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金属ブラシで懸命にこすって
庭の水道で洗い流すと
スコップも裁断ばさみも
見ちがえるようにきれいになった
せっかく用意したリュックには
けっきょく
詰めるものがなにも思いつかない
縁 ....
おにぎりの要領で
ぎゅっと空気を押し固めると
野球のボールくらいの球体ができあがる
無色透明だけれど
触れるとちゃんとそこにあるのが判る
砂糖や小麦粉をまぶすと
指の跡までくっきりとうかび ....
きみ
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              はんたいがわから
                 しんだふり
               これっ ....
なまえもしらない
ちいさな
むらさきいろのはな
あしをとめて
そっとてをのばしてみる
はなしかけてみる
いそがしそうなあしおとが
ひっきりなしに
とおりすぎていく
ずかんをみれば ....
まいあさ
いちばんさいしょにたしかめる
まどべにころがった
こいしたち
ざらざらで
しみがあって
いびつなこいしたち
だいじょうぶ
なみうちぎわ
あのとき
あんなにきれいだった ....
くやしくて
くやしくて
だれかれかまわず
きずつけたかった
じぶんのはいた
きもち
ことばが
ぐさぐさ
だれかをきりつけ
だくだく
ちがながれればよかった
ちくしょう
ちく ....
いれものが
ふたつありました
ふたごのようにそっくりでした
どろみずをひとばんためておくと
いっぽうはどくみずに
もういっぽうはのみみずになりました
のみみずは
ひとびとののどをうる ....
えいえんについてかんがえるたび
きまって
とほうもなくながいでんしゃ
がおもいうかぶ
くらやみをきりさいて
でんしゃはひたすらはしりつづけていて
いくつ
とびらをあけても
つぎのしゃり ....
うつむかずに
かおをあげてあるこう
うでをふって
まえにすすもう
って
だれにおそわったわけでもなく
いきてきた
すわりやすそうなきりかぶも
きれいなこいしも
ふみこえて
たど ....
しゃぼん玉が生まれた時
たくさんの仲間がまわりにあふれていた
陽の光はまぶしく
見るものすべてが新鮮だった
子供たちの手が伸びてきて
仲間のいくつかがぱちんと弾けた
悲しかったけれど
 ....
とうどうせいらさんのアンテさんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
小道- アンテ自由詩6*08-6-27
返事- アンテ自由詩208-2-21
きみ_(連詩)_(1/2)- アンテ自由詩5*07-1-3
ちいさな- アンテ未詩・独白606-10-23
こいし- アンテ未詩・独白406-10-20
ちくしょう- アンテ自由詩705-8-7
そっくりな- アンテ自由詩605-8-4
えいえん- アンテ自由詩8*05-7-23
うつむかずに- アンテ自由詩4*05-7-22
限界- アンテ自由詩14*04-5-5

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