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車窓を流れる外の景色が
かちり、かちりと時を止める
込み合った車内で
窓を流れる時だけは雲の流れと同じ
今少し窓に染まり
悠然とした時に触れ
目に備え付けのレンズで
時を捕まえる
踊り子ですか
赤い靴を履いて踊り続ける踊り子なのですか
罪ですか
わたしは罪を犯しているのですか
だから死ぬまで
この足を切り落とすまで
踊り続ける踊り子
この恋はわたしの独り芝居
舞 ....
星作りの夜
音が聞こえそうなほど近く
手が触れるほど近く
唇を震わし言葉を風に変える

ぱちんぱちんと音が鳴る
星のかけらを浴びて
背に生えた見えない羽を振るわせる
ぱちんぱちんと
 ....
寂しくない薬欲しい
こんな私じゃ、誰もかも呆れてしまう
自分が寂しいの止められる薬が欲しい
人前で泣く事さえ出来ない
それならいっそ泣かない薬が欲しい
寂しいばかり言う愚か者のそばに
誰も ....
蜂蜜色の飴を舐める
雨の雫くらいの大きさで
人差し指と親指で摘み上げると
ぷるんと揺れる
口に入れると甘くて
しばらく舐めているとしょっぱくなってくる
我慢して舐めていく
気がつくと涙も ....
ベッドに寝転びながら真っ暗な天井を見上げる

次第に浮かび上がる伸ばした手のかたち

疲れた貴方をこの手で抱きしめたくなる

言葉だけが遠く離れたあなたに届く

言葉というものの良さを ....
夜空になみなみと星を注ぐ

暗い夜空が明るい形を描くまで
月に近い屋根の上で熱いココアを飲もう

夜空からこぼれる星屑をコップに受け止める
僕の傍で

黒目が星をうつすキャンバスになる ....
仮面を被り赤子の様に泣く女
いつものように帰って来たよ
その仮面は笑顔であるのに


あぁ、何て醜く哀れだろう


こんなに空が綺麗で青いのに
涙と鼻水は止まらない
仮面の下は、ぐ ....
顔さえも見えない人を追っていた

実家に帰る電車の中

目は姿を探していた

その他は付け合せのマッシュポテトみたいに味気ない

次元の違うホームを見る

誰かを探している

 ....
寂しいと泣けるほど大人になれれば

そばにずっと居てくれるかな


何もかも初めてでよく分からないよ


あなたを信じていいかな


あなたを愛してもいいかな


普段恥ず ....
わたしの見た目は最弱だとよく言われます

ですが

精神を具現化したら最強とも言われました


人にはない穢れの多さと自身の欲望の深さに


わたしは毎夜、苦しみます


自 ....
貴水 水海さんの暗闇れもんさんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
車窓- 暗闇れも ...自由詩1*04-12-5
赤い靴- 暗闇れも ...自由詩4*04-3-30
星作りの夜- 暗闇れも ...自由詩6*04-3-25
ひとがた- 暗闇れも ...自由詩2*04-3-22
別れ飴- 暗闇れも ...自由詩3*04-3-22
よる- 暗闇れも ...自由詩2*04-3-17
星空の下- 暗闇れも ...自由詩4*04-3-5
仮面の女- 暗闇れも ...自由詩1*04-3-2
- 暗闇れも ...自由詩3*04-2-26
後朝- 暗闇れも ...自由詩1*04-2-16
独り言(死神)- 暗闇れも ...自由詩1*04-2-15

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