疲れ果てて
色褪せた
繁華街の朝を通り抜け

ガラガラの電車の
ドアのすぐ側の席に座り
手すりに頭を預けたまま
揺られる

 満員電車とすれ違うたび
 何かが足りないような
 そ ....
人間は己を定義し続けて暮れる夕日に
           鮮やかな紫雲たゆたう時刻


身を削っている快楽に日差し強くて
           文芸を織る部屋は昏き衝撃足りて


鮮や ....
「かんちゃんはさぁ」

まどろんでた保健室で突然に話しかけられたんだっけ。
アダムとイブがどうとか、
ノアの箱舟がどうとかこうとか、
新約聖書と旧約聖書の区別もついてない私には
さっぱりわ ....
そうだ、中三のとき

愛について、いつも考えていた

こころの灯、なんて題名つけて

愛について、ノートまでつけていた

母が死んで整理していたら

耕太郎関係、って書いた段ボール ....
世界はやはり謎に満ち満ちて だから問おう
           飲み干す前のコーヒーのように


世界ゲームを この身一つが世間を渡り
        オリキャラの人生の山谷乗り越える

 ....
病院で診てもらったら
うどんこ病にかかっていました
お医者さんは
専門じゃないので、と言って
生花店の名刺をくれました



お店のひとは
ぬれた脱脂綿で
手のひらを優しくぬぐって ....
夏のテーブルは渚
水のように陽だまりがゆれる
私の貝殻はここにあります
波間にさすらった熱い砂は
もうゆるくほどけて


あなたの胸に頬を寄せると
潮騒が聞こえます
時折 やさしく
 ....
暗闇に指を伸ばして
知ろうとしている
指先が暖かく湿る
聞こえるのは、ピアノだけ

鳴いている
泣いている
うまく言えない
でも大好きだよ

ピアノのトリルのような ....
  見つめている。
  青空の……
  只、
  たった一点を。



  そこから
  只、
  たった一滴の
  雨粒が
  落ちてくるのを
  見ることができたら ....
 
紙の羊が
食べたそうにしていたので
紙の草をつくった
 
今日はたくさんの流れ星だね
 
あれはホタルさ
 
きれいだね
命みたいだ
 
せ、み、ま、る

せみまる

SE・MI・MA・RU

SEMIMARU

{引用=
SEMIMARU SEMIMARU 悪魔の化身 SE・MI・MA・RU

SEMIMARU  ....
ぱっと炎 鬼火の骸 灰骨の臭い
         大骸骨となりて政治屋の首絞めたし


塵芥 積もれる都市に驟雨落ち 
       電撃の青 地を清む


土蜘蛛の毛を雨が打ち目が赤 ....
わたし、さかな

あなたの前では息もできない
それは言いすぎかもしれない

だけど夜になると
淋しさを呼吸するわたしは
誰でもない一匹のさかなになって

どこまでも
きっと、どこま ....
合唱団に所属する機会に恵まれた私は幸運だったと思う。ステージに上がろうが、人前に出ようがもの怖じしない心臓、声の飛ばし方等々を覚えることが出来たし、何より様々な詩に向かい合うことが出来た。合唱曲は詩の .... 我がふところに すっかり秋めいた 風忍び込み
            夏の課題の読み挿しの本ら高く積まれ


しんみりと空見上げれば秋風の
          立つ神々の衣は雲か


 ....
{引用=laisser vibrer

(音楽)鳴らしたままに。(打楽器で)振動を止めない。}

0,

ポリリズム、
異なるリズムの孤独が、偶然同期する
ほんの一時の間だけ、でも
 ....
裏木戸を開けると
ひぐらしがないている
あの木の下
薄暗い桜の木の下で


闇間に鼻緒が見えている
そり返った白い足の指が
細い脛が折れそうにのびて
あの時もひぐらしがないていた
 ....
作業台の上にスプレー缶。
ピカピカの白いランドセル。

「リュウジ、何やんの?」

リュウジはオレの父ちゃん。
ウチみんなよびすて。

「ま、見てりゃわかるって」


銀 ....
 
命と
命ではないものが
同じ重さで
釣り合ってる

木陰で呼吸しながら
人はもっと
賢く生きていけた
 
午後、砂利道は続く
消しゴムでは
届かないところへと
 
我が家(実家)には2匹の犬がいました。

約10年前、
年上だった1匹が亡くなり、

きょう、
もう1匹も、
亡くなりました。


とはいえ、19年も生きたのですか ....
ゆるやかな緑の山稜から
墜落した日差しに
めまいがする
真昼の木陰はさらに黒くて
鳥たちも飛ばない季節風
私の見えないところにも
染みこんでいく

切り絵の空に逆光のきみが
遠く ....
齢73にしてライトノベルに手を出した筒井康隆の作品が
読めるのはファウストだけ。やる気と本の厚さは正比例すると
思い込んでいる編集長、大風呂敷はどんな不誠実さも丸め込むと
思い込んでいる編集長、 ....
みのむしが
細い糸を
必死に
上がっている

何度も
何度も
上がっている

今日は
風が
強く吹いていた
北風が
みのむしに
むかって
吹き付けてくる

くるくる
 ....
午後からは雨がやんだ

小鳥のさえずりを聴き
その翼を懐かしく思う

雨上がりの空に架かる
あの虹の向こう側には
僕の両親が住んでいる

会いに行く途中の道で
水たまりで溺れる魚が ....
A−8
ニュークレジーキャッツ はて そは何ぞ
          この地獄の娑婆世界でスマップと呼び///


香取神社に草薙の剣そこへ仲居は女中・・・
       古事記じゃんヶ・・ ....
真夏に向日葵を見た

一面に顔を上げる

ゆらゆら揺れて

太陽はギラギラと

僕は眩しくて

ジリジリしてる

向日葵の呼吸を聞いた

僕は息を止めて
ハチと友達に ....
その1

カチンコチンに
かたまって

ピキンピキンと
おとがなる

道往く子どもに
すぐわかる

「あ!ロボットだ!!」

駆け寄った
子どもたち

さわって ....
ぼくは おもちゃを だいすきな ロボットを
ごはんたべたあと ずっと ふりまわして
かいじゅうが マシンガンキック をくらわして
さいごは ゆかにほうりなげて ぼくは ねた

よる 12じく ....
 握った砂を
 こぼれ落とす
 ゆっくりと時間を掛けて
 小波の中
 夕日が散っていくのを感じながら
 また握ったとき
 私の中で一つの時代が
 眠るように終わりを告げた
小さな塵が蒸気を集めて
やがて雨になっておちてくるように

僕の小さな悲しみを
あなたが優しくくるんでくれるから

ほら

こんな簡単に泣けるのを
僕は雨のせいにしている
りゅうのあくびさんのおすすめリスト(2357)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏の終わりという駅で- 皆月 零 ...自由詩18*08-9-3
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ナベくんへのながい返事- かんな自由詩15*08-8-29
愛について- 吉岡ペペ ...自由詩2708-8-28
午後の喫茶- アハウ短歌208-8-27
うどんこ病- 佐野権太自由詩32*08-8-27
さよならの砂- 石瀬琳々自由詩10*08-8-27
cresc.(_渡_ひろこ_/_rabbitfighter_ ...- rabbitfighte ...自由詩23*08-8-26
奇跡- 草野春心自由詩208-8-26
ペーパー・シープ(流れ星)- たもつ自由詩1208-8-25
蝉丸ロック- 北大路京 ...自由詩13*08-8-25
スコール- アハウ短歌208-8-22
わたし、さかな- タマムシ自由詩27*08-8-22
二次的創造性を生ませたい- 北村 守 ...散文(批評 ...3*08-8-21
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laisser_vibrer- rabbitfighte ...自由詩23*08-8-19
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銀色のランドセル- 長谷川智 ...散文(批評 ...2*08-8-15
ペーパー・シープ(命など)- たもつ自由詩608-8-15
■老犬へ- 千波 一 ...散文(批評 ...6*08-8-14
残照、とりのこされて- たりぽん ...自由詩708-8-13
1890円(税込)の文芸誌- キリギリ散文(批評 ...408-8-13
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おもちゃがチャチャチャ- そらの  ...自由詩5*08-8-8
昭和- doon自由詩2*08-8-7
「優しい雨」- ベンジャ ...自由詩18*08-8-7

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