寒い冬に啜るラーメン
お腹いっぱいになって悩み事も棚上げ

白い息を吐くバス停
空を見上げたまま待つこともう10分

唸り声をあげる鉄の塊
プシューっと開くドアに身体が吸い込まれる

 ....
「ことば」ってね
書くことも大事だけど
声に出すことはもっと大事

声から伝わる想い
声でしか伝わらない言葉
あると思う

あなたから奏でる
そのメロディが
耳管を通り抜け
私の ....
真夜中の詩人が歩き出す
まだ眠らないのは
月も星も眩しいから
銀色の煙が美味しいから

愛だとか傷痕だとか
嘲笑を抱えて孤独を彩る
真夜中の詩人が歩き出す

聞こえているか?この詩が ....
  冬の木漏れ日の中で懐かしい歌を聴きました
  懐かしくてももう泣けない自分がいました
  それが寂しくてそっと瞳を閉じました
  太陽が淡く輝いた冬の日のことです


  太陽 ....
僕は地球を飛び出して

宇宙の果てまで旅をする

遠くへただ遠くへ

長い旅だから

夢を見よう 宇宙の果ての夢を

そうして 宇宙の果てに印をつける

宇宙の果てに書く印「地 ....
真実の愛は
一つだけだと
恋する度に思うけど

それは一度無くすと
二度も三度も
無くなってしまって
勿体ぶっていた
自分が馬鹿みたいなので
愛の安売り
始めます

愛をぶ ....
助けて!!
{ルビ闇=くら}の底から コダマス

助けて!!
どこからともなく キコエル


誰だ


認めたくないから
逃げてみるが
いつまでも
キコエル
もう
なにもない
あなたに伝えることは

もう
なにもない
あなたと分けあうものは

真っ白な
 雪のなかを
真っ白な
 二わのうさぎ

それぞれ
 きたみち
  ひきか ....
夢へむかう
あなたのため息が
スキ。
小さな期待と
大きな不安と
逃げさるような
来るような
夢へむかう
あなたのため息が
スキ。
カードは 秩序
壊すのはいつもジョーカー
笑顔ほど

恐ろしいものはない 

いうこと

あなたはいつも
ジョーカー
笑顔でわたしを揺さぶって

このゲーム
負けるかもしれ ....
あるいている
みどりのなかを
あるいている

あるいている
かぜをおって
あるいている

あるいている
ひかりのなかを
あるいている

あるいている
あめにうたれて
あるい ....
何かが どこかで 泣いている

泣いているのは 

私の中の何かだが

どこか よそで泣いている と

感じられる

静かな水の底で

私が 見ている
笑顔の下に透けて見える冬を

お互いに無視して

決して埋まらないものを

埋めてしまわなければなりません

それは大きくて また 愛しい不在を

お互いの 手と言葉と表情だけで
 ....
別れてしまうのが悲しいなら
出会ってしまうのが悲しいのかな

別れてしまうのが自然なら
出会ってしまうのが自然なのかな

ふたつに別れた貝殻を重ね合わせて
僕は地面にそっと落とす

 ....
夜の公園を一人歩く

渇いた靴音が暗闇に響く

だが渇いていたのは靴音だけではない

いつからかなんて覚えちゃいない

随分と前からかもしれないし

つい最近のような気もする

 ....
深夜
血を吐きました
世界が
美しくなりました

君には秘密にしておきます

部屋の中は君の寝息でこんなにも静かなのに
テレビの中では相変わらず人が死んでいきます
閉じられたブライン ....
星に願いを載せようと



夜空を見上げ

待ち続ける






流れて




消えたものは
君は「優しさ」という諸刃の杖を使い
世界の果てを目指した

生があるなら必ず死もある
私達は「死」という意味不明の存在に
怖れた
辛くなった 哀しくなった
そして壊れた
だから
あの ....
        部屋からの風景は
        丁度こんな感じだ
     そう、丁度こんな感じだ
     この辺で頭出してるのが
     ほのぼのレイクのネオン
        隣の ....
雪降る夜のトナカイが
喧噪の空をゆく

昨日
回った家々の
窓の灯りがあたたかい

おやすみ
どんな世界にも
小さな平和はきっと 降るから

ボクは
小屋を抜け出して
一日遅 ....
あおいだ ゆびさきから
つむぎだされる よるの とばり
その やみのなかで てらしつづける
ゆらめき つづける
ふかしぎな かたち
さまざまな ゆくえ

ねがわくば わたしの あとは
 ....
何も言わないで

静かに

そこに立っているものが

見えてしまったので

酒飲んでも無駄

泣いても無駄

うつむいても無駄

何も言わないで

静かに

そこに ....
手を伸ばせば
影さえ解けいるような
薄づく雲間の光
それがあなたなら
背中に羽をつけるから
やわらかなそこへと
引き寄せて

たとえば
重く低い雲であっても
その先の遥か彼方に
 ....
我家は回転している

円く伸びた廊下
振り返っても、そうでなくても
伸びていく先は同じこと
春夏秋冬
西側の窓からは
明るさが注がれます

真ん中では居間が
ごうんごうんと音を立て ....
あたしの届かないとこにいる
そう、背伸びしてた
けど近づきたくて今日も相槌うんうん
太陽が静寂にバトンを渡して
今日もお酒を少し飲んだ私は考え事
そう、また考えてた
隣で友達が話してる
 ....
きょうは さけぇのんだでや

なあんも うすまらんけんど

さけぁ さゆでうすめてのんだでや

しらふとかわりゃせんし

なあんも うすまらんけんど

さけぇのんで 

よっぱ ....
鍵を なくしました

鍵 という言葉と 

なくした という言葉が

うずまいて うずまいて 

とりかえしつかなくて

必死でさがしましたが

ありません


仕方ない ....
雨に濡れた傘の下
涙に濡れる君の頬

そっと震える君の肩
そっと抱き寄せくちづけを

二人が溶ける雨の中
想い重なる 傘の中
田舎のネオンをにじませてゆく雪
ここには似合わない音楽ばかり流れている街

ガソリンスタンドにはタイヤ交換の長い列
観覧車はもう、来年の春まで動かない

寒いんだから
余計な言葉を喋 ....
 
 君が望むなら
 僕は優しい詩かこう

 あなたが望むなら
 僕は愛の詩かこう

 でも 僕はうたえない
 何故なら

 僕の唇は
 幾千もの意味のない
 幾千もの汚れた言 ....
貴水 水海さんのおすすめリスト(1345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬のある景色- 緋乃村燿 ...自由詩205-1-7
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十三月記- 嘉野千尋自由詩45*05-1-7
遠く離れて- Tシャツ自由詩205-1-6
LOVE_BARGAIN_STARTS_TODAY- 月山一天自由詩6*05-1-6
キコエル- ツクヨミ自由詩205-1-6
Nothing_to_say- umineko自由詩405-1-6
スキ。- 春日野佐 ...自由詩6*05-1-5
ジョーカー- umineko自由詩605-1-5
ふたりで- 草野大悟自由詩5*04-12-29
泣いている- こむ未詩・独白204-12-28
妻と- こむ自由詩304-12-28
かいがら- Tシャツ自由詩3*04-12-28
夜の散歩- 長月 猫自由詩204-12-28
こんな夜に死んでいくのかもしれない- いとう未詩・独白2404-12-28
刹那い- あとら自由詩3*04-12-27
儚い命だけれど- *くろい ...自由詩104-12-26
字景- たいにぃ ...自由詩10*04-12-26
ショコラ・クリスマス- umineko自由詩104-12-26
オアシス- 玉兎自由詩604-12-26
立っているもの- こむ自由詩304-12-25
彼方に馳せる- LEO自由詩2*04-12-25
マイ・メリーゴーラウンド- 霜天自由詩304-12-23
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rainy_day- 緋乃村燿 ...自由詩104-12-14
ホットコーヒー_ふたつ- あかり自由詩304-12-14
懺悔- Tシャツ自由詩2*04-12-14

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