すべてのおすすめ
いらないもの
ひとつひとつ
思い浮かべて


どくんどくん
主張している
命というもの


黙らせようか


ことき り

こと きり

こ と

  き り ....
砂場ではいつも
大きな壁が作られようとしてる
水をかければ崩れてしまうのに
ピンクの屏風
歩き出すのを見ていた
「そういうのって続くよね」の果てに暗がるのを
見ていた


出来事は起こっている!
ガラス球、目
ぼくらビー玉の先に
ほころんだり、なだれこんだり ....
雪が溶けたら
やわらかい地球の黒土花壇に
「火星たんぽぽ」の小さな名札をたてよう

ひとが植えたわけでもないタンポポが
好き勝手に咲いてるような
そんな花壇がいいだろう

そこから芽吹 ....
 あねもねの花を持って
 歩く、わたし

 1月の風がごうごういって
 わたしの身体を強ばらせる
 こんな日に
 アスファルトの上で転んだりすると
 とても痛い
 ここを
 早足で通 ....
すべての葉を散らした体内で
葉たちはもう
おしゃべりをしているころだ
(TOXICを頭の中で♪しながら)

俺はトラックの運転手なのだ
俺は骨の髄まで運転手なのだ
居眠り運転してても目的地に着いてしまうのだ
これは本当のことなのだ
そんな調子で大きい事故もや ....
虹が
吹雪いてるよ
夜の窓は魔法であるから
てのひらに息を
当てて
もつれている糸を
たぐる、ダウンは
少しジッパーが
しまりにくい

川と友達になりたい
流れの無限に逆らい
 ....
本当は存在しないもの
駄菓子の当たり
国境線
赤道


本当は存在するもの
自販機の当たり(たまに当たるんだぜ)
戦争
孤独


ほんとうはさみしいんだ
ほんとうはね
まばらな鳥の群れ

なんとなく
不穏な思いを託す

海が見える
感じているだろうか

彼等の
飛んでいるのを追う眼

シンキロウを
奏でる朝日に
大阪南港の
廃墟が上 ....
公園が
冬のアスファルトに落ちている
黒く、その輪郭が切り立っている
黒く、切り立つ枯れ木立が鉄条網に混じり
黒く、その輪郭が主張されている


けれど
空は、白濁した眼球 ....
永遠という嘘を
信じる私
永遠という嘘を
知らない私
目覚めの呼吸が
ぽこっとまあるい泡になって
光差す天井へ
ふわりふわりと上っていった

仰向けのベッドで
それが弾けて消えるまで
ぼんやりと目で追っていた

ここに置いたはずの眼鏡は ....
  
追いかけることは好きですか?

あたしは好きだ。

届かないことがわかっていれば。なおさら好きだ。
  
  
  
 
 
空が白けて
窓にしがみつき
指先で書いた文字も
ただの水滴

さくっと
逆立った地面から
突き出た衝動のような
脆い僕だから

結晶を解いても
蒸発してしまうだけだってね
わか ....
浴槽。

膝。

俯いて、抱えて、
今、誰か出会った。

あまい波が
寄せては返す。

わたしは、
匂いに飢えてたね。
たとえば、庭に米粒を撒くこと
集まる鳥たちの名前をよく知らない
色、とりどりに、鳥
天空から降ってくる音
羽ばたく、空
それさえ分かれば、自分のどこかで
満足している誰かが在る

遠い ....
迷惑の 
困惑の
生成だ

ペンキを塗り過ぎた

ペンキを塗られ過ぎた

ペンキだらけの身体

敷き布団に放る

それから掛け布団をね


パフェになってくると

き ....
カカシの頭の上で
いつも泣いていたカラスが


首をあげる


揺れる視線の先
輝く円盤の中に仲間を見つけ
嬉々として向かっていった





違ったのかもしれない
 ....
  冬の木漏れ日の中で懐かしい歌を聴きました
  懐かしくてももう泣けない自分がいました
  それが寂しくてそっと瞳を閉じました
  太陽が淡く輝いた冬の日のことです


  太陽 ....
             目を閉じれば暗闇
             その中にも色は
             ぽつり、ぽつりと
             置かれている
      ....
   1

通りかかったカマキリに
僕以外の卵は食べられた
奇跡的なこの誕生を
誰が祝ってくれただろう

   2

ある日道路を這っていたら
目の前で仲間が鳥に食べられた
姿か ....
朝、目覚めたが
からだがかたい
かたまった
うごけなくなる
心臓まで止まるので
ふだん着のままで
こそこそと道路を渡ったら
車に轢かれた

よそ行きに着替えて
タクシーを止 ....
雨、降ってきたかと
てるてるぼうず

雨、降ってきたよと
へのへのもへじ

雨、降ったやろと
黄色い傘

雨、降ったんかと
お地蔵さん

雨宿りの軒先を探しながら
帰り道 ....
夜中、目がさめて階下に降りると
君が僕を積み上げていた

たどたどしい手つきで慎重に積み上げ
途中で崩れると
ふうとため息をついてまたやり直す
時々どこか気に入らないようで
何か ....
憂鬱な鳥が若さに飢えて転がる三階
防風林が倒れて久しい今夜の過去に
裁かれることは嫌
雪まみれのやわらかいを脱いでぬいでぬいで
今 分かち合う幻想の氷
冷たくて縫う/つめたくて縫う
濾過さ ....
日常に魔法使いのぴかぴかしたものが落ちてきた

何年も待っている
漆黒の夜空を見ながら

新品の箒を持って飛ぶ

異世界への切符
たとえば の予防線
あなたのくしゃみとてもかわいい
それなのに


てをつなぐ あたたかい
哲学の蝶がひらり とまっても
むしです やさしいことがすきだから


ウインクのひびきに ....
きっぱりと割り切れるものは

割り切れないものたちに

負けてしまった

くるりと円いものは

いびつなものたちに

負けてしまった

さらさらと流れるものは

意固地に止 ....
県庁跡の建物の中で期待もなく調べ物にとり
かかり、時間を待って香林坊に出る。そこは
ほんのひとにぎりの銀座で、渋谷で、新宿で
もあり池袋の匂いを探して片町に流れる。ス
クランブル交差点では ....
望月 ゆきさんの自由詩おすすめリスト(2609)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
こときり- ベンジャ ...自由詩3*05-1-14
砂場- チアーヌ自由詩1205-1-14
画面の- nm6自由詩705-1-14
火星たんぽぽ___- 小池房枝自由詩8*05-1-14
あねもね- Six自由詩405-1-14
若葉の言葉- たもつ自由詩1005-1-14
俺はトラックの運転手なのだ〜2- 純太自由詩1105-1-13
いいんだ- 石川和広自由詩10*05-1-13
イメージ・地球儀- ワタナベ自由詩8*05-1-11
じっと見ている- 石川和広自由詩4*05-1-11
鬼の行方- A道化自由詩705-1-8
永遠という嘘- ツクヨミ自由詩405-1-8
海を抱く- RT自由詩505-1-8
蜃気楼- umineko自由詩205-1-8
銀世界- ベンジャ ...自由詩8*05-1-8
膝のむすめ。- かのこ自由詩505-1-8
鳥の音、遠い声- 霜天自由詩605-1-8
ペンキだらけの身体- 純太自由詩305-1-7
カラスは仰向けに- あとら自由詩305-1-7
十三月記- 嘉野千尋自由詩45*05-1-7
瞼の中のこと- アルビノ自由詩605-1-7
チョウになる- ベンジャ ...自由詩9*05-1-5
- あおば自由詩5*05-1-4
あまがえる- AB(な ...自由詩605-1-4
身辺雑記より(七)- たもつ自由詩2205-1-4
未遂- 本木はじ ...自由詩405-1-4
流れ星- 暗闇れも ...自由詩2*05-1-3
星にもみえる_あれは- オオカミ自由詩1005-1-2
負けてはいない- こむ自由詩4*05-1-2
街の潮目- AB(な ...自由詩805-1-1

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