降ってきた
背筋にどすんと重み持ち
僕の母親いきなり降って来た

真夜中のまん真ん中で
避けようもなく
この同仕様も無い重み

どすん 、どすん

そうして兄貴も親父も
ぼんやり ....
言霊って
あるよね
言葉の
いのちは
こころ次第





 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
   五行歌には、本来、タイトルは付けません。
   しかし、自作の ....
 ソニアは悲鳴をやめ、しわくちゃになったシーツを引っぱり上げて台なしになった魅力を隠すと、みっともなくのどを鳴らして悲劇的な表現に熱中しはじめた。ぼくはものめずらしい気持で彼女を仔細に眺めたが、それは .... 夏が終わっても
波打ち際の闘い滔々
オトコのオンナの
それぞれの輪郭
互い際立たせ
タマシイの
自らを生み出した優しさ厳しさ
知らぬうちにごちゃ混ぜ煮込み

(昨夜は寒い寒い一夜だっ ....
夕立
つるべはしぐれ
指先

防風、防水、防寒手袋
きみが忘れた公園も
ひぐれも時間も半袖も

スニーカーだけ走り出して
追いつけなくなる

撤去された
ジャングルジムと砂場
 ....
あなたの手のやわらかさを
表現することばが見当たらない
まるで世界が瞬きをしているみたいだ
シナプスのきらめきが脳内をかすめて

墜落する飛行機のニュースを見ながら

この夜が終わらなけれ ....
老いてなお棘は鋭き庭の柚子

茹で秋刀魚美味し 備前の皿の肌

くたびれたヒートテックや冬隣

柚子紅茶 新聞ちらしユニクロの

納豆チーズトーストよ かくありき

アンサリーの唄 ....
戻っていきながら進んでいく

今をみれば百一歳の石っころへ硬化し
見ず知らずの人に蹴飛ばされては
しなやかに躍動する天空の放物線なし

人生に水を愛情を捧げ遣りながら

青く濃くなる天 ....
初のページは何度も捲ってきたはずなのにそこに綴る物語はあったのだろうか



昨年は何をしていたのか
一昨年はどこにいたのだろうか

モヤに隠れて自分の腕が見つからない


咲いて ....
金木犀がたった数日でいなくなった公園で
わたしたちはどんぐり拾いをした
ここにも
そこにも
あっちにも
おいで、おいでと
どんぐりがわたしたちを呼ぶから
キミのズボンのポケットはすぐにい ....
街路灯に恋したらしいサルスベリがあって
幹はもう真っ直ぐぬは戻れないだろう

とわたしなどが案じなくともそれでも愛しくも切ない一本であり
九月の散歩道で出会うたびに花の




その ....
ああ、もうすぐ
あなたの誕生日
秋だというのを
忘れそうだった
忘れてないけど

わたしはと言えば
くちびるを噛んで腫らしてる
ジグソーパズルは吊リ上がり
笑顔も汚れてしまったかもね ....
最初から知ってた

きっと私のどこかが感づいてた

あなたが私のことを好きでないこと

好きになろうとしてくれたのかもしれないけれど

あなたは一人で夢を見てた

私の笑顔が素 ....
俯いて下町の路地

久しぶりのスニーカー

探しているのは石っころ

謂われなくても蹴っ飛ばしたい

謝らないよ

石っころ
早朝に起きれば外は曇天、
慢性的な肉身の痛み蘇り
己、胡座かき背筋伸ばし
ゆっくりゆくり瞑目すれば

意識の視界の次第に明るみ 、

遂に今のいよいよ
黄金に充たされ
煌めき溢れ返る ....
命に帰る
私には 悪の部分がある
だからこそ
善く生きたい私
善く生きたい命

命を
見つめすぎると
悲しくなるけれど
命の命は
幸せに気付く
幸せとは
命が嬉しくなり満ちるこ ....
しわせはちっとも平等ではなくて投稿欄の家族愛たち

吉野家の普通の牛丼食べたいな駅の向こうが遠い病床

自分だけついてないとは思わないでもついていないことは本当

夢じゃなくてに掴みたいい ....
素直さのない
夏の熱砂が残す灰、夜想曲の静かさで
降り積もる
森は、夏の温もりになごり
いつか 一つの季節を追いやる
季節風は海の果てに姿をけし
かけ違えられた犠牲の森の彩
見捨 ....
薔薇色の日々を与えてくれて
貴方には心からの感謝を

どうしようにも
憧れすぎて
私は貴方になりたかった

貴方が知りたくて
ボードレールを読んだ
それがきっかけで詩を書き始めた
 ....
{引用=
青い水面に溶けこんでいる。陶酔。逆さまになったふたりの不定形。ぼくらの身体はまるで揺らめく塔のように、どこまでもながく伸びてゆくように、そのうねりをいつまでも繰りかえしてゆく。それは途方も ....
プラスティネーション

https://www.swissinfo.ch/jpn/society/リアル-ヒューマン-ボディーズ_ローザンヌで人体標本展を中止-拷問死した中国人を使用か/44489 ....
葬送の夕も誕生の朝も
照らし出す青の余韻
味わいながら
また更けいく時刻み込まれ

只 死者からの
グッド・バイだけ
聴こえて

始まるんだろう、
燃え盛る美しい和音を
奏で重ね ....
明日あなたに提案したい遺言状を書きましょうと。

二人の最後の願いを信頼できる人に託して。

骨を二人それぞれの最後の時の。

ほんのひとかけらずつでも構わない

必ず寄り添うように、 ....
円を描き力動し続け
重ね重ね繰り返し
意志し自由に身を委ね
私の意識の向かいから
また内側から溢れる如く
黄金に充たされ光り輝き
ながら思考運動いつしか
縦刻み不断に打刻され 
    ....
もしいつか会うならば
そこは淡い抽象画のような場所
つつましく響き合う
やわらかな薔薇色を 薄明や薄暮の青灰色を
ほのかな真珠色を しっとりと佇む秘色を
感触しながら
静かな体温を寄り添わ ....
もう何も書かなくて良いと神様が頭を撫でてくれる夢を見た。

涯てを知っている靴は幸いである
あの夏の日から時間の止まり 
朝霧晴れた今日の一瞬の開けに織り込まれ
たけし起きろ森へ行くぞと兄からの柔らかな呼び声
遠い道程の時の運びを遡行し眼前に響き拡がりつ
兄に導かれ入り込んだ森の木々 ....
 こうなるとフェルナンドの狂的な公理の一つを認めないといけなくなる、偶然などありはしない、あるのは宿命だという。人は探しているものだけを見出すのであり、心のもっとも深く暗いところ、そのどこかに隠れてい .... かなしみの
おっぺけぺっ
いまんとこ
しらんぷりして
もらい
なんとか
いきつづけて
あなほりあなほり
どんどこしょっ
うたをうたい
はなしすら
しはじめた
しこう
のうずい ....
濃紺のとおいとおい沖
そこだけ白く光る帆
透いた筏の上に
栞が挟まっている
厚い無地の記憶に
プレスされた 絵はわたし
どんなにのぞんでも
やさしい明け方の帯は
沖へと踊らされる

 ....
海さんのおすすめリスト(2963)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
うんめいふくごうたい- ひだかた ...自由詩425-10-23
※五行歌「言霊って_あるよね」- こしごえ自由詩8*25-10-23
全行引用による自伝詩。_06- 田中宏輔 ...自由詩925-10-23
すぴりちゅあるわぁるど- ひだかた ...自由詩525-10-23
わすれ物- wc自由詩12*25-10-23
可惜夜- 青の群れ自由詩825-10-22
秋暮らし- そらの珊 ...俳句8*25-10-22
宙宇の石っころ- ひだかた ...自由詩7*25-10-21
余白____乱太郎- 梅昆布茶 ...自由詩325-10-21
どんぐりを置く- そらの珊 ...自由詩12*25-10-21
誘い__蒼風薫- 梅昆布茶 ...短歌325-10-21
平穏/好日- 唐草フウ自由詩6*25-10-20
最初から知ってた- 花野誉自由詩10*25-10-20
スニーカー___蒼風薫__- 梅昆布茶 ...自由詩525-10-20
戻りいく意識の朝に- ひだかた ...自由詩6*25-10-19
命に帰る_※(曲付き)- こしごえ自由詩6*25-10-19
かおるの音____蒼風薫- 梅昆布茶 ...短歌425-10-19
秋無月- 月乃 猫自由詩13*25-10-19
永遠の美しい男(ひと)- 花野誉自由詩11*25-10-19
水精Ⅲ- 本田憲嵩自由詩15*25-10-19
プラスティネーション- 足立らど ...散文(批評 ...325-10-19
夜陰、抉り来る重みに充たされ- ひだかた ...自由詩8*25-10-18
sすみれ日記__2017・10・28_________蒼風薫- 梅昆布茶 ...短歌425-10-18
ピーナッツ・ガム(改訂)- ひだかた ...自由詩625-10-17
- 塔野夏子自由詩12*25-10-17
靴____もっぷ- 梅昆布茶 ...短歌325-10-17
遡行し移動し続ける原光景- ひだかた ...自由詩625-10-16
全行引用による自伝詩。_05- 田中宏輔 ...自由詩1225-10-16
筆記体で活かして_、もう_Flowers_of_Romanc ...- ひだかた ...自由詩725-10-15
なくした栞- 唐草フウ自由詩14*25-10-15

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