神経症的なスタンダード、初期設定値がそもそも狂気の側に少しだけ傾いている、厄介だけど留まろうとする努力の分だけ懸命になることが出来る、人間なんて少し壊れてるくらいがちょうどいい、電脳の空間に投げ捨 .... 綿のループ
いくつもの群れとなり
ベッドにかけられれば一枚の布
ナイトランプに照らされて
月影を映す

手触りは
馴染んた人の肌のようで
撫でれば
もっとやさしく
わたしを撫でかえ ....
夕刻の残光、一伸び
響き入る旋律の揺れ
美しく優雅に寛ぎつつ
次第に消えいく感覚の現れ達
くぐもることなく鮮やかに
ゆぅん ゆぅうん ゆぅうん
上から下から前から後ろから

 深く濃く ....
うす紅のキンギョソウ一輪 その

散る音に目を覚まし、沈黙は山の見つめるとき

神宿る七月の森は、こな雪

里の稲穂は葉の鋭さを増し、生きる 道しるべ

石の鳥居をくぐれば 我をわ ....
物語りはエンドレスのように
季節は音もなく日々を刻んでいた
地表には取り憑かれたように草たちは伸び
虫はそれに寄り添うように紡いでいる

夏は蝉の音と虫の音が混錬し
熱波が地表を包んでいた ....
 美しい一票を是非わたしに!

 『日曜日国政選挙の結果が気になるのは候補者や関係者だけじゃない』

朝刊配達が遅れるの

白けて夜が明けるのよ~うざってえ

もうデジタル化時代 ....
 東の窓辺で目を覚ます
 ゼラニューム
 もどり梅雨の雨声が
 耳にしたしく寄ってくる

 麦芽のような珈琲の香りと
 かるくトーストしたクロワッサン
 昨日の埃とまざりあった
 私自 ....
すっかり夏入りのこの夕刻に巻雲、真白く
色んなカタチ描き巻き拡がり伸びる
真青に沈む空の大キャンバス、
真昼の熱風も今では程よく冷め温かみ帯び
吹き流れ来てはこの身を包み込み

あゝこの世 ....
星がふたつに割れて
あなたはどちらを選ぶのか
選択を迫られる
わたしは毎日洗濯物を干している
あなたは輝いているお琴
強い野心のある男がいいわ
まだ17才/参政権を手放しても ....
 五次元の境地について、クレクレ星人の独り言にも書いたが、あれがそうだったのだろうという経験はあった。以下に、以前の文章を記載する。
(すると、天井から暖かい光がさしてきて、その途端に、意識は快 ....
人知れず風はどこかの雑木林を通りすぎる
どこかの雑木林の木洩れ日がひゃらひゃらとゆれる
人知れず私はささやく
小さな星の上で
花の香りを
人の笑顔を
一つの命を
人知れず思う
私が居な ....
心の内しんと平静なり 、

沈み込む時間の底

あちこちで言葉投げ合う
何ものか達の声 木霊して

過去に置いて来た断絶の涯てに
支え合う宙の奥行きの只々広がり

既定の時の流れと ....
自殺なんてね、する必要ないと思うよと医者の笑う

する必要があった人を考えるのが貴様の仕事だろう

実は動機も割れているのである、えぇ、君が殴った

医者当人もご存知なのである、えぇ、僕が ....
気がつけば一面の緑のなかで
途方にくれていた
どこから来て
どこへ行こうとしているのか

すでに熱を失って
剥製のように軽くなった
小鳥のむくろを
両の手に捧げている

はばたいて ....
朝に夕に顔を洗う。
丁寧に洗顔フォームで
頬骨から皮膚の感触
輪郭を辿りなぞりながら 
額から顎まで塗り込む如く
顔と云うもの洗いながら

己が存在を自ら実感し意識し

これが俺か、 ....
本が来る

熱烈な片想いが成就するかのようで

子宮がゾワゾワする

浅い昨夜の眠り

今日あたり

恋しい本が来る

半眼で想う

(行ったことのない)スコットランドの風 ....
 透けていくからだの
 根っこのどこかで
 何かが心を穿つ
 目の前はかすむのです

 小さな水槽の水草をちぎって
 置き石の陰で横たわり
 フロートガラスの壁に立ち上る
 気泡をゆっ ....
肉の死滅迄の下降線を辿っていくと
交通渋滞の苛立ちも止まってしまい
ただ私と云う不協和音醸し出す
内なる怒りこの時代の怒りと同期し

落ちていきながら窒息していきながら

確実に上昇曲線 ....
 「旅」にはたった一つしかない。
   自分自身の中へ行くこと。

         ── ライナー・マリア・リルケ





宇宙人地球で蟬になってます 👽

手のひらの生命線 ....
私の知らなかった私が
夕方の青く仄暗い影の中で
うすくほほ笑んでいる
私は私の新たな闇に気付いた
このこころの闇を大きくすることはなく
この闇に明かりをともすと
ここのこころの闇がやわらか ....
街灯に群がる虫たちが
最近やけに多い
アパートの踊り場にも
伝えきれないメッセージを置いて
クモの巣に塵取られている

名もなき虫たちに
一コマ一コマ不快を浴びながらも
最近やけに多い ....
 日本人としてのまごころを忘れ、アーリマンとルシファーに心を侵された、左派の人々をどうすればよいのかを考えると、まだまだ大峠を乗り越えるのは大変だと感じます。しかしこれを乗り越えないと、地球の5次 .... 暮れなずむ夏の大空を仰ぎ見ながら
君と長く緩やかな傾斜を共有し
三鷹台の坂道を登っていった
あの時、何一つ言葉交わされなく
それぞれがそれぞれへの想い
それぞれに拡がり互いに響き来て
温も ....
あめんぼうは、すばらしい数学者です。
水面にすばやく円を描いてゆきます。
 
 湖は光を洗い
 まろい音をはじきながら 
 たち渡る風が青じろいまぼろしをつくる

 魔法瓶の麦茶が喉を通る冷たさ
 図書館の帰り、
 昼どき近くの公園で
 セミの鳴きに耳を傾け ....
三角関係の中にいる

同性の職場で

嫌い合っている二人の真ん中にいる

なかなか難しい居心地である


古い医院での受付仕事

日々 様々な方たちが来られる

待合室 患者 ....
 「氷」

口のなかの体温で氷がほどけていく

世界が終わるかのような
とどろきを上げて
北極の氷山も海にくずれおちていく

さよなら

夏の真ん中で
わたしが失ったのは
透明 ....
揺蕩いながら打ち刻み
打ち刻みなから揺蕩い
進行する時の次第に
間延びしていき
スローモーション

あなたをわたしを別の次元へ誘う
(互いにそっぽ向きながら手だけ繋ぎ)

 湧き立つ ....
文月の時雨 打ち水に街はひどくうたれ

ぼろぼろの学帽に 麻の手ぬぐい 高下駄で

土砂振りの雨に走り濡れる僕は、そんな僕を憧れてそうする 

軒の触れ合う細い路地を 白い花水木のステイン ....
 7月5日、国常立尊《くにとこたちのみこと》が蘇られました。国常立尊《くにとこたちのみこと》とは艮の金神とも呼ばれる、日本の神話の初期に出てこられる地球創造神です。 
 蘇られましたと確定的に言 ....
海さんのおすすめリスト(2586)
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タオルケット- そらの珊 ...自由詩8*25-7-20
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