ウサギの匂いがする、からとまた僕は唐辛子を食べながら、からとまた私は右手に如雨露を持っておらず、米酢を持っておらず、窓の外から、ウサギを見ていなくて、酒を飲みながらこの文章を書いている、実はまだ、夜で ....    夜の入口にて
 誰かと誰かが声を交わす

太陽が地の果てに没した瞬間
地球という宝石箱がぶちまけられ
到来する暗い覆い跳ね返し光り輝く

    夜の深みにて
 誰かと誰かが声を ....
1.誰もが、まだこの世界を知らない
2.誰もが、またこの世界を知らない(そこには共通するものは特にない)
3.誰もが、まだこの世界を知らない(そこには共通するものを探すものだけがある)
4.誰も ....
旅立ちは
5歳の夏
18番線の
プラットホーム

行先も分らず
飛び乗った列車
到着したところが
私の原風景になった

それから何度も
途中下車を
繰り返したが
一度も帰 ....
初めて訪れた街で
かわいい二両編成の電車に出会う
道路のいたるところに
その線路が巡らされているようで
はっと気づくと踏切の直前
一時停止しそこねる
運転する身としては
なかなかあなどれ ....
言葉がすべてを切り裂くその瞬間の
いま、ー 君は何を見ていたのか
それは、恐怖か、それとも解放か

透明なブレードに写し取られた
現実はあっけなく全身を曝け出している

装飾 ....
論理詩。その1



①はたぶん②である。
②はたぶん③である。
ゆえに、①はたぶん③である。

①は実は②である。
②は実は③である。
ゆえに、①は実は③である。

①は ....
駄目ならば

それでいい

ドン・キホーテのように

命を賭けて

突き進む
満月の今宵煌々と
流れる雲の裏光り
透かし地の営み映し出し
眠れる人を明日の営みへと導く

受ける陽の光をひたすらに柔らげて
男は同時に愛を込めた

命に代えても守りたい

どちらかが死ぬようなことがあったら

この命は天に捧げ

戦陣の切っ先に立つ
観てごらん
満ちた月が美しいよ

誓いの言葉は忘れない
きみさえいれば
何も怖くない

きみという星を目指して
発進準備完了

夢が叶えたなら
ぼくは何もいらない

もうなに ....
藝術は黄金とウンチのバーター取引なんだということは日本人もわかっている器(うつわ)があり、あとはバンクシーみたいな才能に信念持った人が居なかっただけだけど、今後もその差はみるみる離れていくんだ .... 2024年9月14日、


 昨日は映画をいくつか見た。長年、僕は映画というものにどう接したらいいか分からなかった。僕は画面のこちら側にいる。映像は画面の向こう側にあって、僕の世界と映像の世界 ....
真珠の橋を架け渡し
煌めきの眩暈を覚えたら
飛びゆくアゲハの優雅な曲線、
忙しい日々を括弧に入れて
対岸目指しゆっくりゆらり

混沌渦巻くこの世界の端で、

木陰に休んだ君の面影に
 ....
 雲よりも
 高いところの虚ろな光
 欠けた兎影に 目を凝らす
 背後で、製紙工場の正門から細い通りへ出る
 大型トラックのタイヤが路面に擦れる

 緑色の金網が張られたフェンス越しに ....
小さく咲いたバラは
小さく散っていく
はなびらは
真新しいももいろの紙石鹸みたいに
つややかなのに
一度も泡になることもかなわず
埋葬されないいのちだったもの
うつし世に迷い込んだ
黒 ....
ほろほろと

独り飲む酒

肩を抱く
ふわりと広がるモルト2種
ひとつはバーボンカスク
もうひとつはシェリーカスク
バーボンカスクは滑らかで力強く
シェリーカスクは甘く華やかに
こくりと飲めば後からやってくる潮騒の香りが心地よい ....
今日の朝は、静かな眠りの中で、1時間、2時間と、時間が経つのが分かるようでした。
身体の外側から、僕自身が、いつまで眠っているのかを見ているようでした。

ベッドから起きると、母が、明太子にシラ ....
本来の概念というのはどろどろしていて名前を与えることで姿形がしっかりしてくるわけで、例えば川から現れた化け物を河童だから河童の沙悟浄だとしたのは日本人の捉え方なんだけど、中共青年はよく思っていない。A .... 夜の静けさに
身をひたすと
闇が優しくて
こころが
満ちる



祈る
せめて
私の大切な
存在たちが
笑顔でありますようにと



人生は一度限り
私の肉体は一 ....
昨日の私が自己否定/今日の私も拒絶して
第一人称無くなった/第一印象もう忘れた

北/南 幻想/現実
東/ ....
令和6年9月16日月曜日の朝から御会式の練習か
倒錯した感情が半纏を着て街を駆け回っています

第五福竜丸の船底にこびりついているフジツボは
誰しれず呪いの567のエキスを吐き続けたまま

 ....
美酒に酔いしれ
夢は万華鏡のように移ろいながら
次々と舞台を変えては魅了した

深い森の中を彷徨ったり
渓に宝石魚を追い求めたり
鮮やかな花園に埋もれたり
青い波間に抱かれたり
風に吹 ....
雨音に
打たれ
鳴りひびく
空っぽの胸に
よみがえるあの人の言葉
何も分かりゃしないよ

小さな虫ですら、おれより本気で生きてる

真理なんておれにはない

世界から置き去りにされてんだ

いつの日からか、同じように生きてる

おれの何が悪い?
 ....
至福の{ルビ美酒=うまざけ}を含み
堪らず10本追加注文をした
海の香り
フルーティーな追撃に襲われ
スモーキーな苦みに終わる
マッカラン18年以来の驚愕だ
あまり人には教えたくはない
 ....
明けゆく青い大空に
電柱の突端突き刺さり
向かいの家の甍が輝き出す
僕は大きく胸開き深呼吸をして
新しく訪れたこの一日の始まりに挨拶する

あゝいつしかあの青に包み込まれ
おゝ確かな手応 ....
つかれちゃったあ
だから今は
その時その時に
反応するだけで
いんじゃね



秋の光に
秋の草が
まだ
青々と浮かび上がり
息をしている



氷入りのお水を
 ....
生活に不満はないって?
だとしたら
親のパイプが太いからです
超人レベルで

しかしそれも及ばない時が来る
その時、君は叫ぶ
社会が悪いと

その前に叫んでおきなさい
親をあれほど ....
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