いつもね
ブラインドが上手く操作できなくて

落ちてきた日がすごくまぶしくて
会社のブラインド下げようと一生懸命
上を見ていました

中々
降りてくれなくて
そしたら長ああああい、途 ....
マリンちゃんの話
きいてほしい


マリンちゃんはジョニーの腹違いのいもうとで
ジョニーとは似ても似つかないほどの美少女だ
めったに笑わないとゆうか
笑った顔を見たことがない
でも笑っ ....
ずっとずっと子どもたちが熱
ついでに私も熱

私は時々暴れるから
お医者さんで
押さえられなくなったら飲んでね
とお薬をもらいました

お昼は脳を活発にするお薬を飲んで
夜は脳を休ま ....
ぼくは正義の味方だから
曲がりなりにも
今日できることは
今日やっておこう

向かいの大家さん宅に新聞を借りに行く

朝ごはんは?すませてきました

いつもの嘘をついて
縁 ....
嗚呼、僕の恋人よ
働いて働いて働いて
僕のために
僕のためだけに
もっと働いて
できればデスクワークじゃなく
汗水流して
重い荷物を運搬するような
ツルハシで地面に穴をあけるような
 ....
美しき祈りを閉じ込めた
真っ赤なラズベリイケーキ
香り高きダージリンと
華麗なマリアージュでおもてなし

閉じられた心の隙間から
届けましょう
甘酸っぱい愛と鮮やかな赤、
そして祝福に満ちたカノンの調 ....
わたしの細胞が
半分寝息を立てています

そしてあなたは
その半分を優しく握る

あの薬も君も
成分が似てる事に気付いてニヤニヤ

そんな午後なんだ

半分が
優しさの午後
すべてを失っても俺はピアノなのだ
鉛筆は言い出した
プラスチックの筆箱の中
いくらなだめても聞く耳を持たない
仕方なく握るところを鍵盤に見立てて
弾く真似をしてみた
もちろん音が出るわ ....
どんなときでも
泣きませんでした
そうしたら
涙はどんどん凝固して
とても立ち上がれないほどに
わたしの涙は多く重く
体内に溜め込まれてしまいました

仕方がないので
金の箱を買いま ....
きらきらと
最後の光を放ち
優しい太陽が
落ちていく
にこにこ
にこにこ
笑顔の人々を映して
最後の光が
消えていく
だから
きっと
もう
何も見えなくなる
なまえもしらない
ちいさな
むらさきいろのはな
あしをとめて
そっとてをのばしてみる
はなしかけてみる
いそがしそうなあしおとが
ひっきりなしに
とおりすぎていく
ずかんをみれば ....
鏡の迷路で 
みうしなったら
うしろむきに 夜の
斜面で 滑ってみましょう
こわれたのが わたしです
雨をみている人の
時計が
浸み出したポケットの中で
ポツポツと時を重ねている

人も、車も
立ち止まらない

けれど風景は
時計の針のように
螺旋を描いている




 ....
女にふられたので、
稚内へ行って死んできた。
稚内へは、羽田から直行便が出ている。
うすぐもりの空がまるでばけものの飛ぶ空のように広い。
ツアー客のでっかいトランクのなか、
浪人生みたいに手 ....
まいあさ
いちばんさいしょにたしかめる
まどべにころがった
こいしたち
ざらざらで
しみがあって
いびつなこいしたち
だいじょうぶ
なみうちぎわ
あのとき
あんなにきれいだった ....
その指先から
放たれた熱に
目眩して
浮遊する

私もまた
ひとつの
季節なのだと

いずれは
白く
凍ってしまう

冬枯れの木のように
私にとって最大の敵は
近所の回転寿司屋である
あの店はいつもネタが豊富だから
私は妬んでいる
だが私はこの妬みをネタにして
あの店に倍返ししてやろうと思っている
あの店は「新鮮な海の幸」と ....
あの人が眩しく見えたのは
わたしが光に弱いだけで
あの人が美しく見えたのは
わたしが色彩に弱いだけで

あの人の言葉にクラクラしたのは
わたしの心が欠陥建築だったのであって
いえ
きっ ....
ちぎれ飛んでゆく

ちぎれ飛んでゆく
それぞれの痛みを

誰もがみな
語りうる限りの言葉を使って
それぞれがぶっ放しあう

あらゆる方法を試みたところで
結局は
痛みを分かち合う ....
一、 銀色の背中


飯も喰わずに、カピが月ばかり見ているので
座敷に上げて訳を聞くと
長い沈黙のあと
神妙な顔で
片想いなのだという

いったいどこの娘かと問えば
まだ逢ったこと ....
 

 一 琴引浜

さくら貝は、はかないという言葉がお好き
はかないという枕詞がつくものには
とりあえず歌ってみる
それらはかつては量産されたものだが
貝は、そんな厄介なものは持ち合 ....
名、をつけて、指間からこぼれ落ちる、もの、そこまで愛せ、そこまで愛せ、よ、


彼はいろ我はひかりか 赤青黄おなじ要素で対極に立ち


半分の顔で笑みたるその闇が満ちて怯えん君温け ....
女にふられたので、
正確にいうと、これから女にふられるので、
稚内へ行って死のうと思った。
なんで稚内かというと、
日本地図を広げてみると、
いちばん遠いところがワッカナイだったからだ。
 ....
身分証明書を
と言われて財布を探ったが
パン屋のレシートがぱらりと落ちただけ
カード入れにはブックオフのカードだけ
午後の図書館だった

カウンターのミセスは
住所と名前が記されている  ....
品詞の群れが
淡青く固まって
規則正しく
埋まっている
あの砂浜の
崩れたお城のあたりに

それらは風化し
擦り切れて
最早
意味など成さないのに
皆が使いたがるのは
如何して ....
台所に座り込み
勝手口から空を眺めると
柿の葉が広がっていた
とても濃い緑

よく耳を澄ますと
じいい、と通奏低音みたいな
音がする
理由はわからない
たぶん夏の名残

もうすぐ ....
もしも私の子が重い心臓病にかかり
日本ではできない心臓移植手術のため
大金が必要になったなら
私は君を含めてあらゆる人に
頼んで回るだろう
どうか私の子の命を救うために
少しばかりのお金を ....
見つめ合って私ではないのがあなたです
目が覚めて一言目
やさしく囁いた


青い夢を見ていた気がする


一日の始まりに飲む苦いコーヒーが
私の中に少しずつたまっていく
あなた ....
弁当を開けると
中に海が広がっている
故郷の海のように
凪いできれいだった
朝の静かな台所で
君がどんなふうにこれを作ったのか
想像しようとしても
後姿しか目に浮かばない
帰れ ....
ふと庭に
光漬けになって
泣きだしそうな 彼女


まぶしいのは
もうまくがやわらかいから
だったろうか
もし
私が死んでしまっても
このせかいが
ぷつんと
終わったりしま ....
とうどうせいらさんのおすすめリスト(2616)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
2006.10.26_今日の雲は素晴らしかったよ日記- 初代ドリ ...未詩・独白7*06-10-26
泣くなマリンちゃん- しゃしゃ ...自由詩506-10-26
2006.10.25の何でもない日記- 初代ドリ ...未詩・独白5*06-10-25
世界を救え、正義よ(Mr.チャボ、勝利の方程式)- 角田寿星自由詩1206-10-25
ハタライテ- Monk自由詩1306-10-25
深呼吸の時間- 士狼(銀)携帯写真+ ...8*06-10-24
半分は- ふく携帯写真+ ...4*06-10-24
鍵盤- たもつ自由詩1006-10-24
銀の涙に金の箱- チアーヌ自由詩306-10-23
優しい日没- チアーヌ自由詩406-10-23
ちいさな- アンテ未詩・独白606-10-23
そろもん(鬼ごっこの話)- みつべえ自由詩406-10-22
- 佐藤伊織自由詩1*06-10-22
稚内で死んできた- しゃしゃ ...自由詩1906-10-22
こいし- アンテ未詩・独白406-10-20
環流する季節- LEO携帯写真+ ...23*06-10-20
回転寿司と詩人- 新守山ダ ...自由詩806-10-18
陽はまた昇る- アマル・ ...自由詩1106-10-18
ちぎれ飛んでゆく- 大覚アキ ...未詩・独白506-10-18
カピバラの事情- 佐野権太自由詩41*06-10-18
うたまくらの浜- Rin K自由詩28*06-10-18
#2006.06〜09- 石畑由紀 ...短歌1606-10-17
稚内へ行って死のう- しゃしゃ ...自由詩906-10-17
図書館に通う- 吉田ぐん ...自由詩3706-10-17
品詞の活用法- 吉田ぐん ...自由詩606-10-16
丸い空- チアーヌ自由詩606-10-16
正しき君に- 紀ノ川つ ...自由詩306-10-15
青方偏移- 半知半能自由詩806-10-15
空腹- たもつ自由詩3606-10-14
彼女は- はな 自由詩12*06-10-14

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