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新しい惑星に
私はなりたい
あなたの

楕円軌道で追いかけて

あなたの日常を
照らすこともない

私は
小さな氷のかけら
それでも

見つめる
くらいはいいだろう

　.... ボクは君を
幸せにしないでしょう

それと
逢いたい気持ちとは

別

小さなパラソルに
寄り添って歩く

少しだけ
雨が降って
　
　
　 もう
なにもない
あなたに伝えることは

もう
なにもない
あなたと分けあうものは

真っ白な
　雪のなかを
真っ白な
　二わのうさぎ

それぞれ
　きたみち
　　ひきか　.... カードは　秩序
壊すのはいつもジョーカー
笑顔ほど

恐ろしいものはない　
と
いうこと

あなたはいつも
ジョーカー
笑顔でわたしを揺さぶって

このゲーム
負けるかもしれ　.... 雪降る夜のトナカイが
喧噪の空をゆく

昨日
回った家々の
窓の灯りがあたたかい

おやすみ
どんな世界にも
小さな平和はきっと　降るから

ボクは
小屋を抜け出して
一日遅　.... あなたは正しいことが好きですか

わたしは
キスの向こうにある風景をぼんやり知っている
それはやわらかで　
さみしい

わたしはいつも探している
わたしは時々メールを打つ
返事がくれ　.... 孤独が好きな人など、どこにいるのだろう。と思う。
みんなどこかで。小指ひとつの重なりで。
つながっていたいのだ。

自分は今こうやってパソコンの前に座って、ぺたぺたとキーを打っている。
誰か　.... さみしい　と打ち込んで
いっせいに
知りうる限りのアドレスへ

やがて何通かの同情と
おざなりな相槌と
迷惑な入れ込みが届く

そんなものは望んではいない

薄らぐ窓のすき間から
　.... 　誰かと
　強い約束をしたことがない

　貴方の
　ずっとずっと味方だよ、とか
　これから
　一生守るんだから、とか

　それは
　ただの願望で

　約束じゃない　.... 　まだ子供だったドラキュラは
　窓を開けたくてしかたない

　紙一重の勇気
　失うものたちへ
　もう過ぎてしまった、と

　くるくると　
　終わらない電車
　未来はいやでも降ってくる　.... 街にヒッキーが流れている
濡れた声で

あの頃の私が流れていて
きっとそれは
今よりずっとあがいていて
やるせない想いに満ちていて
それはいくつかの事象だったり
たったひとりのことだっ　....
貴水　水海さんのuminekoさんおすすめリスト（11）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
新しい惑星- umineko自由詩8*05-7-30
パラソルライム- umineko自由詩8*05-7-28
Nothing_to_say- umineko自由詩405-1-6
ジョーカー- umineko自由詩605-1-5
ショコラ・クリスマス- umineko自由詩104-12-26
希望- umineko自由詩704-12-8
どこにもいかないで- umineko自由詩1304-10-20
カーテン・コール- umineko自由詩304-8-26
指きり未遂- umineko自由詩204-5-9
憧憬- umineko自由詩204-4-13
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