君は
いつだって優しくて
まっすぐに私をとらえてくれる
一緒にいると
とても楽しくて
とても勉強になるンだ

そんな今を
笑ってくれる君を
とても愛おしく思うから

このりんご
 ....
あの子にも

あなたにも

幸せが

いっぱい飛んできますように

有り余ったら

少しだけ

私にも分けてね
ふわふわの朝靄に
あなたを見送る

消えていく後ろ姿は
ふわふわと
朝靄に包まれ
見えなくなってしまう


早く帰ってね
って言ってみるけど
朝靄に邪魔され
あなたのとこまで届 ....
あとどれだけの挫折と
あとどれだけの絶望と
あとどれだけの後悔と
あとどれだけの涙を
超えたらそこに

立つことができるのだろう
一緒になろぅ


耳に届けば心は梔子



一緒になろぅ


口づけ交わせば心は深紅



一緒になろぅ


眠ってしまえば心は濃藍
揚々昇り立つ煙り 山より下るは
吐く息の ちぎれるも 薄れ
野に流るる かぎろい 四季の はじまり

卯月

甘い 春の来


*

そろり そろりと やって来たのは 糖蜜の ....
この空のどこかに
きみはいるのだから
僕は丘の上で腕を広げて
知らない鳥と
知らない言葉で語り合う

木にとまったまま
じっとして
少し考えてから
小さくはばたきして
それはゼス ....
淡い色のアスファルト
履き慣れないローファーがなく
緩やかにのびる桜のトンネル
出口は海へと繋がる

祖母は言っていた
この町は桜が多い、と
まるで桜の中に町があるようだ、と

寝ぼ ....
「せんせいのては やさしいかたちしてるね」

いきなり言われたので
僕は自分の手をじっと見た
どうみても普通の手だ

「どういうところがやさしいの?」

血管がういて筋張っているし ....
その涙
その歯ぎしり
その震え
向かうはいずこ

こいつを逮捕しろ

箱の中に移るひとかげ
お偉い人が指さすものの
指の一本で
そこは黒に
あなたの暖かい手につかまれた私の冷たい手

ずっとつないでいると
あなたの優しさが染みてきて
暖かさをよみがえらせる

その優しさは
私全体を包み込み
私を安らかな気持ちへと誘ってくれ ....
例えば僕に
とんでもない不幸が襲ったとして
これはこれは
誰よりも辛いことだ。

そう思いかけたとき
となりに倒れている男の子が見えた。

その子は僕に
不幸も幸福も
比較すれば常 ....
ぶらさがって いる
ただ
ぶらさがって いる
ただただ
ぶらさがって いる

明かりを灯らす
役割があるだけ
立派なのかもしれない

無味乾燥の心
ついには発火
くゆる煙は
 ....
誰かを信じるには短すぎるくらいの残された時を

新しい季節へ見送る わたしを 新しい季節を迎える あなたは

ありがとう を足りないくらいに


いいえ それは わたしの感じているだけ ....
「好き」

ことのは一片手のひらに 乗せてふぅっと一息
吹きかけてみれば あなたに届くそんな
想いが心を満たしていくけど あなたに届いているの?この同じ月の

同じ下弦の月が街のネオンに紛 ....
自分の指からではないのだ

髭も
悪くはない
唇から
私の味がかすかに

それがなによりも
太陽が闇を侵食しようとしてる直前

一匹の首輪のない犬が
いつもの散歩道だろうか
時折道端にうち捨てられたボトルに鼻を
近付け歩いていく

ボクは身を縮ませながら
そんな風景に降り ....
雨が止んだね

傘が泣いているよ

さっきまで雨が降っていたからね

でもすぐ泣き止むよ

さっき雨が止んだからね
きれいな声で
うたってた
金糸雀みたいに

誰もいなくなった教室にかばんを置いて
二階の廊下から駐輪場を眺めながら
校庭でもくもくと走りながら
ボールの弾む体育館で人知れず
ほんとうに ....
盆踊りの喧騒を避けて
入り込んだ路地は
中学生の頃の通学路
狭く細く静かな時間が
そのままだった

一陣の風が吹いて
セーラー服姿のわたしの
残像が行き過ぎる

遠 ....
ぼくは詩人

美しい感情は
時代を超えても
伝わるもの

今日もまた

朝の散歩をしていると
石碑に出会いました

 あかねさす 昼ののどけき 草むらに
  水の流るる 春のお ....
胸の奥につないだ
遠い思い出の時間は
時折
甘美なひとときを
わたしの中に
もたらしてくれるけれど

つなぎめが
とても痛くて
ささえきれなくて

今にも
ぷつんとちぎれて
 ....
 
微笑みもない 涙も流さない

そんな人形のような君はただ生きているだけ

でも それて生きるってことじゃないよね?

苦しんで 悲しんで 楽しんで 幸せを感じることが

生きてる ....
荒い吐息とともに 君の手を握り締めた・・・

「いかないで・・・もうどこにも・・・いかないで・・・」

こどものようなことを言って君を引き止める

本当にかっこ悪い男だよね・・・

で ....
大潮の夜に
ふたり酔って
ふらふらと歩きながら
月を見れば

俺は笑う月と、
あなたは兎の耳と、
反比例の相関を示し

提示した相関係数マイナスRの
数値が0コンマいくつになるか
 ....
おかあさんのところから
はなされた

とおいところにつれていかれた

いっしょにいたひとは
わたしをおいて
どこかにいった

かえりみちがわからない

おなかすいた
みんながい ....
ひとしずく、
ひと掬いの時。
誰も振り返らない。

人しずく、
ひと救いの時。
誰も振り返らない。

ほら、
また落ちた。








 ....
ねぇ、ここへ来て
僕を抱き締めて
何もかもが怖いんだ
誰もいなくなればいいって
その前に僕だけが消えればって
そう思うんだ

{ルビ零=ゼロ}の間で彷徨ってる僕の
その腕を引き寄せて
 ....
壊れかけた日常が

雨音に掻き消されればいいのにって

願ったのはどんな季節





遅すぎた言葉は









流れ




流れて

 ....
 小さな私よ
 跳んで行って伝えるのよ
 言葉では図れない何か
 触れることで判る何か
 
 大きなクローゼットが
 いつも遊び場だったけど
 誰かが私を見つける事は
 そんな事は無か ....
貴水 水海さんのおすすめリスト(1345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
お願い- 春日野佐 ...自由詩108-4-12
HAPPY_for_everyone...- cass自由詩4*08-4-12
朝靄- 舞狐自由詩4*08-4-11
望む場所- あずみの自由詩108-4-10
色色- COCO自由詩4*08-4-10
卯月- ひより自由詩9*08-4-7
ゼスチャー- 小川 葉自由詩408-4-6
桜の町- 緋月 衣 ...自由詩14*08-4-5
「やさしいかたち」- ベンジャ ...自由詩27*08-4-5
狭く_細く_尖り- FUBAR自由詩7*08-4-2
そんな1ページ- 舞狐自由詩3*08-4-1
幸せ- xたろおx自由詩108-3-26
道筋- FUBAR自由詩6*08-3-18
そつぎょう_までの・・- ひより自由詩10*08-3-11
あいしてる?・・・・「あいしてる」- もこもこ ...自由詩3*08-3-9
冷たい小指- FUBAR自由詩7*08-3-4
白の世界- もこもこ ...自由詩2*08-2-8
雨傘- cass自由詩2*07-12-25
似合わぬ指輪- FUBAR自由詩11*07-11-17
追憶- あずみの自由詩207-8-17
ぽえむ君−石碑−- ぽえむ君自由詩7*06-4-8
つなぎめ- フォマル ...自由詩15*05-8-21
人形の微笑み- 天使自由詩1*05-8-21
君の手のぬくもり- 天使自由詩2*05-8-21
笑う月と兎の耳の相関関係- 草野大悟自由詩5*05-8-21
わたしはここ- pinoco自由詩4*05-8-21
「_ひとすくい。_」- PULL.自由詩13*05-8-21
闇夜- AKiHiCo自由詩205-8-21
影法師- なるせ自由詩205-8-19
クローゼットの中は- りぃ自由詩305-8-19

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