ひいらぎに うつる星空 のぞいたら サンタのそりが 通る気がする 思いを
どこに残すこともなく
証拠を
どこに残すこともなく
死ねることは
幸せなのに
人はまた
かわいそう
と 言う

一時 心を騒がせて
かわいそうと言っても忘れ去る
「好き?」と聞けば
「好きだよ」と返る

「一緒にいて楽しい?」と聞けば
「当たり前だろ」って笑顔をくれる


「ギュッて抱きしめてくれないのは何故?」
聞きだせずに 今日も 背中を見 ....
娘は将来アイス屋になりたいと言う
好物のアイスを好きなだけ食べられるから
ではなくて
沢山の人を幸せにしたいからだそうだ

いっしょにお風呂に入ると必ずその話題になって
バニラ ....
花占いをする少女の背中から
日向の匂いがしたりして
指先からこぼれる花びらがオレンジで
昨日降った雨の湿土を
温かく変えて行くのは
その答えが「イエス」だからなのでしょうか

お幸せに  ....
ここに来て いっしょに遊ぼう

なるべくたくさん おもちゃ 用意して

遊びほうけよう

もう 真夜中だから 誰も見てない

おいで おいで ここに おいで

いやなことは しなく ....
おおきくて

たったひとつのものは

ない とおもうので

ゆるしも ありません


つながらなかった 

きれはしは

あおく もえています


しずかに すこしずつ ....
                    137時 @ハト通信

ただひたすら
ひとつのことばとむきあって
なんどもかきなおして
それでもまだ
かきなおす
あともうすこし
すぐそこに ....
うっすら白い雲がたなびき流れる空から
 ふわり 
一片の白い羽が手のひらに音もなく降り立った

それはまっすぐな冬の光を受けて虹色に
その六角形の体を染めながら
僕の手のひらから離れ落 ....
誰よりもあなたが好きです。

素直にずっと色褪せることなく空に向かって咲き誇る一輪の花のように
春を待ちわびながら冬の寒空の下 走り回る子供たちのように
まっすぐに 時に厳しく僕を照らす太 ....
夜に希望が見えても

朝には消えている

そんな生活に

いきなり

太陽が僕を照らしたのか

それとも

君が僕に微笑んだのか

僕の一日は

とても

 ....
あなたは正しいことが好きですか

わたしは
キスの向こうにある風景をぼんやり知っている
それはやわらかで 
さみしい

わたしはいつも探している
わたしは時々メールを打つ
返事がくれ ....
もしもきみが

きみのぜんぶを

すきじゃなくても

それはあたりまえのこと


だってぜんぶは

だれにも

みえないんだから
輝く街の灯りにジングルベルが鳴り響き

年の瀬に浮かれ始めている

煌びやかに飾り付けられた店先

どんな夢を売っているのだろう



人の波が溢れる

せわしなく行き交う人 ....
荒れた大地に咲くたった一輪の花
その、たった一輪が
どれだけ多くの人々の心を
どんなに優しく温かく癒していることか

あなたはどこに咲いていますか?
笑顔の花を咲かせていますか?

小 ....
きょう、は
明るめの服を着て
ほのかに染まっていく
午後に立っています
炭酸飲料のはじけるビンの底
向こう側が、揺らいで
私の午後も揺れます


クロール、ビンの中を


眠り ....
君がくれた
小さな瓶に詰まった星の砂

「願いが叶うんだよv」
そう僕に告げ
無邪気に笑う

「ずっと二人で居れるように」
ほんの少し悲しそうに笑い
小さくつぶやき照れた君

 ....
「何をしようかな・・・」
君は男の人にしてはほっそりした少し頼りのない
長い腕をすぅっと上に伸ばして
背中越しの見えない誰かに向かって大きな独り言を言う

けれど、今日の君・・・
今はなん ....
僕の中には彼女がいるよ

朝は優しく起こして
昼は楽しくひだまりランチ
夜は不思議なおとぎばなし

いつでも 僕等は一緒
楽しいときも 寂しいときも
嬉しいときも かなしい時も
いつ ....
車窓を流れる外の景色が
かちり、かちりと時を止める
込み合った車内で
窓を流れる時だけは雲の流れと同じ
今少し窓に染まり
悠然とした時に触れ
目に備え付けのレンズで
時を捕まえる
『どうしてお空は青いの?』

それは…青以外の光が届かないから

『届かない光はどうしちゃうの?』

届かない光は…

『かわいそう』

う〜ん…それはね

夕暮れは赤いでしょ ....
{ルビ白粉=おしろい} 眉墨 頬紅 香水
順をおう あたしの手は酷く女の様だ

万年筆 携帯電話 光る画面
順をおう あたしの手は酷く男の様だ

皆様 どちらをお望みですか?
ご購入の際 ....
不意に
香り
する時ある

身体を
幾度も洗い

新しい
香りもつけているのに

こんなにも

意識が震える程
私は
一人であるのに

毛穴に
体中に

 ....
君は日光を見ると
「まぶしい」
っていやがるから

僕は月明かりのように
君をそっと包みます

だから君は
僕のそばで
星のように小さく輝いていてください

1等星じゃなくてもい ....
  わたしにはももがいる
  ももは仔犬だ いたずらが大好き
  でもおすわりとまて
  おしっこやうんちはシートでできる
  ももはわたしにとびついてくる
  かぜもなおって げん ....
ふとんのなかで

めを つむると

しんぞうが

どっきん どっきん

めをつむった

まっくらのうえで

ことばが ぐるぐるして

ねむれないよるが

どっきん どっ ....
そらは まわっているよ
あさやけ あおぞら
ゆうやけ よぞら
くりかえし くりかえし
そらは まわっているよ

このちいさなまちも ゆうぐれ
かたすみのみちを
おとなも こどもも
う ....
AM8:34
乗車率154%のバスの中
貴方と彼女並んで座る様を見て閉口
「オハヨウ」さえも上手く言えず。

AM8:54
降車より、我先いずる人の波間に並んで歩く二人を発見
4m後ろ背 ....
誰のためでもなく
何のつもりもなく
ただ生きていること

出会いと 別れと
悲しみと 愛しさと
ゆっくりすぎる“時”に思う
かけがえのない想い
娘よ
すまない
おまえが初めて空気を吸った時も

おまえが冷えた
つま先抱えて
泣いていた時も

25年間
父さん
おまえにとって
死んでいたのだろう

混んだデパートで ....
貴水 水海さんのおすすめリスト(1345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひいらぎの中に…- 春日野佐 ...短歌6*04-12-12
迷惑- 春日野佐 ...自由詩304-12-11
- LEO自由詩4*04-12-11
十階の家族- たもつ自由詩100+04-12-11
段々と- 千月 話 ...自由詩8*04-12-11
遊ぼう- こむ自由詩1*04-12-11
ここで- こむ自由詩2*04-12-11
なにかが- アンテ未詩・独白404-12-11
手のひらの宇宙- もこもこ ...自由詩6*04-12-8
あなたが好きです- もこもこ ...自由詩5*04-12-8
太陽と、君と- 月山一天自由詩504-12-8
希望- umineko自由詩704-12-8
ぜんぶ- 松本 涼自由詩5*04-12-8
「_マッチで手はあたたまらない_」- 椎名自由詩204-12-8
荒れた大地に咲く一輪の花- 緋乃村燿 ...自由詩3*04-12-7
きょう- 霜天自由詩804-12-6
星の砂- 進夜自由詩3*04-12-5
「さてと」- もこもこ ...自由詩4*04-12-5
僕の彼女- Tシャツ自由詩104-12-5
車窓- 暗闇れも ...自由詩1*04-12-5
小さな詩人と- Tシャツ未詩・独白2*04-12-4
鸛_-コウノトリ-- HEDWIG自由詩3*04-12-3
呼吸、できない- 月山一天自由詩7*04-12-3
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ももはわたしのビタミン剤だ- 天野茂典未詩・独白204-12-2
まっくらくら- こむ未詩・独白104-12-1
そら- こむ自由詩304-12-1
11月22日、恋人ができました。- 自由詩404-12-1
想い- 春日野佐 ...自由詩204-12-1
娘よ- 月山一天自由詩15*04-12-1

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