜は最後まで  ....
らら空が音をつけて見ている

 見えない色 らら空の音

眠っている瞳 生きている耳

 らら空が音を変えて知らせている

色をつける耳 眠っている瞳に届く らら空の音

 近くか ....
同じ動物とは思えない 我利な空気に利己な軸

 勝手にどうぞ

 せめて隣の銀河に行ってくれ

同じ動物とは思えない なぜ太陽は照らすのか

 不思議の万華鏡 片目のみで見るしかない
 ....
スタンドカラーではないけれど 凛々しく立つ襟元
ベージュが王色の トレンチコート

10年前の私の トレンチコート

袖を通した瞬間から 棺おけに羽織る永遠の私の制服

張のあるコットン ....
年末へ走る 暖かい太陽とのお別れ
待たなくとも瞬く間に走って来る 最大の節目の結び目

ほどくことの出来ない 毎時耽る刹那の積み重ね

年末に走る 雪が土に馴染むホットココア色
待ちに待た ....
もうとっくに満ちていると思ったら
まだ正面を向いていなかったのね

でも魂を物質化した細胞は 光を反応させてたわ
付き合いが長いのに 何も知らなく

ただ焦がれるしかない自由ロマン

 ....
ライトブルー ソーダーシュワ
真冬のアイスクリーム

   そんな匂いが弾けるシュワ

着込んだ湯気が凍てつく氷張りの澄んだ鏡空へ
何気ない息を膨らますシュワ

   星に雪がかかる降 ....
芦沢 恵さんの朝焼彩茜色さんおすすめリスト(37)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
縹色の霊- 朝焼彩茜 ...自由詩14*15-6-30
おならとよだれとうんちくん_クフフッ- 朝焼彩茜 ...自由詩13*14-10-22
地球色の- 朝焼彩茜 ...自由詩2314-9-25
第一章として_恋- 朝焼彩茜 ...自由詩13*14-7-4
此岸にて- 朝焼彩茜 ...自由詩1113-3-20
威圧- 朝焼彩茜 ...自由詩413-2-21
脳チャンネル_ひひひ- 朝焼彩茜 ...自由詩10*13-2-3
冬の先輩- 朝焼彩茜 ...自由詩713-1-30
姫君いちご- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-1-26
逆さま雪のBGM- 朝焼彩茜 ...自由詩413-1-21
秘蜜- 朝焼彩茜 ...自由詩713-1-18
チャプター0・001- 朝焼彩茜 ...自由詩9*13-1-16
窓口からの声- 朝焼彩茜 ...自由詩413-1-14
砂浜での決断- 朝焼彩茜 ...自由詩713-1-13
未知のギフト- 朝焼彩茜 ...自由詩10*13-1-10
風の華- 朝焼彩茜 ...自由詩6*13-1-8
日常の幕開け- 朝焼彩茜 ...自由詩1513-1-1
うちの次男- 朝焼彩茜 ...自由詩8*12-12-29
それでも清潔なのだ_冬- 朝焼彩茜 ...自由詩612-12-28
くくり末- 朝焼彩茜 ...自由詩412-12-25
リセットまでの風- 朝焼彩茜 ...自由詩912-12-22
大河- 朝焼彩茜 ...自由詩6*12-12-19
攪拌の午後- 朝焼彩茜 ...自由詩812-12-17
蛇年へ- 朝焼彩茜 ...自由詩512-12-7
らら空- 朝焼彩茜 ...自由詩812-11-10
同じ動物- 朝焼彩茜 ...自由詩5*12-11-5
私のトレンチコート- 朝焼彩茜 ...自由詩1112-11-3
師走のベル- 朝焼彩茜 ...自由詩712-10-31
彼女は月- 朝焼彩茜 ...自由詩812-10-23
ライトブルーソーダーシュワ- 朝焼彩茜 ...自由詩812-10-17

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