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まばたきするように暮れていった群青に
あなたはなにを覚えたのだろうか


スーパーの広告の裏にかいた
一編の詩は
おもったより、しあわせそうで
静かに瞼をとじました


詩人 ....
バイブレーションの音で目が覚める


考えていた
世界のこと


ほんとうは
ヤンマガを読んでいたら手が黒くなってしまったところ


うるさいな、
とおもって
すこし空を仰ぎ ....
膝の上 手繰り寄せた流線型に
はしゃいで なまえ描いた あのひ


しがらみは
とてもとてもほそいのだけれど
とてもとてもいたくて
つよい


KIZUNAと描かれた海から ....
うなじ いろじろ すべりだい
てさぐりでつかんだ ルーシー
それはそれは とても
両の手のひらのみこむ
おおきな ひかり



たとえばね
超過したねがいとか
乾いていないバス ....
いくらだって涼しい
夏の夜に熱をあずけて
じょしゅせきから
あなたのひかるめがねのふちを
みつめる



星は
いつだって
ここにあるよ




はるな湖のりんか ....
遠くのサイレンがきこえる

しゃららら
舐めるみたいにきずぐち焼いて
いとしいねこのけなみ
なでなで


こめかみにこつんと
空気のあたる音がしました
わたしには
ことば ....
あなたのりんかくを撫でると
おもったよりもかよわくて
しゅう っとこすれてしまった

ああ
ああ

あしたはきっと
晴れるからね

わたしと手を
つないでよ


雨でも ....
出窓にならべた
傘や 飴玉や しおりや うた
降っていない あめは
わたしを抱きにくると約束して
まるでしらないものに
なった


いつも
泣いている人だけがかなしいのだと
笑 ....
片手でもてあました春にさよなら
できない できないことばかり

ゼリーのフタがうまくはがせなくて
すこし、いらいらしていた
わたしわらうから
わらうから


センチメンタル
ス ....
なんだかね


すべてがあたりまえでさ

あの銀色のスプーンだってぎらぎらしている

すぷうん なんてなまえのくせに
いきをしているんだ




白濁のレンズ越しに
煌 ....
燃えてしまった あのひとは


たとえばわたしが
宇宙の入り江に沈んでも
折り鶴のつばさにうちつけられても
あなたのその 手垢に塗れたナイフ
つきたてても


折れはしない
 ....
わらいながらないた

冬のくるしいことは
もうじきにおわるんだとしんじて
きょうきはかかとすれすれのところに
しまいました

あたたかい
かぜはしおからく
さいたまは あざやかで ....
もうすぐくるだろうとおもった

青いさかな色の光沢に塗れて

だけどこなかった




右手の握力がなくなっていくのが
なんとなく感じられて
たしかに感じたのだけれど
 ....
たらちねの殻梯子からおりてくる
あの白いもののなまえを

ぼんやりと霞む視界だけれど
ああここにはことばがある

たくさんの羽虫が
いのちを喰いつぶして
ああでもつらくはない

 ....
りんりんと
しなびた空気をいま
のみこんで

ナイフを もっています
ナイフは 金物屋のおじさんが
よく切れるよ と言っていたので
(おじさんは嬢ちゃん、といった)
(ナイフを売っ ....
白熱灯のしたで
チヨコレイトを食べています

すすけた銀色のロバは
いまやにぶい発光体です
若しくは端から、





しゅううう

あなたの燃えるおとです

輝く  ....
たとえば の予防線
あなたのくしゃみとてもかわいい
それなのに


てをつなぐ あたたかい
哲学の蝶がひらり とまっても
むしです やさしいことがすきだから


ウインクのひびきに ....
ダンボール
捨てたいものをつめた
ダンボール
は、ちいさかった
そしてなにもなかった
わたしはなかった
あ、あ、あ、
みじかい音をいくつも出して
壁に羅列のスタンプをして
そ ....
氷魚のスケルトンな尾鰭 なめたい
夏にそらを飛んでるのをみて
ずっと 夏の子なんだとおもっていた
きらきらと注ぐ飛沫が肌を焼いて
もう しにたい

帰ってくるよといったひとは 眠ってい ....
五感をはしらせる彼女の指先は
やがて六感に辿りつき
さいごの静寂をきりひらく
ことばを しりなさい
淵のぎりぎりにたって
あれをみなさい
あなたの躯のおおきく脈打つおとよ
裸足の茨に ....
ゆっくりと暮れてゆくそらの斑から
犇くようなこえをきいた
肩になにかさわったなとおもい
それが君の手だと思い込むのに
まったく時間はかかりませんでした
だからわたしは触れませんでした
 ....
望月 ゆきさんのオオカミさんおすすめリスト(21)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
群青- オオカミ自由詩1006-8-12
希望に火を灯す件について(仮)- オオカミ未詩・独白106-6-3
アイアムペイン氏のロングロングタイム- オオカミ自由詩205-9-24
やわらかいもの- オオカミ自由詩405-9-13
星瞬くサイレント- オオカミ自由詩505-8-15
いいの- オオカミ未詩・独白405-6-20
シーラカンス- オオカミ未詩・独白205-5-27
しし- オオカミ自由詩205-5-11
ボーン・ガール- オオカミ未詩・独白205-5-1
炭酸海廊- オオカミ未詩・独白505-4-22
灰音- オオカミ自由詩205-4-18
神奈川流星- オオカミ未詩・独白1405-3-15
しんでもいいといえる容易さで- オオカミ未詩・独白305-3-13
白濁炎上- オオカミ未詩・独白1605-3-9
いきをする- オオカミ自由詩405-1-30
かじつ- オオカミ未詩・独白505-1-25
星にもみえる_あれは- オオカミ自由詩1005-1-2
まばたき- オオカミ自由詩804-12-30
夏の子- オオカミ自由詩204-12-11
Chika- オオカミ自由詩304-11-24
やきつくす- オオカミ自由詩304-11-23

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