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きみが目を閉じても風は草原を夜空を海を旅してまはる
涸れてゆく泉にきみの瑠璃色の絶唱とわに不滅の予感
雨の駅、雨のバス停、雨の庭。きみが ....
{引用=澄んだ光の菜の花 そうしてかざした手のひら
数を数え飽きたらすぐに ここまで走っておいで
....
{引用=ことばを生気づける、死でもって。
こもん}
隻眼の雲雀ただよふおおぞらのもとより暗き世界を孕み
やさしさは午後のひかり ....
{引用=さっき見た夕暮れさえもほんものか千年あっても知るすべは無く
ETOILE}
木漏れ日の揺れる街路でまばたきの ....
{引用=光に向かい その光で自分たちの闇を照らす
私たちの音楽だ すべては私たちの音楽だ
by JEAN-LUC-GODARD『NOTREMUSIQUE』}
....
破裂する宇宙服からこぼれ出すはるかな草原駆けゆく少女
一片の光は遂に熟れ過ぎて落下してゆく宇宙の果実
むらさきの虚無が飛来す青空の上で吐血す宇宙飛行士
太陽のひかりときお ....
冷房のままで空き地に棄てられし軽トラックが消えた秋の日
足首に薔薇のいばらをくくりつけあなたはをどる秋と告げれば
ほとばしる滝の飛沫の花びらを浴びるあなたの背骨が欲しい
....
トランプをきるのがうまい手品師の名刺がころころ変わるのはなぜ?
テーブルに咲かせてしまった薔薇だから血にまみれつつ手に取る醤油
この剣をここに刺しますこの剣はここに刺します あら不 ....
とりあえず、ではじまる朝の洗面所嘔吐している昨日の夢を
長いながい蝶のねむりをほどくとき薔薇の二文字のほころぶを言ふ
とうもろこし畑に無数の歯は落ちて兄弟喧嘩に暮れゆく夕陽
....
ブルー問ふ京の都の古家ぬけ落ち込むぼくに空指しながら
麗しき姿であれどきみに問ふ如何なる意図や人魚の胸像
高速の指の運びに混ぜられてゆく鍵盤ももはや灰色
「色たちが心中し ....
八月の暦に耳を押し付ける少年いつしか海原のうへ
生い茂る真緑の原に埋もれゆく廃工場に響け恋歌
遠回りで帰る夜道に横たわる近道えらびし野うさぎの母
飛行機を追うてふもとの村 ....
乱反射している飛沫に映るきみ刹那に過ぎ行く夏のはじまり
六月を雨の季節とたとえれば花嫁たちのヴェールは時雨
水の中の八月だから転校すきみの街までクロールでゆく
ひたいから ....
禁煙するために
両手をじっくりと見た
花びらが散るように
どこかで終わりが開いた
忘れていた夢が疼く朝
雨が降っているので
部屋はひどく暗かった
少し苦い珈琲を飲みながら
この行為につ ....
PULL.さんの本木はじめさんおすすめリスト
(13)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
不和誘導
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本木はじ ...
短歌
32+
05-11-26
幾つか、わたしの名前を
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本木はじ ...
短歌
11*
05-11-19
儀式模倣
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本木はじ ...
短歌
10*
05-11-8
灯台に棲む夢を見たんだ_
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本木はじ ...
短歌
12*
05-10-31
NOTREMUSIQUE
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本木はじ ...
短歌
14
05-10-25
宇宙葬前奏曲
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本木はじ ...
短歌
15
05-10-13
early_autumn
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本木はじ ...
短歌
8
05-10-8
トリックスター
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本木はじ ...
短歌
8
05-9-30
装飾の鹿
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本木はじ ...
短歌
13
05-9-6
第三芸術
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本木はじ ...
短歌
19
05-8-25
八月生まれ
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本木はじ ...
短歌
17
05-8-15
EN_DLESS_SU_M_MER
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本木はじ ...
短歌
9
05-5-6
暫定
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本木はじ ...
自由詩
7
04-9-7
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