汗で化粧が剥げてしまうから
 簡単に済ませていた夏
 だから秋は丁寧にメイクする

 朝の気怠さで
 まだ曖昧な輪郭の私は
 鏡に映る私という存在と
 ゆっくり呼吸を合わせていく

 ....
今迄もっぱら
外からの刺激に依って
目覚めるを、
今に自らの内なる力で
徐々に少しずつ灯を燈し

明るむ意識の視界 、

漆黒の夜闇の最中に
すっと純白、
石柱の両脇に立ち並びつ
 ....
ドッグ
イヤ


かざぐるまの
支柱に伝えるふるえは
みずから滅びる美学
勿体ないむだむだむだ

爆音とともに散った0
青春の物語り
はるかむかしに
ほんとうにあったこと

 ....
頬杖をついて
窓から夏が終わる頃の風
リモコンが息絶えた
まだ若かったのに
もうチャンネルを
変えることもなくなった
言葉にすれば
命は軽くなる
そんなことばかり

いただ ....
秋風が記憶を連れてくる

夢の中の貴方を手離し難く
朝の寝床から起きあがれなくなる

福島駅で別れてから
毎秋そう

別れを告げたのは私だけれど
きっと神様が私を
貴方から遠ざけた ....
私には分からない
人間という生きものが。人間とは、
理性のある存在を言うのだろう
とは思う 思うけれど
果して人間とはそれだけだろうか
人間
人間の心には、そもそも
醜く汚い部分もあり
 ....
あ、季節が変わったなと
皮膚がおもう
湿度を手放した風が
腕の産毛に触れて去ったあと
なつかしい秋を感じた

蝉のいのちは地の下へ
コオロギの鈴と入れ替わる

空も変わった
こんな ....
限り無き深みから浮き上がって来る
透明に澄んだ水音を聴いて居る折
天空の果てしない青、只々アオ
肉身の落下と共に目覚める魂の
自らの時の瞬間切り開き
ステージ上がれば上がるほどに
ステージ ....
     BLACKBLACKBLACKBLACKBLACKBLACKBLACK
     BLACKBLACKBLACKBLACKBLACKBLACKBL ....
涙の夜に
生と死を思い
絶望を失った
私は
今を生きる



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
自民党総裁選、この前やってたばかりのような気もするけれど、この時期、政治の実力の〜って、今までと変わらないということをいってるので、林と茂木では変わらないのでしょう。リベラルな顔つきの小林と極右な魔女 .... 小学生の頃、土曜日、たまたまついていたテレビから、心を鷲掴みにされる歌が流れてきた。

それはエンディング曲で、その時は何の番組かは分からなかった。
放送局はNHKだった。

翌週の同じ時間 ....
 花の時期を過ぎれば
 気にも止めないでいた
 児童公園の隅にある大きな藤棚

 敷かれた石畳に
 風雨で煤けたコンクリートの
 ベンチが三脚
 赤茶けて錆びた鉄の藤棚の下で
 ち ....
おばあちゃんの亡骸
白布団に横たえられて
足裏滲み淀むオレンジ色の
ゆうらゆら 、ゆうらゆら
揺れ動くのを見入りながら
漆黒艷やかな毛並みの
金の眼をした愛猫、
いつの間にか居なくなるを ....
アウトリーチのバウンダリー

そりゃ僕だって目の前に困っている人がいたら手を差し伸べたいよぅアウトリーチ。だけど原罪背負って生きている身としては見守るだけで精一杯なんだ。見てみなさいこの汚れた手を ....
―――― 寝床にもぐりこんでくる寒さに 
猫たちの寝息は、
安堵のぬくもり

朝霧の涼に
季節が書き留める
秋をあつめる

忘れ去られていた 彩を
想いだし
少しも変わらないは ....
 吹きあげる風の中に
 桐の梢は ざわめいて
 生暖かい涙をこぼす
 その下に立つと
 はるかなるものへの憧憬と裏返り
 抑えかねる寂しさ

 赤い血汐をもっている
 私が夜を恐れて
 ....
自らの思考の外縁を廻り巡り
すっと入り込みつ中核へ至れば
自らの思考の力動そのものと化し
その勢いの正に鼓動打ち脈打ち
意識の明るみ耀き増して

私の脳髄後部に刻印される
思考力動そのも ....
街を歩いていたら
「外国人いらね、外国人出てけ」
と言われたというのだ

マジ出島

僕、そんなこと言わない
チャカが出てきてしまう
かもしれないからだ

チャイニーズマフィアは
 ....
その笑い、
落ち込みも、熱い鉄のようにねじ曲げて、
生命力へと変容させる、
その奇天烈で、きわめて強力な磁場、
その者の内側から湧き出させる、その確かな認識と自信、
本当にこのままどこか遠く ....
詩の実力というのがそもそもよくわからないけど仮に詩の実力
というのがあれば年齢なんて関係ないのにジェネレーション間
の亀裂をいうやつは、たぶん実力もたいしてないのに承認欲求
だけはあって、創 ....
あん人は
そーいえば
そーなるかんじ
あったわな

だからおう得んしてたわけで

今は
あれはなんとも
あの時から期待してたんよな

目的なんてしらん
また重宝される理由もしら ....
 入り江にて

 大阪から車を走らせ、片道三時間。途中のサービスエリアでスマホを確認すると、通知に追われる日常がそこにあった。
 やがて夜が明け、寂れた港町を抜けると、道は雑木林と露出した山肌に ....
朝の妄想

もしかしたら
私は前世を忘れた
死に戻りを
繰り返しているのか
 
なんたって
情けは人の為ならず

自分に言い聞かせる
夏の終り
秋の始まり



情け無い私は
自分なりに
がんばっているのですが、
今日は深く
青空は沈黙している



空 ....
斜光が懐かしく街並みに射し込む頃
橙の色彩のビルの白壁に拡がり
黒い影と対照をなしながら
柔らか燃える果実の如く
濃くなる空の青から浮き上がる

街並み今や濃紺と燃え立つ橙に染め抜かれ
 ....
ああ いい気持ち

日の高いうちから
スーパーで買った鰹を炙り
新潟の純米吟醸を冷で飲む

今日はよくやった
早朝から頑張った

夫の用事で
行ったことのない羽曳野市へ

 ....
苦しい、こころが
苦しい時もある
でもその一方で、
こころが喜びで満たされて
幸せな時もある 私は
幸運だ と。
体が健康なところが
恵まれているのだと自分のこころを
なぐさめる時があ ....
短気は損気
急がば回れ

自戒する私の
空はどこまでも深い



苦しい
こころ

よく味わう
生(せい)



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
肉身の歳を重ね使い古され
次第に色褪せ亀裂走らせながらも、

眼窩に埋め込まれ落ち窪んでいく眼球に
宿る光の以前より更に増す眼力、
直裁に投げ掛けるアナタの肉身と云う器に
魂の器を介しそれ ....
海さんのおすすめリスト(2982)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
メイクアップ_- リリー自由詩14*25-9-23
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秋影- 花野誉自由詩14*25-9-22
この人は_氷水を飲みこんだ- こしごえ自由詩8+*25-9-22
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秋、想い- ひだかた ...自由詩5*25-9-22
抽象画詩:Composition_1:BLACK_SQUAR ...- 月乃 猫自由詩6*25-9-21
※五行歌「絶望を失った」- こしごえ自由詩12*25-9-21
自民党総裁選、この三つ巴だとワクワク出来る!- 足立らど ...散文(批評 ...2*25-9-21
再び出逢う人形劇三国志─土曜の午後の記憶- 花野誉散文(批評 ...7*25-9-21
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未練- リリー自由詩9*25-9-20
直観的思考体験/エーテル宙宇の辺縁から- ひだかた ...自由詩625-9-20
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人志松本- 本田憲嵩自由詩625-9-20
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人妻温泉旅館- atsuchan69散文(批評 ...14*25-9-19
朝の妄想- 足立らど ...自由詩325-9-19
※五行歌_三首「情けは人の為ならず」- こしごえ自由詩5*25-9-18
残夏、晩鐘の街並み- ひだかた ...自由詩525-9-18
汗と酒- 花野誉自由詩12*25-9-18
雨音- こしごえ自由詩9*25-9-18
※五行歌_二首「短気は損気」- こしごえ自由詩4*25-9-18
生命エーテルなるもの(改訂)- ひだかた ...自由詩6*25-9-18

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