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もしもきみが

きみのぜんぶを

すきじゃなくても

それはあたりまえのこと


だってぜんぶは

だれにも

みえないんだから
さみしさが
キラキラと
まどガラス
はりついて


まどガラス
すりぬけて
よるのまち
とんでった


さようなら
このぼくの
さみしさよ
さようなら


めを ....
さっき
ガード下で出会った
あのカエルは

ホントに
カエルだったんだろうか
なんて


考えたりする今夜の僕は
ホントに

僕なんだろうか
この真夜中の
この静けさに

チラチラと
狂気は降って


闇の秒の遅さと
生の流れの速さに
僕は怯える


明かりを付け
異国の古い
映画に紛れながらも


こ ....
僕らは
月を見上げる

僕らは
月を見つめる

僕らは
月に惹かれる


だけど少し
その月は明るすぎる


涸れた海も
歪んだ丘も
ここからは見えない
 ....
予想以上の
美しい微笑で

君の魂が
こちらに向かって
輝けば

ああ
なんて
生きる事は
嬉しいことなんだろうと
僕は

深呼吸を
思い出したりするのです


 ....
ひび割れた
石の階段で話そう

どうせなら
星も呼ぼう


僕らも宙に浮いてる


お昼ごはんを
考えるより
大事なことがあるんなら

きっともう
眠ったりしない
 ....
愛であろうと
なかろうと

その光りのまばゆさに
私は未来を見る



私は未来に無知である
あるいは愛にも



しかしその光りが
私の深く溝まで
照らし出す時
 ....
寄せては返す
波の中で

僕の足は柔らかく
砂に沈む


ひっそりと
息をする貝殻たちの

その世界に少しでもと
寄り添いながら


報われなかったことよりも
望める ....
鳥が燃えながら飛び立つ
黒い枝が空いっぱいに絡み合う

朝にも似た冷たい大気が
無数の記憶を凍らせても
すかさず世話焼きの風は遣って来て
その霜を脱がせる

急いで帰らなきゃ

鳥 ....
青をゆく
はばたきをただ
目で追って

何も持たない
今日を愛そう
きいちごを
てのひらのまんなかに


そのとき
ぼくは
きいちごのまんなかに


ぼくは
ちのかたまりになって

なみだをなくす
かわきをなくす


ぼくは
きいちご ....
 寂しさの濃淡を
 その時々に掬いながら

 そして
 だから
 それでもと

 僕はまた
 強がりにまみれてる


 おあずけの夢の
 続きにはきっと

 特別な切符が必 ....
考えるのを止めたとき
空は色をすいこんだ


ポカンと見上げて僕は
この地面の名前を忘れてしまう



しばらくは誰も
気付かないかもしれない

僕の一部もすいこまれたこと ....
貴水 水海さんの松本 涼さんおすすめリスト(14)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぜんぶ- 松本 涼自由詩5*04-12-8
9がつ- 松本 涼自由詩3*04-9-1
カエル- 松本 涼自由詩3*04-8-24
真夜中- 松本 涼自由詩8*04-8-9
- 松本 涼自由詩3*04-7-27
深呼吸- 松本 涼自由詩2*04-7-24
宙の夜- 松本 涼自由詩8*04-7-22
未来- 松本 涼自由詩5*04-7-19
貝殻- 松本 涼自由詩7*04-7-12
- 松本 涼自由詩4*04-6-26
今日- 松本 涼短歌3*04-6-20
きいちご- 松本 涼自由詩6*04-6-17
濃淡- 松本 涼自由詩3*04-6-7
空は- 松本 涼自由詩10*04-6-5

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