形状を記憶しているつもりなら今すぐ夢の断片ひろえ


轟音の低音ベースが鳴る部屋で無音のきみがほほえんでいる


失った真夜中ひとり花園で紋白蝶を両手で潰す


密葬す巨大な木々に囲 ....
ぼへらっとテレビを流していると
詩のボクシングを番組でやってる
対戦する人
対戦する詩
対戦するための 態度

アナウンサーがいる
板金業者がいる
学生
主婦
カリスマ

職業 ....


では皆さん、生ハムをチーズで巻いて下さい

   先生、チーズを生ハムで巻くのではないのですか

いえ、生ハムをチーズで巻いて下さい

   先生、生ハムはチーズでは巻けないと思 ....
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=31690

年上のおねいさんの立場になって読んでみると、「あら、かわいいこと言うわ
ね」なのか「ちょっと5年くらい修 ....
あなたが
ほりえもんだったとして
あなたは
どんなうたをうたいますか

TOBはどうなったとか
役員を送り込むとか
裁判の行方は
100億稼ぐメール術は
若き経営者400人が
ある ....
○◎◎○●● ● ○◎ ◎●●
○◎◎○●● ● ○◎ ◎●●
○◎◎○●● ● ○◎ ◎●●
●○◎◎○●● ● ○◎ ◎●
●●○◎◎○●● ● ○◎ ◎
◎●●○傷◎○●● ● ○◎  ....
  手のひらの中に
  そっと星を隠していたら
  夜になって光りだし
  銀河系宇宙であることが
  ばれてしまった

  それは蝶のように
  よぞらをかざって ....
みんな内側で作られてきた
おなかの中の住人だったの
駅にたくさんの人が歩いているけれど
全員が妊婦から生まれたの
ブラボー
脳みそが痛いや
お母さんから生まれたんじゃなくて
妊婦さんから ....
眠たくて思考回路がぐにゃぐにゃとマーヴル模様に溶けてゆく午後


コウモリが戯れている春の宵ゴーストたちと花見してます


黒い文字無数に踊るタンバリン片手に踊れ闇の俳人


携帯の ....
あなたは届いたり
届かなかったり
する

ふゆのなかでは
わたしはあなたにもぐり込んだり
息をとめたり とめなかったり
する

わたしは海のように
いくつもの約束を
忘れたり
 ....
沈めば沈むほど明るい場所へ近づいてゆくの
暗闇をかきわけてわたしは沈んでゆく
<雪見カンガルー>

どうしても雪の白に溶け合わない
自分の体を恨めしく見下ろすと
袋の中で子供たちが
凍えながら見上げている



<嫌がるラクダ>

ラクダのコブは脱着可 ....
  痛みを痛みとして見つめながら
  あなたは眼差しを地には与えず
  自分だけの痛みだと言って、
  誰かに分け与えることさえしなかった

  
  花びらは凛として
  項垂れること ....
 
   春はやってこない
   夜行列車だ
   海へ
   一点の海へ
   いくつものトンネルを潜る
   トンネルの向こうは雪だ
   房総半島ではもう菜の花が咲いてるだろうか
 ....
骨は笑わない
笑うのは肉ばかり
ぼくらがとても満足して一日を過ぎていっても
どこかに不安が残っているのは
肉の下で無表情に暮らす骨があるからだ
けらけらと笑う女よ
それはおまえの本心ではな ....
おじさんはいつも何かにつまづいている
ずいぶん空が遠くなった

友達が少なくなったけど
仕事は増えた

良く知らないひとのことを気遣っている毎日
親しいひとのことはどんどん知らなくなって ....
 恋が
 沸騰しないよう

 私は
 いつもつぶやいている

 あなたには無理
 あなたには
 
 
 
 
 
  あれから、もう何年経ってしまったのか
  思い出したくないような そんな気持ちで
  今を生きていることを 許してください。
 
 *********************



 ....
遠く、遠く、遠い場所で
何かが揺らめいている
ように見えるんだ
そして消えるんだ
追いかけないんだ
そこにいるんだ

交接、の前の
寂しさが好きだ
触れる直前の、一瞬の孤独
 ....
病院の待合室で
子供をお利口にするための薬を
待ちながら
私はどんどん小さくなって
周りがどんどん大きくなって
それとも私が透明になっているのか
どちらかはわからないけれど
私の存在 ....
馬鹿ターボ
全開で帰宅する俺
髭をたくわえ少しワイルドな俺に
おかえり、を言う娘は少しワイルドな俺に少し慣れ
一番星が出始めた空の下で縄跳びの練習中
綺麗でしょ、綺麗でしょ
いや、 ....
海には
ばらまかれた空が広がる
雲はときどき
空を恋しがって飽和する
眩しいくらいに雨を降らせたなら
やがて雲は白い波になる

ふゆの海では
鳥は幾千もの残照と背中合わせで
お腹はい ....
今朝も電車の中で
僕はすし詰め
くたびれた背中のお米達に
すき間なく囲まれて
まぐろの気持が少しわかった

目を閉じると
あのきれいな木目の板へと
運ばれてゆくのを感じる

「 ....
  

   あまり淋しいから
   ひとりで寝ている
   
   午後15時10分の憂鬱
   外は晴れている

   これから風呂にはいる
   温もればいい

    ....
               
  %  %  %  %  %
   ’  ’  ’  ス  
    ’  ’  ’  エ 
    ’  ’  ’  レ 
    ’  ’  ’  ’  ....
{引用=ぼくらは起きることを待っている偶然そのもの    by Thom e Yorke}


サジ加減まちがえないでね甘すぎるコーヒーなんて甘いだけだわ


狭すぎる棺桶だから埋められる ....
ぼくが自炊する時によく使う副詞
「ケツが割れるほど」ナツメグを摺りこんで
「気がちがうくらいに」コショウをふりかけ
「めまいがしそうなほどに」焼酎をブチ込みます

猫のフクちゃんが匂いを ....
近くのスーパーで2480円で買った
ドリアンが いい具合に熟れたので
苦労してむいたら その匂いで
カミさんが騒いで 赤んぼが泣いて
しかたなくベランダで立って食した

昼食はクサヤの ....
君の口紅の
赤が


空に浮かんで

虹の一色になった。
真っ白
頭の中

言葉になるだろうことが
あるはずだけど

たとえば
あなたを心から愛しているとか
あなたを心底、憎んでいるとか

でも
それは
「ヴィンテージカー専門ショップ ....
とうどうせいらさんのおすすめリスト(2619)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
むらさきせかい- 本木はじ ...短歌705-3-12
ポケット- umineko自由詩3*05-3-12
生ハムをチーズで巻けない- たいにぃ ...自由詩7*05-3-11
【批評ギルド】『背中(せな)の翼』リョウ- Monk散文(批評 ...405-3-10
うたうほりえもん- umineko自由詩4*05-3-10
Class_president- 槙田雪自由詩405-3-9
ぼくの手はふつうなのだが- 天野茂典自由詩1805-3-9
マーカー- サダアイ ...未詩・独白705-3-9
グエロ- 本木はじ ...短歌605-3-8
ふゆのこと- tonpekep自由詩10*05-3-8
そこまで- チアーヌ自由詩305-3-7
動物園_2- いとう未詩・独白10*05-3-7
クレマチス- 嘉野千尋自由詩7*05-3-7
春よ- 天野茂典未詩・独白205-3-4
深層- tonpekep自由詩2*05-3-4
青いおじさん- tonpekep自由詩7*05-3-4
沸騰石- umineko自由詩4*05-3-4
misa- 千月 話 ...自由詩7*05-3-3
セックスの話をすると腕が痺れるのでセックスの詩を書こうと思う- いとう未詩・独白12*05-3-2
なんてことない一日- 初代ドリ ...自由詩8*05-3-1
団欒- たもつ自由詩2505-3-1
冬物語- tonpekep自由詩9*05-2-28
すし詰め- 服部 剛自由詩11*05-2-28
アフリカへ- 天野茂典未詩・独白605-2-27
偽名- 槙田雪自由詩105-2-27
MOTION_PICTURE_SOUNDTRACK- 本木はじ ...短歌505-2-27
食べる(男の料理編)- 角田寿星自由詩305-2-26
食べる(家庭の危機編)- 角田寿星自由詩905-2-26
口紅- くしゃみ自由詩2*05-2-24
何にもない重さ- 初代ドリ ...自由詩7*05-2-24

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