まず、最初に言っておくけどね。
冷凍室から取り出したばかりのアイスキャンディーを
すぐに舐めてはいけないよ ホワイト

表面を白く覆う 霜という物が消えてから
静かに舌で突っついてさ 甘 ....
いつまでも手を繋いでいたかった
コンクリートの階段で隣り合わせ
手を重ねてた
空を見上げたら闇
心を覗いても闇
それでも いつまでも手を繋げると想ってた

ただ何をする事なく歩いた夜
 ....
「もう落ち着きたいのに」
と君が話す
落ちて着くなんて
そんなにいいもんじゃないよ

君が居るその場所から
どこへ落ちて行きたいの?

まだまだ昇って行けるのに
そこより下で辿り着く ....
空から
降り注ぐ
冷たい雨
それは
私の心模様
冷たく
寂しい
もしも
あなたの住む街に
雨が
降るのなら
それは
私の心から
溢れ
降り注いだ涙
受け止めて
もう一度 ....
伸びた髪が視界を遮る
一瞬 目を閉じ
吹き抜ける風

潮の香りを探す
どぉんと岩に打ち寄せる波
白い泡が風に混じり
こちらへ届く前に消える

今日の空は青い
波が作る白い泡のように ....
キレイになろうとする
ボクのそのココロが
いやしいと
思ってしまうのです

ピュアであることの
残酷さが
好きなのです

中途半端ではなく
魂のあるコトバで
ちゃんと
キズつき ....
「ありがとう」
そう素直に言えたなら
「ごめん」
そう素直に言えたなら
君との距離が 
今と 微妙に違ってたかな?

僕の下手なプライドが
君との距離を広げてた事
今頃になって やっ ....
肌を突き刺す風に
たまらず上がる水蒸気
明日には霧になるでしょう
そんな湖面に私は
足を踏み入れ波を立てる

私を照らすその月は銀色に光って
見て、あなたに映えるように
白い薄いワンピ ....
消えたいと望むあなたは
死にたいのではないのだね

逃げたいでも
降りたいでもなく

消えたいというあなたのことを
少しはわかる気もしてる
私はいつも 横柄だから

 ....
遠くの丘の教会の厳かな鐘の音が届く


私は
{ルビ如雨露=じょうろ}を止めて
目を閉じた

愛の門出のサインであろうか
永き眠りのサインであろうか

私がこの手に
掴め ....
少女のために
空き地のために
泥靴のために

良かれ、とついた嘘


自分の肩幅も
かえりみず

良かれ、とついた嘘



あの頃は
そうでもしなければ
苦しくて
 ....
君は脱ぐ
同時に着る
どんなに脱いでも
君は君の核心から遠ざかっていく
まばゆい光の中
生まれたての姿になり
男たちの暗い瞳でできたプールを泳ぐ
淵に腰掛けていた男たちは
 ....
いつだって
君はその場しのぎで生きている
辻褄合わせに行き詰まると
多段式ロケットのように
それまでの人生を切り離し
昨日までの生活
昨日までの人間関係を
リセットするかのように生きてき ....
地球の自転に逆らって

飛び続けてみたら

いつかは

取り戻したい時間に

辿りつくことができるだろうか
ゆったり泳ぐ雲に

まだ見ぬ絵空事を浮かべて

それなりの努力ってやつもせず

あの雲のようにただ無気力に流されて

僕は人生最後の夏休みに浸かりきっている


ちょっとした出来 ....
ぎゅっ、ぎゅっ、と
降り積もったあつい大気を踏み分け進む

照り返す光で白く輝くアスファルト
まるで銀の雲の上

天を仰げば
目が眩む迷いのない太陽のまなざし

僕はあわてて目を背け ....
泣きそうになったこととか
そのおもいとか
もらったことばとか
なんだか忘れたくないいろいろなものが
あふれだしていくのがむしょうにさみしくて

消えてしまいそうな感動を
すこしでもあたし ....
創られた青
紫に似たオレンヂ
其処に白の風景


たんたんと塗られる
{ルビ生活=イロ}と{ルビ感情=キズ}


緑の闇に
聞こえぬ 息の{ルビ音=ね}


「人生はクソだ」 ....
つながりをことさらにつよめるのではなく
切れてしまうことをおそれます

やさしくされようとするのではなく
忘れ去られるのをおそれます

気付いてもらおうとするのではなく
ただ、ひそやかに ....
曇った窓の水滴
悲しそうだから
笑って欲しくて
指でなぞってみた

表面張力の君の笑顔は
もうこれ以上
笑っているのが
つらそうで

張り詰めた思いが
寄り集まって
耐えられず ....
わたしのいうことがぜんぶうそで
わたしがあなたのことをあいしていなくても
あいしてほしいの
だってわたしはもうあいすることに
つかれてしまったから
わたしがあいさなくても
あいしてほしいの ....
イカサマでも 幻でも
生きてゆける世の中で
君はきっと あの雲の上
泳いでいったのさ

走れば風も吹くし
流れは穏やかだよ
振り返れば
いつの間にか花が咲いていた

君の話をしよう ....
私たちは願うもの
どうか
あの想いは河へ流し
この身体は海へ流してください

木々は私を抱いて眠るけど
私は安らかになど眠れない
木々の声が鼓動が煩すぎる
大地は叫ぶ
ただあの空に想 ....
あなたといっしょに過ごす事ができるなら、
それはいい時間の使い方だと思う

どんなに沈黙が続いたってあなたといっしょにいられるなら
それでいいんだよ

あたしには明日がないかもしれない
 ....
   八月二十七日 午前二時


   病室の小さなベッドの上
   真っ白なシーツをかぶって
   はしゃいでいました
   夏が
   終わるのを知って


   少し ....
ぬるい雨に圧され紫陽花の青い首が舗道へ垂れています
私は待っています
触れてくれるでしょう、荒れたアスファルトの
えぐれたままの古傷に溜まる暗い水に、柔らかく


あまりに ....
言っても、言っても、言い足りない。
あなたからどんだけの愛をもらったのでしょうか・・・
これからその愛を返していきたかった
でも、もう私は返せそうにもありません

ごめんなさい

私の分 ....
平坦な場所
何も いない

みていた空
置いてきぼり

かかわる 擦り傷
ぺろりと なめ

居場所は 
歩いたっきり

ひきさく 日常の中
道なりの 花 乞い

 ....
君はいつも
  「自信がない、もうイヤだ」と嘆いていたね。
でも、誰にだってそういうのはあるんだよ??
太陽はずっと僕らを照らし、晴れているワケじゃない。
曇りや、雨や、雪にだってなるんだよ? ....
ひらがなを覚えたのは
褒めてほしかったから

泣かなかったのは
泣けなかったから

望まないのは
叶わないのが怖かったから

受け入れられないのが
受け止められないのが
拒絶され ....
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