明るい気持ち

楽しむ心を

失いたくないだけなのに―――





時間は平等に降り注ぐけれど

神様は

心にズレを

少しずつ

少しずつ

 ....
あんまり悲しく寂しいので

少しでも私に力の出るように

綺麗なものをそばに置こうと

一つ花を植えたけれど

いくら花が綺麗でも

綺麗なのは花だけで

このゴミ溜めはやはり ....
誰も分かってくれないと
出来るだけ軽く呟いて
アスファルトに転がった
ビールの空き缶蹴り上げる
それは闇に吸い込まれ
遠くの方でカランと鳴いた

目を{ルビ瞑=つむ}っても歩けてしまう
 ....
わすれてしまったよ
きみがいった
ことば
なんか

わすれてしまったよ
きみがよんだ
わたしの
なまえ
なんか

わすれられないよ
きみにこいした
わたしの
たましいの
 ....
突然の雨に
掌で傘を作ってみたけれど
隙間が多くて
無抵抗に濡れていく私です

傾きかけた夕暮れに
落ちてくる雨は暖かい


いつのまにか
大切なことを忘れてしまったようで
メモ ....
モザイクタイルを張り合わせて
作ったような樹木の下に

ぷっくり膨れ袋に入った
ピーナッツキャンディが
まあるく 敷かれて

あっちの
あっちのほーぅにも

根っこん所に
ま ....
笑う
笑わなきゃ
にっこりと
それが
楽しいことでもなく
面白いことでなくても

だってほら
みんなが見てる
笑わなきゃ
にっこりと
みんなが
不愉快な気持ちに
ならないよう ....
大好きな
真っ白なユリの花
純真なあなたは
『純真』を花言葉に持つ
純白のユリを携えて
空に旅立った
傍らには
いつもかけていたメガネ
大切にしていた
スケッチブック
中には
何 ....
地球に一番多い花は 桜
そう思えるほど あちらこちら桜
菜の花畑に行ってしまえば
世界に一番多い花は そう それ


そう思わせる力に浸る
事実とは違う世界に居るということについて

 ....
届かなくなったんじゃなく 
手を伸ばさなかったんだろう

今じゃスーツにネクタイ
ボヤくことが癖になっても

振り返れば置き去りの夢が
今でも僕に笑いかけている


 ....
作り笑いをするくらいなら 笑わないで
嘘を吐くくらいなら 否定してくれて良い

偽善だと嘲笑したって良い 
だけど 伸ばした手は偽りじゃない

泣くのを我慢したって どうにもならないか ....
ああ あんたはいいね

そうやって しっぽ振って笑ってるだけで かわいいんだから

そんなじっと見ないでよ

さっきジャーキーあげたばっかりでしょ

なんかさあ もう頑張るのに疲れ ....
天気予報は晴れ

空は曇り 今にも雨が降りそうで

「絶対」なんてこと ないんだって 思った


電話するよ 君が言ったから

一日中 受話器を握り締めていた


約束なん ....
頭が割れるように痛い
泣いても泣いても足りなくて
吐いても吐いても苦しくて

薬を飲んでも悪化する
点滴つけても直らない
セックスしても止まらない

寂しくて繰り返す空虚
悲しくて笑 ....
ああ…また最近俺の毎日に
テレビで見るような
砂嵐が舞っているよその一粒一粒
の砂には内訳があるような無いような

底に穴が開いた靴を足で担ぎながら
砂浜を歩いたころの
気合いが欲しい
 ....
生きることに
意味はないと思っていた過去
生きていれば
いつかは死んでしまう
そのことを知り
生きることの意味を見失った過去
生きているから
苦しみ 
悲しみ
涙を流し
のた打ち回 ....
踊り子ですか
赤い靴を履いて踊り続ける踊り子なのですか
罪ですか
わたしは罪を犯しているのですか
だから死ぬまで
この足を切り落とすまで
踊り続ける踊り子
この恋はわたしの独り芝居
舞 ....
愛しい人を抱くように
あなたをそっと包みたい
愛しい人を呼ぶように
あなたの名前を呼んでみたい

遠い夢
叶わぬ夢
天と地ほどに
離れてしまったわたしには

きっと笑っているだろう ....
君の心臓は

「車の中で注射して」

と悟らせた

でもその前に

せめてジュラルミンを身体にぶら下げて・・よ

俺の我慢の看板も壊れたら魅力は無いんだ

大体、君と会うからに ....
自由が欲しいと、どこかの王様が嘆いていました。
監視もなくて、好きなところへいつでも行けて、
国民の為に、要望を叶えたり、苦情や文句を聞いたり。
子供たちの為に、遊具や環境や学校のことを考えたり ....
影を追い掛けて、夜に入る。
光を脱ぎ捨てて、闇に還る。
君の月はない。

さあ、異形の夜を始めよう。


「In The Night.」 【PULL.】
友人の部屋の隅っこに
ネジが一本転がっているので。

「このネジ何?」
「どうやら俺のものらしい」
拾い上げて見ると確かに友人の名前が書いてある
「そりゃそうだろう、お前の部屋に落ちて ....
淋しくて
淋しくて
苦しくて
痛くて
会いたくて
会いたくて

真っ赤な目を さらに赤くして泣く
それでも愛しい人が来てくれないと

兎は寂しさに耐えられずに
星になってしまうの ....
隣に歩いていたはずの君が
いつのまにか
僕のずっと前にいて
しかも
焦るほど
遠くなっていくような気がして
怖くて
怖くて

走れるほど 強くないんだ 僕は
だけど 引き返すこ ....
唐突に
襲い来る淋しさ。

全身
悪寒に震え
奈落の底へ
足元から崩れ

途徹もない空虚。

この感覚
何もかも
空しい。

欲望が消え
世界が消え
立ちすくむ。
 ....
KOICHI

こういち

浩一

こうちゃん

色んな呼ばれかた、

君は順番どおりに呼んでくれた。

わかれるときも哀しく

こうちゃん、、、、
もしも
あの青い花が綺麗に赤く染まったら
わたしはあなたに会いに行こう
赤く染まったそのわけに
二人で耳をかたむけよう
そのうち涙はなくなって
きっとわたしを許してくれる
        ....
こんなに近いのに 今も 遠いね

だいすきだよ って 遠い背中に呟いてみる

届くわけなかった
地下鉄の駅のホームで
私はずっと待っている
ただ立ち尽くす私の前を
もう何本もの電車が通り過ぎた
しかし自分の本当の行き先を
私は未だに見付けられないでいる

電車はホームに止まる度
 ....
今にも
空へ溢れていきそうな桜の花弁や
空へ昇っていくような雪柳の白さに
そろそろと背伸びをしながら
私も溢れていきそうな
春 です


南向きの坂道を
とんとんとん と降りていけば ....
貴水 水海さんのおすすめリスト(1345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ズレ- 小宮自由詩2*04-4-1
ヒマワリ- 長谷伸太未詩・独白1*04-3-31
月はいつでも- 快晴自由詩7*04-3-31
わすれられないよ- 玉兎自由詩104-3-31
紐解かれる- 霜天自由詩1404-3-31
落ちの実- 湾鶴自由詩304-3-31
The_forced_smile...- Lily of the ...自由詩3*04-3-31
The_lily_of_pure_white...- Lily of the ...自由詩4*04-3-31
うつつ- 小太郎自由詩304-3-30
考古学者になりたかった- AB(な ...自由詩604-3-30
偽りの。- 黒蝶自由詩3*04-3-30
素直なポチ- takase自由詩104-3-30
てるてるぼうず- takase自由詩204-3-30
sick- 海美自由詩104-3-30
砂嵐- 純太自由詩504-3-30
I_don't_know_the_reason_why_I_ ...- Lily of the ...自由詩3*04-3-30
赤い靴- 暗闇れも ...自由詩4*04-3-30
「_失った愛_」- 椎名自由詩1*04-3-30
慟哭一歩前- 純太自由詩304-3-29
自由がないと思ったので、王様は考えた。- 千翔自由詩2*04-3-29
「In_The_Night.」- PULL.自由詩204-3-29
ネジが転がっているので- たもつ自由詩1904-3-29
- 黒蝶自由詩1*04-3-29
だから、待ってて。- 黒蝶自由詩1*04-3-29
この淋しさは- 狸亭自由詩904-3-29
CALL_ME- 蒼空と緑自由詩3*04-3-29
もしもきっと- ゼロ自由詩204-3-28
遠い背中- takase自由詩204-3-28
遅刻の理由- 快晴自由詩11*04-3-28
春色- 霜天自由詩604-3-28

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