背中にまわした手のぬくもり
今だけのものだからいとおしい

海に浮かび上がる蜃気楼の街
知らない国の影
手を伸ばせば届くほどに近く
はっきりと

真昼の夢
甘い吐息

目を開けれ ....
君が一生懸命なのは知ってるから

もう ガンバレ なんて云わないよ

頑張ってるね って隣に座ろうか

それとも

お疲れサマ って頭を撫でてあげようか


 ....
白紙のノートに
「もう死にたい」と百回書いた
それから今度は
「まだ生きたい」と百回書いた

誰かに必要にされてると
苦しい程に強く感じたい

誰かが誰かを必要としていて
誰かは誰か ....
優しさと愛情
その狭間にある
憎しみと嫉妬
愛情の裏返し

怖くて越えられない一線
恐ろしくて踏み出せない臆病
愛情の裏返し

呑まれる恐ろしさ
呑まれたい愛しさ
愛情の本音
 ....
君と一緒にいる時間
これはほんの帰り道
周りには彼氏彼女の関係に見えるけど
実際違う
それを望んでいるのは僕だけなんだ
僕は彼女のためにわざわざ遠回りして彼女を送っている
これから彼女は彼 ....
水晶を手にして
天使が舌打ち

思い通りになりゃあしない

ぼくをよく知らない
きみのリアリティは
いつも 悲しみと
奇妙な苦笑いを併発させる

ぼくがいけない
5分前の明日を
 ....
君と一緒にいて
すごく辛くてしんどくて
君が僕の重荷になった
君のおかげで自由が無くなった
だけど君がいなくなって
君のためにおいていた時間が
すごく暇になった
君がいたほうがとても楽し ....
わたし
そうでもないよって
思うけど

「メシでも」
って
何度も誘われるのは
ちょっといい気持ち

明るい挨拶して
あとは知らないフリしてたのに
あの男
しつこかった

 ....
ざーっと音を立てて
洗い流す

全部
全部

何も残らない



自分でもわからない

とりあえず帰ります

ぬるい夜風

タクシーを止め、

乗り込んで目を閉じる ....
呼吸が浅くなり
何度も何度も溜息をつく
胸が苦しく
膣が潤っている

どうしよう
わたし

誰でもいい
わけじゃないのに

誰でもよく
なってくる

あなたのこと
嫌いだ ....
影。
もう一人の自分の姿。
現実世界には現れることのない自分の姿。
現実世界で隠し持っている全ての秘密を知っている影世界の自分。

だから、
現実世界の自分が死ぬと影世界の自分も死ぬ。 ....
悲しい夢を見て
泣きながら目覚めた
悲しかった物語は
なんだったの
思い出せないけど
去ってゆくあなたの後ろ姿の
ラストシーンだけで充分

隣りに眠るあなたが
必ずそこにいるとは限ら ....
僕は恵まれている

休みの日には必ず

遠くの町まで遊びに行けば
行った先にだけ 

雨が降ってくれる

きっと誰かが仕掛けを作って

僕に恵みを

与えてくれているのだ ....
高速で自転し公転する地球に
ふりおとされまいと必死にしがみついている自分だ
朝が来て昼が来て夜が来るめまぐるしい展開に
なんとかついていこうと必死で追いかけている自分だ
あっという間に0に近似 ....
蜃気楼の街が消えていく
あんなにはっきりと浮かび上がっているのに
静かに静かに消えていく
まるで霧が晴れるように

夢を見ているのかもしれないと
君が言った
消え入るような小さな声で
 ....
うすっぺらな
かさぶたを
かさねすぎて
海をわすれた。

くされかけた
霧のなかを
影のない魚たちが
歩んでいった。

矢のように駆ける
雲の彼方に
涙をたたえた
光の鳥を見 ....
哀しみの雨雲
いつか君は持ち去って
水色の刹那
心さえ晴れわたる
ぽっかりと口をあけた青空は
いつまでも遠いけど
今 私はここにいる
泣いていたのは
誰だったろう
涙はコロコロ
微笑みにかわり
たんぽぽに
揺れている
おひさまに似た黄色に
揺れている
 俺は幸せ者だった。
 そのことで
 自分が幸せであることが
 わからなくなったくらいだ。



 暇をもてあました
 老人が
 こどもたちのために
 黄色 ....
愚痴ってのは自分を疲れさせるんだな
今日 判っちまったよ

口にするのは久し振りだからか?
今日 判っちまったよ

くすくすくすくす…
ほぅら 影に引っ付いた幾つモノ弱音
きりきりきり ....
ほんとは

あなたはいくつ
顔があるの?

それ
どこにあるの?

わたしも顔は
いくつかあるけど
ときどきずれちゃって

あなたもときどきずれるとき
あるね
どきどきして
胸の鼓動が速くなる
逃げ出したくて
心の底がむず痒くなる

それはまるで

歯医者と銭湯に
いっぺんに行っているような感覚と衝撃

変な感じ

真っ直ぐで
正直 ....
勉強しなくちゃならない
それは私が挑戦すると決めたから
でも勉強どころか新聞もテレビも見てなくて
世の中のことが何もわからなくなっていた


本当は
ゆっくり部屋を掃除したり
お料理し ....
風が
紺色に
染まるのは
たまらないから
紅色の
ガラス玉を
回し続ける
両思いなんてものを
当人よりも先に
他人に知られてしまった
ときは 
ひどく やっかいだ

必要以上に
ぐるぐる ぐるぐる
と歩かされて
息苦しいこと
このうえない

それでな ....
昨日、夢を見た

隣りで寝ているはずのキミは
夢の中では遠い人だった

キミを失わないように、
私は必死でキミを追いかけていた
みっともないくらいに必死で

でもその想いは届くことは ....
アスファルトの砂漠の上
愛するなんて知らなかったあの頃は
近づくと伝わらなくて、離れると見つめ合う
恥ずかしさが交錯した{ルビ15歳=フィフティ−ン}
たわいも無い戯言に笑い合い
生きている ....
とじかけた そら
あなた は いく

どこか へ ながれ て
だれ も いなく なり

どこ も
いつ も

さかせ て いつか

あなた は
ゆく
灰ぶちのねこのしっぽを追いかけて
角のコンビニでりんごジュースをかう
こいびとはきゅうに消えたわたしをさがし
視界から消えるなとおこる
このしあわせはいつまで続くのだろう

雨色の雲がおひ ....
人を善なる方向へ導こうとするもの、天使
それを邪魔するもの、悪魔

悪を悪と思わず
善を善と思わず
ただ己の意識だけを信じ突き進む

バカな思いでも
光も見えない闇の中のほんの微かな希 ....
貴水 水海さんのおすすめリスト(1345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_真昼の情事_」- 椎名自由詩104-6-2
あの子へ。- 黒蝶自由詩204-6-2
最後の願い- 快晴自由詩6*04-6-2
Lies_and_Truth...- Lily of the ...自由詩3*04-6-2
君との時間- 蒼空と緑自由詩104-6-2
表裏一体- 望月 ゆ ...自由詩304-6-2
大きな木の下で- 蒼空と緑自由詩104-6-1
初夏- チアーヌ自由詩3*04-6-1
はるのおわり- チアーヌ自由詩5*04-6-1
はるがきた- チアーヌ自由詩5*04-6-1
- もこもこ ...自由詩2*04-6-1
- さち自由詩5*04-5-31
「雨細工の町」- あとら自由詩2*04-5-28
輝け- ワタナベ自由詩13*04-5-28
「_不確かな今_」- 椎名自由詩3*04-5-28
光の鳥- 草野大悟自由詩4*04-5-27
刹那・永劫の想い- 春日野佐 ...自由詩304-5-27
たんぽぽ丘にて- 春日野佐 ...自由詩504-5-27
影で切りつける- カンチェ ...自由詩5*04-5-27
The_Other_Self's_Shadow- HEDWIG自由詩4*04-5-27
- チアーヌ自由詩804-5-26
I_cannot_be_selfcontrol...- Lily of the ...自由詩4*04-5-26
時間金魚- さくらい ...自由詩404-5-26
点の風景- 草野大悟自由詩304-5-26
ぐるぐるぐる- 望月 ゆ ...自由詩5*04-5-26
哀しい夢と朝陽とキミと- さくらい ...自由詩204-5-26
あの日の光- rue自由詩1*04-5-25
ゆく- 砂木自由詩10*04-5-25
午後- 竹節一二 ...自由詩504-5-24
悪魔と天使- もこもこ ...自由詩3*04-5-24

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45