雨に煙る国道は
遠く空との境が曖昧で
その上を僕等は はぐれないように
線を引きながら

雨に迷うのはここでもあなたで
いつのまにか迷っているのは僕だったりして
ここまで迷ってしまうのは ....
美しくない夕日などあったでしょうか
山の稜線に影を落とし
上空を見上げれば
雲が山の彼方から淡い橙色に染めあげられています
山と雲の間を
黒い点のようなものが
こちら側からあちら側へ ....
ああ・・東京

汗とウマイものが混合する街

ああ・・東京

人情人情というが情け容赦ない街

ああ・・東京

人の歩く速さが淋しい街

ああ・・東京

モノポリーな街
 ....
最近
ヨーグルトが美味しい

爺はよく

「このヨーグルトは安いけど美味しいんだぞ」と

かりんとに付けて食べていた

爺が晩酌の顔で食べていた姿が懐かしい
爺は将棋が好きで
近 ....
眠りに着く前にスイッチを入れる
そこは現実から何次元も離れた異世界
あたしの逃げられる場所

愛に疲れて逃げた場所
人を軽蔑して逃れた場所
生に困難になって生きた場所

ボタンで怪物を ....
涙が零れそうになったのは
どうしようもない、事実だ。
淋しい と 素直に言えていたら











もう少し違う今も あったかもしれない




今ここで呟いたって

君にはもう届かないだろうけど
 ....
あの頃のオレはひどく臆病で
自分の思っていることを伝えられない
そんな{ルビ子ども=ガキ}だった
オレは周りを悲しませることしかできなかった
そんな情けないオレが
君を不安にさせていたのだろ ....
どうも お兄さん
随分と仏頂面してるが如何したんだい?

街角に虚ろを影にして
掲げた自分が弱いって事に気付いたって?

一回 後ろを振り返ってみろよ
憧れたヒーロー 小さな恋
掲げ創 ....
激しい雨音
それは、ボクの体を雑巾にする
そんな笑えるほど滑稽なシロモノ

たまにはいいこともする
笑えるほど滑稽なくせに
気のきいたハカライもする

近所迷惑な
喜怒哀楽
そいつ ....
あなたに逢えて
人生が形を変えた
あなたに逢えて
言葉が形を持った
あなたに逢えて
全てが変わった

あなたは
本当にたくさんの想い出を
残してくれた
辛いことも
苦しいことも
 ....
まだほとんどの人が働いているお昼の3時に
いきつけのスーパーに行くと
詩や日記を書いて汗を流さず暮らしている自分が恥ずかしくて
レジの女の子に好きだと告白できずに
照れながら表情には出さず左手 ....
傘もささず 雨の中の少年
そうっと
傘と琥珀を手渡して微笑む

ベンチで座り続ける老人
そうっと
煙草と指輪を手渡して微笑む

そんな野郎になりてぇな
少しでも誰かが笑ってくれりゃ良 ....
つぶやくように
こみあげて
ながれて は
いかない

さからいなさい と
て をにぎりしめる

つけっぱなし の
けいこうとう 

うすい かげり

たたまれ ....
「これ、どうかな?」
君は困ったような
でも嬉しそうな笑顔でボクに聞いてくる

今日は記念日
ボクらが出会った記念日
そんな記念日に
君はボクにプレゼントしたいって言った

ボクは君 ....
にゃんでか知らにゃいけど
「にゃににゅにぇにょ」
が言えにゃくて、全部
「にゃににゅにぇにょ」
ににゃる
日常生活に支障はにゃいもにょにょ
こにょままでは
僕が僕でなくなってしまう
 ....
笑顔の下の
哀しさ
笑顔に隠された
淋しさ
独りの時に泣いていた
涙の跡
全部が全部愛しくて
抱きしめたいのに
伸ばした手は
届かなくて
突きつけた眼差しは
素通りする
命をか ....
街外れの小さな本屋で
彼女と偶然再会した

本屋でよかった。
きりりとした空間では
おしゃべりにならずに
すむ

彼女が手にしている
水色の背表紙の本が何であるか
なんてことは
 ....
一日を過ごすたびに
何かを覚える事を期待されているけれど
僕はそんなに沢山の事を覚える気はないし
たぶん覚えることはできない

おぼえられることは
好きなことだけ
例えばあなたの好きなタ ....
思い出になれば
美しく見えるなんて嘘だ
それは僕らが
過去を飾るから美しく見えるんだ

思い出を
本当の思い出を
上手に思い出すことは難しい
現在にいたる時の流れは
飴のように延びき ....
商店街で見かけた女の子
オムツで丸いお尻を振りながら
パパに手を引かれて歩く

ただ
歩くことの夢中
自分の足が
交互に前に出てくることの不思議
パパに手を引かれていることの
無意識 ....
いろいろな
しつもんが
あたまのなか
うずを
えがいていても

きょうも
わたしの
くちびるには
つるつる
すべりだいの
ことば


まちがいなく
このえがおのし ....
貴方は愛情で真っ直ぐ あたしを抱く
たぶん
あたしは情に絆されて 貴方を抱く

貴方は情愛で素直に あたしを慈しむ
たぶん
あたしは友情と題して 貴方を慈しむ

いつから天秤はバランス ....
電線に止まって
人を見下ろす鴉
でさえ貴女の
髪の黒さに憧れる
夜空のように
貴女の黒髪は深く
そして遠い川のように
流れている


無邪気な子供達が
笑いながら
貴女の黒髪を ....
もう良いや どうなっても
まあ良いさ 君は居なくなってしまったし


飛ぶなら 今だ


未練なんて無いでしょ
さよならを云う人も居ない
空ははっきり青色だし


そう
飛ぶ ....
海沿いに走る防砂林を抜けると
右手に岬が見える
あの岬へ行こう
いつか交わした約束みたいなものだった



続いてる道は防砂林の中を
くねくねと曲がって上って下りて
右手に見えない海 ....
どっかの誰かが
顔も知らない相手に投付けた言葉

でぇっきれーだ
知ったかぶって得意げな顔してんだろ

どっかの誰かが
顔も知らない相手を傷付けた言葉

でぇっきれーだ
そんな事で ....
砂の上

ふたり膝を抱えて 
手のひらから
無数の砂粒をこぼしながら
波の音を数えた

星屑を散りばめた
朝の海をあげるよ

あの瞬間は 
二度ととりもどせない


ため息 ....
遠くで呼ぶ声がする
ボクを呼ぶ
微かな声がする
高校の
クラブハウスの二階から
身を乗り出して手を伸ばす
何度も落ちそうになったけど
声のする方へ届かせたくて
この手で掴み取りたくて
 ....
きこえる
おはやし
耳もとで
雲に
跳ね返って
と〜ん とん

君の歌う
盆踊りのまねごとの歌が
なつかしくてなつかしくて
は〜よい よい

のこったしこりは
お ....
貴水 水海さんのおすすめリスト(1345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雨の国道- 霜天自由詩804-5-24
夕日- ワタナベ自由詩904-5-24
東京- 純太自由詩504-5-23
ヨーグルト- 純太自由詩304-5-23
game- 海美自由詩104-5-23
続いた痛み。- 自由詩204-5-23
無題。- 黒蝶自由詩304-5-23
My_thought,my_penitence...- Lily of the ...未詩・独白7*04-5-21
HELLO!!- HEDWIG自由詩4*04-5-21
雨音- もこもこ ...自由詩4*04-5-20
Oblivion_is_more_embitter_than ...- Lily of the ...自由詩4*04-5-20
うらやましくて- rue自由詩10*04-5-19
I_wish_small_happiness- HEDWIG自由詩5*04-5-19
どうか- 砂木自由詩10*04-5-18
記念に- もこもこ ...自由詩5*04-5-18
にゃ- たもつ自由詩3504-5-18
Only_you...- Lily of the ...自由詩5*04-5-18
本屋にて- 望月 ゆ ...自由詩11*04-5-17
少年- 小太郎自由詩504-5-17
思い出は- 春日野佐 ...自由詩404-5-17
- さち自由詩8*04-5-17
すべりだい- 玉兎自由詩504-5-16
Shout_Of_Silence_- HEDWIG自由詩4*04-5-16
黒髪- 和泉 輪自由詩1204-5-16
お別れ- 有邑空玖自由詩2*04-5-16
岬へ- 霜天自由詩904-5-16
でぇっきれーだ- HEDWIG自由詩4*04-5-16
パピヨン_〜蝶〜- 望月 ゆ ...自由詩3*04-5-16
Who_is_calling_me...?- Lily of the ...自由詩8*04-5-16
恋の回想- 湾鶴未詩・独白6*04-5-15

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